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■ 気持ちのやり場。
こんなことも、あるものなんだな、と妙に納得してしまう。 多分、私は怒っているし、悲しい。でも、認識出来ていない。 ただ、それだけのこと。
昨日の日記に指輪の事を書いた。 今日、彼女から言いにくそうに告げられた。 「失くした」のだと。
必死に謝られた。 でも、それを責めてどうする? 私は「気にするな」と言い続けた。 そうしたら、彼女はますます謝った。 私が怒らないのは、おかしいと言い始めた。
…?理解出来ない。
私が怒って何になるというのだろう。 失くした指輪が還って来るわけじゃない。 故意に失くしたのではないとわかっているのに、 彼女を責めても、互いに辛いだけだと思う。 だから、そうしなかっただけで。
本当は、私は怒っていたかもしれないし、 悲しかったかもしれないけど、何も表せなかった。 いや、どうしたらいいのか、わからなかった。
何を言うべきだったのだろう。 私は怒ればよかったのだろうか。
「何でなくしたのさ」 「信じられない」 「最低」
そんな言葉で彼女を罵ればよかったのだろうか。 そうすれば、彼女の気は済んだのだろうか。
…今になって、胸の内にドロドロした感情を感じる。 怒りか、悲しみか、はたまた別のものか、わからないけれど。 とりあえず、出さないようにしまっておこうと、思う。
本当は、出し方がわからないのだと。 そう訴えているのも私だけれど、今更。 どうしようもないのだと、納得させるのもまた、私。
2005年06月04日(土)
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