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■ 疲れが取れない。
逢えなかった。 ただそれだけで、こうはならない筈だ。 ぬるくなった酒を口に運びながら、自嘲する。 一人で酒を飲んで、へらへら笑って、 止まった思考のまま布団にもぐりこんで、 余力があったら意味のないオナニーをして、 そのまま眠りにつく。 安堵しないけれど、とても楽な夜。 全身を覆う澱んだ疲れが取れない。 ずっと纏わりついたままのそれが、ひどく気持ち悪い。 眠っていたい。現実に戻りたくない。 逃避し始めればキリがないとわかっている。 道は足下しか照らされていない。 止まる事も、戻る事も出来ない。 休みたい、辛い、苦しい、眠りたい。 その全てに背を向けて、生きる。 明日は現実。いつもの朝、いつもの日常。 だから今だけは、逃避したい。
2004年11月14日(日)
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