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■ 想い出ぽろぽろ。
私の記憶はすぐに色褪せるもの。 大切なことも、塗り潰されたように消えていく。 嫌な想いも、良い想いも、 あとに残るのは、感覚だけだった。 どうして身体が強張るのか。 どうして優しい気持ちになれるのか。 いつも、必死に記憶を手繰り寄せてた。
でも、音楽を聴くと、少しだけ思い出せる。 曲の中に、そのとき感じた想いが残ってる。
これは、あの時の曲。 そのとき私は何をして、 何を想って、この曲を聴いていたのか。
鮮明ではないけれど、想い出せる。
楽しくなる曲、 泣きたくなる曲、 辛い曲、
どれもに、想いが詰まっている。
鮮明な記憶としてとどめられなくても。 忘れられない、感覚としてのこっている。 きらいも、すきも。 それだけで、少し、ほっとした。
2003年09月11日(木)
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