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■ 異端。
自分にとって当然であることも、 世間は容赦なく奇異の瞳で見てくる。 その何気ない会話さえ、少し、痛かった。 …同性愛は、そんなに気持ち悪いですか?
男は女を愛するもので、 女は男を愛するものだなんて、誰が決めたのだろう。
真似事のセックスでも。 欲し、想う気持ちは同じなのに。 どれほど繋がりたいと願っても。 "ソレ"がない私にはどうしようもなくて。 理性を飛ばした声で「欲しい」と強請られる度、 切なくて、泣きそうになる。 今、この瞬間だけあれ、が欲しいと。 いつもは嫌悪しているはずなのに。
中で感じたい。 一つになりたい。 繋がりたい。 まるっきり男の思考だ、と思うけれど。
***
世間が許さなくても、 奇異の瞳で見られても、変態と罵られても。 自分だけは、自分を認めてあげてください。 なんにもおかしなことじゃない。 病気でもなんでもない。 それは、「普通」の愛の形だから。
でも、両親から罵られることは、許して。 受け入れるのはきっと、難しいから。 許せないことだと思うから。 それは、わかるから。
ごめんなさい。 でも、これが私なんです。 例え原因がなんであれ、好きな人は、女性です。 そう胸を張って、言うから。
認めてくれなくていいから、否定しないで欲しい。 出来たら、そう、出来たらでいい。
…それだけを、願わせてください。
2004年05月08日(土)
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