空虚。
しずく。



 D-Tecnolife。

このまま、死ねればいいと。
幾度、思っただろうか。

それは決して前向きな思いなどではなくて。
あなたを満たしているのが「私」だと認識したまま、
すべてを、終わらせてしまいたく、なる。

これ以上は、何も要らないと。
これ以外は、何も受け入れないと。

でも、そんな事は、出来やしない。

…私は「私」を隠したまま、どこまであなたと在れるんだろう。


いつか来る破綻まで、共にいたい。
ただ、それだけで、よかったのに。
いつから、こんなにも。
私はあなたを望むようになったのだろう。

2005年06月02日(木)
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