| 2025年05月31日(土) |
北信越クラブユース選手権準決勝 新潟−富山 長野−松本 |
この数年、北信越クラブユース選手権準決勝に足を運ぶようになった。日本クラブユース選手権は前橋の昼間開催だったが、熊谷で当時気温最高記録を観測した日に前橋にいて流石に危険を感じ、倒れたら運営に迷惑をかけるし、二度と行かないと決意した。ちなみに全国大会が各地分散開催のナイトマッチになったのは昨年からだ。そうなるとまだ猛暑ではない時期の予選に足を運ぶことになる。で、いろんなクラブを観たいからセントラル開催の地域を探すことになる。九州は少し前までセントラル開催だったが、予選に足を運ぶ決断をしたタイミングで分散開催になってしまった。そうなると唯一のセントラル開催の北信越を選ぶことになる。
さて、当日富山県射水市で15時キックオフなので、高槻から湖西線新快速で敦賀に向かい、75パーセントオフの北陸新幹線で富山駅で降りて海鮮丼を食べるプランを立てた。が、天候がよろしくない。予定の時間に高槻駅に行くと、敦賀行のはずの湖西線新快速が近江今津行きと表示されている。何か様相がおかしい。駅構内放送に耳を傾けると、湖西線が強風のため止まっているとのこと。こうなるとプランが大きく狂う。富山駅からの会場までのバスに間に合わなければ観戦は不可能だ。そしてとりあえず新快速に飛び乗ると、京都行に変更、と車内放送。そして敦賀行特急サンダーバードは米原経由になるという。湖西線新快速で北陸新幹線乗り継ぎに間に合うプランなので、時間的余裕を見ている。したがって京都でサンダーバードに乗り換えれば計算上は間に合う。遠征を好む生観戦者かつ鉄道ファンならば、トラブルに対処するくらいの余裕というか落ち着きはある。サンダーバードに乗り換え、東海道本線・北陸本線経由で敦賀に向かう。北陸本線といっても北陸を走るには敦賀市内に数キロに過ぎないのだが。米原駅で運転停車したのちスムーズに北陸本線に入り、順調に敦賀へ。予定の北陸新幹線の間に合う。北陸新幹線は結構混んでいる。隣に座る人もいた。が、やはり様相がおかしい。なかなか発車しないのだ。実に26分遅れで発車。乗り継ぎに配慮した、とのこと。当然ながら富山駅到着も大幅に遅れ、海鮮丼は到底無理になり、駅コンビニでサンドを買い、会場で食べるしかなくなる。 バスは駅を出て南下して富山大の前を通った後、北上し、海沿いを西に進み、射水市内へ。会場は人工芝2面とフットサルコートのあるフットボールセンターに着く。全国各自治体にこのクラスの施設が欲しいものであるが、富山駅からは交通の便は悪い。
会場そばを新湊大橋、つまり港を挟んで射水市と新湊市があるのだが、昔は橋がなく、渡船で結んでいたが、今は橋がある。その橋側のピッチと海側のピッチの間にクラブハウスがあり、屋根の下の入れる。この日は雨なので。
さて北信越は2枠で準決勝の勝者が全国へ行く。カードは新潟対富山、松本対長野である。同時開催なので、前半は新潟対富山、後半は松本対長野を観ると決める。
北信越クラブユース選手権準決勝 アルビレックス新潟−カターレ富山 5月31日 15時 オリバースポーツフィールド射水 橋側 人工芝 雨
新潟 八番十八十一 七番十六 十番 五番二番三番六番 二一
富山 十番八番十一 十三六番 七番 誰々四番五番二番 誰々
双方4−3−3。 新潟は支配力に優る。GKから繋ぐのだが、昨年までの内山と違い、今年のキーパー21番はシンプルに繋ぐのみ。最終ラインは極端な偽サイドバックで、特に左の5番は2番の前やさらに内側にいることが多い。そしてこの位置からゲームをコントロールする。2番は左ストッパーみたいな役割もあるが正確に繋ぐだけではなく、インテリオール7番にズバズバ通す。3番はフィードが光る。一気に逆サイドに展開するなど、後方ビルドアップの中心。6番は右ストッパー的な役割が多いかと思えば、彼もはっきり偽サイドバック。やはりみぎインテリオール16番を見つけてパスを通す。ボランチ10番は一番うまい。長短のパスで組み立て、自ら持ち上がれるが、プレーは自嘲気味かな?5番がいるからカバーを信じて仕掛けてもいいが。8番はカットインもタテへの仕掛けもある。ドリブラー。彼のところで質の違いを見せていた。センターフォワード18番はポストもいいが、下がるタイミングが上手く、絶えずスペースを作る動きをしていて、相当クレバーだ。全体的に新潟はボールの回し方、スペースの作り方をしっかり教えられていて、王道のポゼッションサッカーをしている。
対する富山はセンターフォワード8番が精神的な柱。開始早々ラフプレーで警告をもらったが、フォアチェックを頑張り、身体を張り、フリーキックも蹴る。富山は回されていたが、前への推進力、気迫で負けなかったのは8番の影響が大きい。左ウイング10番はうまくて左カットインを狙うが読まれていた感がある。右の11番はレフティ。やはりカットインを狙うが、レフティの右ウイングもタテがなければ新潟にとっては脅威が半減する。ボランチ7番は身体能力が高く、潰しは強烈。6番は右を飛び出したい。富山の右はカットインの11番、連動して崩すのが上手い6番、高速オーバーラップの2番とキャラクターが違う3人が魅力的。センターバックコンビは守備は固いが、守→攻の際、味方を見つけられず、なかなかカウンターに行けなかった。
富山もクオリティはあるが、後方のビルドアップに難があると思った。これでは松本国際や鵬学園にプリンスリーグで先を行かれるわけだ、と思った。前半は0−0。 ハーフタイムにピッチ移動したが、試合が終わると新潟1−0富山で終了し、新潟が全国へ行った。
さて、海側のピッチに移動すると、長野がPKを獲得、これを決めて2−0で前半を終了した。
前半、長野パルセイロ2−0松本山雅
北信越クラブユース選手権準決勝 長野パルセイロ−松本山雅 5月31日 15時 オリバースポーツフィールド射水 人工芝 雨
長野はオレンジ地の白の番号のため、判別困難。
長野 九番 十番 十一誰々誰々誰々 七番三番誰々誰々 三一
松本 五番 十番 七番二十十五十八 誰々三番八番二番 一番
後半が始まって長野が回す。技術的にしっかりしていて自陣から繋げる。まだ力が足りないJユースあるあるの技術戦術をたたき込む指導の一方で身体能力は足りてない。またベンチが熱い。かつての大熊さん並みに声が大きい。一方でピッチ内にリーダーがいない。ピッチ内の声量が足りない。ベンチが大声だとピッチ内にリーダーがいない、というあるあるの状況である。まだ育成実績が足りない長野にとっては勝つという実績が欲しいのか? 一方松本は身体能力もしっかりしている。こちらは育成実績がある。以前の3年生も出られた時のJユースカップでベスト4もあり、トータルで強い。恐らく力量的には長野を上回る。ただビルドアップのち密さには欠ける。ただ徐々に大雑把な攻撃を繰り出すようになる。前半からかは知らないが、トップに入った5番に当てていく。長いボールも蹴るようになる。そして放り込みに長野のキーパーが処理しきれず、こぼれを右寄りで7番が決めて2−1とし、直後にも放り込みから2−2とする。以降も松本がペースを握る。右ハーフ18番の放り込みや仕掛け、左の右利きの7番など、サイドが迫力を増す。トップ下10番の落下点察知も素晴らしい。しかし長野もよく耐えて90分間終了。2−2。
延長に入り、五分に戻す。一休みがあって両者落ち着いた。しかし延長では得点は入らず、全国出場権はPK戦になる。
先行松本は一人目が左に外す。いかにも自信なさげな弱々しいキックだった。普通一人目は技術と精神力を兼ね備えた選手を入れると思うのだが。アルゼンチン代表ならメッシが蹴るように。そして4人目が止められて長野は全員決めて、PK戦の結果、長野が全国行きを決める。
北信越の力量は新潟は間違いなく強い。全国ではグループリーグ突破、リーグ戦ではプレミア昇格が現実的な目標になるだろう。残念ながら?今期の京都サンガより上だと思う。
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さて試合終了後の撤退ルートが問題だ。当初の予定は万葉線の越の潟駅まで移動すること。港を超える橋を渡るつもりが、橋の入り口に行くと歩行者禁止と書いてある。グーグルマップは信用ならないことがある。そこで旧北陸本線の駅までのデマンドバスを考え、バス停まで移動すると丁度来たが、雨の中、予約がない人は乗れないという。うーむ。そこで行の北路線バスの起点まで行く。あいにくその日は本数が少なく、終バスが出ている。そのバス停から港を渡る渡船が出ていたという話だが、橋ができてなくなったと聞いた。そこでそのバス停でタクシーをお願いする。が、目的地である越の潟駅を告げると要領を得ない返事が返って来る。が、予約取った直後に渡船が確かに着くのを見た。実は今でも渡船があり、越の潟まで安価ですぐに着くのだった。調べが甘くてミスしてしまった。着いたタクシーの運転士さんともその点を確認した。越の潟駅からは万葉線、つまりかつての加越能鉄道が赤字で第3セクターになった鉄道になる。途中までは専用線だが、基本的には路面電車である。15分ヘッドで走っているということで需要もある。高岡駅まで50分近くかかり、そこからタクシーで新高岡駅まで行き、新幹線で帰ったというわけである。
| 2025年05月29日(木) |
高校総体鳥取県大会準決勝 米子北−米子松陰 境−鳥取城北 |
高校サッカーの予選の県大会については関西以外は選手権で行く方針だった。総体は関西だけだった。なぜなら10年以上のスパンで関西をできるだけ知り尽くしたいという方針で、全国高校総体に出場する関西勢については男女ともすべてチェックを入れていた、つまり関西の段階で生観戦していたのだ。しかし実際にやってみれば関西はあまりに広大で到底無理ということが分かったし、近畿大会男子が春先に移り、県大会で観逃がした高校を近畿大会でチェックするのも不可能になったこともあり、長年掲げていた「関西を俯瞰する」という方針を捨てた。
さて時間が出来て平日観戦が可能になった。関西以外の観戦の中で一度も行ってない県ももちろんある。行くからには準決勝あたりを観たい。そしてきっちり勝負になるゲームを観たい、そういう中からツイッターで山陰地方を勧められた。少し前まで(今もか)鳥取県は米子北1強で島根県も立正大淞南と対抗馬が大社だけ、という世界から少し様相が変わってきたというのだ。それならば観光と抱き合わせで平日開催の鳥取県大会準決勝に足を運ぼうと思った。
鳥取県大会準決勝は米子市の東山公園で開催される。どらドラパーク(どら焼きドラマチック)というネーミングライツがついている。米子駅の隣の駅の東山公園駅すぐだが、なにせ田舎なので電車(この辺りは電化されている)かディーゼルカーの本数は少ない。大阪から米子に行くには新幹線プラス伯備線(伯耆と備前を結ぶ)特急やくもということになる。米子空港は羽田便か国際線しかない。で3月にやくもは新型車両になっているので乗りたかった。伯備線は山間部の陰陽連絡船でカーブが多い。しかもそれでいて表定速度約80キロの速い特急だ。カーブの多い区間を高速で走るには振り子車両というものを使う。カーブに沿って車体を傾ける。で、いままでのやくもはいわばパッシブサスペンション、つまりカーブに合わせて車体を傾けるだけだった。が、新型やくもはアクティブサスペンション、つまり予めカーブの様相をインプットしていて、最適の傾きを実現する。今までは新幹線のグリーン車にしか採用されていない方式だ。30年前にF1のウイリアムズがアクティブサスペンションで圧倒的に早い時期があった(当時の名称はリアクティブサスペンション。ロータスが先行してアクティブサスペンションを開発して権利を持っていた)が、それくらいカーブでの高速走行性能に大きく影響する。 新幹線で岡山駅に着き、4両繋いだやくもに乗車する。倉敷で伯備線に入り、備中高梁まで複線で進む。岡山県3大河川の一つ、高梁川は左手にあるが、右側に座っている。ネット検索では高梁川は左右両方に見えるという話だったが、大体進行方向左手に見える。備中高梁からは右手にも見える。新型やくもの振り子性能もフルに発揮。酔いやすいという話もあるが、私は幸い乗り物酔いしない性質だ。新見では高梁川は右手にあり、そして県境を越える。石見という地名だが、国としては伯耆だ。日本海側の川になり、やがて大山が見え、車内でも案内がある。そして伯耆大山駅で山陰本線と合流して、特急やくもは軽やかに東山公園駅を通過して(停まってくれ……)米子駅に停車する。そこからタクシーで公園に着いた。
準決勝は二つのピッチで同時開催。失礼ながら前半で決まる可能性は米子北対米子松陰のほうが高いと踏んだので、前半はそちらを選んだ。陸上競技場のほうである。
高校総体鳥取県大会準決勝 米子北高校−米子松陰高校 5月29日 11時 東山公園陸上競技場 曇 天然芝 ピッチ良
米子北 十五十八 十番六番十四十一 二二二番三番四番 一番
米子松陰 七番十八 十番四番八番二二 六番三番五番二番 一番
米子北(プリンスリーグ中国のプログラムによる) 総監督 城市徳之 監督 中村真吾 GK 1 酒井律輝 3年 182.80 尼崎FC DF 4 浜梶優大 3年 174.67 玉湯FC 3 熊野俊典 2年 180.69 高槻FC 2 藤原大空 3年 172.63 ガイナーレ鳥取 22 竹内晴太 3年 172.67 ボアソルテ美都 MF 11 石飛五光 3年 177.63 RIP ACE 14 細川斗暉 2年 173.65 Jフィールド岡山 6 湯月哲大 3年 172.69 Jフィールド岡山 10 山下一圭 3年 170.65 宇治FC FW 18 妹川将基 3年 173.64 柏レイソルA.A.TOR’82 15 畑中大河 3年 168.61 SAGAWA SHIGA
キックオフ早々米子北が気迫のファウルで警告。開始から相手を飲みにかかる。あっという間に押し込む。米子北は敵陣に蹴り込んで強度で奪い返すチーム。あとセンターフォワードに当てる。ただこのレベルなら繋ぐこともできる。前線では15番がポスト役。18番がストライカー。10番がチーム随一の技巧派。細かいタッチのドリブルを見せる。11番は切れがある切り返しからタテに抜く。14番は上がり目のボランチ。6番は奪還力が高い。相手ボールをすぐに奪い返し、ロングカウンター狙いの米子松陰に何もさせない。中心選手。右サイドバック4番は頭がよく切り替えが早い。インナーラップできる技術と判断力がある。右センターバック3番も寄せがよく、すぐに奪う。攻勢の米子北だが、チームの中心は後方の6番、4番、3番だと思った。つまり守備のチームだろう。
米子松陰については徐々に飲まれて引いて守るしかなくなった。
20分、米子北、左から繋いで右の11番に渡ったころには4番がインナーラップして追い抜き、4番にわたり持ち上がり、右角度のないところからたたき込む。1−0。22分、またも4番が右を上がり深いところからマイナスのパス、ニアスルーして正面から18番叩き込む。2−0。前半は2−0で終わった。
ハーフタイムに球技場に移動する。が、案外東山公園は広くて動き方を間違えたのもあり、かなり手間取ってしまう。さらに米子北の試合は立ち上がりのファウルでゲームが止まって前半終了時にはキックオフから45分以上経っていた(35分ハーフ)。球技場の時計は動いていないし、おそらく終盤だと思って観ていた。実際にはこちらもキックオフが遅れていて、まだまだ時間があったのだが。前半は境1−2鳥取城北。
境高校は境港市の高校で米子北が台頭するまでは鳥取県トップだった。当時の監督の池田先生はのちに鳥取県協会長になっている。埼玉スタジアムで観戦したこともある。鳥取県は昔から米子を中心とした西部が強かった。境港市も西部だ。対する鳥取城北は新興勢力。昨年は経験者とはいえ、中学では本格的にサッカーをしていなかった選手がレギュラーにいる、という報道もあったが、とにかく、東部の選手を集めている。
高校総体鳥取県大会準決勝 境高校−鳥取城北高校 5月29日 11時 東山公園球技場 曇 天然芝 ピッチ良
境 十一十番 誰々五番八番九番 誰々七番二番三番 二五
鳥取城北 十番十一 九番八番五番七番 三番四番十九二番 一番
ぱっと見、城北は大阪府ベスト32クラスかな?と思った。大阪府ベスト16はプリンスリーグ関西かそれに準じるレベルにある。城北はプリンスリーグ中国に昇格する可能性はあっても、そこで戦える、残留できる可能性はかなり小さいだろう。止めて蹴るはある程度できるし、守備意識は高い。リードしている終盤だから戻りが早いのか?と思ったが、結構な時間アラートであり続けた。この守備意識は打倒米子北を前提にしているのだろう。対する境は攻め手があまりない。保護者は大勢駆けつけていたが、
一応城北の特徴を。4番は守備のかなめ。フィードがある。踏み込んでの守備など身体が強い。3番は中を上がれる。2番は速い。7番はタテに仕掛ける。9番はキレがあり、強烈な切り返し。10番はチーム1上手い。11番はキャプテンでポスト役。
米子北相手には4番の相方のセンターバックの力量などバックライン全体の守備力や、中盤の潰しの弱さは気になった。全体的に守備意識は高いのだが。
結局1−2で鳥取城北が逃げ切った。
試合終了後、素早く撤退して東山公園駅へ。古い電車が来たがクロスシート車。米子駅で稲庭うどんというのを昼食に食べて、境線に乗る。ねずみ男をあしらった車両。2両編成の前側はネコ娘。ねずみ男というのは役立たずで子供が観ても良さの分からないキャラだが、大人になると、何となく生きて幸せな水木しげるの妖怪の世界そのもので、これはこれで魅力的なキャラクターである。米子からの客が少しずつ降りて、米子空港駅で車内はがら空きに。境線には副駅名があり、妖怪の名前が付けられている。鳥取県はマンガの表現規制に厳しいくせにマンガの利用はちゃっかりするところである。終点境港駅に着くと、駅前に水木しげるの作画像が鬼太郎などに囲まれている。そして駅前から水木しげるワールド。道なりに妖怪の像が数多く置かれている。たしか絵に忠実だったはず。ネコ娘はアニメでは年々萌えキャラにされているが、オリジナルの化け猫っぽい像がある。かっこいい龍の像もあり、水木しげるといえば極端にマンガっぽい絵のイメージがあるが、妖怪画集などで分かるのだが、絵そのものも上手い。道を進むと水木しげる記念館がある。
入館すると水木しげるの歴史が詳しく解説している。そして戦争体験にスペースを割く。戦争の悲惨さ、愚劣さを伝える展示を作家の立場から伝える重要性がよくわかる。日本は、というか世界的に右傾化して、太平洋戦争の悲惨さを隠蔽しようというのが近年の政府自民党を中心とした流れだから。「はだしのゲン」しかり、戦争に関する創作物は隠蔽されつつある。戦争が終わったと知ると笑いが込み上げたという水木しげるの健全な精神は当時は珍しかったのではないか?展示の最後の水木しげるの名言集は人生への本質的な洞察の深さが感じられる。
帰路、境港駅でお菓子を買い、やくもと新幹線ですっ飛んで帰った。そして二日後、米子北が5−0で鳥取城北を圧倒したという報道が入った。本記事執筆時点で最大の無風地帯だった青森県で青森山田が野辺地西にPK負けして歴史が動いたことを知る。そしてこれをもって最大の無風地帯が鳥取県に移った。
| 2025年05月24日(土) |
プレミアリーグ G大阪−岡山 |
プレミアリーグ ガンバ大阪−ファジアーノ岡山 5月24日 10時 OFAグラウンド 人工芝 雨
ガンバ大阪ユース 前所属記載なしはガンバ大阪ジュニアユース出身 GK 1 荒木琉偉 3年 07.10.14 194.85 DF 4 阿児尚哉 3年 07.04.30 168.66 DF 19 横井佑弥 2年 08.04.15 186.79 DF 41 岡元侑大 1年 09.05.24 180.70 MF 6 山本天翔 (Cap.) 3年 07.08.24 177.71 MF 13 村田康輔 2年 08.05.22 176.60 MF 33 藤本祥輝 1年 09.04.02 167.54 FW 11 武井遼太朗 3年 07.07.25 171.64 FW 14 中積爲 3年 07.12.19 172.65 ガンバ大阪門真 FW 23 久永虎次郎 3年 07.11.23 175.65 FCアラーラ鹿児島 FW 27 安井司 2年 08.07.21 155.54 控え選手 GK 16 野畑優真 2年 08.07.13 185.70 DF 35 岡本龍大 1年 09.05.16 178.67 FCエフォート MF 8 柴田隼亜 3年 07.05.11 173.60 DREAM FC MF 34 深江龍明 1年 09.12.13 176.62 FC ALONZA MF 37 北井涼介 1年 09.06.29 173.57 FW 9 加藤倖太 3年 07.04.20 175.70 FW 30 城阪光喜 1年 09.12.29 177.65 監督 町中大輔
ファジアーノ岡山U-18 前所属記載なしはファジアーノ岡山U−15出身 GK 21 水田優誠 3年 07.09.18 181.78 DF 2 瓶井常葉 3年 07.05.14 176.71 DF 3 脇本祐希 3年 07.06.04 168.63 DF 16 松本優輝 2年 09.01.05 181.64 FCツネイシ DF 17 千田遼 3年 07.09.20 173.70 MF 5 加納尚則 3年 07.09.09 176.66 プルミエール徳島SC MF 7 坂本蓮太 3年 07.09.18 172.60 MF 10 末宗寛士郎 3年 07.06.10 174.69 MF 13 田邊健太 3年 07.07.13 176.69 MF 14 堤涼太朗 (Cap.) 3年 07.07.28 171.68 FW 19 安西来起 2年 09.03.15 175.69 さぬき市立さぬき南中
GK 1 来海良宣 2年 08.06.23 178.67 サンフレッチェくにびき DF 36 向井涼太 2年 08.07.07 174.66 DF 43 榎諒次 2年 08.10.02 180.68 MF 6 行友翔音 2年 08.11.25 171.60 プラシア山口 MF 15 松本千太郎 2年 08.12.03 177.68 MF 45 堤清史郎 1年 09.09.24 160.62 FW 29 元野蒼空 1年 09.06.10 173.71 監督 梁圭史
ガンバ 二三十四 二七三三六番十一 四番十九四一十三 一番
岡山 十九 十番 七番十四五番十三 三番二番十六十七 二一
天候が悪くノート取りにくかったので、大雑把に。 ガンバはしっかり支配する。キーパー�々嗅擇呂海瞭�は足元の良さを見せる。私はトップ昇格すると思っているのだが、どうでしょう?レフティの左センターバック�害0罎鮗瓦砲靴辰�り潰してビルドアップして、ボランチを経由してゲームを作っていく。選手も自分をよく出し、もはやパワハラ監督の時代の面影はない。横井もガンバ以外だったらトップ昇格を確信するレベル。右センターバック㊶岡元にほうに若干隙があるか?レフティの左サイドバック�ぐせ�は中を上がる。一つには左ハーフ㉗安井が大きく開いているためだが、阿児も十分な技術があるからインナーラップできる。��山本は中盤の底から正確な左足パスを見せるが、運べるのに一発のパスを狙いがち。G大阪のボランチは神村学園戦では前に運んでいたのに、この日のコンビはあまり前に出ない。なお山本もガンバ以外だったらトップ昇格を確信できるレベル。㉗安井は上手いのだが、この日も体のなさが出てしまった。一度がっつり身体を入れた状態から岡山�雲蘚弔肪イ錣譴燭蠅靴拭���中積は仕掛けられてパスも出せて守備もいい万能アタッカー。たぶんどこの大学でも1年生からAチームに入れるレベル。右カットインが得意。㉓久永はワイルドなアタッカー。名前と鹿児島出身からしてジュニア。 岡山はやはり身体を張るしっかり戦えるチーム。ファジアーノのアカデミーとしてはガンバのようにポゼッションではなく。この部分が大事だろう。以前ツエーゲン金沢のアカデミーのポリシーに「ポゼッション」が謳われていたが、ツエーゲンのトップチームに求められるのもたぶんポゼッションではなく、またのちにアカデミーのポリシーからも「ポゼッション」が削除されたように。 キーパー㉑水田は低い体勢からシュートストップに長けたタイプ。高さもある。Jユースと高体連で最大の差はキーパーのレベルにあるが、彼も大学で早い段階で使える選手。�鮎硝椶鉢�瓶井のセンターバックコンビも身体を張れる。ぎりぎりまで寄せられる。松本はカバーも良かった。�雲蘚弔呂海瞭�の右サイドバックが本職だろう。圧倒的な守備力が光る。G大阪の㉗安井に何もさせなかった。攻撃面ではあまり貢献できなかったが、試合展開上やむを得ない。非常に能力の高い選手。左サイドバック�O橡椶肋紊�れる選手。中盤は��堤がこの日も下がり目で組み立てる。ガンバの攻勢では身体を張って守るなど、「コラソン」の光る岡山にあっても技術にもならず精神的にも中心選手だ。�Ш篷椶呂海瞭�も前線でのカットが光る。寄せ方、間合いの詰め方に独特のセンスがある。�ゲ断爾皀�ットが多い。��末宗はシャドーだがポストをこなし、流れて受けるのも良く、ボールの受け方にセンスがある。身体もしっかりしている。中心選手。完成度も高い。�外太召倭粟�で頑張る。中体連の出身だが、動き方に工夫がある。裏に飛び出すとかポストに入る使い分けだけでなく、斜めに走るタイミングも良い。
41分、岡山、自陣からの放り込みに�外太抄イ蠑,繊∈献僖垢鬟縫△悩討哭外太召�コントロール。蹴り込む。0−1。前半は0−1。
後半もガンバが回し岡山が身体を張る。変わったのはボランチが上がるようになったこと。ただガンバはサイドハーフが冴えなかった。56分、ガンバ、��武井→㉚城坂、㉗安井→��加藤。㉓久永が左ハーフに回る。城坂はフォワードに。61分、��山本が運び、パスを��加藤に通し、右から独特の間合いで仕掛けて決めて1−1。前半のミドルパスを出して満足の山本だったらなかったパスだし、加藤も個性が出てよかった。が、岡山はここで大きくいじくる。��田邊→㊱向井。右アウトサイドに入り、5−2−3に変更する。前線は��末宗を真ん中に�外太召�右ウイング。
岡山 七番十番十九 十四五番 三番二番十六十七三六 二一
岡山の変更は引き分けでクロースするためではなく、カウンターから鋭い攻撃を繰り返すようになる。しかしゲームはこのままスコア動かず、1−1で引き分けた。
| 2025年05月18日(日) |
高校総体奈良県大会3回戦 香芝−畝傍 |
全国高校総体は夏のカップ戦であり、奈良県大会もトーナメント方式なのは以前から変わらないが、以前はトーナメントの仕組みに難があり、強豪校が力の足りない高校と1回戦からぶつかり、大差のゲームが多かった。それが昨年から実力の接近した高校同士でぶつかり、シード校は3回戦から登場する方式に代わった。これにより接戦が大幅に増えて、勝った高校にも負けた高校にも得るものが多い大会になった。
さて、連日の疲労がたまり、この日の観戦を迷っていた。当初関西学生リーグを考えていたが、この日は観戦環境が劣悪で落ちた体力には厳しい。関西は、というか日本のフットボール環境はまだまだ貧しい。このあたりの環境の改善は私の世代だけでなく、続く世代にも頑張って勝ち取ってもらいたい。
で、奈良大会を1試合だけ観ることにした。奈良県1部リーグ同士のカードがあったのである。上位に付けている畝傍と、今のところ全敗と大苦戦している香芝の対戦である。畝傍は元Jリーガーの谷口先生が自陣からビルドアップする丁寧なサッカーを実現させている。対する香芝は前任の米原先生の時代に都会的なショートパスで強豪になったが、米原先生は生駒に転任したのち、私学の大阪府の金光大阪に行ってしまった。金光大阪の運動量スタイルと米原先生が香芝で実現したスタイルはまるで違うし、金光大阪は岩松先生の運動量スタイルを変えていないが、とにかく合わない印象の金光大阪に入った。
高校総体奈良県大会3回戦 香芝高校−畝傍高校 5月18日 10時 ヤタガラスフィールド東 人工芝 晴
香芝 十六十四 十八四番八番十七 十九六番十五二番 一番
畝傍 十六十一五番 十番 十五八番 二番三番四番六番 一番
立ち上がり、双方繋ごうとする。ただ香芝の守備が甘い。警戒すべき畝傍のセンターフォワード11番を離してポストを許し、空中戦も競らずに頭に当てさせている。だからトップ下10番も飛び出せる。両ウイングもサイドを走れるし、上がり目のボランチ8番を誰も見ていない。さらに畝傍のセンターバックは競るシーンでも畝傍11番に負けている。一方香芝のセンターフォワード14番は長身じゃないこともあって畝傍のセンターバックに負けている。畝傍は守備で狙いどころがしっかりしていて、前からのプレッシングはハマるし、後方はしっかりマークできている。香芝は繋ごうとするし、ある程度の技術もあるが、プレッシングを交わすすべがない印象である。9分、畝傍16番が左を破り、中に入れて左寄りから蹴り込む。ポジション的に10番か?0−1。11番はちはやと呼ばれている。24分、香芝16番→9番。9番は良く動いてフリーになろうとする。このままではいけないということで前半のうちに香芝ベンチが動いた。守備がルーズなのが問題だが、前半途中にはなかなか動けない。が、28分、畝傍、右で細かいパス回しで8番が飛び出して裏で受け右パスに走り込んだ10番が必死についてきたDFの前でキーパーニア下を潰したのを見てニア上に叩き込む。0−2。畝傍は11番が勝てるから2列目3列目から飛び出せるのか、香芝が飛び出した選手を見てないから飛び出せるのか?前半は0−2で終了。
後半も様相は変わらない。8番の飛び出しが畝傍の攻撃に厚みを加える。7分、畝傍、左に飛び出した10番が角度のないところから左クロスか?狙ったか?キーパーの上を越えて決まり0−3。ここで香芝は動く。4番→3番。4番はボランチだったが3番が左サイドバックに入り、19番がセンターバックに回る。センターバック6番がボランチに上がる。↓の布陣
九番十四 十八六番八番十七 三番十九十五二番 一番
この交代の意図はマークをしっかりすることと、6番が中盤でしっかり拾えるようにすることだろう。これが功を奏した。畝傍が疲れたこともある。畝傍も集中は全く欠いていなかった。18分、香芝の左コーナーキック、14番の右足が正確にニアに合い、ヘッドで逸らしてゴールに突き刺さる。1−3。 畝傍も交代を交える。10番16番15番→7番9番19番。↓の通り。
七番十一十九 九番五番 八番 二番三番四番六番 一番
守備的にシフトした。しかし中盤のデュエルで劣勢に。香芝も中盤で競り勝てれば繋げるチームだから。そして後半33分、距離のある左寄りの香芝のフリーキック、14番が入れるとゴール前でヘッドで競り勝ち、2−3と追撃。分かり易いエースの14番のキック精度が光った。しかし3点目はならず、畝傍が逃げ切った。 香芝の選手交代は当たったが、手を打つのが遅かった。バックラインに手を打つのは勇気がいると思うが……。3失点は大誤算だったかもしれない。畝傍の3点目はたぶんラッキーゴールだったし。試合をトータルで観れば畝傍の勝利は順当だった。香芝は今季の不調がチーム全体的に弱気にしてしまったのだろうか?
| 2025年05月17日(土) |
クラブユース選手権四国予選 徳島−今治 |
クラブユース選手権四国予選は1枠を勝ち取るため、Jユース4クラブが総当たりのリーグ戦を戦う。高知ユナイテッドはエントリーしてないというかユースを設立したか知らない。愛媛FC,徳島ヴォルティス、FC今治、カマタマーレ讃岐で争う。すべてプリンスリーグであり、強いチームばかりだ。その中で現時点でプリンス全勝の愛媛FCが本命、2位の徳島が対抗と思われるが、徳島は先週に今治にホームで今期初黒星を付けられたばかりである。そしてこの日のカードも徳島対今治。2週続けて同じカード。プリンスリーグ四国と四国クラブユース選手権は別大会なので。
会場は徳島ヴォルティスの練習場、徳島スポーツビレッジだ。「ヴィレッジ」ではない。この辺り「V」の発音をどうするか?「ヴァイオリン」と「バイオリン」問題に似ている。行き方は大阪から徳島駅までバス、駅前で徳島ラーメンを食べてから、徳島・高松間の高徳本線特急うずしおで2駅、板野駅まで行ってタクシーである。山の方でタクシー料金1530円。歩くには厳しい。なかなかいい練習場だったが、山奥なのが唯一の欠点か。
クラブユース選手権四国予選 徳島ヴォルティス−FC今治 5月17日 14時 徳島スポーツビレッジ 天然芝 ピッチ良 晴
徳島ヴォルティス 監督 伊藤尊寛 GK 31 武知莱陽 3年 178 DF 2 平崚吾 3年 171 アルコバレーノFC 4 藤原一途 3年 185 27 赤沼想斗 2年 185 刈谷JY 3 宮村璃玖 3年 192 MF 11 長村嶺央 3年 178 22 古川輝星 3年 178 GAフロンティア大阪 8 福田武玖 3年 174 7 大坂嵐 3年 165 10 宮川陸斗 3年 165 刈谷JY FW 18 米田喜一朗 3年 177
今治 GK 31 森洸信 2年 178.5 DF 2 浦上陽向 3年 179.6 サンフレッチェびんご 7 吉本惺夏 3年 182.2 四万十市立中村中 4 曾我暖 2年 176.5 25 宇都宮颯太 1年 174 9 下岡翔馬 3年 173 MF 10 永易昴樹 3年 171.6 17 渡邉友陽 2年 172.5 6 山本竜翔 3年 170.3 8 森實飛羽 3年 173.5 FW 11 ダボディディ 3年 179.3 FCリフォルマ
1分、徳島、右コーナーキック��福田のキックをファーで��宮川が落とし�て8兇�蹴り込む。1−0。立ち上がり繋ごうとする今治に対し、徳島がフォアチェック全開で追い込む。 徳島はまずドイスボランチがよいと思った。キャプテン��福田はよく追うし、デュエルに強いし、奪ったら判断は速いし、といって慌てているわけでもなく運べるし、ターンもいいし、キックも鋭いし、Jユースの育てた傑作ボランチという印象。㉒古川は下がり目のボランチだがキックは低く鋭いしボール奪取能力は高いし、展開力もあるしで、徳島の生命線コンビだ。キーパー㉛武知は丁寧に繋ぐ。大きくサイドにふるパススピードはいい。身長はないが高さも安定している。しかし徳島の連携がイマイチだったのでコーチングは得意ではない?左センターバック㉗赤沼はレフティでごつく、正確に繋ぐが、チームの方針としてロングフィードはあまり狙わない?狙う精度はあるタイプに見えるが。�て8兇和臺舛世�ちょっと集中力に難があるか?彼のところに若干隙があった。�∧燭魯好圈璽匹�ある上にパワーもある。中にも入れる。�5楝爾呂匹Δ澆討皀汽ぅ疋丱奪�向きには見えないが、上がる判断は速い。��大坂はスピードがあり、仕掛けられる。��長村は万能アタッカー。スピードと技術とパワーがある。ユース年代ならばフォワード適性があるが、上のレベルを考えたらサイドハーフかセカンドトップか。攻撃陣の中でも特に才能を感じる。��宮川はシャドーから飛び出す。上手い。�科禿弔魯櫂好般髻0導哀僖錙爾呂覆い�技術的には上手い。
今治は身長の割に重量感がないが、岡田メソッドか、パスにこだわる。自陣から細かい繋ぎ、キックのレベルは高い。ただ岡田武史さんは精神面を放置するタイプじゃないが、立ち上がり、徳島に飲まれてしまった。 キーパー㉛森は反応が良い。何本か防いだ。長いボールは蹴らない。右ストッパー�У繁椶�大柄だが地上戦の突破に弱い。左のストッパー㉕宇都宮はボールに寄りすぎてスペースを空けてしまう。�ち讐罎�真ん中でカバー中心にプレー。左アウトサイド��下岡はバックラインから一気に上がるスピードがある。��浦上は守備主体。徳島の��大坂に手こずる。��山本は下がり目のボランチ。運動量豊富に健闘、というか振り回されるチームにあって闘争心を失わない。�┸衡蕕魯侫蝓璽�ック担当。左から仕掛けられる。��永易は右のポジションだと思うが、どんどん中に顔を出す。ただ今治の右、徳島の左は火の車である。��ダボ・ディディはアフリカ系のエース。身体能力を生かすというより、真面目に局面に顔を出す。
徳島は左で回し㉒古川が裏に飛び出し突破して正面ペナ外に戻すと��福田が正確なミドル。2−0。しかしその直後、徳島がぼんやりしてしまう。前から追わず、今治㉕宇都宮が持って前進、さらに今治の前線もふんわり浮いて、宇都宮が狙いすましたフィードになぜか�┸衡蕕旅�大なスペースが与えられている。左クロスに右から��永易が飛びこんでヘッド。2−1。これは徳島はあってはならない失点だった。全体的に緩んでいた。こういう失点は流れに大きく影響する。何より今治に勇気を与えてしまった。徳島は前半は攻勢を続け、41分、中に入った��大坂のスルーパスを右で受けて��長村が叩き込み3−1。前半は3−1で終了した。
後半、徳島は�∧植�㉝増井哲平 3年 179.0 恐るべき才能を秘めた左サイドバック。なぜサブだったのか分からない。�5楝爾�右サイドバックに回る。さらに�科禿帳� ��野村充希 2年 169.0 FCソレアーダ高知 がトップに。
後半、今治が積極的になる。徳島はフォアチェックが緩む。��下岡がファウルを取りに来るドリブルを仕掛けてまんまとペナ手前でフリーキックを得るなど攻勢に。そして右コーナーの際、徳島の手がかかっという判断でPKに。確かに手はかかっていたが倒れるようなものじゃないというのと、このゲーム、今治のDF陣が繰り返しシャツを引っ張る守備をしていたがファウルを取っていなかったので、正直言って主審が今治のずるがしこさに引っかかってしまった。これを今治決めて3−2とする。さらに徳島は �按�日奈英心 2年 188.0 を1トップに入れる。
十六 九番七番十一 八番二二 三三二七四番三番 三一
徳島はゴール裏から見た100メートル彼方のコーナーキックのこぼれを蹴り込み4−2に。ここで今治はキーパー交代。まさかギブアップ?と思った。しかしこの過激な交代が功を奏する。加えて徳島の右の守備が破たんする。�5楝爾魯好圈璽匹�ないし、�て8兇眩世錣譴討靴泙辰拭�29分、今治��下岡が左から仕掛けてエース��ダボ・ディディが決めて4−3。さらに32分、今度は��下岡が左裏に飛び出して決める。4−4。徳島は必勝のゲームを追いつかれてしまった。全く右を手当てしないまま不利な展開になってしまった。結局ここからスコア動かず4−4で引き分け。
この日愛媛FCはカマタマーレ讃岐相手に大勝したので、四国1枠に入るためには両クラブとも愛媛FCには必勝になった。
見た感じ、力量では愛媛>徳島>今治で、徳島はクラブユース選手権に出てもグループリーグを突破するにはディテールを詰めなければ、と思った。
| 2025年05月11日(日) |
プレミアリーグ 神戸−岡山 |
プレミアリーグWEST ヴィッセル神戸U−18−ファジアーノ岡山U−18 5月11日 15時 いぶきの森球技場Cグラウンド 人工芝 曇り 主審 宮尾駿希
ヴィッセル神戸 前所属記載なしはヴィッセル神戸U−15出身 GK 12 胡云皓 2年 08.08.11 184.64 DF 2 西川亜郁 3年 07.07.02 166.62 DF 3 寺岡佑真 3年 07.04.26 165.57 ヴィッセル神戸伊丹 DF 4 原蒼汰 3年 07.08.21 180.77 ヴィッセル神戸伊丹 DF 24 西岡鷹佑 2年 08.09.22 178.62 MF 6 藤本陸玖 3年 07.05.06 170.65 MF 7 里見汰福 1年 09.04.20 171.73 MF 8 瀬口大翔 (Cap.) 3年 08.01.10 175.71 MF 10 濱��健斗 3年 166.60 07.06.16 FW 11 大西湊太 3年 07.04.12 172.61 FW 15 川端彪英 2年 08.04.04 177.78 京都サンガ 控え選手 GK 1 亀田大河 3年 07.09.05 183.80 DF 5 武石大空 3年 07.07.10 180.72 スポルティフ秋田 DF 20 高嶋蒼和 3年 08.01.05 186.74 高槻FC MF 14 片山航汰 3年 07.04.15 171.60 MF 35 井内亮太朗 1年 09.05.03 174.62 FW 13 森分圭吾 3年 07.04.15 177.74 FW 23 土井口立 2年 08.04.14 170.67 監督 安部雄大
ファジアーノ岡山 前所属記載なしはファジアーノ岡山U−15出身 GK 21 水田優誠 3年 07.09.18 181.78 DF 2 瓶井常葉 3年 07.05.14 176.71 DF 3 脇本祐希 3年 07.06.04 168.63 DF 17 千田遼 3年 07.09.20 173.70 DF 28 森光英斗 1年 10.02.12 176.62 MF 5 加納尚則 3年 07.09.09 176.66 プルミエール徳島SC MF 6 行友翔音 2年 08.11.25 171.60 プラシア山口 MF 7 坂本蓮太 3年 07.09.18 172.60 MF 10 末宗寛士郎 3年 07.06.10 174.69 MF 14 堤涼太朗 (Cap.) 3年 07.07.28 171.68 FW 19 安西来起 2年 09.03.15 175.69 さぬき市立さぬき南中
GK 1 来海良宣 2年 08.06.23 178.67 サンフレッチェくにびき DF 4 小森翔太 3年 07.09.03 182.76 DF 43 榎諒次 2年 08.10.02 180.68 MF 13 田邊健太 3年 07.07.13 176.69 MF 15 松本千太郎 2年 08.12.03 177.68 MF 16 松本優輝 2年 09.01.05 181.64 FCツネイシ MF 45 堤清史郎 1年 09.09.24 160.62 監督 梁圭史
神戸 八番十五十一 十番七番 六番 二四三番四番二番 十二
岡山 十九 七番十番六番 十四五番 三番二番十七二八 二一
マンガ「ヒカルの碁」のラストボスはコ・ヨンハ(高永夏)だが、ヴィッセル神戸のキーパーはコ・ヨンハオ。高くて安定しているし、反応がピカイチ。 神戸のセンターフォワードはユースに上がる際に京都から移籍した��川端。安定したポストとタメ、トリッキーなトラップ、柔らかいパスと才能を見せ付ける。身長は180未満だが、センターフォワードに特化した選手じゃないので、ポスト役に限らずプレーできるタレント。セカンドトップ適性もありそう。さて神戸でまず目についたのは小柄な左センターバック��寺岡。どうみてもセンターバック適性はないが、非常に安定している。ミスがまったくない。相方と同じヴィッセル神戸伊丹出身ということもあり連携もしっかりしている。上背も体重もないのに、技術と判断の良さだけでプレミアリーグレベルのセンターバックが務まるのか、衝撃を受けた。とはいえプレミアリーグ優勝を目指すヴィッセル神戸にあっては165センチではやはり厳しくなる局面があるだろう。相方の�じ兇倭農欧蕕靴ぁB�大学で通用する。技術もあるがパワフル。このセンターバックコンビはまるでミスがない。左サイドバック㉔西岡はレフティ。中を上がれる。現代的なサイドバックに求められるものを全て身に着けている。中に入って組み立てられるし、守備も完璧だ。右の�∪樟遒魯好圈璽彬�かにタッチラインをアップダウンする。�ζK椶麓�囲が見えていて下がって受けて簡単にターンする。展開力もある。��里見はターンが得意。あっさりくるっとターンする。運べるし技術的にはピッチ内で一番うまい。まだ1年生だが、体格もないわけじゃないし、非常に楽しみ。���顆�は万能。何でもできる。仕掛けが得意だが、パスも上手いし、味方のためにスペースも作れる。彼はちょっとレベルが違うな、と思っていたら、この2日後、Jリーグ若手選抜で出ていた。トップ昇格濃厚ということ?まだ発表はされていなかったと思うが。高校生で選ばれるからには2学年飛び級でのU−20代表候補なのだろう。右ウイング��大西は速い。スピードはチーム1。タテに仕掛けたいタイプだが、中にもカットイン出来てサイドバックを生かすこともできる。彼も大学で即使える。ヴィッセル神戸での昇格は分からないが、ほかのクラブでの契約もあるかもしれない。左ウイング�╂ジ�は真面目なウイング。中に仕掛けられるが、左サイドが個性的で、味方を生かすプレーも目立つ。
ファジアーノ岡山で覚えているのはセンターフォワード�外太勝�さぬき南中で地元開催の全中に出た。当時アンダー代表で、中学ではセンターフォワードだった。その両ウイングはともに女子選手だった。なかなかさぬき南中は個性派だったのだろう。身体を張ってくれる選手。競り方もうまい。仕掛けられる選手でもある。しかし残念ながらこの試合では神戸のセンターバックコンビにトータルでは負けていた。キーパー㉑水田は必ず足元で繋ぐ。技術やキック精度もある。右サイドバック㉘森光はなかなかの逸材。中を上がれるし技術的にもしっかりしている。対人守備も上手い。上がるスピードもある。いかにも英才教育を受けたサイドバックだ。�雲蘚弔禄�盤に足首を負傷したこともあってイマイチか。フィードは決まらず、高さで負けたが、最後に身体を張ることはできた。��瓶井はレフティ。彼はロングフィードがある。あと身体を張ることを身上にしている岡山にあって一番身体を張れていた。�O橡椶鷲�死に走る選手だが、守備で大苦戦。岡山の苦戦はバックラインがビルドアップを頑張っていたが、守備は神戸に対人で苦戦していたことにある。��堤はパスの名手。下がってビルドアップで貢献。長短のパスが決まり、やはり身体を張れて闘争心も十分。フリーキックも蹴る。チームの大黒柱だった。彼の可能性は大きく感じたが、関西学生リーグで観たい。�ゲ断爾魯椒訝ゼ菁塾呂僕イ譴織椒薀鵐繊H爐世吋好織ぅ襪�違うな、と思ったら徳島から来た選手だった。いわば闘犬。ガットゥーゾ。彼がいたから神戸の���顆�も好き勝手出来なかった。ちなみにピルロは��堤だ。��行友はなんか不器用な印象を受けるが、運動量豊富でカットインばかりするレフティ。フリーキックも蹴る。�Ш篷椶郎蚤腓良雋錙�なぜかカットの才能があり、再三前線で奪い、そのまま左からカットイン。チャンスを作る。両足使い。右利きだとは思うのだが。��末宗はシャドーの位置から飛び出し、運べる選手。ポストもこなし、�外太召箸鷲�ずしも役割を固定せずに柔軟にプレーする幅の広い選手。
5分、神戸、右弾丸クロスに�╂ジ�が左から身体をねじ込んで飛び込みヘッドで先制。1−0。以降も神戸はしっかり回し、対する岡山もやはり回せるチームだが、遅攻では神戸の守備は安定している。止まっていては前線は受けられないので�外太召筬�末宗は流れて受け棟とするが合わない。つまりなかなか攻撃のスイッチが入らないのだ。サイドアタッカー次第という感じで左の�Ш篷椶�最大の脅威だった。やはりボールを回すことについては神戸に一日の長がある。速攻では互角でも遅攻は明らかに神戸に分があって、しかも守備力でも神戸に分があるのだから。とはいえ、岡山もプレミアリーグに相応しいレベルに見える。前半は1−0。
ハーフタイム、神戸は���顆�→㉟井内。限定起用だったか?
後半も様相は変わらない。このままではどうにもならない岡山は60分、右サイドの㉘森光→�ぞ�森、��行友→�鮎硝棔�そして明確に��堤をバックライン手前に下げて、2センターバックと堤で組み立てる。ようやく前進ルートを確保した印象。これにより�外太召縫棔璽襪�入るようになる。神戸も攻めているので岡山としては殴り合い上等!といった感じか。しかし72分、神戸が左寄り距離のあるフリーキックで�ζK椶�入れて㉔西岡がゴール前逸らして追加点。2−0。以降、回され続ける岡山は消耗に耐え切れず次々交代。闘争心十分で、安西もシュート打てるようになったが、アディショナルタイム、必死に攻める岡山に対し、神戸ロングカウンターペナ内右㉓土井口に入りペナ正面�╂ジ�に戻すがすぐにパスが㉓土井口に戻りシュートが決まる。3−0。さらにロングカウンター、�╂ジ�から右寄り㉓土井口が中に戻し��森分が決めて4−0。結局神戸が勝った。
神戸の方が強かったのは確かだが、岡山も2−0くらいのスコアで納める事ができる力があった。プレミアリーグは10チームリーグから12チームリーグにした。そうなると高いレベルで戦えるチームが増える。岡山は既に問題ないレベルに見える。絶対にプロになるべき、という選手は見当たらなかったが、大学で即通用する選手、3年生くらいになれば通用する選手もいた。プロのアカデミーとして問題なかった。 神戸はやはりプレミア制覇が目標になるのだろう。このゲームでは全く隙が無かったが、センターバックの高さ問題は何とかせねばならないだろう。
| 2025年05月10日(土) |
プリンスリーグ北信越 鵬学園−松本国際 |
プリンスリーグ北信越には今季異変が起きている。北信越の高校生については富山第一や星稜の全国制覇後に新潟県勢の台頭があり、一時はプリンスリーグ10チームのうち7チームが新潟勢という時期もあった。そしてその後はほかの地区と同様Jユースの台頭があり、もともと強かったアルビレックス新潟以外も強くなった。ツエーゲン金沢やカターレ富山が上位に入り、昨年は富山が優勝し、プレミア参入戦は決勝に進出し、前半はヴェルディ相手にリードして折り返すところまで行ったのだ。残念ながら敗北してプレミアリーグ昇格はならなかったが。そのカターレ富山が今季はいまのところ9位と低迷している。高校生だしJユースとはいえ毎年上位に入る安定性は難しいが、それにしても……という印象だ。そして観戦時の首位が松本国際だ。いままで上位ではなかった高校だ。近年長野県勢の成長著しいが、それにしても意外だ。そして3位につけているのがホームで能登の希望の鵬学園だ。サッカー留学が多いとはいえ、セブン能登(七尾だからセブン?)など地元出身者もいる高校だ。フットボールは全国くまなく普及しているスポーツであり、たとえば岐阜県なら美濃だけでなく飛騨からも吉城高校が全国に行ったこともあるし、岡山県なら備前だけでなく美作からも作陽が全国常連だった。北海道では各地域でブロック予選を行うが、道北地区以外は全国に出たことがある。道北にせよ稚内大谷高校がフットサルで全国出場権を得ていながらコロナ禍で全国大会中止という事情があった。 さてその能登の鵬学園と松本国際の新興チーム同士の上位直接対決を観に行った。会場は金沢大学。現在JR西日本のポイントを活用して新幹線と乗車券が75パーセントオフの切符がある。したがって敦賀・金沢間は新幹線利用である。というか新幹線を使わないとキックオフには間に合わない。会場ではプログラムを売ってくれたが、あいにく名前しかわからない。番号の記載すらない。よって本観戦記も選手リストなし、番号のみになる。
プリンスリーグ北信越 鵬学園高校−松本国際高校 5月10日 10時半 金沢大学グラウンド 人工芝 晴 風
鵬学園 九番 十番 十一六番七番八番 三番五番四番二番 一番
松本国際 九番 十一十番八番七番 十四 四番三番六番十七 十二
番号が1番から11番まで並ぶか、それに準じるチームというものは分かり易い一方で層が薄いとか選手を固定しているのでは?という不安も感じなくはない。
会場は風が強い。前半は鵬学園が風上だ。 立ち上がり双方繋がない。これは高校サッカーあるあるだ。敵陣に蹴り込んでフォアチェックを双方狙う。だが、立ち上がりだけではなかった。試合を通じて双方繋がなかった。そして双方レフティがいない。キャプテンは鵬学園がボランチの6番、松本国際が左インテリオールの10番だ。鵬学園は右センターバック4番がやや弱いが、それを意識してか、松本国際センターフォワード9番は右センターバック5番が意識して見ている。鵬学園センターフォワード9番はターン鋭い。チームの切り札は快速の右ハーフ8番だが、トップスピードでのコントロールが定まらないので、スペースがあれば生きるタイプ。ボランチは6番がガツガツ行くが、7番はやや力強さに欠ける。そのため松本国際10番に自由を与えてしまう。 松本国際も蹴るチームだが、双方ロングフィードの精度はない。フィードというか放り込みである。松本国際6番はフリーキックを蹴るが。8番はタメを作れる。中盤では松本国際8番と鵬学園6番がやり合っている。そしてこちらも9番がポスト役。双方9番が必死に身体を張り続け、9番ありきのチームである。必ずしも大柄ではないが、双方9番は自分がやらないと、という自覚充分のエースである。観ていて持つのかな?というくらいの頑張りぶりだったが、番号が双方少なめのチームにあっては9番はなかなか途中交代させにくいだろうな、と思ってみていた。
21分、鵬学園、左を破りパスに8番が右から走り込んで左足で決める。1−0。前半は1−0だった。
後半開始4分、鵬学園が11番のカットインシュート、左ポストに当たり10番蹴り込む。2−0。 後半から松本国際は11番をトプに上げて8番がトップ下、14番と10番のドイスボランチ、7番が右ハーフの右ががりの布陣に代えた。4番→13番。バランスのため、左サイドバック13番が左に張り出し、3.5バック的になる。 双方敵陣に蹴り込んで走るスタイルは変わらず。全国高校総体出場を目標として早めのチーム完成を狙ったチーム作りか。ほぼ互角か、若干鵬学園ペースで進む。交代を交えるが、要の9番は双方ハードワークに耐え、頑張り続ける。後半アディショナルタイム、松本国際がPKを得て決めるがそこまで。2−1で鵬学園が勝利した。
双方レベル的には大阪府ベスト16ほどじゃないと思った。正直言ってベスト32くらいかな?と。ただ双方闘争心を保ち続ける心の強さは素晴らしい。プリンスリーグ北信越で優勝争いするだけの精神力はある。双方とも9番の根性がその象徴だ。この点は大阪府トップにも勝るとも劣らない。
| 2025年05月06日(火) |
プリンスリーグ四国 大手前高松−愛媛FC |
プリンスリーグ四国は発足以来愛媛FCが最強チームでプレミアリーグ経験があるのも愛媛FCのみである。ナンバーツー争いは香川西・松山工・徳島市立・徳島ヴォルティス辺りが争ってきた。現在では四国もJユースが上位に来ているが、愛媛FCが軸という様相は変わってない。 さて四国はクラブユース選手権でも訪れる。そこでプリンスリーグと分けて強豪の様子を探ろうと考えた。大阪からだから香川県か徳島県開催を選ぶことになる。それともう一つ、近年四国の高体連で最も注目しているのが大手前高松高校だ。香川県は全国制覇経験がない。かつては高松商の1強時代だったが正直言ってまるで技術がなかった。全国でベスト4に入っていたが、全国制覇の可能性を感じたことはなかった。そこに関西からのサッカー留学で香川西が台頭した。香川県とは素材が違い、たちまち1強となった。香川西の時代が続いてから、寒川がフットサルで全国4強に入ったりしたのと同時期にJユースのカマタマーレ讃岐や大手前高松が地元の中学生を育成して台頭してきた。香川県でもサッカー人口が少ないわけではない。育成をしっかりしてこなかったから、高校生年代で差がついていたのだ。カマタマーレはレベルの高い日本クラブユース選手権でグループリーグを突破する力を見せた。大手前高松はコーマラントというクラブからの地元の選手の6年間一貫教育でバックラインからしっかりつなぎビルドアップする理想の高いチームを作った。理想の高さゆえか、香川県内ではしばしば敗退するが、新たな可能性を感じる。ちなみにコーマラントにはアザレアという女子チームもあり、女子もしっかり育成している。
さてプリンスリーグは大手前高松と愛媛FCのカードがある。会場は大手前高松の倉田学園グラウンド。初訪問だし行くことにした。で、切符が問題である。JR西日本にはポイントがあり、この時期。山陽新幹線の乗車券・特急券の75パーセントオフの「ウエスターポイント超特典切符」がある。これで岡山まで行くことにした。高松まで快速マリンライナーで抜けて、そこからバスで街中を抜けて山の方の診療所のバス停で降りてさらに奥に入ると天然芝グラウンドがある。大手前高松は校名の通り学校自体は街中にあるが、グラウンドは山の方にある。
プリンスリーグ四国 大手前高松−愛媛FC 5月6日 13時 倉田学園総合グラウンド 天然芝 ピッチ良 曇り
大手前高松 監督 川上暢之 前所属記載なしはFCコーマラント出身 GK 1 新宮千響 3年 170 BLINQ FC KIZUGAWA DF 2 芳地大河 3年 170 3 藤川遥人 3年 173 京都サンガFC U−15SETA 6 奥田憧士 3年 165 AC.Re.salt MF 4 片山夢大 3年 172 5 倉本響 3年 170 京都サンガFC U−15SETA 7 川北蒼葉 2年 177 福知山ジュニアユース 8 柿平脩大 3年 170 徳島FCリベリモ FW 9 野林和馬 2年 170 エベイユFC 11 中野迅 3年 164 13 森浦真 2年 165 徳島FCリベリモ
リザーブ GK 12 多田夏樹 GK 21 小田鉄舟 3年 173 サルパFC MF 10 二川輝 3年 174 14 矢野颯 3年 163 15 八十嶋日哉 2年 162 徳島ヴォルティス 20 宮川和也 3年 162 シーガルFC 17 桑島明渡 2年 170 FCディアモ
愛媛FC 監督 北内耕成 前所属記載なしは愛媛FC U−15出身 GK 1 亀山雄汰 3年 182 プラシア山口 DF 2 瑞慶覧長汰 3年 164 ヴィクサーレ沖縄FC 4 島佑成 3年 177 ヴィッセル神戸 ユースの間での移籍 5 石原拍 2年 182 アルコバレーノ 14 齊藤佑人 3年 176 ガンバ大阪門真 MF 6 田中碧 3年 172 7 森実昊 3年 170 8 嵐亮太朗 3年 170 サンフレッチェくにびき 11 浦添朝仁 3年 175 ヴィクサーレ沖縄FC FW 9 俵拓斗 3年 172 プラシア山口 10 青木壱清 3年 176
リザーブ GK 21 山田徠斗 2年 183 DF 3 塩見勇貴 1年 180 17 高須賀蓮 2年 168 34 佐藤優馬 1年 170.1 サガン鳥栖 35 平野?大 MF 20 仙波隼太郎 1年 175 28 小松海晴 2年 163 FW 18 菅範十 37 石橋潤人
大手前高松 九番 十三十番八番十一 七番 二番三番五番六番 一番
愛媛FC 九番十番 六番八番七番十一 十四四番五番二番 一番
開始すぐ、繋ごうとする大手前高松に対し、愛媛FCが秩序だったプレッシングを仕掛ける。そして奪ったら愛媛FCは自由に回せる。すぐに力の差は分かった。身体的にはスピード・高さ・パワーで愛媛FCが上で、技術的にもそう。そして戦術的にも愛媛FCは前進ルートがあるのに対し、大手前高松のビルドアップを断つ秩序だったプレッシングもある。愛媛FCは今季絶好調だが、これはプリンスリーグ関西のどのチームよりも、そう、おそらく京都サンガよりも強い。本気でプレミアリーグ復帰を狙っているチームだ。観戦ノートはたちまち愛媛FCへの褒め言葉で埋まる。 10分、タテに速い攻め、��俵から左の��青木にはたき、リターンを��俵、蹴り込み愛媛FC先制。12分には��青木が強烈なミドルで追加点。16分には�ε鎮罎虜限�左クロスを�Э梗促悒奪鼻�0−3。23分には�⊃襍塚�がPKを決めて0−4。 さて愛媛FCはセンターバックがどんどん運ぶ。敵陣に繰り返し運ぶ。右センターバック�ダ亳兇賄┸愴召个泙撚薪戮眇�入する。つまり上手い。相手を舐めているのかもしれないが、チームとして許容している。左センターバック�づ腓魯譽侫謄�。彼も石原ほどじゃないが敵陣まで運ぶ。そして正確な左足がある。フィードがよい。彼は現時点で石原よりも上、プロ射程圏内の選手に見える。このセンターバックコンビは空中戦でも完勝し、高さだけでなく身体能力も寄せの速さも素晴らしい。全く隙がなかった。GK�ゝ技海論騎里淵�ックが光る。身体能力も高い。声も出ている。右サイドバック�⊃襍塚�は速い。スピード豊かな愛媛FCの象徴だ。外にも中にも表れる。左サイドバック��齊藤は左足フリーキック担当の正確な左足がある。��嵐は下がり目のボランチ。ビルドアップができて運べる。デュエルも圧勝。大手前高松に嵐を起こさせない。上がり目のボランチ�Э梗造榔燭戮独瑤喀个擦襦�キャプテン。チームの中で特に上手いわけではないが戦える。どんなチームにも必要なタイプ。右ハーフ��浦添は速くて強い。愛媛FCの右は実に速かった。中も上がれる。左ハーフ�ε鎮罎魯譽侫謄�。ガンガン突破して正確なクロスを入れるし、中にも入れる。愛媛FCの両サイドはタテも中もあるから大手前高松のサイドバックだけではとても対処できない。FW��青木はエース。速くて上手くて身体も強い。エースなのにフリーキックもPKも蹴らなかったが。流れて受けるタイミングだとかサッと下がるタイミングもよくクレバーでもある。彼もプロ射程圏内だろう。いや、レベル差があって全員プロが目標のチームに相応しかったが。��俵はエースストライカー。マークを外す動きをマメにしている。
大手前高松は試合中に自信喪失状態。真の強豪ならば力の差があっても闘志は萎えないものだ。この点は残念。フォーメーションは開始時は4−3−3だが、守備に追われて4−5−1になった。左サイドバック�∨�地はレフティ。セットプレーを蹴る。
さて前半0−4のハーフタイムに愛媛FCは右センターバック�ダ亳侠�㉞佐藤。世数の交代である。
ハーフタイムで大手前高松は精神的に立て直した。できれば前半のうちにピッチ内で立て直したかった。前半はシュートもなかった。ピッチ内にリーダーがいないのかな?愛媛FCが相変わらず回し続ける。��俵や��嵐まで交代させて愛媛FCは選手をテストしているのだろうか?74分、左サイドバック��齊藤の正確な左足フィードに��青木がいいタイミングで左に流れて受けて豪快なカットインから逆サイドネットに叩き込む。スーパーゴール。0−5。彼のクオリティの高さを見せた。79分、��青木に当ててDFは十分寄せるが、身体をがっつり入れてポストから�Э梗造僕遒箸掘∪通擇藁△鉾瑤喀个靴匿梗造�即裏に出して青木が決める。0−6。結局0−6で終わった。
大手前高松は強いはずなのだが、力以上に精神力の差を感じた。これはちょっと総体予選に引きずる惨敗ですよ。愛媛FCに勝てるようなら高体連の大会ならば全国制覇が見えてくるのだが、これはちょっと……。
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帰りはバスで高松駅、そこからマリンライナーで岡山に出て、山陽本線鈍行で帰るのだが、いささか危なかった。つまり私の乗った一本あとの鈍行が山陽本線が吉井川と並走する熊山駅付近で倒木に激突し、山陽本線がストップしていたのだ。この日は山陽本線がストップ。寝台特急サンライズも運休になった。事故のため電車はその場でずっと止まっていたはずだし、救出用のバスも無理な区間だ。水が切れたら大変だった。まさに危機一髪だった。
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