サッカー観戦日記

2025年07月31日(木) クラブユース選手権決勝 鹿島−仙台

さて、本遠征最後の締めのクラブユース選手権決勝である。が、この遠征ではカムチャツカ地震津波による足止めで体力を消耗してフルタイム観るのは難しい。行けるところまで観る方針である。鹿島アントラーズは大会初日に観て優勝候補の本命だろうと判断したが、順調に決勝に進出した。対するは今大会というか今期絶好調で初の決勝となるベガルタ仙台である。

クラブユース選手権(U−18)決勝
鹿島アントラーズ−ベガルタ仙台
7月31日 18時 三ッ沢球技場 良芝 主審 西田裕貴氏


鹿島アントラーズユース 前所属記載なしは鹿島アントラーズジュニアユース出身
GK 1 菊田修斗  188.78 07.05.27 ジェファFC
DF 2 朝比奈叶和 178.70 07.07.15
DF 3 元砂 晏翔仁ウデンバ 191.82 09.03.10 FCフレスカ神戸
DF 4 大川 佑梧 (Cap.)  185.76 07.07.14
DF 26 岩土そら  172.63 09.05.01 
MF 6 大貫琉偉  169.65 08.04.09
MF 10 平島大悟  168.61 08.06.17
MF 14 中川天蒼  168.69 07.05.28
MF 27 福岡勇和  171.66 08.10.29 鹿島アントラーズつくばジュニアユース
FW 13 �睫擶与諭 �175.71 09.08.08
FW 40 吉田湊海  171.72 08.07.15 FC多摩ジュニアユース
控え選手
GK 29 黒澤奨永  177.72 07.08.23
DF   7   大島琉空  178.69 08.08.23 VIVAIO船橋SC
DF 22 倉橋幸暉  183.71 09.07.05
MF 8 佐藤湧斗  164.61 07.12.18
MF 18 三浦直人  167.65 08.02.27
FW 9 正木裕翔  165.62 08.03.28 鹿島アントラーズノルテジュニアユース
FW 11 長疾風   166.65 07.08.17 FC GRANRIO SUZUKA
FW 15 �睫攀運諭 �180.78 07.08.20 
FW 55 土井空芽  173.73 10.08.28 鹿島アントラーズつくばジュニアユース
監督 中野洋司


ベガルタ仙台ユース 前所属記載なしはベガルタ仙台ジュニアユース出身
GK 12 渡辺航聖  180.73 08.06.26 青森FCジュニアユース
DF 2 古川柊斗  170.73 07.12.13
DF 3 似内久穏  174.71 07.04.09
DF 4 永井大義 (Cap.) 185.79 07.11.19 S・F・Cジェラーレ
DF 5 今野翔太  176.71 07.12.10
MF 6 松田匠未  164.64 07.07.14
MF 7 浅尾涼太朗 168.63 07.07.14 バディージュニアユース横浜
MF 8 池田悠一  172.66 08.01.10 アリバSC
MF 10 稲木康太  179.75 07.10.30 成立ゼブラFC
MF 13 永守大宙  184.75 07.07.19 CAボカ ジャパン
FW 9 古屋歩夢  177.77 07.05.09 FC多摩ジュニアユース
控え選手
GK 43 真尊ジョイ 185.76 09.04.07 横浜FC鶴見ジュニアユース
DF 27 石原滉大  179.72 08.06.27 FC FUORICLASSE SENDAI
DF 40 安部嶺尋  166.63 09.08.13
MF 14 横山琉偉  175.69 07.09.13
MF 18 阿部琉海  170.64 07.04.08
MF 21 石山葉琉  179.70 08.07.28
MF 29 菊池倖征  176.64 08.08.31 遠野市立遠野中
FW 11 ピドゥ大樹 184.82 07.08.06 三菱養和SC巣鴨ジュニアユース
FW 20 佐々木亮  172.73 08.12.27 
監督 加藤望



鹿島
十三四十
十番六番二七十四
二六四番三番二番
一番

仙台
九番
六番
七番八番十番十三
三番四番五番二番
一番

鹿島は相変わらず超ど級(古い表現・・・・・・)のチームである。キーパー�ゝ禿弔呂いぅ�ーパーを輩出してきた鹿島らしく高さがあり、安定感抜群でキックもいい。鹿島で最高なのはセンターバックコンビ。�ぢ臉遒魯譽侫謄�で持ち出せてキックも最高で圧倒的に高くてパワフルで寄せも激しい。強烈な潰しで相手センターフォワード��古屋に何もさせない。彼はプロになると思ったら案の定大会終了後にトップ昇格が発表された。相方の�8戯修眥戮靴呂茲蟠�烈。長身で空中戦にも強い。マークもすきがない。まだ2年生だがトップ昇格は分からないが、彼もプロになる。左サイドバック㉖岩土は1年生とは思えない頭の回転の速さ、切り替えの早さとサイドを駆け上がるスピードがある。彼も有望。左足セットプレー担当。右サイドバック��朝日奈も身体があり上がるスピードと高い守備力がある。ボランチ�β膣咾藁沼�使い。レフティと思ったが右足セットプレー担当。左足で展開のパスを出せる。㉗福岡はクレバー。いてほしいところにいて攻守によく絡む。左ハーフ��平島は独特の間合いがあり、ワンフェイクでかわす。��中川はカットインもタテもあるが、落下点予測が正確で先が見えている。2トップはムービング系。柳沢敦が2人いるような。共に強力。㊵吉田は既にトップデビュー済。クレバーで長身ではないがポストができて、流れて受けるのも上手く、常に頭がフル回転している。相方の���睫擇盪�たタイプ。彼もかなりの逸材だ。しかもこの二人は相当ポジショニングを教えられているらしく、守備時に必死に追わないながらも相手の自由を奪ういい位置にいる。ミスを誘発させる。
全員逸材だが、中盤以外は結構プロの可能性があるんじゃないかな?中盤は身体はないが、技術戦術は申し分なし。

対する仙台だが、センターフォワード��古屋はポストをこなせていないが、味方のために必死に体を張る。動き方にも工夫がある。それでもあまり活躍できなかった。相手センターバックコンビが凄すぎた。左サイドバック��似内はレフティで上がりが早い。身体もある。対面に勝っていた。バックラインでは一番良かった。左センターバック�け憤罎皀譽侫謄�。責任感はあるが重圧に負けていた印象。ミスが散見され、そのうちの一つが致命傷となった。右センターバック�ズL遒狼蚕囘�には申し分なし。ただ潰しきれなかった。相手2トップが捉えどころがなかった点を差っ引いてもきっちりマークに付きたかった。右サイドバック��古川はタフ。若干抜かれるシーンはあったが粘り強かった。とはいえ競り方は弱い。その分同サイドの中盤の��永守の負担が大きかった。彼はカバーが早い。専門の右サイドハーフには見えなかったが。��池田は下がって組み立てる。守備力はなかなか。��稲木は攻守に奮闘。いいミドルもある。彼の展開力は鹿島のプレッシングを上手くかいくぐった。�Ю�尾も逆サイドが見えている選手。仕掛けられるし、彼のサイドアタックはカギだった。��松田はシャドーだが、守備の負担が大きく、攻守に走らせれて負担が大きかった。

18分仙台、自陣マイボールで左センターバック�け憤罎�持ち上がり、インサイドに入れたパスをまんまとカットされ、鹿島左に展開、���睫擇鬮�平島が追い越し、中に入り㊵吉田シュートのこぼれを㉗福岡がペナやや外から丁寧にシュートして決める。1−0。仙台としては痛恨のミス。これで完全に鹿島の流れになる。37分、左サイドで��平島が㉖岩土とのパス交換から抜けて左クロスに���睫撻悒奪匹韮押檻亜A鞍召錬押檻亜�仙台は手も足も出ない印象だった。動きが悪い。

後半も53分(40分ハーフ)左で��平島と㉖岩土のパス交換で平島が抜け出し、左クロスにファーで��中川がヘッド。3−0。勝負ありとみて60分過ぎに帰路についた。



2025年07月29日(火) 全国高校総体3回戦 高知中央−大津 飯塚−米子北 帝長−滝二 尚志−桐光学園

さて、中一日空けて全国高校総体三日目三回戦である。基本的になかなか見られない各地の高校を見たいが三回戦まで生き残っているあまり有名じゃない高校は少ない。そんな中、高知中央が2回戦で前橋育英を破り3回戦に勝ち進んできたので観る。良く思っているのは高知県のフットボールは全国最弱ということ。高校生年代で全国制覇はなし。可能性も感じない。サッカースタジアムもなく、あらゆるカテゴリーが力不足で、強いてあげれば野地先生のときの高知大が総理大臣杯で準優勝したくらいで、ほかは勲章と言えるものがないのが高知県なのである。今シーズンJリーグに高知ユナイテッドが昇格してきたので、会場の雰囲気を確かめに行こうとは思うが。

で高知県の高校サッカーだが、近年高知高校が強い。もともとフットサルで高知中学が全国に出ていて技術はあるが、高校も繋いで崩すスタイルを高知県にあって地産地消で作り上げている。私は高知県の高校が地元の育成の成果として強くなってほしい、つまり高知県にフットボールが普及してほしいと思っているが、高知高校は理想である。しかしサッカー留学も否定しない。地元で育成しているのは大前提だが、地元への刺激にはなる。その留学主体なのが高知中央だ。関西からの留学主体に強化している。2回戦で前橋育英を破ったこのチームを確認したかった。

全国高校総体3回戦
高知中央高校−大津高校
7月29日 9時半 JヴィレッジP2 良芝 主審 野村尚太郎氏


高知中央
GK 1 守安正騎 (Cap.) 3年 172.68 柏田サッカークラブ
DF 2 山川翔永  3年 161.57 SCエルマーノサッカークラブ
DF 4 白川聡太  3年 177.66 FCリフォルマ
DF 5 森田大雅  3年 178.70 岩田フットボールクラブ
DF 6 新井永廉  2年 168.52 クマガヤサッカースポーツクラブ
MF 7 坂本翔真  3年 165.60 住吉大社サッカークラブ
MF 8 山添拓海  3年 171.67 FCリフォルマ
MF 12 石川陽向  3年 168.54 テゾーロウフットボールクラブ
MF 14 篠原仁   3年 165.57 WILD FLOWERS
FW 9 小林夢歩  3年 165.64 プログレッソ佐野FC U−15
FW 10 三井虎翔  3年 166.60 高石中央FC
監督 近藤健一朗
大津
GK 1 村上葵   3年 177.67 カティオーラフットボールクラブU−15
DF 3 今井獅温  3年 189.72 V・ファーレン長崎U−15
DF 4 松野秀亮  3年 186.73 レノファ山口U−15
DF 5 村上慶   3年 182.74 アビスパ福岡U−15
DF 14 渡部友翔  2年 174.62 ソレッソ熊本
MF 6 福島悠士  3年 175.72 DESAFIORA.FC
MF 7 岩��天利  3年 173.60 アルバランシア熊本U−15
MF 10 福島京次 (Cap.) 3年 174.63 ロアッソ熊本ジュニアユース
MF 11 有村颯太  3年 168.59 FCK MARRY GOLD AMAKUSA U−15
FW 9 山下虎太郎 3年 162.58 FCK MARRY GOLD AMAKUSA U−15
FW 17 山本翼   2年 169.59 ソレッソ熊本
監督 山城朋大


高知中央
十四
十二
九番七番八番十番
二番四番五番六番
一番

大津
九番十七
十一七番
六番十番
十四四番三番五番
一番


試合開始。高知中央は必死に前から追う。フォアチェックを組織だって行う。センターバック以外は小柄なチームだが機動力はある。交わされても交わされても食らいつく。が、やがて撤退守備になる。ここまで高知中央のプラン通りか。観戦ノートには「どうみても全面的に大津が上」と書いている。個別評も高知中央については書いていない。つまりタレントはいない。大津については2回戦の野辺地西戦で書いているので省略。スピード差も大きい。前橋育英戦もこの要領で守ったのか?70分ゲームだから耐えられる時もあるだろう。しかしシュートに行けない。殆ど打てない。コーナーキックもなく、ゴールキックばかり増える。28分、大津�瓜核椶�ポストで落とし�κ‥舁�が裏に出し��山下が裏に抜けてキーパーとの1対1を沈めて大津先制。31分中に現れた�ヂ湿紊�ら��福島京が左足ミドル、これが高知中央に当たってコースが変わり、左隅に決まって0−2。ここでピッチ移動した。力の差から言って勝負が決まったと思った。前橋育英戦ではアディショナルタイムに2点取って逆転勝ちしているが、パワープレーもセットプレーもなさそうという印象だ。今大会配信は原則生だけで後では確認できない。

なお最終スコアは0−7で大津が大勝した。



+++++++++++++++++++++++++++

全国高校総体3回戦
飯塚高校―米子北高校
7月29日 9時半 JヴィレッジP7,8 ピッチ良 主審 森岡宏紀


飯塚
GK 1 原夢希   3年 178.75 V・ファーレン長崎U−15
DF 2 鮫島遼介  3年 167.63 C.A.Fukuocana
DF 3 木下宗祐  3年 181.72 大阪東淀川FC
DF 15 森本快 (Cap.) 3年 181.70 オリエントフットボールクラブU−15
DF 16 貞金大樹  2年 168.54 FCツネイシU−15
MF 4 坂本馳空  2年 178.68 オリエントフットボールクラブU−15
MF 6 保科剛   3年 173.67 CAグランロッサ
MF 7 古畑魁斗  3年 171.65 小倉南フットボールクラブジュニアユース
MF 13 新垣類   3年 165.55 アリーバFC
FW 9 塚本一咲  3年 183.75 GULLID ASAKURA FC U−15
FW 28 杉本凛琥  2年 167.70 筑後FC U−15
監督 中辻喜敬


米子北
GK 1 酒井律輝  3年 182.75 尼崎フットボールクラブジュニア
DF 2 藤原大空  3年 172.63 ガイナーレ鳥取U−15
DF 3 熊野俊典  2年 180.70 高槻フットボールクラブジュニアユース
DF 4 浜梶優大 (Cap.) 3年 174.67 玉湯サッカークラブ
DF 20 竹内晴太  3年 172.67 ボアソルテ美都フットボールクラブ
MF 6 湯月哲大  3年 172.69 Jフィールド岡山F.C.
MF 8 宮崎亮翔  3年 168.65 ガンバ大阪門真ジュニアユース
MF 10 山下一圭  3年 170.65 宇治フットボールクラブジュニアユース
MF 11 石飛五光  3年 177.63 RIP ACE SOCCER CLUB
FW 9 田中太賀  3年 172.66 FC FARFALLA U−15
FW 18 妹川将基  3年 173.64 柏レイソルA.A.TOR‘82
監督 城市徳之

飯塚は福岡県に限らずリクルートしているし、米子北も鳥取県はほぼいない。
米子北は城市先生総監督、中村真吾先生が監督という体制が続いていたが、昨年度U−17日本高校選抜の監督も務めた中村監督が体罰事件を起こして休養。地方のサッカー留学主体の高校というものは必ずしも生徒の質、特に学力やモラルに問題を抱えるところが珍しくなく、指導が難しいものである。もちろん暴力はいけない。暴力に解決を見出した教師の未熟さは批判されなければならないが、しかし今の教員は必ずしも優秀な人材が職を争う立場ではないので、今後とも問題は起きるだろう。

さて後半から観戦。

飯塚
十一九番
五番六番四番十三
十六十五三番二番
一番

米子北
十八九番
十番八番六番十一
二十二番三番四番
一番


飯塚はボランチ�κ櫺福↓ず篷椶�下がって組み立て、サイドバックが高い位置を取る。��塚本はポストをこなす。センターバックコンビは180オーバーだが、必ずしも空中戦では勝てない。基本的にゲームを作るタイプのチームだが、あまり前進できない。

米子北は中盤で�ε魴遒�次々に奪い返し、敵陣に蹴り込む。ここは伝統的にゴール前に放り込み追い回す、小峰先生の国見以来のスタイルだ。フォワードも体格データの通り、172とか173とか大柄じゃないが、空中戦に強く、競り合いに強い。��山下は上手い。右サイドバック�ど由瓩論儷謀�に上がる。

スコアレスドローの雰囲気の中、終盤に飯塚はPK戦用キーパー

21 高田大雅  3年 191.115 FC Fuji ジュニアユース

が入る。でPK戦。飯塚のPK戦用のキーパーのはずなのに飛ぶ方向がことごとく逆で、米子北が外したこともあって4−4でサドンデスに入り、同じ方向に飛んだキックを長身を生かして止める。巨漢って素晴らしい。結局PK戦で飯塚は勝ち上がった。


++++++++++++++++++++++++++

さて、午後の第2試合である。帝長は11人制での全国制覇経験はない。全国ベスト4はやたらと多いが。かつては地元の子供を下部組織の長岡JYFCで育ててプロに送り込んだ高校だが、選手寮ができてから全国からタレントが集まっている。その理由の一つが、ここはやっているフットボールが魅力的だ。自陣から繋いで細かく連動して完全に崩して得点する攻撃的フットボール。遊び心があり、選手も育て、大学でも活躍できる選手を送り出している。おそらく成長しやすい環境だ。もちろん雪国なのだが、上手く順応して育てている。はっきり言うが、私が最も好きな高校チームの一つだ。
対する滝二は全国制覇経験もある高校だ。顧問が特に問題も起こしていないはずなのに、校内の他の部活の顧問に移ってから低迷して、全国上位には来れていなかった。細かいことは考えるな、個性を前面に出してプレーしろ、というチームで、選手の自由度が極めて高いカオスなチームである。

全国高校総体3回戦
帝京長岡高校−滝川第二高校
7月29日 12時半 JヴィレッジP1 良芝 主審 田原愼乃介氏


帝京長岡
GK 1 仲七璃   2年 183.71 FC東京U−15むさし
DF 2 リヴキン辻アーロン 3年 180.66 ガンバ大阪ジュニアユース
DF 3 吉田龍悟  2年 182.72 ジェファフットボールクラブU−15
DF 4 桑原脩斗  3年 182.80 北海道コンサドーレ札幌U−15
DF 5 西馬礼 (Cap.) 3年 182.73 フットボールクラブフレスカ神戸
MF 7 水澤那月  3年 168.62 FC Viparte
MF 8 中澤昊介  3年 175.64 アイリスFC住吉
MF 14 和食陽向  2年 166.60 フットボールクラブフレスカ神戸
MF 20 樋口汐音  3年 180.70 SQUARE富山FC U−15
FW 9 児山雅稀  1年 173.67 フットボールクラブフレスカ神戸
FW 12 上田十輝  3年 177.65 千里丘FC
監督 古沢徹

滝川二
GK 1 岩橋晃大  3年 184.71 セレッソ大阪和歌山U−15
DF 2 山田悠生  3年 177.68 神戸フットボールクラブジュニアユース
DF 3 浜口巧成  3年 186.73 虎ジュニアU−15
DF 4 滝澤呂澪 (Cap.) 3年 182.67 クラブテアトロJY
DF 5 吉井悠   3年 175.65 FC BASARA HYOGO U−15
MF 7 南壮一郎  3年 177.67 神戸フットボールクラブジュニアユース
MF 10 北村勇貴  2年 171.61 FC PATENO ITAMI
MF 14 米田空眞  3年 174.59 セレッソ大阪和歌山U−15
MF 17 宮本蒼大  2年 174.59 三宮フットボールクラブジュニアユース
FW 9 空久保善  3年 166.64 サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース
FW 13 坂田淳哉  3年 176.67 アメージングアカデミー
監督 小森康宏

帝長
九番十二
十四
七番八番二十
二番四番五番三番
一番

滝二
十三九番
七番十四十七十番
五番四番三番二番
一番

高校野球で「いてまえ打線」というのがあるらしいが、滝二は「いてまえフットボール」である。一人一人があまり状況を考えずに目の前の敵に食らいつく。これはお互いに連動してスペースを作り合い生かし合う帝長の思うつぼだ。
帝長でまず驚いたのは��児玉だ。1年生なのに9番を与えられるなんて、と思ったが胸板が厚くて強いし、スピードもある。そしてタッチが柔らかい。下がってリズムを作っている。これは間違いなく「将来を期待されて」などではなく、「主力選手として期待されて」9番を与えられている。エースは��和食(わじき)だ。身体はないが上手いし、カウンターで仕掛ける迫力がある。パスもカットできそうでカットできないいやらしい。フットサル経験があるんじゃないかな?それもかなり。帝長のエースナンバー14番を与えられるだけはある。右足セットプレー担当。キーパー�|腓和�元だけでなく高さも安定している。�5氾弔呂�なり攻撃的で、彼が右ウイングバックの3バックかと思った。�ダ召魯譽侫謄�。ミスしないし鉄壁の守備力がある。大学サッカーでも楽しみ。�▲螢凜�ン辻もレフティ。右の吉田が超攻撃的だけに左の彼はバランスを取るの難しいと思うが、攻撃的姿勢を失わなかった。�し�原はカバーリング主体だが、やはり上手い。帝長のバックラインは全員タレントだ。�Э縷靴呂茲�見えている選手。帝長のサッカーは細かい技巧に走りがちなので彼のような存在は大きい。��北村はターンが鋭く、切れ込みが鋭い。��中澤はハードワーク。��上田は身体を張りつつ細かく考えて動く帝長フォワードらしい選手。

11分、帝長�Э縷靴虜献�ロスを��児玉が合わせて先制。帝長の猛攻が続き前半アディショナルタイム、��上田のパスに��児玉が絶妙なファーストタッチで抜け出して流し込む。2−0。さらに��児玉から�▲螢凜�ン辻に通って決めて前半3−0。

勝負ありとみてハーフタイムでピッチ移動したが、実は後半は滝二が2点追撃した。帝長としては強豪校のゲーム運びではない。後々禍根残すぞ、と思ったら、準々決勝は配信見る限り冴えない内容で尚志にPK負けしてしまった。高校生のメンタルは難しい。

++++++++++++++++++++++++++

全国高校総体3回戦
尚志高校−桐光学園高校
7月29日 12時半 JヴィレッジP2 良芝 主審 藤岡慶悟氏
尚志
GK 16 門井宏樹  3年 180.68 クラブ・ドラゴンズ柏U−15
DF 2 木村心貴  3年 178.62 セレッソ大阪和歌山U−15
DF 3 西村圭人 (Cap.) 3年 177.68 アルビレックス新潟U−15
DF 5 榎本司   3年 175.62 川崎フロンターレU−15
DF 17 星宗介   2年 174.63 矢板サッカークラブ
DF 20 迫田悠聖  2年 177.65 1FC川越水上公園
MF 7 臼井蒼悟  3年 171.62 栃木サッカークラブU−15
MF 8 阿部大翔  3年 176.64 アトラエンセFC平塚
MF 10 田上真大  3年 172.64 シュートJrユースFC
MF 14 若林衣武希 2年 170.60 シュートJrユースFC
FW 9 根木翔大  3年 178.64 フットボールクラブフレスカ神戸
監督 仲村浩二

桐光学園
GK 1 斎藤准也  3年 194.83 川崎フロンターレU−15
DF 2 武山陽介  3年 178.74 FC東京U−15むさし
DF 3 田中智也  3年 175.73 淞南ベルマーレU−15EAST
DF 4 川谷駿斗  3年 188.83 東急SレイエスFC U−15
DF 5 陶山響   3年 175.65 川崎フロンターレU−15
MF 6 米川洋輝  2年 175.72 FC町田ゼルビアジュニアユース
MF 7 宇留江生叶 2年 175.65 FC厚木ジュニアユースDREAMS
MF 8 松岡奏友  3年 174.65 名古屋グランパスU−15
MF 11 萩原慶   2年 175.61 シュートJrユースFC
FW 9 西城大翔  2年 171.65 東急SレイエスFC U−15
FW 10 倉持慶太 (Cap.) 3年 172.66 SOLTILO TOKYO FC
監督 鈴木勝大

さて後半から観るこのゲームだが、尚志に前半退場者が出ている。つまり�┛ど瑤�終了間際に退場して、前半は1−1で終了している。

さてこの両校は一言でいえば現実主義である。尚志は勝つためには地元福島の子だけではなく、サッカー留学が必要と考えて強化して、最低限繋ぐが、カウンターが得意で、PK戦もかなり練習している、そういうタイプの高校だ。プレミアも経験している。対する桐光学園は佐熊監督の時代は繋ぐスタイルで知られていたが、鈴木監督になってからは割と結果にこだわるタイプで、守備を固めてカウンター主体。地元川崎フロンターレなど、リクルート事情は良い。

尚志
十番九番七番
二十十七
二番三番五番四番
十六

桐光学園
九番十番
六番七番八番十一
五番三番二番四番
一番


桐光学園と言えば、判別困難な番号だが、反省して改めてくれたのだな。わざと分かりにくくするチームは観る方からすれば最悪なので。

さて当然のように桐光学園は押し込むのだが、自分から崩すのは苦手なチームなので詰まってしまう。敵陣に入ってからのパスがスムーズではない。尚志は左の��田上がタレントで、個で仕掛けられるが、桐光学園も警戒していて、むしろ右の�П碓罎離好圈璽匹鮴犬�したカウンターが脅威になる。結局ゲームは膠着気味で終わりPK戦に。退場者を出したゲームのPK戦は両校蹴る人数を10人にして行う。キーパーも蹴って二巡目で尚志が勝ち、準々決勝進出を決めた。



2025年07月27日(日) 全国高校総体2回戦 阪南大高−立正大淞南 大津−野辺地西

全国高校総体第2日、2回戦。日曜日であり、Jヴィレッジ駅は混んでいる。中に入りすぐ左手のピッチがP2である。入ったところの駐車場は関係者以外立ち入り禁止で、駐車場から入るピッチ脇の芝生は観客席指定されていないが、P2の観客席指定はゴール裏であり、それでは見えない。そして反対サイドには控え部員の応援団も形成されており、事実上観客席と判断して陣取る。注意があれば移る用意はあるが。この日は曇りで、これならば、と1時間前からまったりピッチを眺める。もちろん日焼け止めは塗るが。日傘の下に入り、風が吹いていることもあって、観戦慣れしている身にはさしたる負担じゃない。この日はピッチ移動せず、1試合じっくり見る。

全国高校総体2回戦
阪南大学高校−立正大淞南高校
7月27日 9時半 JヴィレッジP2 良芝 主審 松原正宗氏

阪南大高
GK 1 徳田凌三  3年 172.66 千里丘FC
DF 2 村田敬太  3年 167.58 サルパフットボールクラブ
DF 4 松本圭史  3年 187.79 ディアブロッサ高田FC U−15
DF 5 河村駿 (Cap.) 3年 178.69 千里丘FC
DF 6 長野晴   2年 179.68 千里丘FC
DF 17 前田陵汰  3年 182.76 京都サンガF.C.U−15 SETA滋賀
MF 10 瀬尾優斗  3年 161.57 枚方フットボールクラブマシア
MF 11 三浦悠人  3年 165.58 A.C.Re:Salto
MF 14 伊藤成康  3年 168.58 大阪市ジュネッスフットボールクラブ
MF 18 岡田翔太郎 3年 165.53 アイリスFC住吉
FW 9 増野OSCAR太陽 3年 175.70 長野フットボールクラブ
監督 �霤長�


立正大淞南 監督 野尻豪
GK 1 山田新   3年 180.74 FC Unione柏原
DF 2 北河龍磨  3年 173.68 FC豊橋デュ―ミラン
DF 4 宮林彪真  3年 174.67 AZ‘86東京青梅
DF 5 禹導勳   3年 178.76 伊丹フットボールクラブジュニアユース
DF 7 寺門明瑠  3年 174.66 malva SC
MF 12 服部光将  3年 174.70 Vervento京都F.C.
MF 13 西森永眞  3年 167.66 ソーニョFC掛川
MF 16 川村縁   3年 166.65 Vervento京都F.C.
MF 17 豊田寛太 (Cap.) 3年 175.68 Vervento京都F.C.
FW 10 若槻大雲  3年 184.74 サンフレッチェくにびき
FW 19 金子将大  3年 174.78 伊丹フットボールクラブジュニアユース

阪南大高について

DF 7 藤沼咲   3年 176.64 京都サンガ

が控えに入っている。大会前のネット情報だとか大会プログラムではキーパー登録になっている。突破力に優れたサイドアタッカータイプだが、全国大会前にコンバートか?と思った。単なるミス?得点も多い選手だけにキーパー登録は解せなかったが……。

阪南大高
九番
十四十八十番十一
六番十七五番四番二番
一番

立正大淞南
十九十番
十三十六十七十二
七番四番五番二番
一番

阪南大高は5−4−1。後方に人数を割き、スペースを与えない慎重派の考えだ。攻撃面では前に上がるし繋げるチームに変わった。そして1トップ��増野が確実にポストをこなせる前提のシステムではある。

GK�‘租弔肋�柄ながらバックライン後方をカバー。声も出ている。�ゲ和爾魯侫�アリベロ的に少し上がって組み立てる。左ストッパー�荏暗弔魯譽侫謄�で前にズバッと通せるフィードが武器。右ストッパー�ぞ硝椶篭�靭なクラッシャーだが足元もある。右アウトサイド��村田は古典的アウトサイド。よく走る。左アウトサイド�δ耕遒魯譽侫謄�で中にも入り偽サイドバック的にそこから起点になったりカウンターに備えたりする。��瀬尾は運動量豊富で基本は中盤の底だが上がる意識も強い。スルーパスもある。�臆�田は第2のフィニッシャー。高い位置を取り、決定機に絡む。��三浦はレフティで右カットイン得意。��伊藤は阪南大高のエースナンバー14番を与えられるだけはある。裏を取れて仕掛けられて身体も張る。��増野は上背はないながらも強靭で身体を張り、ポストをこなす。
阪南大高は4−4−2プレッシングだったり繋ぎ倒すスタイルになったりと変遷はあるが、今は5−4−1で慎重に入り後方から繋ぐチームで全国でも勝てる(むろん全国制覇という意味だ)チームになったかな?という印象。

対する立正大淞南は関西からのサッカー留学を軸に近年は地元でも育てて、先日はヴィッセル神戸のアカデミーを置く、という報道があった。総監督の南先生は失礼ながらできたお方で、恐らく問題児だらけの高校で、コロナ集団感染という素人には対処が難しい問題を除けば大きなトラブルもなく、上手くチームや部をコントロールしている。

右センターバック�ャ擦離侫�ードはなかなか良い。左センターバック�さ槊咾郎綟鄲膵皚�増野に大苦戦する。パワー負け。実は1回戦はここが75キロある��重原を起用していたが、体重のない宮林をスタメン起用するからには理由があるのだろう。ベンチからすれば健闘していたと判断できるのかもしれない。実際この試合アディショナルタイムまで宮林は代えられなかったし。�∨眠呂肋紊蠅�早い。豊橋デュ―ミラン出身。謎の育成クラブ。左サイドバック�Щ�門は小技あり。右ハーフ��服部はレフティでカットインを立ち上がりは見せていたが、阪南大高に対応されてしまった。キャプテン�泳�田は右足セットプレー担当。精度はあるが、立正大淞南らしいデザインされたプレーを仕掛けなかった。相方の�粟鄲爾亘�田と出身クラブが同じ。良く走る。左ハーフ��西森も左カットイン得意だが、右の服部ほどは仕掛けられず。というのも阪南大高の右アウトサイド村田はサイド専門でスペースが全くない。2トップの内184センチの��若槻ではなく、174センチの�涯盪劼海修�ポスト役である。体重では金子だから。若槻は一通り何でもこなせる。しかし孤立気味の2トップの負担は大きい。正直このゲームでは2トップの良さは出なかったかもしれない。

33分、阪南大高、左で��瀬尾が仕掛けて��増野に当てて左裏に飛び出した��伊藤がペナ左寄りから流し込み1−0。前半は1−0。

後半5分、阪南大高�臆�田から��伊藤がペナ内で��瀬尾に出して決めて2−0。立正大淞南はデザインされたセットプレーのDVDも出すチームだが、少ないながらもあったセットプレーでなぜ秘策を繰り出さないのだろう?慎重になった阪南大高の流れが変わらないまま、60分、立正大淞南がハーフウェイラインを少し超えたところでセットプレーで何らかの策を仕掛ける。二人いて少し動かすが、それを�臆�田がカット、運んで��がペナ右で受けて切り返して左足で決めて3−0。立正大淞南としては策が裏目に出た。立正大淞南ベンチ「ゲームが壊れるやないか」。まあとにかくこれで意気消沈。3−0で阪南大高が勝利した。


++++++++++++++++++++++++++

さて第2試合は本遠征の最大の目当て、野辺地西の登場である。青森県内の大会については青森山田が「400連勝」以上していた。高校選手権予選決勝で野辺地西と引き分け、PK戦で全国に行った年もあるのだから、正確には引き分けを挟んでいるので「400ウン連勝」ではないが、「嘘大げさ紛らわしい」を好むテレビや新聞などメディアの悪癖である。そして今年の総体予選決勝で再び青森山田と野辺地西が引き分け、PK戦で今度は野辺地西が勝った。するとメディアは青森山田の連勝が止まった、と宣うわけである。連勝が止まったのは今回が初めてではないし、しかもあくまで引き分けなので、青森山田の不敗記録は止まっていない。まあ愚かなメディアはさておき、とにかく野辺地西は初の全国というわけだ。青森山田と引き分けて全国に出るのだから初出場であっても全国レベルを期待されるわけだ。もちろん野辺地西はリーグ戦ではプリンスリーグ東北に上がれていないし、トーナメントの東北大会レベルでも結果は出せていない。TVerで観る高校選手権予選はただ守って蹴り返すだけで、対青森山田のあまりに特化されすぎたチームで、違うタイプのライバルとどう戦えるのか?など疑問は多々ある。しかし「幻の強豪校」としてのイメージがあり、どんなものか関心があった。

対する大津は結果的に今大会準優勝する強豪で、しかも決勝も負けていなくてPK準優勝だ。昨シーズンプレミアリーグを制した。つまり高体連のみならずクラブチームも含めた最強チームに輝いた強豪中の強豪である。選手の前所属を見てほしい。Jのアカデミーから大津に来た選手が多い。一般にそういう進路はプロから遠ざかるし、そもそもJユースで活躍できないレベルの選手が「ステップダウン」として高体連を選ぶものである。しかし大津高校についてはプレミアリーグでも上位の存在であり、長崎や福岡、熊本や山口のユースと比べてもチーム力では格上と言える。一人一人をきっちり育ててくれるか?という意味ではユースと比べると疑問もあるが、チームとしてのクオリティは高い。なお、野辺地西も八戸のアカデミー出身がいるが、八戸の場合、まだまだ力が足りてなくて、青森県リーグでは野辺地西と似たり寄ったりの成績でトップ昇格も出ていないし、OBが大学でも大活躍しているわけでもない。だから野辺地西への進路を選ぶのは無理もない。

試合は同じことを考えるファンで観客席は超満員だった。

全国高校総体2回戦
大津高校―野辺地西高校
7月27日 12時半 JヴィレッジP3 良芝 主審 田原愼乃介氏


大津
GK 1 村上葵   3年 177.67 カティオーラフットボールクラブU−15
DF 3 今井獅温  3年 189.72 V・ファーレン長崎U−15
DF 4 松野秀亮  3年 186.73 レノファ山口U−15
DF 5 村上慶   3年 182.74 アビスパ福岡U−15
DF 14 渡部友翔  2年 174.62 ソレッソ熊本
MF 6 福島悠士  3年 175.72 DESAFIORA.FC
MF 7 岩��天利  3年 173.60 アルバランシア熊本U−15
MF 10 福島京次 (Cap.) 3年 174.63 ロアッソ熊本ジュニアユース
MF 11 有村颯太  3年 168.59 FCK MARRY GOLD AMAKUSA U−15
FW 9 山下虎太郎 3年 162.58 FCK MARRY GOLD AMAKUSA U−15
FW 17 山本翼   2年 169.59 ソレッソ熊本
監督 山城朋大

野辺地西
GK 1 喜村孝太朗 3年 179.75 東京SC U−15
DF 2 橋本楓琉  3年 170.63 コンフィアール町田JY
DF 3 中野渡琉希 3年 179.63 ヴァンラーレ八戸フットボールクラブU−15
DF 4 山下海藍  3年 178.70 TRIAS七戸サッカークラブU−15
DF 5 越後來琉  2年 178.66 十和田セライオFC・U−15
MF 8 関下煌己  2年 172.60 ヴァンラーレ八戸フットボールクラブU−15
MF 10 阿部莞太  3年 174.65 TRIAS七戸サッカークラブU−15
MF 11 小向蓮翔  2年 171.60 FC多賀レッドスターU−15
MF 13 里村斗望  2年 173.64 三本木中
FW 7 木村隆太  2年 179.73 FC多賀レッドスターU−15
FW 9 藤田律 (Cap.) 3年 174.71 八戸FOOTBALL CLUBジュニアユース
監督 三上晃


大津
九番十七
十一七番
十番六番
十四四番三番五番
一番

野辺地西
七番九番
十一八番十番十三
五番四番三番二番
一番


大津は後方で素早く回し、両サイドバックは上がりっぱなしでボランチがゲームを作り、サイドハーフが大きく開いて小柄な2トップにタイミングよく動いて受け、ポジショナルで4トップ的に受け手が多く、きれいな4−4−2プレッシングの野辺地西が中盤で奪えないこともあってサイドハーフが空く。近くに「11見ろよ」「11空いてるぞ」とやたら大津の左ハーフを警戒しろ、と声をかける野辺地西保護者がいたが、分かっていてもどうしようもない。

大津について
キーパー�‖湿紊聾緤�でビルドアップ。ミドルパスのミスが散見されたが、無難に繋ぐ分には問題なかった。バックラインでまず目についたのは右サイドバック�ヂ湿紊澄5競汽ぅ疋丱奪�として中で組み立てカウンターに備えて相手を引きつけ味方をフリーにする。彼の存在で野辺地西の中盤が引きつけられ、大津のアタッカーと野辺地西バックラインが数的同数になりがちになった。プロになる力はある。左センターバック�ぞ礁遒魯譽侫謄�で持ち出せてパスも正確。そして圧巻の高さとパワー。彼もプロの可能性はあるが、大学ならば関西学生リーグに来てほしい。右センターバック��今井もシンプルなプレーはミスしないし、守備力が高い。左サイドバック��渡部は上がりっぱなし。もともと左ウイングなのでは?レフティ。ボランチ��福島京はいいところで受けてゲームを作る。セットプレー担当。プレッシングを苦にしないポジショニング、認知は見事だと思った。�κ‥舁�は身体を張れるが、上がる意識も強い。全員が主役意識の強いチームにあって彼のように強い主役意識と周囲との連携が両立する大津は真に強いチームだと思った。右ハーフ�Т糯�も左ハーフ��有村もサイドが空くので好きに仕掛けられる。ともにタテもカットインもある。2トップは小柄で体重もないが、味方がお膳立てしてくれるので身体を張る必要があまりない。

一方の野辺地西は秩序だった4−4−2プレッシングか交わされるが、強度が非常に高く、基本的には蹴り返すだけだが、守備力は完全に全国レベル。初めて全国に出て当たる相手が大会最強クラスではなく、平均的なチームだったら、その強度で十分戦えただろう。サイドハーフはサイドバックへの警戒のためサイドバックへの応援が遅れ、インサイドは大津のボランチのポジショニングの良さから殆どインターセプトできない。フォワードの��木村が中盤をヘルプしていた。

10分、大津の��福島京の右コーナーが正確に�ぞ礁遒瞭�に合い、1−0。圧倒的な高さで決めた。ひたすら耐えたい野辺地西としてはセットプレーで早々に先制されたのはあまりに痛かった。それでも必死に耐えていたが、32分、大津の左コーナー��福島京の右足にまたも�ぞ礁遒�ファーで競り勝って落とし�ヂ湿紊�ボレーでたたき込み2−0。やはり圧倒的な高さが生きた。流れの中では耐える力のある野辺地西も高さでは大苦戦。前半は野辺地西はシュートゼロ。耐えることしかできない。

ハーフタイム、野辺地西はフォワードでキャプテン��藤田→�患庇澄���里村をトップに上げて��木村をボランチに下げ��阿部を右ハーフに。↓


野辺地西
二十十三
十一八番七番十番
五番四番三番二番
一番

しかし後半開始早々大津は�ヂ湿紊�ら右に開いた�Т糯�に入れてタテ突破、中まで切れ込みペナ右からパス、��山下が蹴り込み3−0として勝負を決める。以降は大津が落ち着いて攻めつつ無理は避けてゲームをクローズさせ、野辺地西は終盤に右コーナーから��木村のヘッドが枠を外したシュート1本に終わった。3−0で試合終了。

野辺地西は大津相手に流れの中で耐える力はあるので全国レベルの守備力はあると思った。しかし配信見ていて思った通り、攻め手がないチーム。並みのチーム相手ならばプレッシングからのショートカウンターやセットプレー、ロングスローが武器かな、と思ったが、ベーシックの攻撃力には欠ける。もちろん比較対象が全国トップレベルであって、平均的な全国のチームならば話は変わって来るのだろうが。大津相手ならばスコアレスドローからのPK戦しか可能性を感じなかった。全国には出られたし、これからどう積み上げるか?



2025年07月26日(土) 全国高校総体1回戦 鹿島学園−山形中央 長崎総科大附−阪南大高

全国高校総体初日。第1試合だけ観て昼からは東日本震災の模様を見学しようとする。ホープツアーなる企画がある。当日参加しようと思ったが、大会の案内所は分かってなくて、電話で確認してもらい、Jヴィレッジのクラブハウスの案内所に聞いてくれ、ということになり、クラブハウスに向かったが、調べるからそこのソファーに座って待ってください、と言われて、待っているがいつまでたっても声が掛からない。試合直前になり、クラブハウスの案内所に行くと、分からなかった、と言う。分からなかったら分からなかったですぐそこに座っている私に普通伝えに来ないか?と思った。関西基準からすると、Jヴィレッジと福島県のホスピタリティは論外だ。このことは結局参加したツアーのアンケートにも書いた。

さて全国大会の1回戦に行く最大の理由はなかなか観られない高校を観ることにある。この日でいえば、最大の目当ては山形中央高校だった。山形県は全国制覇未経験であり、しかも可能性もほとんど感じない県である。なぜかと言えばモンテディオ山形ユースに集まった逸材以外は県内各校に分散し、しかも中学生の育成もモンテディオ山形のアカデミー以外は不安で、しかも県内各校が県外からのサッカー留学生が少なくて、しかも勝利に一直線な勝利至上主義でもなく、パスをつないで丁寧に崩す「理想主義」が目立つからである。県内をリードするのは庄内地区の羽黒高校や近年力を付けている県中心部の山形明正高校である。今夏の代表校は県立の山形中央高校。県内レベルでいえば実績のある高校だ。

全国高校総体1回戦
鹿島学園高校−山形中央高校
7月26日 9時半 JヴィレッジP3 良芝 主審 藤岡慶梧氏

鹿島学園
GK 1 小松崎悠仁 2年 181.76 鹿島アントラーズジュニアユース
DF 2 秋山龍詠  3年 175.70 FCアビリスタU−15
DF 3 中川光星  3年 189.78 セレッソ大阪西U−15 
DF 4 齊藤空人 (Cap.) 3年 181.70 大阪市ジュネッス
DF 5 清水朔玖  3年 175.67 セレッソ大阪U−15
MF 6 木下永愛  3年 172.66 ガンバ大阪門真ジュニアユース
MF 10 松本金太朗 3年 172.59 大阪市ジュネッス
MF 16 三浦春人  3年 173.66 鹿島アントラーズユース(ママ)
MF 7 伊藤蒼空  3年 178.68 ガンバ大阪門真ジュニアユース
FW 9 内海心太郎 2年 173.68 セレッソ大阪U−15
FW 11 堀樹矢   3年 178.75 セレッソ大阪西U−15
監督 鈴木雅人

山形中央
GK 17 高橋琉唯  2年 174.62 S・F・C ジェラーレ
DF 3 �盒鏡訶弌 。廓� 173.69 アビーカ米沢FCジュニアユース
DF 4 武田峰碧  3年 175.65 モンテディオ山形ジュニアユース村山
DF 6 白田耀大  3年 175.70 AC.Zeele
MF 5 金子龍之介 3年 167.60 山形FCジュニアユース
MF 7 四釜佑将  3年 173.62 モンテディオ山形ジュニアユース村山
MF 8 佐藤蓮珠  3年 167.62 S・F・C ジェラーレ
MF 15 八鍬惺空  2年 177.67 AC.Zeele
MF 19 服部葵   2年 173.63 一般社団法人アラソール山形フットボールクラブ
FW 11 越津将樹  3年 175.66 山形県長井市立長井北中学校
FW 20 和田篤絆  2年 176.64 S・F・C ジェラーレ
監督 羽角哲弘

鹿島学園の控えキーパー

GK 12 丁俊晴   1年 195.80

は前登録なし。つまり未経験者ということになる。高校男子の全国大会は長らく未経験者はいなかった。サイズからしてバスケかバレーをしていたのだろうか?

鹿島学園
十一九番
十六六番十番七番
五番四番三番二番
一番

山形中央
二十十一
十九七番八番
五番四番六番三番十五
十七

一目で体格差に驚いた。山形中央は極端に小柄なチームじゃないが、バックラインは最大で175センチで、全体的にも大きくて175センチ前後だ。明確な弱点というより全体的に弱い。鹿島学園のセンターバックコンビが大柄なのとは差がある。体重も極端に軽いわけではないが、�η鯏弔鮟�き70キロに満たない。単にプログラム上の数字ではなく、全体的に鹿島学園よりも劣勢なのである。たぶん可能な限り体格のあるチームを作ったのだと思うが、それでも全国レベルには足りてない。そういうわけで山形中央は超守備的プランとなった。タテ一本カウンター狙いだ。鹿島学園は後方で回すが、やや雑なところがあって崩せない。��堀に当てて確実に前進する。しかし70分ゲームでは耐えられてしまうかも、と思いながら前半は0−0で終わってピッチ移動した。なお最終スコアは終盤に鹿島学園が2点取って2−0で勝利している。


+++++++++++++++++++++++++++

全国高校総体1回戦
長崎総合科学大学附属高校−阪南大学高校
7月26日 9時半 JヴィレッジP1 良芝 主審 河津祐介氏


長崎総科大附
GK 1 三浦吏琥  2年 176.67 FC COLZA
DF 15 河野泰良  2年 178.67 FC佐伯S−play・MINAMI
DF 16 寺井海人  3年 175.67 FC Lazofio鎌ケ谷
DF 18 山本優空  2年 179.72 折尾愛真中学校
DF 19 川出幸輝  3年 177.67 愛知フットボールクラブU−15
MF 5 本多董偉  2年 175.67 島原市立有明中学校
MF 8 �盒矯�覇  3年 168.64 FC.Livent
MF 14 甲斐蒼斗  1年 179.68 セレソン都城FC
MF 20 一宮優聖  2年 162.62 徳島ヴォルティスジュニアユース
FW 4 市川太陽 (Cap.) 3年 174.67 鈴鹿市立鈴峰中学校
FW 10 竹嶋優   2年 180.67 FC佐伯S−play・MINAMI
監督 定方敏和

阪南大高
GK 1 徳田凌三  3年 172.66 千里丘FC
DF 2 村田敬太  3年 167.58 サルパフットボールクラブ
DF 4 松本圭史  3年 187.79 ディアブロッサ高田FC U−15
DF 5 河村駿 (Cap.) 3年 178.69 千里丘FC
DF 6 長野晴   2年 179.68 千里丘FC
DF 17 前田陵汰  3年 182.76 京都サンガF.C.U−15 SETA滋賀
MF 10 瀬尾優斗  3年 161.57 枚方フットボールクラブマシア
MF 14 伊藤成康  3年 168.58 大阪市ジュネッスフットボールクラブ
MF 18 岡田翔太郎 3年 165.53 アイリスFC住吉
FW 9 増野OSCAR太陽 3年 175.70 長野フットボールクラブ
FW 11 三浦悠人  3年 165.58 A.C.Re:Salto
監督 �霤長�

長崎
十番四番
二十
八番五番十四
十六十八十五十九
一番

阪南大高
九番
十四十番十八十九
六番十七五番四番二番
一番

後半から観戦。前半は1−2だった。阪南大高は明らかに守備的にゲームをクローズする流れ。お互いにチャンスを作れない。力では阪南大高が若干上か。ゲームが動かないと見て、更に後半途中でピッチ移動する。最終スコアはそのまま1−2だった。

+++++++++++++++++++++++++

全国高校総体1回戦
奈良育英高校−立正大淞南高校
7月26日 9時半 JヴィレッジP2 良芝 主審 岩佐丈氏


奈良育英 監督 梶村卓
GK 1 内村篤紀 (Cap.) 3年 175.76 京都サンガ
DF 2 吉川魁   3年 173.61 宇治フットボールクラブジュニアユース
DF 3 仲谷陽馬  3年 178.66 ディアブロッサ高田FC U−15
DF 4 西澤雅楽  3年 175.80 ポルベニル カシハラ
DF 13 田村颯良  3年 170.65 宇治フットボールクラブジュニアユース
MF 5 片岡大護  3年 170.57 宇治フットボールクラブジュニアユース
MF 6 西村優士  3年 179.67 Vervento京都F.C.
MF 7 林怜志   3年 173.61 BLINQ FC KIZUGAWA
MF 11 石井統也  3年 173.56 法隆寺フットボールクラブU−15
FW 9 堀大輔   3年 178.72 奈良クラブジュニアユース
FW 24 布村大地  3年 182.69 ディアブロッサ高田FC U−15

立正大淞南 監督 野尻豪
GK 1 山田新   3年 180.74 FC Unione柏原
DF 2 北河龍磨  3年 173.68 FC豊橋デュ―ミラン
DF 3 重原唯人  3年 179.75 長門フットボールクラブ
DF 5 禹導勳   3年 178.76 伊丹フットボールクラブジュニアユース
DF 7 寺門明瑠  3年 174.66 malva SC
MF 12 服部光将  3年 174.70 Vervento京都F.C.
MF 13 西森永眞  3年 167.66 ソーニョFC掛川
MF 16 川村縁   3年 166.65 Vervento京都F.C.
MF 17 豊田寛太 (Cap.) 3年 175.68 Vervento京都F.C.
FW 10 若槻大雲  3年 184.74 サンフレッチェくにびき
FW 19 金子将大  3年 174.78 伊丹フットボールクラブジュニアユース


奈良育英
二二二四
十四六番二十八番
誰々誰々誰々誰々
誰々

立正大淞南
十六十九
誰々誰々十七十二
七番四番五番二番
一番

前半は奈良育英が先手先手の展開だった。2−2で終わる。しかし隣で聞いていると後半に二度歓声が上がり立正大淞南が突き放す。2−4。そこから観ると立正大淞南がクローズさせ、奈良育英はシュートに行けない。結局2−4で立正大淞南が勝利した。



2025年07月23日(水) クラブユース選手権(U−18) 大宮−浦和


さて、クラブユース選手権の第2日である。翌朝に全国高校総体でいわきへの移動を開始する関係で、ナイトマッチを早く切り上げ、ハーフタイムで帰ることは予め決めてある。今大会はなるべく関東のクラブを観る方針である。初日の2チームに加え、この日も2チーム、計4チームを二日間で観たことになる。ユースのさいたまダービーである。

クラブユース選手権
RB大宮アルディージャU18−浦和レッズユース
7月23日 18時 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 ピッチ並み 主審 野際祐史氏

RB大宮アルディージャU18 前所属記載なしは大宮アルディージャU15出身(注:RB大宮アルディージャU15にあらず)
GK 16 岡村泰志  182.65 08.08.03
DF 3 酒井舜哉 (Cap.) 190.80 07.05.28
DF 4 藤原朝日  176.62 07.05.23
DF 5 萩原央太朗 180.73 07.06.04
DF 20 遠藤柊眞  181.70 08.09.06
MF 11 大関駿   179.67 07.08.19
MF 14 神田泰斗  180.66 08.05.07
MF 17 小坂真聖  172.64 08.05.29 ボカ ジャパン 飯能U15
MF 26 熊田佳斗  186.78 09.09.05
FW 9 野口蒼流  181.74 07.07.12
FW 15 中島大翔  165.57 08.10.16 
控え選手
GK 31 池田徠更  182.70 09.07.07 Forza’02
DF 13 中澤凜   183.77 08.04.11
DF 19 木寺優直  178.64 08.09.12
DF 30 井芹響輔  170.60 09.04.29
MF 6 斎藤滉生  177.68 07.06.02 JFAアカデミー福島U−15 WEST
MF 7 小林柚希  174.67 08.04.13
MF 8 田中奏良  175.66 07.09.10
MF 18 エドワード真秀 180.75 08.07.21
FW 10 平家璃久斗 179.68 07.04.08
監督 丹野友輔

浦和レッズユース 前所属記載なしは浦和レッズジュニアユース出身
GK 18 マルコムアレックス恵太 187.77 08.06.11
DF 3 田中義峯  186.86 08.04.05 FC LIBERTA
DF 17 木下侑也  178.70 08.11.28
DF 22 中上遥登  183.78 08.08.25
DF 35 高橋温郎  172.72 09.02.13
MF 7 和田直哉  173.70 07.07.28
MF 11 阿部湧心  168.67 07.07.19
MF 16 小川直澄  171.68 08.09.26
MF 19 深田京吾 (Cap.) 168.63 07.09.03 クラブ与野
MF 41 和田武士  170.64 09.06.05
FW 9 山根且稔  180.76 07.05.11
控え選手
GK 1 大槻久翔  188.80 07.08.31
DF 4 東方田純永 187.86 07.08.14 シーガル広島JY
DF 6 安藤純和  179.71 07.04.07 クラブ与野
DF 14 田中一信  176.69 07.04.13 
DF 33 片野大志  172.62 08.05.06
MF 5 野口直   182.86 07.08.25
MF 20 中田夕也  168.60 08.06.07 クラブ与野
MF 38 宮崎叶   176.68 09.12.18 ソレッソ熊本
FW 29 吉田真信  172.66 09.01.26 FC DENOVA札幌→浦和
監督 阿部勇樹

主審は2日連続で野際氏である。夏の審判確保難……。

大宮
九番十五
十一二六十四十七
四番五番三番二十
十六

浦和
十六九番
十九七番十一四一
三五二二十七三番
十八


まず体格に注目してほしい。大宮はあまりにデカい。ここまでの大型チームって高校生であっただろうか?ちょっと思い出せない。その中でもまず目を引くのが右センターバック��酒井だ。圧倒的に高くてパワフル。スピードはそれほどでもないが、頭がよく予測して守る。キャプテンだけあって統率力もなかなか。技術的にも高い。彼はプロになれるレベル。右サイドバックの�官麁�は中に進出でき、素晴らしい守備力と技術を備えた偽サイドバック。浦和の左サイドはなかなか強力で、特に左サイドバック㉟高橋のスピードは脅威だったが、沿道の能力の高さで未然に防いでいた。遠藤も現代的で能力の高い選手。�デ觚兇旅發気汎Г濆�んだ守備と安定感を発揮。左サイドバック�て8兇蝋況眦�な選手だが、守備重視の大宮でレギュラー取るだけはある。ボランチは㉖熊田が潰し��神田が身体も張りつつ下がって高い技術でゲームを組み立てる。このドイスボランチは大会最強かもしれない。熊田の体格・パワーはとても1年生とは思えない。彼もプロになるでしょう。今から言っておく。技術的にもミスがない。��神田は下がって組み立てると書いたが、上がっても良い。技術ではチーム1だが、闘争心溢れる選手でもある。2年生だが、彼はプロになると思ったら、大会終了後にトップ昇格が発表された。ごつくて戦えるテクニシャンは大宮に限らずどこのクラブも欲しいから。ここまで守備重視の大宮の城塞ぶりを紹介した。攻撃面では��野口がセンターフォワードとして身体を張り、��中島が変化を付ける。フリーキックのキッカーでもある。ただあまりの守備意識が高く、攻撃が薄い。セットプレーは脅威だが、攻め切れない印象が強い。引き分けに持ち込まれるタイプのチームだと思った。

一方浦和は先に触れた左サイドバック㉟高橋は抜群のスピードと正確な左足で目立っていた。左センターバック㉒中上は奮闘していたが、大宮センターフォワード��野口にポストを許していた。とはいえ中上も大学サッカーで早いうちに通用するレベルだ。GK�殴泪襯灰爐楼鏈燹9發気發△襪�敏捷性に優れている。守勢のチームにあって守備を統率していた。彼も大学サッカーで楽しみ。今挙げた3人はいずれも2年生。もちろん1年間で成長してプロになれば嬉しい。センターフォワード��山根は体格があるが、残念ながら大宮に潰されたシーンばかり目立った。普段は体格で何とかしているのだろうが、より体格のある相手に対するすべを身に着けてほしい。

さて前半は0−0。スコアレスドローの雰囲気があった。シュートがそもそも少なかった。ハーフタイムに帰ったが、結果は1−1のドローだった。




2025年07月22日(火) 日本クラブユース選手権(U−18)磐田−長野 鹿島−千葉

クラブユース選手権U−18は年々暑さに耐えかねて、各地分散開催のナイトマッチになり、しかも今年から1会場1試合となった。その初日は長居公園のメイン陸と第二陸でそれぞれ行われる。その第2陸に足を運んだ。長野は今季観ている。しかしオレンジ地に白の番号で前回も判別できなかった。今回も同様である。

日本クラブユース選手権(U−18)グループリーグ
ジュビロ磐田−長野パルセイロ
7月22日 18時 長居第二陸上競技場 ピッチ並み 主審 野際祐史氏


ジュビロ磐田U-18 前所属記載なしはジュビロ磐田U−15出身
GK 21 杉浦凛乃助 185.78 07.05.23
DF 4 平岩煌麻  178.68 08.04.12
DF 5 小澤有悟  169.60 07.06.02
DF 6 甲斐佑蒼  179.68 07.05.02
DF 11 森島皐雅  173.68 07.04.14
MF 7 河合航希  172.62 08.01.08
MF 8 �矍軍せ屐 �173.62 07.05.08
MF 10 石塚蓮歩 (Cap.) 182.71 07.12.17
MF 14 伊藤誓良  171.64 07.05.02 FC豊橋デュ―ミラン
MF 17 西岡健斗  172.64 08.07.14
FW 9 持永藍雅  168.60 07.07.10 ジュビロSS磐田
控え選手
GK 16 榊原陽歩  188.79 08.04.05 FC GRANRIO SUZUKA
DF 2 伊藤心音  172.62 08.06.10
DF 19 山本晄大  175.65 08.09.12
DF 34 西野陽向  184.68 09.07.26
MF 13 本多瑠偉  171.60 08.05.12
MF 20 片岡蓮心  170.60 08.06.30
MF 23 一木朝日  172.61 07.11.06
MF 28 小枝朔太郎 173.63 09.08.11
MF 33 中谷桜太朗 162.59 09.04.17
監督 安間貴義


AC長野パルセイロU-18 前所属記載なしはAC長野パルセイロU−15出身
GK 1 茅野玄穂  179.70 07.09.04 C.F.バロジュニアユース
DF 3 大高晃   171.65 07.07.13 
DF 5 塩入尚悟 (Cap.) 168.68 07.11.08
DF 13 鎌��蔵   176.67 07.06.12 F.C.CEDAC
MF 6 唐澤利哉  166.65 08.02.06
MF 7 小林脩悟  172.67 07.08.07
MF 8 林麟太郎  160.58 07.07.12
MF 10 菅紀人   176.64 07.04.20 F.C.CEDAC
MF 17 飛田隼   168.63 08.06.16 アルティスタ浅間
FW 9 赤川修吾  174.68 07.07.17 C.F.バロジュニアユース
FW 11 吾妻俐玖  178.67 07.05.17
控え選手
GK 21 高井瑛都  178.70 07.09.16 アルビレックス新潟U−15長岡
GK 31 小松世那  173.75 08.04.16
DF 2 宮澤柑太  172.62 08.11.18
DF 23 山本耀叶  158.52 09.02.07 トゥラウムアカデミージュニアユース
DF 24 �皸耄罅  �165.60 08.06.29
DF 25 元田昂   172.62 09.03.02
MF 14 吉野凜   175.62 07.07.21
MF 20 小林冠太  166.57 10.02.25
FW 18 小山惺凪  170.61 09.07.21
監督 勝又慶典

磐田の前所属に豊橋デュ―ミランがある。前から注目しているのだが、クラブとしてはさっぱり結果を出さないのにいい選手を何人も輩出している。鈴鹿の選手も入っているのか。
長野は聞きなれないクラブ出身者もいる。バロジュニアユースは知らなかった。CEDACは伝統ある松本のクラブ。アルティスタ浅間はトップチームが北信越リーグで優勝を争うレベル。アルビレックス長岡はアルビレックスのジュニアユースの支店。Jクラブは通常ジュニアユースを県内数か所に設ける。人口の多い長岡市に設けるというのは当然の戦略だが、帝京長岡の下部組織としてプロを多数輩出している長岡JYFCとの関係はどうなのか?「トゥラウム」はドイツ語で「夢」。ドリームだ。昔ハマったRPGの「エリーのアトリエ」の主人公の名前はエルフュール・トラウムだった。

磐田
九番十番
七番十一十七八番
十四六番四番五番
二一


長野は3バックで立ち上がり押し込む。相当準備をして工夫してきた様子がうかがえる。まず左のFWが豪快にゴールライン際を突破する。磐田の右センターバック�な心笋篭枋イ�動きが堅い。長野はセットプレーにもカウンターにも工夫があり、しかも局面で戦える。残念ながら身体がないので潰しきれないが、磐田のミスを誘発する。ビルドアップも試みる。磐田ほどうまくはないが。
磐田でまず目につくのはレフティの左センターバック��甲斐。相方の平岩をよくカバーし、危険なスペースの察知能力が高い。びしっと決まるグラウンダーのパスも見事。思い切って前に出て潰す迫力もある。サイズがないのでセンターバックなのは高校生までだろうが、完成されている上に小さくまとまらないという意思も感じる。両サイドバックの�ゾ�澤と��伊藤は常にアラートで中のカバーも早い。攻撃面ではサイドハーフのフォローが主たる任務だが、追い越すスピードもある。右ハーフ���矍靴魯�ットイン得意だがタテもあり、身体も張ってくれる。�雲床�はボールによく絡む。運動量以上に予測が素晴らしい。しかも基本的な技術もしっかりしている。いかにもJユースらしい好選手。��森島は左右に上手くふる。左ハーフ�Ь�林は右利き。正確なキックが光る。フリーキック担当。キャプテン��石塚はレフティのエース。周囲が身体を張って生かしてくれるが、自らも身体を張り、トップ脇ポジションからチーム1の技術で局面を打開する。スピードもあり、受け方もうまい。体格もあるし、曲者ぞろいの磐田のアタッカーの中でも突出した存在。��持永は必死に走り、石塚へスペースメイクする。9番だがストライカーっぽくはない。とにかく頑張る。

9分、磐田、右スローインから���矍靴離�ロスを�Ь�林がヘッドで決めて先制。長野も攻めるが、徐々に後方で回せる磐田ペースに。中で繋いで右フリー���矍靴�丁寧に狙って左ポストを叩いたり、距離のあるフリーキック�Ь�林がキーパーの上を超えてバーを叩いたりと磐田ペースで、決定的なカウンターを��甲斐が故意にプロフェッショナル
ファウルで倒し警告で防ぐなどちゃっかりしたゲーム運びで長野のチャンスの芽を摘み、アディショナルタイムには前線こぼれ球に反応した��石塚が拾い、スピードで持ち込み、左足で右隅に転がして2点目。前半は2−0だった。
長野の力からして勝負がついたわけではないが、もう一つのピッチを確認したくてハーフタイムに移動した。なお試合は後半長野が追いつき2−2で引き分けだった。

++++++++++++++++++++++++++

ハーフタイムでメイン陸上競技場に移動した。既に鹿島が2点先制している。

日本クラブユース選手権(U−18)グループリーグ
鹿島アントラーズ−ジェフユナイテッド千葉
7月22日 18時 長居陸上競技場 ピッチ良 主審 礪波壮一朗氏



鹿島アントラーズユース 前所属記載なしは鹿島アントラーズジュニアユース出身
GK 1 菊田修斗  188.78 07.05.27 ジェファFC
DF 2 朝比奈叶和 178.70 07.07.15
DF 3 元砂晏翔仁ウデンバ 191.82 09.03.10 FCフレスカ神戸
DF 4 大川佑梧 (Cap.)  185.76 07.07.14
DF 26 岩土そら  172.63 09.05.01 
MF 6 大貫琉偉  169.65 08.04.09
MF 10 平島大悟  168.61 08.06.17
MF 14 中川天蒼  168.69 07.05.28
MF 27 福岡勇和  171.66 08.10.29 鹿島アントラーズつくばジュニアユース
FW 13 �睫擶与諭 �175.71 09.08.08
FW 40 吉田湊海  171.72 08.07.15 FC多摩ジュニアユース
控え選手
GK 29 黒澤奨永  177.72 07.08.23
DF 22 倉橋幸暉  183.71 09.07.05
DF 25 林勘太   170.66 08.09.16
MF 8 佐藤湧斗  164.61 07.12.18
MF 18 三浦直人  167.65 08.02.27
FW 9 正木裕翔  165.62 08.03.28 鹿島アントラーズノルテジュニアユース
FW 11 長疾風   166.65 07.08.17 FC GRANRIO SUZUKA
FW 15 �睫攀運諭 �180.78 07.08.20 
FW 55 土井空芽  173.73 10.08.28 鹿島アントラーズつくばジュニアユース
監督 中野洋司

ジェフユナイテッド千葉U-18 前所属記載なしはジェフユナイテッド千葉U−15出身
GK 31 榎本慈音  177.64 08.06.07
DF 2 佐藤友孝  167.62 07.05.28
DF 11 伊藤喬崇  167.58 07.04.18 HONDA FC
DF 16 斎藤敬太  180.72 09.01.20
DF 39 齋藤隼士  179.67 08.04.12 FCラルクヴェール千葉
MF 6 新井颯斗 (Cap.) 172.65 07.05.24
MF 20 大山遥哉  171.61 07.06.28 A.CアスミJrユースFC
MF 33 伊藤暖   172.65 09.03.03 
FW 10 榁木絆生  172.65 07.04.21 
FW 14 島垣魁   163.61 08.02.26 A.CアスミJrユースFC
FW 37 姫野誠   169.61 08.08.12
控え選手
GK 1 上條冬桜  181.81 07.12.02 SSSジュニアユース
DF 4 福岡壮志  180.70 07.08.13
DF 5 眞鍋波留也 176.68 07.04.09
DF 13 吉木綸   168.58 07.04.27
MF 7 金井陽翔  160.56 07.12.30 
MF 8 二宮大   159.62 07.04.12 FC市川GUNNERS
MF 17 工藤遙馬  164.56 08.04.07 
FW 9 木原駿   172.63 07.11.11
FW 22 秋葉映潤  167.60 08.05.17
監督 藤田健


鹿島
十三四十
十番六番二七十四
二六四番三番二番
一番

千葉
三七九番十番
三三二十
六番
三九五番十六四番
三一

この観戦記は決勝観戦後に執筆しているので鹿島については知識が上書きされていることに留意されたい。
まず思ったのは鹿島のセンターバックコンビが鉄壁だということ。�ぢ臉遒魯譽侫謄�で大型で激しく潰し持ち上がれる。寄せ方が強烈で全く隙が無い。フィードもいい。ストッパー適性があるが後ろにもしっかり意識がある。高校生センターバックとして完成されているし、スケール感も申し分ない。この観戦時点でプロになると思ったが、決勝後にトップ昇格が発表された。相方の�8戯修眇修景�ない。2年生だが彼も昇格候補じゃないかな?少なくともほかのクラブではプロになれるレベル。フィードという点では大川に一歩譲るが潰しは同等の強烈さ。このコンビを相手にしなければならない千葉のアタッカーが可哀想になってきた。左サイドバック㉖岩土も素晴らしい。まだ1年生だが切り替えが早く、あっという間に攻撃に加わっている。頭だけではなく身体的なスピードも見事。ボランチコンビも攻守に素晴らしい。��平島はワンフェイクでかわし切れ込んでくる。2トップがまた強烈。既にトップデビューした㊵吉田は身体がないながらも素早い判断と強靭なポストからの裏抜けやいいタイミングでスペースに流れ、、いいところに顔を出す。やはり頭が良い。相方の���睫擇皀廛譟璽好織ぅ襪六�ている。競り方も上手く、とても1年生とは思えない。この2トップは必死に前から追うわけじゃないが、千葉のビルドアップに対して絶妙なポジション取りで守備でも効いている。
鹿島の強さはつくづく実感して、この日の時点で今大会の優勝候補の本命だろうと思った。

千葉はマンチェスター・シティ流のビルドアップ志向だが、全くビルドアップできない。個々の選手のメモを放棄したくらいいい点が見当たらない。もちろん一人一人は上手いのだが、寸断されて当初描いていたプランにならないのだろう。鹿島の良さばかり目立つ。

後半アディショナルタイムに鹿島の右コーナー㉖岩土の左足が中で正確に㊵吉田の頭に合い、ふわりと右隅に決まって3−0で鹿島が勝った。


 < 過去  INDEX  未来 >


T.K. [MAIL]