| 2022年11月26日(土) |
皇后杯全女1回戦 C大阪−日ノ本学園 |
皇后杯全日本女子選手権1回戦 セレッソ大阪堺レディース−日ノ本学園 11月26日 三木防災公園 11時 ピッチ良 曇 244人 山内恵美氏
セレッソ大阪堺レディース 日ノ本学園高校 GK 21 山下莉奈 GK 12 久田優里愛 DF 7 荻久保優里 DF 24 渡邊絢音 DF 4 筒井梨香 (Cap.) DF 4 荻本里那 DF 28 米田博美 DF 3 菅原眞名 (Cap.) DF 26 北原朱夏 DF 2 田中晴菜 MF 6 松本奈己 MF 11 林織羽 MF 14 高和芹夏 MF 10 新谷楓華 MF 18 宮本光梨 MF 21 高城青空 MF 13 百濃実結香 MF 14 藤谷千里 MF 3 田畑晴菜 MF 8 金谷愛心 FW 10 小山史乃観 FW 16 倉石皆里 控え選手 GK 1 福永絵梨香 GK 1 赤羽柚寿 DF 9 善積わらい DF 5 竹内あゆみ DF 22 白垣うの DF 19 古谷千佳子 DF 24 藤原のどか MF 6 河西百花 MF 5 前川美紀 MF 15 本多瑠己 MF 8 田中智子 MF 26 岡林柚葉 MF 29 和田麻希 FW 23 高橋亜優 監督 竹花友也 監督 和多田充寿
C大阪 十番三番 十三六番 十八 十四 二六二八四番七番 二一
日ノ本 十六 八番十四二一 十番十一 二番三番四番二四 十二
C大阪は3.5バック的に7番が上がりっぱなし。アップダウンの迫力がある。左の26番は上尾野辺的な、あるいは古くはレオナルド的な優雅な左サイドバック。右センターバック4番は運べて正確なフィードがある。左センターバック28番もフィードはあるが慎重だ。14番は正確に捌き飛び出せる選手。中心選手。18番は内側に絞り7番を上がらせる。13番はサイドを突破できるが飛び出して点を取りたい。3番はドリブルでガンガン仕掛けてパワフルでもある。10番はこの世代のスーパースターだが不調なのか大人しい。柳沢敦的な潤滑油に徹していてエゴがないというか自ら決める迫力がない。
日ノ本は左サイドバック2番がスピードに優れ守備面で突破を許さないが、攻撃面で絡めない。同サイドの8番が攻守に中途半端でC大阪7番を見ない上に突破もタメも作れない。ただこれはC大阪に狙われていたというべきだろう。普段は8番がタメて2番が上がるチーム?日ノ本の左センターバック3番はチームナンバーワンの好選手だと思う。長身でパワフルで技術がありマークもしっかりしている。C大阪3番に抵抗できて体でブロックして持ち上がってフィードを狙う。ただそこで奪われて何度かピンチを招いていた。高校レベルでは奪われないからどんどんやればいいし、熊谷紗希の時代なら170センチで上手い選手ならなでしこジャパンまで行ったかもしれない。今の時代でもU-20 代表は十分狙えるしそこで成長してほしい。21番のスピードは通用していた。C大阪の28番がややスピード不足というのはある。ただ少しずつ対応されていった。センターフォワード16番は明らかにパワー不足で起点になれず14番も飛び出せなかった。ただ14番はこういう状況で何ができるか工夫を見せてほしかった。10番11番は正確に捌きながら体を張っていた。間違いなく好選手だが、スケール感はなかった。
17分、C大阪�E槌�が右で前向いて持ち柔らかいクロスをバックライン裏ニアに入れて��小山飛び込んで決める。1−0。23分C大阪㉘米田が持ち上がり��高和が繋ぎペナ内��百濃が決める。2−0。29分C大阪�E槌�から�Р�窪がクロス、��高和がヘッドで3−0。36分、C大阪��百濃から��小山と空中でつなぎ��高和が左足シュート。4−0。前半は4−0。
後半からC大阪は�Р�窪をバックラインに入れて明確に4バックに。日ノ本は前半全く通用しなかった�袷卆丐�㉓高橋。工夫を見せたのが➇金谷で飛び出し始めた。逆に��藤谷はついに変化を見せられなかった。63分ペナ右の��小山に入りパスを正面7メートル��高和がプッシュで5−0。ここでC大阪がキーパー、��高和、�E槌�を余裕の交代。76分には��松本と��小山も下げる余裕を見せる。C大阪はバランスを保っていたが、徐々に走力的に日ノ本が力尽き、C大阪が一方的に押し込み、再び得点の気配がしていたAT、㉖北原の右CKをニアで�づ�井ヘッド。6−0と圧勝した。
| 2022年11月13日(日) |
J1参入プレーオフ 京都−熊本 |
J1参入プレーオフ 京都サンガ−ロアッソ熊本 11月13日 サンガスタジアム(京都スタジアム) 13時 ピッチ良 雨
京都
スターティングメンバー GK 21 上福元 直人 DF 3 麻田 将吾 DF 14 白井 康介 DF 17 荻原 拓也70' DF 31 井上 黎生人 MF 10 福岡 慎平88' MF 16 武田 将平 MF 18 松田 天馬70' MF 24 川�� 颯太 FW 11 山�� 凌吾70' FW 23 豊川 雄太61' ロアッソ熊本熊本
スターティングメンバー GK 23 佐藤 優也 DF 2 黒木 晃平75' DF 5 菅田 真啓 DF 3 イヨハ 理 ヘンリー MF 15 三島 頌平75' MF 6 河原 創 MF 14 竹本 雄飛 FW 18 杉山 直宏88' FW 37 平川 怜 FW 9 �盒供〕�樹75' FW 16 坂本 亘基57' 控えメンバー GK 1 若原 智哉 DF 6 本多 勇喜70' MF 19 金子 大毅61' MF 44 佐藤 響70' FW 13 宮吉 拓実88' FW 47 パウリーニョ FW 9 ピーター ウタカ70' 控えメンバー GK 1 田代 琉我 DF 33 阿部 海斗75' DF 4 酒井 崇一 MF 21 ターレス57' MF 32 藤田 一途75' FW 11 粟飯原 尚平75' FW 28 土信田 悠生88' 監督 �帖ゝ�裁 監督 大木 武
京都
松田山��豊川 武田川��福岡 萩原麻田井上白井 上福元
熊本 坂本高橋杉山 平川 竹本河原三島 イヨハ菅田黒木 佐藤
この観戦記では基本的にプロは扱わない。が、このゲームは重要なので。 確認。熊本は昨年J3優勝しJ2昇格して今年4位になり、J1参入プレーオフに出場。3位から6位参加で上位ホーム開催で上位は引き分け以上で勝ち上がりというレギュレーションで2引き分けで勝ち上がり、J1で16位の京都と決定戦に挑む。当然上位ディビジョンの京都のホーム開催で京都は引き分け以上でJ1残留だ。
京都は4−3−3で高い位置からプレッシング。上福元はバックライン後ろを広くカバー、と思いきや、熊本があまり裏を突かないので、持ち味の広い範囲をカバーというシーンが少ない。京都の白井・荻原の両サイドバックはスピードがあり攻撃力は高いが守備力は並みというタイプだ。川��は圧倒的な潰しがあるが、攻撃面では伸び悩んでいる印象。戦術の肝。福岡は切り替えが早く、技術も高い。3トップはプレスバックが早く、このゲームに対する守備意識の高さを感じる。 熊本は守備時は5バックで右アウトサイドの三島がビルドアップ時は中に入りボランチ的で、右ストッパー黒木がサイドバック的に外を駆け上がる。イヨハと菅田は高さが素晴らしく、京都の山��に対し空中戦で優位に立つ。ボランチ河原は圧倒的な安定感や視野の広さで確実に捌くが、京都FW陣のプレスバックには苦労する。杉山と坂本の両ウイングはスペースがないこともあって突破できない。高橋は京都センターバックコンビに対し優勢で、特に高さとプレッシングが光る。平川は単独では輝かないが、前線の潤滑油的には素晴らしく、熊本の連動したパスワークによく絡む。
さて、ゲームは勝たなきゃならない熊本ペースで進む。特に細かく連動し4人目まで回るパスが冴える。しかしなかなか決定機まで行かない。37分、前線で奪い杉山のミドルが右隅に飛ぶが上福元がスーパーセーブ。そこから繋いで小学生時代から熊本で天才少年として有名だった松田が裏に出すと黒木?熊本のディフェンスが処理できず豊川に通り、出たキーパー佐藤の鼻先で浮かしてコロコロ転がり京都先制。引き分けでいい京都は大きな先制点。前半は1−0で終了。劣勢の京都にとっては大きいゴールだった。
後半もやや熊本ペース。57分、ターレスを右に入れて杉山を左に回す。ターレスはスピードと上半身の強さで掻き回し、萩原ではちょっと止められないと感じた。68分、熊本の右コーナー、河原のキックにニアでイヨハが合わせてファーネットを揺らし同点。さらに熊本の右シュートがニアを襲うが、上福元がこの日2回目のスーパーセーブ。双方選手を交代させ、後半ATには熊本の猛攻からペナ内平川のシュートが右ポストを叩き、決まらない。結局ゲームは1−1の引き分けでレギュレーションから京都がJ1残留。熊本は昇格ならなかった。
ゲーム前から熊本サポが大勢でクラップで応援し、ゲーム後も温かいクラップが続いていた。J3の頃から大卒選手を中心に確かな目で若手選手を育ててここまで来た。もちろん社会的信用は大前提だが、熊本の強化方針は今後のJ3のよき強化モデルになるのではないか?
| 2022年11月06日(日) |
高校選手権奈良大会準決勝 山辺−畝傍 奈良育英−五條 |
高校選手権奈良県大会準決勝 山辺高校−畝傍高校 11月6日 11時 橿原公苑陸 ピッチ並 晴
ずっと選手名を打ってきたのでわかっているが。今は変換困難な名前が多い。検索で出やすいから、という理由なのだろうか?とにかく名前を打つのに時間がかかる。少し前に女子の名前がずいぶん変換困難になったと思ったら、遅れて男子も変換困難だ。ミスしても多めに見てください。
山辺高校 監督:興津大三 1中村隆聖2年 169 54 Shimada Football Academy 3辻学人2年 177 66 ポルベニル橿原 4田中嵩人2年 173 65 碧FC 5菅野心路1年 175 72 クラブ・アストーレ 2淺倉莉久 168 58 ガナーズ市川 7芦邉陸斗2年 171 60 Shimada Football Academy 9太田凱翔 171 67 鹿島アントラーズつくば 13田中翔2年 168 64 TOYOTA Association Football Club 10佐藤琉生 167 58 Shimada Football Academy 16小原一力 160 58 明徳義塾中 20グリーン・ケイディン2年 182 67 房総ローヴァーズ木更津FCU−15印西
リザーブ 6大野晴き2年 174 60 TOYOTA Association Football Club 11中川泰玖 174 71 伊賀FC 12岸端泰成 173 66 清水エスパルスSS榛原 14木村?吏2年 170 58 BLINQFC KIZUGAWA 15山口光希 158 54 朱六FC 17柳田尋斗 162 57 奈良クラブジュニアユース 8安藤礼喜2年 163 57 奈良クラブジュニアユース 18西村俊哉 160 49 鎌ヶ谷市立第三中 21笹岡羽功1年 171 64 楠クラブ
畝傍高校 監督:谷口祐樹 1森井時生 2年 171 63 御所中 2田中大誠 1年 174 64 法隆寺フットボールクラブ U−15 3的場遼大 3年 175 68 奈良YMCAサッカークラブジュニアユース 4伊波大智 2年 180 64 YF NARATESORO 13乾航大 1年 167 54 奈良YMCAサッカークラブジュニアユース 7川怜真 3年 170 58 法隆寺フットボールクラブ U−15 8岡田奈朗 2年 166 65 奈良YMCAサッカークラブジュニアユース 10永田貴大 3年 170 56 SOLESTERELLA NARA 2002 6湯淺翔太 3年 178 63 高田西中 9西田有佑 1年 171 58 SOLESTERELLA NARA 2002 20森田耕志郎 1年 177 64 ポルベニル カシハラ
リザーブ 11久下駿人 2年 181 68 真美ヶ丘中 14永長寛大 1年 173 60 ディアブロッサ高田FC大和U−15 15藤田兼大 1年 182 67 ヴィッセル神戸伊丹U−15 16小暮想真 1年 171 56 ディアブロッサ高田FC大和U−15 17名原康晴 2年 169 53 大瀬中 18新中快知 1年 165 53 奈良YMCAサッカークラブジュニアユース 19川原隆世 2年 177 63 F.C.Anillo 21中山凛 2年 161 50 大淀中 24高居佑成 1年 172 58 YF NARATESORO
山辺 十六九番 二十四番七番十番 十三三番五番二番 一番
畝傍 十四二十 八番七番九番十番 十三三番四番二番 一番
双方監督は元Jリーガー。山辺は民営のクラブチームが県立高校と提携して高校サッカー部として活動している。商業的な計算がある公立校サッカー部だ。山辺高校は問題続きで、監督解任騒ぎ、寮内で飲酒、興津監督のパワハラと解任とネガティブなニュースで注目される。その興津監督が復活している。人間性というものは簡単に変わらない。興津監督は筑波大のスター選手でユニバーシアード福岡大会で世界一になった。そこまではよかった。しかし自信満々で清水エスパルスに入り、全く通用しなかった。そして早く引退しクラブのスクールコーチやスカウト業などに転身したが、ステップアップはできず、かつてのドリブラーが丸々と太った。そして山辺高校ではプレッシャーがきついのかもしれないが、試合中怒鳴りっぱなしで、審判には文句を言いっぱなしという、生徒の手本からは程遠い指導者になり、そしてパワハラ解任。で、性根を叩き直したか?と思うと、少なくとも見ている限りでは何も変わらない。怒鳴りっぱなしの審判に文句を言いっぱなしである。これは興津監督の資質であると同時に山辺高校サッカー部の体質であろう。困ったものだ。
いっぽう畝傍高校の谷口先生はほぼ無言。泰然と構えている。大人しすぎる感はあったが、生徒に任せているのだろう。
さてゲームは個々の能力差が歴然としている。山辺がロングボールを入れると畝傍は高さでもパワーでも完敗し、山辺高校ボールになる。競り方も下手だ。さらにスピードもなく山辺のドリブルにも大苦戦。マイボールの時もテクニックがなく、トラップが決まらない。出身チームを見るとそう悪くはないが、ゲームに出ている選手は中学生までに基本的な技術を身につけていない。技術は高校生になって身につけるのは困難だ。二人一組になって一人目が落として二人目がコントロールするシーンが多い。Jリーグ黎明期にバクスター監督のサンフレッチェ広島がそう評されたことがある。畝傍は守ってカウンター、というか技術・高さ・パワー・スピードで明らかに劣勢でおそらくスタミナでも劣勢な以上、真っ向勝負では勝てる要素がない。しかもセットプレーでも山辺には1年時からキャプテンの��太田というキッカーがいる以上、極めて厳しい。畝傍のキッカーは8番でロングスローも投げるがキック精度は太田に及ばない。GKの能力でも山辺に分がある。
前半は耐えるプランの畝傍の思惑通り0−0で終わった。 後半早々、山辺の右コーナーをファーで3番に合わせ、畝傍GKがファンブルしたところを5番が蹴り込み先制。しかし直後に畝傍もドリブルから中のエース8番がこれしかないミドルを叩き込み1−1と追いつく。以降、山辺はリスクを警戒しサイドバックを上げず無難に攻める。そして通るサイドチェンジしか試みない。このノーリスク主義はスタミナで絶対に上回るからこそできることだが、いわば物量作戦で采配的には谷口先生が上回っていると思う。後半も終了。10分ハーフの延長では畝傍が次々に足を攣るが、山辺も決定機まではいかない。終了直前PK戦用のキーパーを投入する。高校サッカーのPK戦では格上有利である。しかし山辺は強豪校としての実績・経験が足りず必ずしも格上とは言えない。しかし畝傍が明らかにキック精度が不足していて、格上格下を論じる段階にない。 結局PK戦では畝傍の失敗が目立ち、山辺が決勝に進出した。
高校選手権奈良県大会準決勝 奈良育英高校−五條高校 11月6日 13時30分 橿原公苑陸 ピッチ並 晴
場内放送より。聞き取りにくかったのでこれが精いっぱいです。 奈良育英
1伊藤けいこう 6 7上村シュウキ 5ニシオ 25タケ 26 29佐藤 30 カワハラ 8 イソガイ 2 10 イノウエ
五條 1 ナカイ 2 ナカ 4サカモト 3ナカジマ 7 オク 8 ? ウジカワ 18 ?大谷 10 9ワダ
プログラムより。なんとなく一致しそうな名前をピックアップ。正しい情報があればお寄せください。 奈良育英 1 伊藤圭介 3年 175 65 SORESTRELLA 5 西尾駿 3年 187 73 奈良YMCA 25 竹田泰 1年 169 62 ディアブロッサ高田 29 佐藤聡祐 1年 171 61 ディアブロッサ高田 30 河原鴻介 1年 170 58 宇治FC 8 磯貝新之助 2年 166 56 奈良YMCA 10 濱上大輝 3年 178 61 ディアブロッサ高田
五條は全く分からず。放送とプログラムの番号とはまるっきり一致してません。
奈良育英 監督:梶村卓 五條 監督:山岡敬弘
奈良育英
三十十番 二九八番二六二番 六番五番二七二五 一番
五條 十番九番 六番十八八番十一 二番四番三番七番 一番
奈良育英の梶村卓監督は元奈良クラブ(当時JFL)の選手で、つまりトップレベルでプレーしていた。一条のスタッフで私の記憶ではA級ライセンスを持っていたはず。 奈良育英は右サイドバック25番がどんどん上がる攻撃的な選手で、左サイドバック6番は決して大外に出ずインナーレーンにとどまり、パスが来たら必ず右足に持ち替えタメを作り右に出す。センターバック陣は長いボールをしっかり蹴られる。一方で素早い判断はなく、6番に出すか、考慮時間十分でロングボール。8番を活かせない。左ハーフ29番はバックラインに入る一方でタッチライン際を大きく上下動し、一目で行けるところまで走って交代する役割と分かる。インサイドの8番と26番はお互いに囮になりパスをスルーしあい変化をつける。奈良育英では唯一細かいパスで組み立てられる選手たち。2番はインナーレーンに入り、25番を上がらせる。26番が守備的、8番が攻撃的。30番はスペースをどんどんつく。10番も似たタイプ。10番が分かりやすくエース。基本的にはDF からバックライン裏を狙いたいチームだが、五條が引き気味のため、当ててこぼれを狙う、まあ雑なスタイル。
いっぽうの五條は以前はどこでもドリブルといういわば子供っぽい、中学生のチームのようなスタイルだった。これが五條の欠点であり、最大の魅力でもあった。しかし近年良くも悪くも強豪校の自覚が芽生え、勝つフットボール、大人のフットボールにシフトしている。つまり安全に前線に出し、前線で初めてドリブルというスタイル。 バックラインは第一試合の畝傍と違い、しっかり競り合って跳ね返せるし、中盤の8番はなかなか強い。11番はチーム1のドリブラーでフリーキッカーでロングスロワーでもある。というか、五條がロングスローを使う時点で驚きだ。10番と9番はロングボールをしっかりマイボールにしてドリブルを仕掛ける。
後半、奈良育英キーパーが持ったところを五條の10番がボールをつついて奪い、流し込んで先制。五條は先制すると11番がバックラインに入って5バック。このメッセージは分かりやすく堅守速攻でウノゼロの美学だと思う。しかし以前の伝統からか、中途半端に攻める意識が残っていてカウンターが詰まったらリスクを冒して人数をかけてしまう。奈良育英は29,30→23、20。奈良育英はパスに加え守備力や強さを兼ね備える26番を1ボランチにして8番がサイドに現れるようになり、パス回しが出てくる。選手交代を交えサイドをつき始める。さらに25→30。そして後半AT、中途半端に攻めた五條から逆襲し、20番ユウマのミドルがバー下を叩き下に落ちる。判定ゴールイン。これで同点1−1。五條はどっちつかずだった。大人のフットボールをしようとして大人になりきれなかったというか。五條は同点に追いつかれただけなのに、あからさまにがっかりしていて不安になった。メンタル切り替えも大人のフットボールになりきれてないぞ。後半終了。延長へ。
延長で五條は2番8番→5番24番。AT9番6番→19番14番。奈良育英も8番→?。さらに五條も11番→20番。延長では奈良育英が流れそのままに押す。バーをたたくシーンも。しかし決まらない。 試合は引き分け。 PK戦で奈良育英が勝ち決勝に進出した。
| 2022年11月03日(木) |
高校選手権大阪大会準々決勝 履正社−大産大附 関大北陽−桃山学院(前半のみ) |
高校選手権大阪大会準々決勝 履正社高校−大阪産業大学附属 11月3日 堺S1 11時 ピッチ良 晴
大阪ベスト8は多彩な顔触れだ。最注目は大商大堺だろう。大阪府3部リーグ。再確認。高校生は普段は通年性のリーグ戦を戦っている。最上位リーグは全国リーグのプレミアリーグで、ここには履正社がいる。その下に関西リーグであるプリンスリーグ関西1部・2部で、大産大附などが所属している。簡単に言えば高校選手権決勝か、それに準じるレベルのゲームが毎週行われている。なのになぜ大阪府の高校が全国制覇できないかといえば、リーグ戦とカップ戦は違うとしか言いようがない。大阪府は激戦区なので繰り返し同じ高校が全国大会の出るのが難しく、その結果カップ戦の全国大会特有の経験を積めないのだ。で大阪府3部リーグは要するに大阪府1部10チーム、2部2ブロック20チームの下になるので、単純化すると大阪府内で序列40番手以降ということになる。最近急速に台頭した高校でもないし、3部リーグでも2敗を喫している。そういう高校が大阪ベスト8に勝ち上がり、しかも結果的にはベスト4まで行く、というのが大阪府の底知れぬ層の厚さを感じる。
さて、大産大附がどういうチームかといえば、サイドに人数をかけて攻略を狙うチームだ。完全に攻略すれば中は薄くていいという考えから、中央に強力なフォワードがいるケースは少ない。そして守備陣もなぜか小柄なことが多い。
プレミアの履正社は基本的につなぐチームだが、サイドには自由にドリブルしていい、という選手を置くことが多い。今年でいえばプロに行く名願である。プレミアリーグではサガン鳥栖戦で1点に絡んだものの、スピードを止められ突破はほとんどできなかったが、高体連相手にどれだけドリブルが冴えるか。攻撃力の高い左サイドバック西坂もプロ入り。エースストライカー古田や反応の素晴らしいキーパーのジョンカミイも注目だ。
いつもながら一言。大産大附の番号が分かりにくかった。大抵の大会レギュレーションには番号は判別しやすいように、とあるが、近年、わざと見えにくいようにしているチームが多い。大産大附が黄緑地に黄色でおそらくわざとやっている。これはフェアプレー精神に反するし、中立の観戦者としてはこういうチームは応援する気になれない。
履正社 九番 十番八番十四 六番五番 二番三番二十四番 一番
大産大附 九番十番 十七七番十六十一 三番六番五番十三 一番
履正社 1ジョンカミイ2西坂3加藤20平井4東尾6森川5徳山8小田村14川端9古田10名願 大産大附 1堤3橋本5西岡6山下13加藤7上野11 16山本17三浦9金谷10湯浅 立ち上がり押し込んだ大産大附が右シュートこぼれをファーに詰めた17三浦が決めて0−1。しかし直後に大産大附のコーナーのこぼれを履正社��名願が自陣からドリブル、右寄りにコースを取り敵陣で二人抜いて最後は出てきた相手キーパーの先で浮かしてループが決まった。まさにスーパーゴール。1−1。以降大産大附が押し込むも、履正社はセンターフォワード��古田が決して大柄ではないが身体が強くて競り勝ててキープできるので、履正社としても十分という状況になった。大産大附はいつものことだが、いったんサイドハーフに入れると必ず人数をかけてサイドを攻略する、というやり方で、戻してサイドチェンジということはやらない。そしてサイドに人数をかけるのでゴール前が薄くなり、惜しい!という形は多いが、点で合わせてくれというケースばかりなので、なかなか難しい。そうこうしているうちに履正社はカウンターからやはりプロに行く攻撃力が高く、特にスピードで裏に抜ける迫力のある左サイドバック�∪昇笋�ゴール前に上げて��古田が競ってこぼれをシャドーの➇小田村が決める狙い通りのゴールで逆転。さらに大産大附のバックラインにプレッシャーをかけて��古田が奪い➇小田村がペナ内で右上に決めて3−1。前半はこのスコアだった。 内容は互角だったがスーパーゴールとミスからのゴールで点差がついた。
後半も大産大附が押し込む。履正社は�∪昇笋虜献汽ぅ匹呂泙逝僂┐討い燭�、大産大附のエース�瓜葦困�いる右サイドは大苦戦。三浦はシンプルにスピードを使いタテに抜ける。ちなみに履正社はハーフタイムで右サイドバックを4番から16番モリタイガに変えており、対策は立てているが、高校サッカーでは力のある選手に対し守備的なサイドバックを入れたからといって封じられるというものではない。しかし後半40分間を耐えきり、履正社が3−1で勝ち、準決勝に進出した。
高校選手権大阪大会準々決勝 関西大学北陽高校−桃山学院高校 11月3日 13時30分 堺S1 ピッチ良 晴
関大北陽 1ショウタロウ 2ホリベ3タイミエタクヤ4大井5田中6福井コウセイ7田中シンイチ 8コウダ19モリヤマ10?11?
桃山学院 1松原6シマノレオ15白井リュウマ5? 2中西14脇10?9?10ササイエ11?モト19サイジョウ
関大北陽 十番十九 十一八番七番誰々 五番四番三番二番 誰々
桃山学院 十九九番 八番四番十番十一 十五十四五番二番 誰々
桃山学院がペナ内に入れ8番がヒールで落とし19番が左寄りシュートで先制。しかし14分、関大北陽が裏に飛び出した8番が切り返し左足シュートで追いつく。1−1。前半で帰る。
前半で帰る。というのは周囲にノーマスクが複数見られたからである。私はコロナを舐めている奴は人生も舐めていると思っている。注意して私の神経を削りたくないし、「馬鹿につける薬はない」のだ。陰謀論だったら救いがない。特に二つ隣の席は「HEISEI」のメディカルスタッフと書かれたジャージを着てのノーマスクだった。メディカルスタッフにしてその認識とは、肩書がメディカルスタッフでも地に堕ちたものである。
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