| 2025年06月21日(土) |
クラブユース女子選手権関西予選 C大阪−INAC |
数年前からクラブユース選手権には女子も行われるようになった。クラブユース連盟が女子も統括すると機関決定したからである。で、夏に行われる全国大会の枠は地域別の加盟数によって比例配分する仕組みになっている。そして関西は加盟数が少なかった。昨年までは1枠だった。関西では近年強いチームはセレッソ大阪だけだったが、近年、全国高校総体準優勝経験がある京都精華学園の先生を引き抜いたINAC神戸レオンチーナが急速に力を付けた。だから1枠では足りない状況になって来た。関西予選はリーグ戦方式で昨年は2強が直接対決で引き分け、得失点差でセレッソが全国に行った。しかし冬の全日本女子U−18選手権では夏に予選敗退したアイナックが全国準優勝。正直言って激戦区の関東ほどではないが、関西にも2チームは全国制覇レベルなのだから、枠が足りない印象はあった。そして今年は関西2枠に増えた。こうなると結果は見えている。2強が全国だ。予選を観る、という意味での興味は落ちるが、ライバル同士の直接対決は観るべき点が多いだろう。
会場は六甲アイランドの神戸レディースフットボールセンター。駅近くで出店をやっているが、暑くて食べる気にはなれない。
クラブユース女子選手権関西予選 セレッソ大阪ヤンマーガールズ−アイナック神戸レオンチーナ 6月21日 11時半 神戸レディースフットボールセンター 人工芝 晴 暑い
セレッソ大阪ヤンマーガールズ GK 1 天野衣千花 3年 DF 13 松浦友芽 2年 15 西村絵衣瑠 1年 3 牧口優花 3年 5 竹田葵 2年 MF 10 中村心乃葉 2年 6 飯田雫瑠 2年 14 牧之瀬歩 2年 16 林祐未 中3 FW 8 古田麻子 3年 9 田村胡桃 1年
アイナック神戸レオンチーナ GK 12 花村夕莉 DF 2 森結愛 53 北村礼 5 金月夏萌 MF 26 野村香帆 6 衣川杏樹 24 森川美優 14 岸田優花 10 中平怜那(たぶん) FW 21 小倉莉子 8 小島爽(たぶん)
アイナックはU−17代表の遠征でFW平七海、セレッソもGK関口明日香を欠いている。U−16代表にはアイナックは守備の中心北村礼とこの日途中出場の四本帆夏が、セレッソは玉村海乃が選ばれている。要するに双方逸材だらけということだ。しかも代表選手がスタメンを勝ち取れなかったりが当たり前だ。
セレッソ大阪 九番八番 十六十四六番十番 五番三番十五十三 一番
INAC神戸レオンチーナ 八番二一 十番 十四二四六番二六 五番五三二番 十二
立ち上がり、アイナックが押し込む。繋ごうとするセレッソに対し、アイナックが前から追って奪っていた。特に長身フォワード8番がポストでセレッソ15番に勝ち、反転して仕掛けてチャンスを作り、相方21番の高さもあり、トップ下ドリブラー10番に落として仕掛けられた。バックラインも53番の圧倒的な守備力や5番の身体の強さからくる左足はビルドアップでもセットプレーでも脅威。左アウトサイドの14番は突破力はないが左足一本で仕掛けてクロスを入れて26番も快速。ボランチ6番もキープ力が素晴らしく、まさにプロ育成機関として恥ずかしくないレベルに達した。 対するセレッソは関西随一の育成組織であり、立ち上がりのアイナックのラッシュを耐えると、まずキーパーソンのアイナック8番を能力が高いセレッソのセンターバック3番が密着マークして何もさせなくなる。3番は左足フィードも素晴らしい。そして立ち上がり10番を下げて5バック気味だったのが4バックになり、10番はタメを作り味方を押し上げ、厚い攻めの起点になる。ファーストタッチで入れ替われるし、ポジションはサイドに張ってパスの逃げ場になるし、13番のインナーラップを促すし素晴らしい。ボランチ14番は常にアラートで戻りは速いし、キープ力もあるしズバズバパスを通すし、ボランチに求められることは何でもできる。6番は攻守によく絡む。インサイドはセレッソがアイナックを上回る。8番はエース。上背があってポストもできるし仕掛けられるし、チャンスを作れる。9番はスピード豊か。双方守備陣が堅いが、中盤からのパスの供給がある分セレッソが若干ペースを握る。 前半は0−0。
後半立ち上がり、セレッソの8番の右ドリブルで引きつけて中にパス、たぶん14番の左足ミドルが右上に突き刺さりセレッソ先制。17分にはたぶん10番のポスト反転シュート左足が決まり2−0に。結局セレッソ大阪が2−0でアイナック神戸レオンチーナを破り、関西1位での全国を決めた。アイナックも関西2位で全国へ進む。
| 2025年06月18日(水) |
雑文 資料 全国高校総体出場校データ |
6月18日現在での所属リーグ今季の成績など
野辺地西と修徳のリーグ戦成績は見つからず。
▽北海道・東北 北海道予選:札幌大谷(2大会連続8回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ北海道 1位 5勝1敗 青森予選:野辺地西(初出場) 青森県1部リーグ 岩手予選:盛岡商(6大会ぶり26回目) 岩手県1部リーグ 2位 4勝1分2敗 秋田予選:秋田商(5大会ぶり35回目) 秋田県1部リーグ 2位 7勝1分 宮城予選:聖和学園(3大会ぶり5回目) プリンスリーグ東北 4位 3勝5分 山形予選:山形中央(3大会ぶり13回目) 山形県1部リーグ 1位 9勝 福島予選:尚志(15大会連続17回目)、前年度選手権出場 プリンスリーグ東北 2位 6勝1分1敗 学法石川(初出場) プリンスリーグ東北 8位 1勝4分3敗 ▽関東 茨城予選:鹿島学園(2大会連続11回目) プリンスリーグ関東1部 5位 3勝2分2敗 栃木予選:佐野日大(9大会ぶり10回目) 栃木県1部リーグ 1位 7勝 群馬予選:前橋育英(2大会ぶり20回目) 前年度選手権出場 プレミアリーグEAST 4位 5勝2分2敗 埼玉予選:昌平(2大会連続6回目) プレミアリーグEAST 8位 3勝2分4敗 千葉予選:流通経済大柏(4大会ぶり16回目) 前年度選手権出場 プレミアリーグEAST 1位 6勝2分1敗 東京予選:帝京(2大会連続35回目)、前年度選手権出場 プリンスリーグ関東1部 8位 1勝3分3敗 修徳(12大会ぶり10回目) 東京都2部リーグ 神奈川予選:桐蔭学園(13大会ぶり11回目)、 プリンスリーグ関東1部 6位 3勝1分3敗 桐光学園(3大会連続17回目)※18日に決勝開催 プリンスリーグ関東2部 8位 2勝1分4敗 山梨予選:山梨学院高等学校(4大会連続9回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ関東1部 1位 5勝1分1敗 ▽東海・北信越 新潟予選:帝京長岡(4大会連続9回目) プレミアリーグWEST 7位 4勝5敗 長野予選:東京都市大塩尻(2大会連続7回目) 長野県1部リーグ 2位 5勝2分1敗 富山予選:富山第一(4大会連続32回目) プリンスリーグ北信越2部 1位 5勝1分1敗 石川予選:金沢学院大附(2大会ぶり2回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ北信越2部2位 4勝1分2敗 福井予選:丸岡(6大会連続36回目) プリンスリーグ北信越2部 4位 4勝1分2敗 静岡予選:浜松開誠館(初出場) プリンスリーグ東海 3位 5勝1分2敗 愛知予選:愛工大名電(22大会ぶり2回目) 前年度選手権出場 愛知県1部リーグ 1位 8勝1分1敗 岐阜予選:帝京大可児(4大会連続10回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ東海 7位 2勝1分5敗 三重予選:四日市中央工(3大会ぶり31回目) 三重県1部リーグ 1位 6勝1分 ▽関西 滋賀予選:立命館守山(初出場) 滋賀県1部リーグ 1位 7勝2分1敗 京都予選:京都橘(5大会ぶり6回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ関西1部 6位 3勝1分3敗 大阪予選:阪南大高(2大会連続7回目)、前年度選手権出場 プリンスリーグ関西1部 1位 6勝2敗 大阪産大附(初出場) プリンスリーグ関西2部 2位 5勝2分1敗 兵庫予選:滝川第二(8大会ぶり24回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ関西2部 4位 3勝3分2敗 奈良予選:奈良育英(2大会ぶり21回目) 前年度選手権出場 奈良県1部リーグ 2位 5勝2分 和歌山予選:近大和歌山(2大会連続13回目) 前年度選手権出場 和歌山県1部リーグ 1位 8勝1分 ▽中国・四国 鳥取予選:米子北(17大会連続20回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ中国 1位 6勝1分 島根予選:立正大淞南(5大会連続18回目) プリンスリーグ中国 6位 3勝4敗 岡山予選:岡山学芸館(2大会ぶり8回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ中国 2位 5勝1分1敗 広島予選:瀬戸内(2大会連続10回目) プリンスリーグ中国 4位 3勝2分2敗 山口予選:高川学園(5大会連続27回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ中国 7位 2勝2分3敗 香川予選:藤井学園寒川(初出場) 前年度選手権出場 プリンスリーグ四国 5位 2勝3分2敗 徳島予選:徳島市立(11大会連続23回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ四国 3位 4勝3敗 愛媛予選:松山北(10大会ぶり3回目) 前年度選手権出場 愛媛県1部リーグ 5位 3勝2敗 高知予選:高知中央(4大会ぶり4回目) 高知県1部リーグ 1位 6勝1敗 ▽九州・沖縄 福岡予選:飯塚(4大会ぶり2回目) プリンスリーグ九州1部 6位 3勝2分3敗 佐賀予選:佐賀東(2大会ぶり18回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ九州2部 6位 2勝2分4敗 長崎予選:長崎総科大附(3大会ぶり6回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ九州1部 9位 1勝2分5敗 熊本予選:大津(7大会連続25回目) 前年度選手権出場 プレミアリーグWEST 6位 4勝1分4敗 大分予選:大分鶴崎(3大会ぶり6回目) 前年度選手権出場 大分県1部リーグ 1位 6勝1敗 宮崎予選:日章学園(2大会連続19回目) 前年度選手権出場 プリンスリーグ九州1部 2位 5勝2分1敗 鹿児島予選:神村学園(8大会連続11回目) プレミアリーグWEST 8位 3勝1分5敗 沖縄予選:那覇西(2大会連続19回目) 前年度選手権出場 沖縄県1部リーグ 1位 3勝2分
参加校中 プレミアリーグ所属 6 プリンスリーグ所属 29 県1部リーグ所属 15 県2部リーグ所属 1 連続出場 23 冬夏連続出場 26
初出場 6 野辺地西 学法石川 浜松開誠館 立命館守山 大阪産大附 寒川 五年連続出場 8 尚志(15年連続) 丸岡(6) 米子北(17) 立正大淞南(5) 高川学園(5) 徳島市立(11) 大津(7) 神村学園(8)
| 2025年06月15日(日) |
関西クラブユース選手権 G大阪−奈良 |
クラブユース選手権の関西枠はここのところ4枠。基本的に関西の伝統的Jクラブ4つで分け合う。近年奈良クラブとFC大阪がJリーグに昇格したため、4クラブによるリーグ戦は以前は「J組」という名称だったが、今は「PP組」、つまりプレミアプリンス組という表現になった。奈良クラブがプリンスリーグに昇格すれば、「PP組」に入れるしかないが、5クラブで総当たりリーグはやっていられないだろう。そうなるといわゆるペンタゴン方式、つまり各クラブを頂点とする5角形を作って両隣の頂点のクラブと対戦して順位を決める方式になるのだろうか?国体で5県の地域、北信越や中国で実施されている方式だ。 で現在の関西の話に戻るとPP組で総当たりリーグを行い、上位二つの神戸と京都は全国大会にストレートイン、3位セレッソはトーナメント2位の枚方FC、4位ガンバはトーナメント1位の奈良クラブと対戦する。勝者が全国、敗者は予選敗退だ。昨年セレッソ大阪は奈良クラブに敗れ、全国に出られなかった。今年もガンバ大阪対奈良クラブは激戦が予想される。
会場はエストレラ姫路のグラウンド、エストパークだ。山陽電鉄の特急停車駅、大塩駅から近い。
関西クラブユース選手権 代表決定戦 ガンバ大阪−奈良クラブ 6月15日 15時 エストパーク 人工芝 晴 高湿度
GK 16 野畑優真 2年 08.07.13 185.70 DF 4 阿児尚哉 3年 07.04.30 168.66 DF 33 藤本祥輝 1年 09.04.02 167.54 18 MF 6 山本天翔 (Cap.) 3年 07.08.24 177.71 MF 13 村田康輔 2年 08.05.22 176.60 MF 34 深江龍明 1年 09.12.13 176.62 FC ALONZA MF 10 當野泰生 3年 07.06.02 173.64 MF 7 中島悠吾 (Cap.) 3年 07.04.30 171.68 FW 30 城阪光喜 1年 09.12.29 177.65 FW 14 中積爲 3年 07.12.19 172.65 ガンバ大阪門真 監督 町中大輔
奈良クラブ GK 1 藤岡宏影 DF 3 太田祐樹 4 齋藤郁弥 5 湯浦崇斗 MF 6 藤原星空 7 舟山流人 8 正司珀天 FW 9 宮城龍 10 関口智世 15 長又逢来 19 浜名元希
ガンバ大阪 十四三十 十番三四六番七番 四番三三十八十三 十六
奈良クラブ 十番 十九八番九番 六番七番 五番四番三番十五 一番
双方キーパーから足元で繋ぐ。センターバックもきっちり繋げるので相手FWをむやみにフォアチェックをせず、パスコースを切る守備をするが、パスミスはない。
ガンバはキーパー�位酥�が実に高くてハイボールに強く、奈良クラブの数あったフリーキックやコーナーキックがあまりチャンスに感じなかったほど。ただ一回ゴールキックを目の前の味方に当てて跳ね返ってゴール方向に飛んだことがあった。枠を外れたが、あれが入ったら悔やみきれないだろう。センターバックコンビは実に堅実でミスをしないし、距離を取った守備も確か。ただし、奈良クラブの��関口にポストを許すなど劣勢だった。右サイドバック��村田は守備が物足りなかった。弱点になりかねなかった。攻撃面では十分。スピード溢れる選手。�ぐせ�はこの日のバックラインでは一番計算が立った。突破を許さず、サイドを駆け上がり、攻撃をフォロー。クロスまでは行かなかったが、左サイドバックとしてパーフェクト。��山本はU−18代表帰り。左足の名手で守備も見事なのだが、この日はベンチの指示か、下がりすぎ。バックライン手前まで下がってビルドアップの第一歩に。その分攻撃では脅威になれず。フリーキックも蹴る。彼を後方に置いたということはガンバはリスクを冒さないという意味だと思うが、チームとして勇気を欠いてしまった面はある。その分㉞深江は攻撃を託されたはずだが、輝けず。��中島は積極的だった。序盤はサイドで仕掛けて、途中から中に絞った。��當野は立ち上がりのサイドハーフから途中から3トップのウイングに上がり、そして4−2−3−1の左ハーフに戻った。基本がしっかりしていて止める蹴る仕掛けるを適切に判断できる。㉚城阪は最初センターフォワードと思ったが、奈良クラブの強度の前に輝けず。彼も十分上手いのだが、相方が上手すぎた。��中積はU−18代表帰り。上背はないが止めることが完璧で動き出しにも工夫があり、センターフォワード的なポジションで脅威になる。レフティ。本来なら強力なセンターフォワードと組めば最大の力を発揮できるのだろうが。ガンバでどうかはともかく、ほかのクラブでプロになれる力はある。
奈良クラブはバックラインが常にアラートだった。その象徴がキャプテン�B静弔澄�身体を張り、しっかり競り、指示も出す。左センターバック�ゃ憩�には高さもある。とはいえガンバ��中積にトラップする隙を作っているようではまだ足りない。このゲーム双方ともアタッカー>ディフェンダーという勝負だった。センターバックコンビはガンバのアタッカーが巧みにパスコースを消していたのに味方を見つけられてミスをしなかったのは素晴らしかった。��長又は上半身が強くスローインを飛ばせる。ガンバの��當野は相当手ごわい相手だが、味方と連動して上手く抑えていた。�ζ8兇話翦廚猟譴�らビルドアップ。案外パワーもあって、しかも運べる。7番は(なぜかコピペできない)前目のバランサー。��宮城はスピードがなく突破できず。細かいタッチのドリブルは中に追い込まれて奪われた印象。�╂技覆魯侫蝓璽�ック担当。数あるセットプレーは基本的に素直に上げる、だったが、デザインされたプレーをこの大一番に用意していなかったのか?上手くて中から仕掛けられる。�撹楊召倭農欧蕕靴ぁN�ち上がり、ガンバの右サイドバック��村田をタテに2回ぶち抜き、その後もタテもカットインもあった。チーム1のドリブラー。ガンバの脅威であり続けた。関西学生リーグでも3年生くらいになれば活躍できる。センターフォワード��関口は奈良クラブでは最もプロの可能性を感じた。長身で身体が強く動き出しもいい。ポスト役だったが本質はストライカーだろう。キックの精度もよく、アイディアもある。そして何よりハートがいい。少々ダーティーワークも犯す闘争心。チームに前向きの活力を与えた。
前半は若干奈良クラブペースで多くのセットプレーがあった。しかし8番のキック精度はあるが、イマイチ工夫がないのとガンバのキーパーの高さで迫力に欠けた。前半0−0。 後半ガンバは明確に4−2−3−1に。��中積が1トップで㉚城阪がシャドーだ。しかしそれに限界を感じてガンバは㉞深江→㉗安井をシャドーに入れた。とてつもなく上手い選手。㉚城阪はボランチに下がった。いささかガンバにとっては不利な判定もあり、ガンバはイライラしていたが、奈良クラブの強度が落ち、ガンバが攻勢に出る。奈良クラブも選手交代を織り交ぜ、しっかり抵抗する。終了間際にミスを奪った奈良クラブは関口がキーパーを外したが無人のゴールに流し込むだけ、という手前でガンバが必死に戻った。そしてこのまま後半終了。攻勢のガンバは極端な攻めに出なかったため、延長アリのレギュレーションかと思ったが、即PK戦だった。(40分ハーフ)
PK戦は奈良クラブが足に来ていたのでガンバ優位だと思った。
PK戦後攻のガンバ二人目��山本が右上を狙いゴール枠の奥に当たり跳ね返ったので失敗かと思ったが成功だった。奈良クラブは3人目と4人目がセーブされ、ガンバは4人全員成功。それも相当レベルの高いキックばかり。で4−2でガンバ大阪がPK戦に勝ち、全国行きを決めた。前年度全国制覇のガンバとしてはかろうじて予選突破したわけだが、PK戦の内容は完勝である。
| 2025年06月07日(土) |
高校総体大阪大会準決勝 阪南大高−仰星 大産大附−大阪桐蔭 |
全国高校総体の大阪府の代表枠は2。予選はかつてベスト4による決勝リーグ方式だったが、この方式だと公平ではあるが、無気力試合が発生する状況があるので、そういう事件が起きた翌年から完全トーナメントになり、準決勝の勝者2校が全国に行くことになった。したがって最も重要なのは準決勝である。例年堺S1開催で、今年もその予定だったのだが、大阪・吹田でワールドカップ予選のインドネシア戦が入り、練習場として堺S1が指名されたので、急きょ準決勝は桜スタジアム開催となった。堺ができる以前は高槻総合スポーツセンターなどでの開催はあったが、総体予選でのスタジアム開催は久し振りである。入場無料。 バックスタンド中央上部の見やすい位置でじっくり観戦できた。第1試合のカードは全国制覇する実力は十分ある阪南大高と、そこまでいかなくても全国制覇する可能性を秘めた東海大大阪仰星である。
高校総体大阪大会準決勝 阪南大学高校−東海大学大阪仰星高校 6月7日 11時 桜スタジアム ピッチ良 晴
阪南大高 監督 濱田豪 GK 1 徳田凌三 3年 172.66 08.02.24 千里丘FC DF 4 松本圭史 3年 187.79 07.08.13 ディアブロッサ高田FC 5 河村駿 3年 178.69 07.10.22 千里丘FC 6 長野晴 17 前田陵汰 3年 182.76 07.07.13 京都サンガFC U−15SETA滋賀 MF 8 藤沼咲 14 伊藤成康 3年 168.58 07.04.03 大阪市ジュネッス 18 岡田翔太郎 3年 165.53 07.12.01 アイリスFC住吉 19 平岡貴敬 FW 9 増野OSCAR太陽 3年 175.70 07.05.06 長野FC 10 瀬尾優斗
東海大大阪仰星 監督 中務雅之 GK 1 包速日力格 3年 180.66 07.12.26 ガンバ大阪門真 DF 3 松田幸太朗 3年 178.67 07.08.16 大阪市ジュネッス 5 寺田琉太 3年 177.64 08.03.28 大阪セントラルFC 2 梶原良斗 3年 171.63 07.06.30 宇治FC 11 山下恭佑 MF 10 影山昇大 3年 168.50 07.10.28 ガンバ大阪門真 8 中井湧心 3年 172.59 07.08.07 ガンバ大阪門真 12 西井颯太郎 3年 177.62 07.12.03 アイリスFC住吉 13 小堀厳咲 15 伊藤隆之介 FW 22 中野琉允
包速日力格は姓が包、名が速日力格、読み方も放送されたがメモっていない。
阪南大高 九番 十四十番十八十九 六番十七五番四番八番 一番
仰星 十二二二 十番十三十五八番 十一三番五番二番 一番
プリンスリーグ関西1部では仰星があっているが成績では阪南大高の方が上だ。 阪南大高は5−4−1。極力リスクを避ける。後方で回し、空いている選手を見つけて繋ぐ。そしてセンターフォワード��増野に当てて前進する。�ぞ硝椶魯僖錺侫襦0掬歸�な潰しがある。�荏暗弔魯譽侫謄�で運んで正確に出す。浮き球よりもグラウンダーで鋭い。��藤沼はタレントだが、後方で自重気味。�格寝�はレフティ。カットインばかり。しかし��藤沼はその外側をあまり上がらないよう指示されている。��伊藤も左カットイン。阪南大学において14番がエースナンバーなのと同様、阪南大高でも重要な番号だ。�臆�田はダイレクトというか周りを見ずに叩くのでミスが多い。��増野は175センチだが70キロあり、パワー勝ちしてポストプレーができている。
仰星はやはり引いて守備してロングボール。キーパー�(颪�後方を統率。高さもある。��松田は守備の要。戻りが早く、身体の使い方もうまい。阪南大高��増野に最初は完敗していたが、間合いを見ながらうまく身体をぶつけていた。��山下は明らかにサイドバックに慣れていない。増野が寄って狙われていた。��小堀は中心選手。右足フリーキックを担当し、中盤で上手く捌いていた。㉒中野はポストプレーヤー。なかなかパワフルだが阪南大高DF陣が揃っていて勝てず。��西井は小柄なドリブラーという印象だが、実は177センチあって、体重がない選手だった。 10分、阪南大高、たぶん�臆�田が切れ込んでシュート、左ポストを叩きこぼれを�格寝�が蹴り込む。1−0。以降も仰星はロングボールしかなく、しかも前線が勝てないので、特に㉒中野が阪南大高�ぞ硝椶亡闇圓靴童靴靴ぁA阿�らの追い方にも工夫がない。そもそも前から追わない。前半は1−0。
ハーフタイム、仰星は��西井→�殴ぅ鵝�ノートに名前書いたが読めないし、プログラムにも記載無い。要するに2ポストにしてロングボールを入れるという戦略。後半はサイドも上げて仰星が攻めるシーンも増えるが5バックの阪南大高は織り込み済みである。チャンスも何度かあったが、総じて阪南大高のシナリオ通りで、5バックの阪南大高に対し仰星は奪いどころがないのは終始同じ。たぶん5バックなり阪南大高のプランが仰星にとっては計算外だったのだろう。結局阪南大高が逃げ切り、1−0で勝利。全国出場を決めた。
大阪府の高体連は激戦区でレベルも高い。しかし返して言えばどの高校も全国経験が少ないためにあっさり負ける。しかしここのところ阪南大高は大阪府の1番手として全国経験を重ねており、そろそろ全国制覇してもいいころだ。
+++++++++++++++++++++++++++
第2試合は同じ系列校の大産大附対大阪桐蔭である。ともにプリンスリーグ関西2部。大産大附はタレントには欠けるが、伝統的にサイドに人数を割き、コンビネーションで崩すチームである。サイドと言えばバルサでクライフが実践したように、サイドに最高のタレントを置く、サイドこそ質という考え方があり、高体連強豪校でもサイドはタレント任せ、というところが珍しくない。東福岡はその典型だ。しかしリクルートで苦しい分、大産大附は創意工夫でサイドを破るチームを作り上げてきた。一方で中は薄くなりがちだが。 対する大阪桐蔭は強化指定クラブが大量にあり、そのすべてが全国大会経験がある。学校経営方針が明確な部活大国なのである。私はフットボール以外に吹奏楽部とラグビー部を観ている。両部共に全国最強クラス。高校サッカーももちろん男女とも強化指定クラブ。男子は繋ぐサッカーを継続してきたが、理想を掲げるこのやり方に結果がすべての学校方針に合致するのか疑問だが、永野先生の校内での発言力がうかがえる。
高校総体大阪大会準決勝 大阪産業大学附属高校−大阪桐蔭高校 6月7日 13時 桜スタジアム ピッチ良 晴
大産大附 監督 中西幸司 GK 1 岡本智晴 3年 175.66 07.05.21 アイリスFC住吉 DF 2 村田桜己陽 4 松本颯真 3年 176.65 07.04.19 高槻ジーグFC 5 福田結心 3年 178.63 07.04.21 住吉大社SC 6 村山結也 3年 177.70 07.10.25 FC平野 MF 3 西尾祐哉 3年 177.67 07.08.11 SC大阪エルマーノ 8 佃井大悟 2年 168.60 08.05.26 大阪市ジュネッス 10 谷端日樹 3年 171.65 07.04.26 柏田SC 11 久保颯汰 3年 165.57 07.07.26 枚方FC 9 松本龍利 3年 177.70 07.12.03 大阪狭山SC FW 14 三角俊也 3年 168.54 08.02.20 大阪セントラルFC
大阪桐蔭 監督 永野悦次郎 GK 1 谷口悠成 3年 176.70 07.05.28 奈良YMCA DF 2 岡仁大 3年 174.63 08.02.05 豊橋デュ―ミラン 3 石川虎門 3年 180.70 08.02.18 柏田SC 5 木岡一輝 3年 174.65 07.10.27 宝塚FC MF 27 山本準正 2年 178.68 08.01.10 東淀川FC 7 深瀬千翔 3年 170.57 07.09.13 ディアブロッサ高田 14 森誠翔 3年 175.59 07.07.08 川上FC 26 山上隼翔 FW 8 小松和史 3年 169.58 08.02.20 セレッソ和歌山 9 柴田柊大 3年 173.60 08.01.20 奈良YMCA 10 住友颯太 3年 176.66 07.06.10 住吉大社FC
村田桜己陽はムラタ・オウラと読む。山本準正は近畿大会のプログラムでは山本隼正となっていた。
大産大附は番号判別困難のため記載せず。いつもながらこういう学校は応援しかねる。大抵の場合、わざとやっているからだ。相手にわかりにくい方が有利だからだ。
大阪桐蔭 十番 八番九番 二七十四七番二六 二番三番五番 一番
大阪桐蔭は前進できるし10番に当てることもできる。立ち上がりは蹴ることが多い。㉗山本は傑出したタレント。左から突破できる。中も外も行ける。��住友は動き出しがよく、ポストになれる。�┥�松はエース。右足フリーキック担当。仕掛けられるが飛び出せて運動量が多い。基本的に㉗山本が突破して��住友が落とし�┥�松が決める形が理想か? 12分、�Э疾イ�ケガでアウト、�音安璽ぅ鵝�14分、㉗山本が左を突破、中に出し右寄り㉖山上が決める。0−1。 大阪桐蔭は繋ぎ始めるが、大産大附もサイドで回し始める。26分、大産大附��西尾のフィードに�B偲弔�決めて1−1。大阪桐蔭は前進できない。前半は1−1で終了。
ハーフタイムで大阪桐蔭は��森、��柴田→�位擴辞�??イン。ボランチが変わった。
十番 十八八番 二七十六十五二六 二番三番五番 一番
後半は中で前進できる大阪桐蔭とサイドを攻略できる大産大附の力比べとなったが、決めきれず、というか決定機を奪えず、1−1で延長へ。 延長での控え選手の差と走力の差で大阪桐蔭ペースになり、バーを叩くシュートもあったが、殆ど力尽きていた大産大附が何とか耐えて試合は引き分け。全国への切符はPK戦へ。後攻の大阪桐蔭が二人失敗し、大産大附は4人全員決めて、4−1で大産大附がPK戦を制した。この結果により、大産大附の初の全国が決まった。
大産大附は同じ全国を決めた阪南大高とは差がある。全国ベスト8は可能でも全国制覇はちょっと厳しい。シンプルに戦力が足りてない。だが返して言えば、チーム戦術、連携で上手く補っているともいえる。全国の高校サッカーファンには大産大附の断固サイド攻略戦略に注目してほしい。
| 2025年06月01日(日) |
高校総体滋賀県大会準々決勝 近江−綾羽 |
滋賀県は総体・選手権ともに平日開催日が1日ある。木曜日。総体については長年準決勝が平日開催日だったが、総体後だった近畿大会が春先というか晩冬に移って総体の日程が後ろにずれたためか、総体の平日開催日が準々決勝にずれていた。がそれが今年から再度準決勝の日になった。会場は東近江・布引である。近江鉄道の大学前駅から上り坂を登る。芝はなかなか良い状態。東近江と言えば、レイラック滋賀というかMI−Oへの理解が深く、出資したりビジョンなどスタジアムにも投資してくれるのはありがたいが、滋賀からJリーグ、となるとここの交通事情では観客は集められず、ホームタウンを変えるしかない。難しいしがらみができてしまったなあ、と思っていた。が彦根をメイン会場に開催することになった。社長も運営も変わったタイミングでレイラックが動いた。彦根もサッカーへの理解があまりない街だが、国体陸上競技場の国体後の活用から彦根市サイドが熱心に動いたのである。
さて当日、JRで近江八幡駅まで来て、近江鉄道で八日市乗り換え。この数日前に八日市駅に併設されている鉄道ミュージアムが再オープンしたので楽しむ。鉄道ファンが大好きな幕回しもできる。その後本数の少ない近江本線、何らかの愛称があったが、に乗って大学前まで行く。この駅から会場まで店は何一つない。「大学」とはびわこ学院大学である。
第1試合のカードは近江対綾羽。近江は彦根の高校。2年前の高校選手権全国準優勝。強化し始めたのは最近だが、あっという間に滋賀県のナンバーワンに立った。鳥人間コンテスト会場近くに人工芝の練習場がある。対する綾羽は草津の高校。草津の山の方に人工芝グラウンドがある。ここも強化してあっという間に強くなったが、ボトムアップ理論を導入してから結果はイマイチでなくなった。ボトムアップ理論には生徒の質と指導者のずば抜けたさじ加減が必要だろうから、勝つ、という意味ではなかなか難しいと思う。人間教育としてどうかは現場の人間じゃないから分からないが、学校経営者サイドは結果が出なくても理解があるのだろうか?
高校総体滋賀県大会準々決勝 近江高校−綾羽高校 6月1日 11時 布引陸上競技場 ピッチ良 曇り
近江 十一九番 二十八番二四 二二二番五番三番六番 一番
綾羽 十番十一 十四六番十六九番 二十四番五番七番 十二
近江は5バックだがいつもの5−2−3ではなく2トップだ。慎重なのはいつも通りだが攻めが薄い。そして例年ならバックラインから持ち上がる選手がいるのだが、今年はサイド以外上がらない。確実にボールを回すが、迫力がない。11番が右足セットプレー担当。9番は特にポスト役じゃない。8番は運べる。キーパーソン。今年の基本は無難に、無難に、だろうか?勇気を欠く印象もある。少なくとも自信は欠いているように見える。 対する綾羽は全体に緩い。デュエルにまるで迫力がない。ファウルは全くない。フェアなのは間違いない。しかし闘志が伝わってこないのだ。懸命にデュエルしたうえでのノーファウルならフェアプレーと言えるが、踏み込んだ守備をしないチームのノーファウルというのは価値が落ちる。こういう状況では近江が回し続ける展開になる。まるで指導碁みたいだな、と思って観ていた。20分、近江、左コーナー11番のキックに密集でだれか決めて先制。1−0。近江は右アウトサイドに18が入った。その後も近江が回し続けて前半は1−0で終わった。
後半立ち上がりにラッシュをかける強豪校のサッカーを見せた近江は1分、左アウトサイド8番が左を破り決めて2−0。その後も押し続け、後半半ばに右裏に出たパスに11番合わせそこなうが、キーパーのタイミングを外したシュートが左ポストに当たりゴールイン。3−0。そのまま試合が進む。終了間際、綾羽が闘争心を思い出したようにフォアチェックで相手を削り警告をもらったプレーは良かった。ノーファウルのフェアプレーもいいが、警告までなら闘争心を出していい。結局近江が3−0で勝ち準決勝進出を決めた。
|