空虚。
しずく。



 酔い。

酔っている時は、楽でいい。
こんな私だけれど、何かを感じていられる、
と、認識できるから。

…笑われる、だろうか。
そう、明日は、病院へ行く日なんだ。
先週は、いけなかったから、今週は、行かないと。
それすら無意味な事になるかもしれないけれど、
薬を飲む、という行為は、私を落ち着かせてくれるから。
…意味、なくなるかも、しれないけれど。

どこか、飛んでいるのかもしれない。
眠れないから、現実感が全くなくて、
私は生きているのだろうか?そんな問いが、頭を駆け巡る。
だから、死にたくなる。「私」の証明が欲しくなる。
今は、腕も、足も、切れない。だから、証明が欲しい。
私が私であった、と、生きていた、と証明して欲しい。
それが、最期に残すものでも、構わない。

死にたいのだろうか?
いや、ただ、死ねてしまう、だけなのだろう。
そして、それでいい、と諦めてしまっている事も。

それでも、残された僅かな希望にすがってしまう。
裏を返せば、それすらなくなってしまえば、私は死ねるのだ。

ああ、きっと…どちらに転んでも、私は幸せ、になれる、のだ。

そう信じて。生きるしか、ないのだ。
痛みすらない、ただ過ごすだけの、日々を。

2005年03月31日(木)
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