サッカー観戦日記

2025年11月24日(月) プリンスリーグ北信越プレーオフ 長野−富一B


世の中には一年中、つまりオフも作らず観戦する人もいる。が、私は観戦に疲れるタイプだ。目の前のゲームに集中して観るタイプなので、シーズンが進むと疲れがたまるのだ。具体的には高校総体予選後と高校選手権予選後には疲れがたまっていてオフを取る。が、年々各カテゴリーの主にリーグ戦が充実しオフを取りにくいのが現状だ。

さて高校生は普段リーグ戦を戦っている。全国リーグ(東西)のプレミアリーグの下に9地域のプリンスリーグ、その下に県リーグがある。で、県リーグからプリンスリーグ昇格をかけたプレーオフが各地年末近くに開催される。北信越の場合は11月中に開催される。8チーム参加して基本的には2チーム昇格する。で、総体や選手権などカップ戦の場合、1高校1チームしか参加できないが、リーグ戦はBチームもCチームも基本的には参加可能だ。

今年のプリンスリーグ北信越プレーオフは福井県開催。つまり大阪からは比較的近い。疲れは取れてはいないが行くことにした。会場は丸岡スポーツランド。サッカーの街丸岡だ。丸岡高校の小阪先生が高校サッカー部だけでなく地域丸ごと底上げを図り、今では女子フットサルの福井丸岡RUCKのように全国リーグを戦うチームまで現れた。最寄り駅の一つが福井駅の先、芦原温泉駅の手前の丸岡駅だが、実はこの駅は合併前の旧丸岡町にはない。こういう駅は全国にいくつかある。ここから徒歩で丸岡スポーツランドに向かう。サッカー場もあるし、福井県のサッカーの一大拠点だ。福井国体用に改修され、人工芝のサブグラウンドも整備されている。

さてこの日の第2試合に向かったわけだが、目当ては長野パルセイロだ。Jユースはクオリティのあるフットボールをしているが、今の時代、カウンターの方が勝ちやすいのでJユースは結果を出しにくい。そしてプロ育成機関としてのJユースはプリンスリーグで濃厚な経験をしてこそプロを輩出しやすくなる。北信越のJクラブで唯一プリンスリーグに参加していない長野は2年連続クラブユース選手権の北信越代表になっていることからも分かるように一定の力はあるのだが、私の見るところ、北信越のJユースの中では若干クオリティは落ちる。対するは全国制覇経験もある富山第一のBチームだ。

プリンスリーグ北信越プレーオフ
長野パルセイロ−富山第一2nd
11月24日 13時半 丸岡スポーツランド北 人工芝 晴


長野
十一
九番十番
七番十七六番八番
四番五番二番
一番

富一B
十番十一
十六七番二十六番
十九十五十三四番
一番


長野
GK 1 茅野玄穂  179.70 07.09.04 C.F.バロジュニアユース
DF 2 宮澤柑太  172.62 08.11.18
DF 5 塩入尚悟 (Cap.) 168.68 07.11.08
DF 4 竹松然  173.61 08.10.18 F.C.CEDAC
MF 6 唐澤利哉  166.65 08.02.06
MF 7 小林脩悟  172.67 07.08.07
MF 8 林麟太郎  160.58 07.07.12
MF 10 菅紀人   176.64 07.04.20 F.C.CEDAC
MF 17 飛田隼   168.63 08.06.16 アルティスタ浅間
FW 9 赤川修吾  174.68 07.07.17 C.F.バロジュニアユース
FW 11 吾妻俐玖  178.67 07.05.17


監督 勝又慶典
長野は相変わらずオレンジ地に白の番号で流れの中では判別できない。

さて、富一は試合開始から敵陣に蹴り込み押し込もうとする。これは高校サッカーにおける強豪校一般に観られるやり方である。技術・精神力で劣るチームは蹴り返せず、また精神的に受け身になり、開始10分弱の劣勢を引きずってしまうものである。しかし長野はバックラインの技術も安定し、精神力もあるので落ち着いて繋いで凌ぐ。またベンチも大声を出す。長野の監督の勝又さんはとにかく声が大きい。そして10分、長野、右クロスに恐らく��がハーフボレーで1−0と先制。彼のポストプレーは止まらず、�韻浪爾�ってビルドアップ、キャプテンの左センターバック�イ歪靴擁屬径海院∈献蓮璽姚Г漏�いて待ち、仕掛ける。右ウイングバック�┐皀�ンガン仕掛ける。富一Bも必死に体をぶつけて対抗し、力の差はあるのにきっちり接戦に持ち込む。富一Bは随所に強豪校のDNAを感じさせる。そして富一Bの寄せがいいから長野は素早く判断しようとして能力を超える速さで決断してミスしてしまう。ボールを持てるのだから確実に判断していれば一方的に回せるのに、富一Bのペースに巻き込まれてカウンターを食らっている。そして前半終了間際、20番の右フリーキック放り込みに11番ポスト、10番ボレーで1−1に追いつく。

後半立ち上がり、再び富一Bが敵陣に蹴り込み押し込もうとする。骨の髄まで強豪校なのだ、と痛感する。しかし長野も落ち着いて対処。やはり後半も長野ペースで進む。恐らく長野にはトップチームに昇格できるレベルの選手はいないが、しかし全体的に粒ぞろいで、圧倒的に回せる。15分、長野はたぶん10番→13番を1トップに11番と9番をシャドーにする。11番は運べる選手でもあるからシャドーでもプレーできる。そして完全に押し込んで右から何度も仕掛けて8番が決めて2−1。結局これが決勝点になり、2−1で長野が勝ち、来年のプリンスリーグ北信越2部昇格を決めた。



2025年11月16日(日) 関東大学リーグ 明大−国士大 桐蔭横浜大−筑波大


関東大学リーグは年々スタジアム開催が減り、1会場2試合開催が激減したので、大阪から遠征する甲斐がなかった。が、最終節は聖地西が丘開催で、意識して足を運んだ。初のルートを試すという意味で王子駅からのバスにした。30分に一本。


関東大学リーグ最終節
明治大学−国士舘大学
11月16日 11時 西が丘サッカー場 ピッチ良 曇り

明大 監督 池上寿之 ヘッドコーチ 小川佳純
GK 30 �顆�知康  2年 183.80 川崎フロンターレ
DF  3 小澤晴樹  3年 183.80 大宮アルディージャ
    5 川合陽   3年 176.70 セレッソ大阪
   12 �標粁�人  3年 177.73 ガンバ大阪
MF 11 林晴己   4年 175.70 高川学園
   15 大野海翔  4年 175.70 浦和レッズ
   17 小林亮太  4年 180.74 ジュビロ磐田
   26 坂上輝   3年 180.72 浜松開誠館
FW  7 真鍋隼虎  4年 175.70 名古屋グランパス
    8 高足善   3年 158.58 前橋育英
    9 藤森颯太  4年 170.68 青森山田

GK  1 藤井陽登  4年 182.78 矢板中央
DF 13 森田翔   4年 181.76 FC東京
   16 伊達由太嘉 4年 167.67 柏レイソル
   22 内山開翔  2年 170.67 帝京長岡
   23 八巻涼真  2年 187.75 浜松開誠館
MF  4 芝田玲   2年 170.67 青森山田
   18 熊谷空大  2年 172.64 京都サンガ
   20 南稜大   1年 182.74 ファジアーノ岡山
   25 松尾春希  4年 173.64 尚志

国士大 監督 前田隆司
GK 21 石坂地央  3年 182.78 藤枝東
DF  3 岡英輝   4年 185.80 サガン鳥栖
   15 川原颯斗  4年 176.68 コンサドーレ札幌
   18 沖村大也  1年 168.66 東山
   27 臼井春翔  2年 179.72 栃木SC
MF  8 吉岡優希  4年 174.68 東福岡
   13 井野佑優  3年 176.70 サンフレッチェ広島
   17 篠��遥斗  2年 169.65 前橋育英
FW 11 須藤太一  4年 171.64 三菱養和SC
   14 田中祉同  4年 168.65 神戸弘陵
   19 小西脩斗  3年 174.70 流経大柏

GK  1 渡辺勇樹  2年 181.78 桐光学園
DF  5 橋本凛   3年 176.70 日大明誠
   24 嶋村悠   3年 174.67 高松東
MF 20 鈴木優真  3年 170.65 北越
   26 皆川春輝  2年 175.70 日章学園
   29 後藤響   3年 176.71 大分トリニータ
FW 10 高柳英二郎 4年 176.73 サンフレッチェ広島
   28 村上竜規  2年 180.71 栃木SC
   30 三上倫広  1年 178.75 大分トリニータ


明大
八番七番
二六十一十七九番
十五五番三番十二
三十

国士大
十三十九
十四十七八番十一
二七十五三番十八
二一

明大はキーパー㉚�顆�は完成度が高い。センターバックコンビは国士大�馨�西にポストを許してしまった。小西は決して体格のある選手じゃないが、��小澤は80キロの体格で潰せないようでは厳しい。正直言って明大はセンターバック陣が若干弱いと思った。右サイドバック���標兇�寄せ方、カットのセンスがあり、守備はほぼパーフェクト。左サイドバック��
大野はレフティで正確なキックが光る。攻撃的な選手。ボランチ�云�林は気に入った。頭がよくてボールによく絡む。守備的な選手だが、攻撃でも先読みの才能を生かしていた。プロ向きかは判断しかねるが、最高のアマチュア。相方の��林はより攻撃的で運べる選手。下がってビルドアップ出来るし身体も強いし、局面での守備力も高い。主役意識の強い選手ながら、必死に走る選手でもある。右サイドハーフ��藤森は両利きの秀才選手。身体をねじ込んでのカットインとか技が多い。後天的努力を重ねたことがよくわかる。セットプレーも蹴る。そして同サイドの���標兇�守備の負担が大きい分、彼が右サイドの攻撃を支えた。左サイドハーフの㉖坂上は身体の強さを生かして起点になり、��大野の上りをアシストした。FWは�Э親蕕�軸。身体を張り続けて得点のポイントに走り続けた。本来はポスト役じゃないのだろう。リアルストライカーかな?ポジションセンスには感心した。相方の�┨眤�は158センチ58キロのデータ通り身体は全くないがスピードがあり裏に走り続けた。本来はドリブラーなのだろう。そして身体がないという現実に抗いポジションを獲得するためかファウルし続けた。こういうダーティーワークを嫌う人も多いが、相手をケガさせる類のものじゃないし、チームに貢献するために何が必要か考え続けた結果だ。私は最高のアマチュアその2だと思う。

基本的には支配したいチームなのだろうが、バランスが取れていて、ポスト当てもサイド攻撃も中からの崩しもプレッシングもあった。空中戦だけはイマイチだったが。特徴がないという表現も当たってはいるが、トータルに何でもできる戦力がある。

対する国士大はキーパー㉑石坂は技術的には未完成だが声をよく出す。右センターバック�2�は屈強で抜群の高さとパワーで君臨。相手FWが屈強なタイプじゃないので真価は分からないが、プロもあるかもしれない。パスも中をきっちり通す。相方の��川原はクレバー。左サイドバック㉗臼井はチームの肝ですね。正確な左足とフリーキック。攻撃力は素晴らしく守備でも明大��藤森のタテを防いだ。相当有望だと思う。右サイドバック�臆�村は身体が強い。ロングスロー担当。若干ここが弱い印象を受けたが、国士大が押し気味だったので問題なかった。まだ1年生だし力をつけてくれれば。中盤はボランチキャプテン�┻伐�が素晴らしい。中で顔を出し受けられる。上手いし運べるし、既に完成している。リーダーシップもある。スケール感という意味では不安だが、完成度を武器に上でもやれる。左右のサイドハーフ��須藤��田中はタテに仕掛ける。��田中は右足セットプレー担当。割と役割がはっきりしたチームにあって個性を発揮している。ボランチ�閏締�は戦術上の要。地味だが彼がいないとこのチームは成り立たない。トップ脇��井野は下がって変化を付ける。唯一チェンジ・オブ・ペースを強く意識している。上手いし判断が早いし持てるし、プロ射程圏内じゃないかな?ワントップ�馨�西は味方のために身体を張り続け、体格はないのに勝っていた。
国士大はサイドを生かしたいチーム。だが小西がいるのでポストに当てる攻撃が有効だった。フィニッシャーは��井野あたり。

15分、国士大�馨�西がペナ内で決めて1−0。後半に入り明大の左クロスがファーに流れ��林が蹴り込んで1−1とするが、72分、国士大が完全に崩して㉖皆川がミドルを決め
、直後に��田中が決めて1−3で国士大が勝利した。

この結果、国士大は勝ち点48で2位、明大は勝ち点35で3位が確定した。いえ、試合前から確定してましたが。


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関東大学リーグ
桐蔭横浜大学−筑波大学
11月16日 14時 西が丘サッカー場 ピッチ良 曇り

桐蔭横浜大 総監督 八城修 監督 安武亭
GK  1 �盒彊貶拭 。看� 191.87 ヴィッセル神戸
DF  3 吾妻蒼太  2年 180.75 八千代
    4 �盒饗抖院 。嫁� 182.76 北越
    5 飯島大地  3年 179.76 桐蔭学園
   30 関冨貫太  2年 177.75 柏レイソル
MF  8 池田柚生  4年 168.63 サンフレッチェ広島
    9 梁俊虎   4年 173.70 瀬戸内
   13 中島孝介  3年 172.64 東急レイエス
   14 杉本英誉  2年 172.70 青森山田
FW 10 肥田野蓮治 4年 181.75 関東一
   24 岡崎寅太郎 2年 175.70 川崎フロンターレ

GK 21 谷合善祇  3年 182.77 流経大柏
DF 19 東界杜   4年 179.75 開志学園JSC高等部
   27 信澤孝亮  3年 182.77 川崎フロンターレ
MF  6 永井大士  4年 170.68 聖和学園
    7 根本鼓太郎 4年 178.69 東京ヴェルディ
   25 田島慎之佑 2年 178.72 修徳
   28 伊藤ロミオ 2年 175.73 FC東京
FW 15 木脇蓮苑  4年 166.63 日章学園
   20 久永瑠音  4年 175.72 JFAアカデミー

筑波大 監督 小井戸正亮
GK  1 佐藤瑠星  4年 190.86 大津
DF  4 小川遼也  3年 184.84 カターレ富山
    5 鈴木遼   4年 178.72 昌平
   18 池谷銀姿郎 3年 183.82 横浜FC
   25 布施克真  1年 176.73 日大藤沢
MF 10 山崎太新  4年 178.74 横浜FC
   11 篠田翼   3年 168.68 昌平
   14 徳永涼   3年 177.72 前橋育英
   23 大谷湊斗  1年 170.65 昌平
   28 矢田龍之介 1年 173.70 清水エスパルス
FW 29 山下景司  1年 176.69 大津

GK 21 入江倫平  3年 186.80 桐蔭学園
DF  2 池田春汰  2年 170.67 横浜F・マリノス
    3 五嶋夏生  1年 189.84 大津
   17 安食優斗  3年 172.66 札幌大谷
MF  7 小松悠太  4年 170.68 市立浦和
   13 佐野健友  4年 179.71 清水東
   16 野田愛斗  2年 171.67 名古屋グランパス
   27 古川千加良 4年 183.76 市立浦和
FW  9 小林俊瑛  3年 191.85 大津

桐蔭横浜大はまず後方がパワフル。キーパー�●盒兇魯妊�くて身体が強い。左サイドバック㉚関富は下級生のせいか番号が大きいが、レフティで技術的に高く、偽サイドバックとしての適性があり、細かい局面でも苦労しない。守備もいい。奪って仕掛ける。攻撃的に行きたいタイプだが自重できるしクレバー。あまり上がらなかったが、上がれば仕事ができる。左センターバック���盒兇魯譽侫謄�でフィードがあり屈強。今はレフティでフィードができる巨漢というだけではプロにはなれないが、彼はどう成長するか楽しみ。右センターバック�8禳覆皀僖錺侫襦C淒搬腓離▲織奪�ーにポストを許さなかった。右サイドバック�ト單腓蘯虍�で奮闘。対人守備は見事だ。桐蔭横浜大の下級生バックラインは能力が高かった。逸材ぞろいだ。右ハーフ��杉本はレフティでカットイン多用。左ハーフ��梁はタメを作るのが上手い。ボランチの��池田と��中島は運動量豊富で効いている。セットプレーは��池田が担当。桐蔭横浜大の中盤はスケール感はバックラインに一歩譲るが機能性は申し分ない。フォワードは��肥田野がエース。キャプテンでポストプレーをこなし、仕掛けられて得点感覚もある。たぶん本質はポストプレーヤーじゃない。チームオーダー的にポストも任されているが、むしろ相方に任せて自らは飛び出したいタイプだろう。相方の㉔岡崎は視野が広く展開したり飛び出したりする。ドリブルもある。センスという点ではピカイチ。
基本的に中盤は運動力重視でセンターフォワード��肥田野の当てたいタイプ。とはいえ守備重視のチームかな?

筑波大はまず目についたのがキーパー�〆監�。大津高校はキーパーコーチがいるのだろうか?キックが正確だ。正確に左サイドバックに出す。物凄い名手とは言わないが確実にビルドアップの起点になりミスをしない。パワーも十分。左センターバック�ぞ�川も逸材。両足使えて正確なキックがあり、身体も強い。184センチという上背はプロでやるのはぎりぎりだが、彼には圧倒的なパワーがある。クオリティは高い。更に言うならメモに「いい奴」と書いているくらい、気持ちのいい選手だ。左サイドバック�ノ詭擇肋錣縫▲蕁璽函A鞍晶�了間際にミスをしたら即プロフェッショナルファウルで警告をもらうなど、判断もいい。その警告で代えられてしまったが……。右センターバック�加喘�はクレバー。ミスをしない。大学サッカーのセンターバックとしてはパーフェクト。右サイドバック㉕布施は筑波大にしては大雑把な印象も受けるが仕事量が多い。タフ。ドイスボランチの��徳永。㉘矢田は均等に仕事を担当。共にボールを持ててパスを出せて仕掛けられる。運動量もある。㉘矢田は決定的な仕事もできる。このドイスボランチは筑波大最大の武器だった。右ハーフ��篠田が技巧的なドリブルで中に現れ、桐蔭横浜大��中島に優位に立った。ただ桐蔭横浜大左サイドバック㉚関富は突破できなかった。左ハーフ��山崎はドリブラー。ガンガン仕掛けて中も外も行ける。彼もまたチームの大きな武器。キャプテンで分かり易い大黒柱。トップ脇㉓大谷は仕掛けられる。㉙山下はトップだが、ポストを受けきれない。この2トップは1年生だが、現時点では1年生にしてはやる、といったところ。
筑波大は攻勢でドイスボランチ中心にアイディアを出していたが、前線が踏ん張り切れず、攻めながらなかなかシュートにまでは行けない。

さて、試合は筑波大が実力を見せながらも、なかなかゴールを奪えず。首位にしては引き分けるタイプのチームに見えた。が、81分、交代出場の�Ь�松が25メートルフリーキックを右上に叩き込み、結局0−1で勝利した。このゴールで試合前には決まっていた筑波大の優勝に花を添えた。

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さて試合後に関東大学リーグの閉会式、表彰式があったので残った。現在関東大学リーグは1部2部3部あり、優秀選手やチーム表彰などがある。あとスポンサー挨拶が実によかった。45分くらい表彰式が続き、最後1部リーグの優勝表彰までしっかり見てから帰路についた。



2025年11月15日(土) 関東大学リーグ 東洋大ー中大


関東大学リーグ最終節。東洋大は慶大と残留を争っている。勝てば文句なし、という状況だ。会場の東洋大朝霞キャンパスは東武東上本線とJR武蔵野線が最寄りだ。東上本線池袋駅は発車メロディにモーツァルトの「ディベルティメント」が採用されていて優雅だ。20分くらいで朝霞台に着く。そこから徒歩10分くらいで東洋大に着く。若い人についていけば着くだろう、みたいな大雑把なプランで向かった。


関東大学リーグ
東洋大学−中央大学
11月15日 14時 東洋大朝霞キャンパス 人工芝 晴


東洋大 総監督 道上裕之 監督 井上卓也
GK 22 磐井稜真  2年 177.72 東京ヴェルディ
DF  2 荒井涼   4年 178.73 日大藤沢
    3 �盒彊�翔  4年 173.69 大宮アルディージャ
    5 山之内佑成 4年 178.80 JFAアカデミー
   27 岡部タリクカナイ颯斗 1年 187.77 市立船橋
MF  6 田制裕作  4年 182.75 柏レイソル
    7 鍋島暖歩  4年 168.60 V・ファーレン長崎
   10 湯之前匡央 4年 171.69 柏レイソル
   26 宮本新   2年 172.61 横浜FC
FW  9 村上力己  4年 170.66 尚志
   11 依田悠希  3年 173.66 三菱養和

GK 21 町田佳祐  3年 184.83 三菱養和
DF  4 福原陽向  4年 178.73 鹿島アントラーズ
   16 大橋斗唯  3年 178.75 柏レイソル
MF 12 仲野隼斗  4年 170.73 三菱養和
   18 西村龍留  3年 176.77 柏レイソル
   30 楢崎佑馬  1年 166.65 アビスパ福岡
FW 14 �盒教院  。廓� 176.67 大宮アルディージャ
   19 香取武   1年 170.66 川崎フロンターレ
   20 鄭志錫   1年 178.74 昌平


中央大 監督 宮沢正史 総監督 佐藤健
GK  1 岩瀬陽   4年 185.85 興国
DF  2 鷹取駿也  3年 175.72 國學院久我山
    3 常藤奏   3年 183.74 興国
    5 原圭佑   4年 183.78 東京ヴェルディ
   26 牧嶋波亜斗 3年 178.73 名古屋グランパス
MF  8 武本射雅  4年 174.70 興国
   14 尾川丈   2年 173.66 川崎フロンターレ
   24 長田叶羽  1年 170.65 ガンバ大阪
   28 内川遼   2年 177.70 市立船橋
FW 11 田中幹大  4年 183.75 川崎フロンターレ
   19 遠山湧斗  3年 173.66 名古屋グランパス

GK 21 近野勝大  4年 188.84 柏レイソル
DF  4 中光叶多  2年 184.78 サンフレッチェ広島
   22 坂本勘汰  1年 179.72 コンサドーレ札幌
MF 12 岡崎大智  2年 175.70 FC東京
   18 杉山耀建  4年 174.67 狭山ヶ丘
   20 淵上涼太  4年 178.67 鹿島アントラーズ
   27 中野裕唯  1年 178.70 FC東京
FW  7 北浜琉星  3年 180.72 アビスパ福岡
   10 持山匡佑  4年 180.73 静岡学園

東洋大

九番十一
二六七番六番十番
五番三番二七二番
二二

中央大
十九十一八番
十四二四
二八二番五番三番二六
一番


東洋大はキーパー㉒磐井がレフティ。器用なタイプ。右サイドバック��荒井は地味ながらよく効いている。守備が得意なタイプでセンターフォワードが流れてきても当たり負けない。㉗岡部は観に行く前に絶賛記事を読んだ。確かに1年生にしては良いし現時点でパワーでは優位だが、しかし大学サッカーというステージを考えると高さやパワーはあるが、「1年生にしては」という但し書き抜きにストロングポイントとは言えない。相方の���盒兇鰐世蕕�に弱い。クレバーさで守っていたが、彼の弱さも岡部がピックアップされる理由なのだろう。左サイドバック�セ廓憩發詫十�を一切しない私でも知っている有名選手。プロに行く選手で偽サイドバック的に中に現れビルドアップに加わる一方、守備力が素晴らしい。中央大センターフォワード��田中は左右に動くのだが、右サイドにあまり流れなかったのは山之内には潰される、という考えがあったのだろう。上がってもなかなか良い。レフティなのか分からなかったが、両足使える。強靭な肉体というのはプロでも大きな武器になる。右ハーフ��湯之前はレフティ。左足フリーキック担当。カットインが得意なドリブラー。どんどん仕掛ける。関東でも突破力は屈指じゃないだろうか?そしてガンガン飛び出す。�ε沈�はガンガン潰してよく効いている。東洋大はチームスタイルとして派手じゃなくても効いている選手が好みなのだろうか?フィードも展開力もある。バックラインからあまり長いボールを使わない東洋大の攻撃の肝。相方の��鍋島は右足フリーキック担当でまえめで仕掛ける一方で下がってビルドアップも担当してエースとしての意識充分。中央大ボランチ��尾川とバチバチにやっていた。データ上体重がないが、身体も良く張っている。左ハーフ㉖宮本は山之内を生かすことを考えてプレー。2トップの��村上��依田はムービング系?かなり潰されていたが走り続けた。

中央大は劣勢と割り切ったか、5−2−3。最終ライン中央�ジ兇魯�バーをこなしつつ高めにも位置取りビルドアップの起点に。バックラインで一番良い選手。左ストッパー��鷹取と左アウトサイド㉘内川はレフティでフィードを狙う。全体的にべた引き感が強い。中央大のストロングポイントはドイスボランチ。��尾川は先述の通り、相手とバチバチにやり合い、ゲームも作り、仕掛けられた。エース。まだ2年生だが将来有望じゃないかな?相方の㉔長田もやはりガチガチにバトル出来て自己表現できて仕掛けられる。中央大の5バックはボランチの守備の負担が減り、割と好き勝手出来るし、この二人を大きく伸ばせるのでは?センターフォワード��田中は左右に流れながら様子を見て東洋大���盒兇鯀世辰心兇�ある。ポストプレーヤーなのだが肉体派というより頭脳派で仕掛けられる選手でもある。尾川を中盤のエースとしたら、彼はまさにエースストライカー。右ウイング��武本は残念ながら山之内に歯が立たなかった。左ウイング�咳鷸海魯櫂献轡腑鵐船Д鵐限人僉E鎮罎鮴犬�した。

さて東洋大の前半のゴールは綺麗に崩して��村上のクリーンシュート。1−0。残留の掛かった東洋大には大きかった。

しかし後半が締まらない。中央大�ジ兇�全くのフリーでボールを持つと何を思ったか無人のゴールへバックパス。ビルドアップ時だからキーパーは開いていたのだ。何とかかき出したが、こぼれを詰められ2−0。中央大は消耗した��田中に代わり��持山が左ウイング��北浜がセンターフォワード�簡ゾ紊�右ウイングに入る。��持山はなかなかの好選手で仕掛けられる。そして��持山のミドルがDFに当たってコースが変わり決まって2−1に。しかし中央大はまたしてもミス。ビルドアップが奪われ無人のゴールにロングシュートが決まり3−1となり東洋大が勝利。

東洋大のレベルとしては残留争いと言っても関西学生リーグの上位争いくらいの力はあると思う。やはり関西と関東のレベル差が感じずにはいられなかった。ただゲーム自体は締まらなかった。中央大のミスでの2失点はあまりに酷かった。少し残念だ。




2025年11月14日(金) デフリンピック イラン−トルコ イタリアーメキシコ

障がい者スポーツ大会にもいろいろあるが、今年はデフリンピックが日本開催だ。分かり易く言うと聴覚障がい者のオリンピックだ。もちろんサッカー競技もある。オリンピックの数年後にその開催都市で行われる。が、サッカー競技は東京でするのは会場難だ。なぜなら政治が東京など首都圏のサッカー会場整備を行う責任を放棄し、慢性的に会場難だからだ。ここでいう会場とは、大きなスタジアムという話ではない。デフリンピックで使うスタンド無し、グラウンドだけというピッチすら足りない、という話なのだ。そこでサッカー競技は福島・Jヴィレッジで行なう。

今回関東大学サッカー最終節の遠征に合わせて東下りした。その日程に抱き合わせてデフリンピックを観戦する。デフサッカー(聴覚障がい者サッカー)の観戦は初だが、昔から興味があった。なぜなら聴覚障がい者のための高校相当の学校に高等聾学校(ろう学校)というものがある。その中で高校サッカーにエントリーするチームもある。北海道の高校サッカーは全道があまりに広いので、いきなり全道大会に入らず、支部大会を行い、そこで勝ち上がった強豪が初めて全道大会のエントリーする仕組みになっている。北海道高等聾学校は小樽ブロックに所属するが、なんとこのチームはただ参加するだけでなく、実に強いのだ。ブロック大会を何度も突破して全道大会に勝ち進んでいる。幻の強豪として生観戦したかったが、近年の少子化で生徒数が減り、現在は合同チームになっている。耳が聞こえにくい、というのはコミュニケーションスポーツであるフットボールにとっては致命的な弱点に思えるのだが。特にバックラインの統率にとっては。オフサイド取れないだろうと。北海道高等聾学校単独チームを観に行くのはもはやかなわぬ夢かも知れないが、デフリンピックならば観に行ける。

さてJR東日本から発表があり、デフリンピック期間は常磐線特急ひたちがJヴィレッジ駅に臨時停車してくれる。今遠征の拠点は東京なので助かる。いわき駅から先に行くひたちは少ないが、丁度良いのがあった。全車指定席なので、当然確保する。そして当日上野駅に向かうが、日暮里駅手前で常磐線車両が止まっている。いやな予感がしたが、上野駅に着いたら案の定事故で常磐線が止まってます、との放送。1時間くらい待つことになる。上野駅に待合室があるかは知らない。やむを得ず、構内で立ち尽くす。この日は金曜日。つまり通X勤客が多い。少しでも人通りの少ない場所を探す。上野どまりの特急ホーム端が一番楽だった。一本前の特急ときわが上野駅にずっと止まっているが、もちろん座れない。全車指定席だし。何とか耐えて目当ての特急が入り、リクライニングを深く倒してシートに倒れ込む。Jヴィレッジ駅到着はキックオフぎりぎりになった。日本戦はスタジアムで開催されるが、駅から歩く。他の国はJヴィレッジ本体で開催され、そちらの方が近い。なるべくいろんな国を見たかったので、日本戦に関心はなかったが、いよいよJヴィレッジ本体と決めることになる。

Jヴィレッジ駅では乗客の大半が降りる。会談も渋滞している。そしてほぼ全員スタジアムの日本戦に向かう。デフリンピックってこんなに人気あったんだ。私はあっさりJヴィレッジの中には入れた。ゲートもX線検査もない。やはりオリンピックみたいな厳重な警備もないらしい。入口に女性ボランティア一人だけだったし、中でも選手と観客が直に接している。緩い。国際大会というよりもフェスティバルみたいだ。早速試合に入る。と言ってもゴール裏から観るだけ。ベンチはない。そもそも観客数人。ゴール裏のボールガールがまた慣れてない。Jヴィレッジで普段行われている試合のボランティア経験すらないみたい。つまりゴールラインを割ると、まず割ったボールを追いかけるのだ。普通はさっさとキーパーにボールを渡してスムーズに試合を進めるだろう。この手際の悪さもろくに準備していなかった大会ということが分かる。そして目の前のゲームが事前にネットに出ていたカードと違う。当日変更?こういうところもアバウトな運営だ。開始数分で厳格な大会ではないことが見て取れた。


トルコ対イランは双方ファーストユニが白、セカンドユニが赤で、しかもゴール裏で判別できなかったのでどちらがイランかは推測で。大会公式サイトもろうあ者サッカー協会も選手名が出ているのは日本だけで、大会への真摯な姿勢・情熱がないのはよくわかった。もちろん関係者は人手が足りないと言い訳するだろうが、「日本人選手の活躍」を伝えたいだけで、大会そのものを伝える意識はまるでない。大会プログラムもなく、本部で選手リストを頂いた。

デフリンピック
イラン代表−トルコ代表
11月14日 Jヴィレッジ

イラン
GK
DF  9 Hossein MESBAHI


    3 Mohammad Hassan DASHTBOZORG
MF 19 Amir Reza HASSANZADEH LIFKOUEI

    8 Milad MOHAMMADI
   11 Shahin FASIHI
FW 21 Sina SABERIKIAN
   10 Iman MOHEBI ABKENAR

トルコ
GK  1 Recap ORTA
DF 17 Goktug ALTAY
   15 Emre KILINC
    4 Ali DALKIRAN
    3 Murat BEK
MF  6 Emre Can DONMEZ
   21 Imamettin SUNMEZ
    8 Ahmet ERGIN
   10 Esref Metin SU
   11 Musa BULUT
FW


イラン(たぶん)
十番二一
十一八番誰々十九
三番誰々誰々九番
誰々

トルコ(たぶん)
誰々
十一十番八番二一
六番
三番四番十五十七
一番


イタリア
GK
DF  5 Gianluca REZZA
   14 Nocola PANATONNI

    3 Piccardo AONTONETTI
MF 17 Stefano CAPPANTO
   10 Davide GRIPPO
    8 Matteo FRIGERIO

FW  7 Luigi CIGNA
   11 Lorenzo DEL GRECO

メキシコ
GK  1 Ivan LOPEZ SALAS
DF  8 Alan YANEZ FONSECA
    4 Misael TORRENTERA DAZA
    3 Josa De Jesus PECINA GONZALEZ
MF  2 Juan De MARTINEZ GRANADOS
    6 Luis DIAZ FLORES
    7 Luis RAMIREZ GARCIA
   11 Gael RAMOS VELOZ
FW

イタリア
十一七番
誰々八番十番十七
三番誰々十四五番
誰々

メキシコ
誰々誰々誰々
十一七番六番二番
三番四番八番
一番

様相について。試合前の円陣や声出しもあったし、試合中の声の指示もあった。声の大きさは普通。主審は旗でアピール。ろうあ者と言ってもまるで聞こえないわけではなくて、コミュニケーションも取れているし、手話での会話などもなかった。コミュニケーション不足は感じるが、普通のサッカーに近い。やはり生観戦しないと分からない。レベルも高い。技術では関西リーグ並み、パワーでは上回るが守備力が関西リーグより落ちる。やはりコミュニケーションはフットボールには重要だ。イラン対トルコは前半1−1。
ハーフタイム、イタリア対メキシコに移動する。メキシコがずっと押しているが、イタリアがなるほどカルチョ。引いて守ってロングカウンターから次々ゴール。後半だけで4点取った。こちらを見て意識が変わった。デフサッカーでもイタリアならば守備をしっかりできるのか。メキシコも上手かったが、カウンターに対する守備が甘かった。

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初めて観たデフサッカーは守備が甘いだけのレベル的には普通のサッカーだった。全く聞こえないというわけでもないから連携も取れて、でも甘い。そして観た4か国についてはしっかり鍛えられて、障がい者への同情とか共感を求めて観るなんてレベルではなく、アスリートとして魅力があった。少なくとも関西リーグを競技として楽しめる人ならデフリンピックも楽しめるんじゃないかな?この日来た観客の大半はスタジアムに行って日本戦を観たはずなのだが。

そしてこの大会の発信環境。来るまで組み合わせが変わっていることを知らなかったし、ネット上にメンバー表も記録も見当たらず、「日本人大活躍!」と言いたいだけなら国際スポーツ大会やっている意味がないように思える。大会運営自体は非常にぬるい。大会本部に行って観戦者パスをもらったが、入口で渡すべきだ。選手が普通に通りかかる緩い環境と言い、これは五輪とは全く別物だと分かった。



2025年11月09日(日) 高校選手権和歌山県大会準決勝 近大和歌山−和北 新宮・新翔−初橋

高校選手権予選はテレビで観られる京阪神は後回し。滋賀奈良和歌山優先である。この日は和歌山県。おそらく全国でももっともサッカー熱の低い県の一つで、人口も少ない。近年気になっている地方のやせ細り、つまりベスト4、ベスト8の層が薄くなっている、ということを実感する県でもあり定点観測している。和歌山県のここ10年の流れは初芝橋本、近大和歌山、和歌山北の3強がほぼ確実にベスト4に残り、残り1枠を経営不振で廃部?休部?した和歌山南稜と近大新宮が争うというものだ。和歌山工が全国に出た年もあるが。今年度も3強は勝ち上がっている。3強が勝つということは層が極端に薄いということだ。

高校選手権和歌山県大会準決勝
近畿大学附属和歌山高校−和歌山北高校
11月9日 紀三井寺陸 11時 ピッチ並み 雨


近大和歌山 監督 藪真啓
GK  1 田中猛寅  2年 183.73 アルテリーヴォ和歌山
DF  2 高木大地  2年 174.64 ゼッセル熊取
    3 小畑海斗  3年 170.62 和歌山ヴィーヴォ
    4 平澤善   3年 176.70 セレッソ大阪和歌山
    5 平澤築   1年 181.73 FC TRIGGER
MF  6 須藤広翔  3年 168.60 セレッソ大阪和歌山
    8 田中陽翔  3年 169.62 ミラグロッソ海南
   10 松本涼英  3年 170.68 エルセレユナイテッド
FW  9 山本優志  3年 178.75 CANARINHO FC RIO
   13 金尾駿   2年 172.63 近大和歌山中
   14 森永莞太  3年 172.62 エルセレユナイテッド

和歌山北 監督 中村大吾
GK  1 谷口颯良  3年 177.67 FC Junrelo Vivo
DF  2 井上・馬  2年 170.59 FC TRIGGER
    3 中川遼亜  3年 176.68 FC Junrelo Vivo
    4 隅田・心  3年 170.58 FC AZUL 紀の海
    5 西村斗希  3年 172.69 FC Junrelo Vivo
MF  6 西原悠人  3年 165.65 FC AZUL 紀の海
   11 阪垣大輝  3年 180.65 Belo,La 日高FC
   14 中野元斗  2年 181.66 FC TRIGGER
   24 岡本真輝人 1年 165.54 FC TRIGGER
FW 10 吉田春樹  3年 165.55 FC AZUL 紀の海
   13 森下誠   2年 175.72 CANARINHO FC RIO

名前を打ち込めない漢字は現在使っているパソコンの部首変換が不調でどうしようもなかった。

近大和歌山
九番
八番
十三六番十番十四
三番四番五番二番
一番

和歌山北
十三
十四
十番六番二四十一
二番三番四番五番
一番

近大和歌山はシンプルに蹴る。和歌山北は早々に失点したこともあり、持てるので繋ぐ。近大和歌山はセンターフォワード��山本が馬力を生かしてポスト。センターバックコンビ、たぶん兄弟、は和歌山北相手では高さでは問題なく跳ね返し地上もまずまず。走力を生かした中盤もよく追う。
和歌山北は回すのだが個の優位性がなく仕掛けられない。ドリブル技術は和歌山県随一のチームなのだが、近大和歌山がノーリスクで人数割くので仕掛けられる状況にならない。セットプレーも左足キッカー、コーナーを最長身の��中野が務める。それくらい正確に蹴られる選手がいない。右足キッカーは��吉田だが精度では中野だ。シャドーの位置の中野が変化を付けられる選手なのだが、近大和歌山は警戒していて思うようにプレーさせない。

4分、左コーナー、ミスから近大和歌山��田中がコロコロと決めてラインわった判定で先制。後半アディショナルタイム、ロングカウンター右から入れて��山本ニアスルー、交代出場の㉔浦下璃月 1年 164.60 セレッソ大阪和歌山が決めて2−0で近大和歌山が勝利した。

残念ながら両校全国レベルを物差しにすれば厳しい。和歌山県の高校サッカーは現状では全国制覇の可能性はないが、どうすれば良くなるんでしょうね?大阪南部からの流入も減った。これは激戦区・大阪府よりも全国に出やすいメリット以上に力の落ちる和歌山県の高校というデメリットを計算されてしまっている、ということだ。


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第2試合は新宮高校と新翔高校の合同チーム。いうまでもなく新宮高校はかつての全国常連校であり、新翔高校の前身、新宮商業はその時代のナンバー2だった。とはいえ時代は変わり、新宮高校が最後にそれなりの舞台に立ったのは和歌山県枠があって参加しやすかったプリンスリーグ関西に登場した時で開幕戦は神戸科技に17失点惨敗を喫して、もはや関西レベルでは通用しないことがよくわかった。さて両校が合併するのに伴い合同チームになったわけだが、どの程度やれるかチェックしに来た。


高校選手権和歌山県大会準決勝
新宮高校・新翔高校合同チーム−初芝橋本高校
11月9日 13時20分 紀三井寺陸 雨 ピッチ並

新宮・新翔 監督 大谷悠汰
GK  1 西正眞   2年 175.64 下里中  新翔所属
DF  2 久保嘉由都 2年 182.65 JUNTOS FC
    3 梅村理来  2年 173.65 JUNTOS FC 新翔所属
    4 中西優太  3年 177.69 JUNTOS FC
    5 速水陸   2年 172.58 JUNTOS FC
    6 河邉蒼汰  2年 173.62 JUNTOS FC
MF 11 新屋樹人  3年 162.52 下里中
   21 河野倭士  2年 172.64 宇久井中
FW  7 福島蒼士  2年 177.65 JUNTOS FC
   10 廣里璃海  3年 166.56 城南中
   13 尾崎創太  1年 168.60 アプレッソ・リアン

所属は新翔と記載以外は新宮所属

初芝橋本 監督 阪中義博
GK  1 岸和田谷柊太 3年 173.67 FC平野
DF  2 河野陽夏  3年 180.77 野田中
    3 足立優太  3年 183.76 大阪市ジュネッスFC
    4 西真那人  3年 172.68 長野FC
MF  5 田村海斗  3年 180.68 ノガーナFCh橋本
    6 西川陽人  3年 169.59 ノガーナFCh橋本
    7 佐藤颯倖  3年 174.65 長野FC
    8 児島由汰  3年 172.65 リオクロスFC
   10 山本悠汰  3年 171.66 RIP ACE
FW  9 金森日向大 3年 174.74 大阪狭山SC
   11 鈴木和優希 3年 167.63 愛知FC押切

新宮・新翔
七番
十番五番十三
十一六番二番三番四番二一
一番

初橋
九番十一
十番
七番六番八番
三番二番四番五番
一番

初橋は左サイドバック�B�立と左ハーフ�Ш監�がレフティ。��山本は上手い。��金森がポスト役。圧倒的に強いが力の差がありすぎて個人評など意味がない感じである。



新宮・新翔はただ引いて守るだけで新宮高校主体とはいえ組織力はなく、そして下級生主体ということもあって個人能力も足りてない。開始早々これはゲームにならない、と見て取れた。

試合経過は記載するまでもなく、前半から大量点。前半は0−6。ここで帰った。最終スコア0−13。

正直言ってこのレベルが県ベスト4というのが今の地方の高校サッカーの現状を象徴している。県ベスト4と言えば県内トップのチームのはずだが、このレベルでも勝ち上がれてしまう。今後地方の高校サッカーはますますやせ細るのだろう。残念だ。



2025年11月08日(土) 高校選手権島根県大会決勝 大社−明誠


もともと高校選手権予選は関西外も観ていたが、コロナ禍でその傾向が強まった。関西外で私が特に注視しているのは東海・北信越・中国・四国の近接地域である。行きづらい地区に頑張ってまでは遠征しないが、負担にならない範囲ならば。で中国地方ではもともと岡山と広島に入っていたが、コロナ禍で山口県と鳥取県に行った。残るは島根県である。が県サッカー場は益田。つまり大阪からならば新幹線で新山口まで行った挙句山口線特急で2時間もかかる。とにかく遠いのだ。山口県大会の維新も山口線沿線だが、それよりもさらに遠く、しかも温泉もないとなると負担感が……と思っていたら、予選決勝は松江で開催とある。しかも常連で夏にも見た立正大淞南ではない。通常遠征は準決勝など2試合以上観戦のケースに考えるが、これならば1試合でも行こうと決断した。

松江にはバスとJRがある。バスの方がはるかに安い。行きは間に合うのでバスを決断した。大阪から4時間半くらいで松江駅だ。中国道で岡山の真庭市で米子道に入る。高槻には真庭市からの直売の食材店があり、安くて良質なので重宝している。JR駅でいえば姫新線中国勝山駅を中心とする街だ。しかし山間部でむっちゃ不便だろう、これは。米子に着いてから西に向かい、目的地の陸上競技場付近のインターで高速を降りるがバスからは降りれず、松江駅へ。駅では帰りに食べるしじみラーメンの店を確認してから路線バス待ち。30分くらいかかって目的地近くに着く。路上駐車が多い。この時点で嫌な予感がしたが、会場は超満員だった。島根県大会決勝ってこんなに盛り上がっているのか。たぶん島根県で最も盛り上がるサッカーの試合だろうな。JFLの神楽しまねは盛り上がらなかったんだろうなあ。一度行くプランを立ててバスも確保したが、近親者にコロナ感染者が出て、自重したのだ。

さて会場は超満員にもかかわらず、イベントは一切ない。グルメも全くない。高体連の先生方がイベント事を苦手としているのは分かるが、観客サービスが一切ない。返して言えば純粋にサッカーの試合を見に来るサッカーファンが島根県にも大量にいるのだ。


高校選手権島根県大会決勝
大社高校−明誠高校
11月8日 13時半 浜山陸上競技場 ピッチ並み


大社 監督 中村展久
GK  1 梅木琢磨  3年 182 神楽しまね
DF  2 石川虎之介 3年 176 浜田一中
    3 栗原貴志  3年 181 くにびきFC
    4 武信瑛大  3年 175 くにびきFC
MF 11 星野千凪  3年 169 出雲一中
    5 松本理玖  3年 165 斐川西中
    8 坂田幸大  3年 180 玉湯SC
   15 野津理生  3年 170 玉湯SC
FW  7 中林雄英  3年 167 くにびきFC
   10 石川晄   3年 165 くにびきFC
   18 原知輝   3年 182 くにびきFC

明誠 監督 白谷建人
GK 17 富森悠斗  3年 165 大阪市ジュネッス
DF 12 小谷優惺  3年 159 DE SA FIAR西宮
    5 森口桔平  3年 160 レインボー若狭FC
    4 山本光雅  3年 175 ベルガロッソ浜田
    2 藤井良太  3年 170 横田中
MF 13 原田琉希  2年 165 山口サッカークラブGraceINFINITI
    3 高岸優羽  3年 168 武生FC
    7 稲村良真  3年 170 JOGА MAIS
    6 藤田総司  3年 171 斐川西中
FW 14 �盒鏡穎臓 。廓� 165 ベルガロッソ浜田
   10 池田龍心  3年 176 高津中

大社
十八
十番七番
十五八番五番十一
四番三番二番
一番

明誠
十番十四
六番七番三番十三
二番四番五番十二
十七



大社は出雲市の高校。出雲市と言えばサンフレッチェ広島の下部組織だったサンフレッチェくにびき改めくにびきFCというしっかりした育成チームがあり、育てられる。長年島根県ナンバー2だった高校で、プリンスリーグに所属することもある。神楽しまね出身もいる。しかし県ナンバー2でも中体連出身者が複数いることに驚いた。

明誠は似た名前多数の高校だ。「明るく」「誠実」なのだから。野球漫画家あだち充のマンガにも登場しそうな名前だ。高校サッカーファンの立場からすれば藤枝明誠も浮かぶ。島根県の明誠高校は益田にある。益田のサッカー熱は知らない。県立サッカー場があることしか知らない。前所属チームもほぼ地元ではなくサッカー留学だ。

明らかに体格で大社が上回る。というより明誠は決勝進出にしては小柄すぎる。しかし明誠は身体の使い方をよく工夫している。それを象徴するのが大社のストッパー�∪仞遶ど霓�が潰しきれないことだ。また不器用でシンプルに蹴る。キャプテンの�7�原への依存度が高い。カバーできて競り勝ててロングボールの起点でもある。��野津はロングスロー担当。ボランチ�ゾ硝椶�守備的、�┷篥弔�攻撃的で両足使う意識がある?��星野がセットプレー担当。�恩兇蝋發気念犠 4靄榲�には大社はロングボールを多用する。

明誠は�О霏爾魯札奪肇廛譟蔀甘�。ゾーンの受け渡しに工夫があり、教えられている印象がある。しかしマークはルーズだ。ロングスローだけを買われて入っているような��小谷のインパクトが凄い。��原田は速い。��池田はレフティ。エース。

大社ペースながら前半は0−0で終了。そしてハーフタイム、戦術の根幹に見えるセンターフォワード
�恩侠��咳麁f恒� 3年 171 出雲三中
��野津→�ζ8彊某瓠。廓� 169 くにびきFC

となる。�咳麁�がそのままセンターフォワード。身体能力の高い選手。

スタイル自体は変わらない。後半13分、左コーナー��中林のキックに�∪仞逎悒奪匹韮院檻亜�16分、中央を崩して�咳麁�が決めて2−0。20分、��星野の右クロスを明誠クリアしきれず��石川ヘッドで3−0。結局終始大社ペースで3−0で圧勝した。

大社について。全国での目標は初戦突破というあたりになるだろう。全国で戦うには前線も最終ラインもいささか頼りないので守備を仕込むことになりそう。鍛えられているし、全国の平均的な高校とは勝負になる。味方のミスをミスにしなかった�7�原のキャプテンシーに期待だ。

明誠について。島根県も2強以外は厳しいかもしれない。地元の選手で0−3ならまだしも、サッカー留学で完敗となると、島根県の人材がどの程度いるのか?

島根県のタレント不足を痛感した遠征だった。くにびきFC以外に育成のしっかりしたチームはあるのか?そもそもクラブチーム自体少ないのでは?この両校だけでなく、大会プログラム全体を読んで不安になる。自民党の失われた30年を通じて地方は疲弊している。人口ピラミッドも経済も。年々高校サッカーの地方もやせ細り、県ベスト4すら優勝校と大差があったりする。もちろん昔のベスト4よりははるかに強いのだが。この問題は不景気な内容になるのでスポーツエンタメ記事ばかり書くメディアも取り組んで記事にしてくれない。しかしながらサッカー界も不景気なのだ。

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帰りは松江駅でしじみラーメン食べた後、バスは席がないのでJR特急やくもで帰ることにした。があいにく指定席売り切れ(全車指定席)。やくもは車両が良くなったが、乗車定数が減った。そしてグリーン車を見たら残り1席。贅沢は敵だ!的な価値観で生きてきた人間にとっては相当葛藤があるが、帰られないのでは話にならない。泣く泣くグリーン車に座った。そりゃあいい席でしたが……。



2025年11月03日(月) 高校選手権奈良県大会準決勝 奈良育英−五條 高田商−山辺

高校選手権予選は関西についてはテレビ中継が入る京阪神は後回しで滋賀奈良和歌山を優先している。まあ近年はTVerがあるので必ずしもその限りではないが。高校サッカーは最高レベルを見ればいいというものではない。将来の逸材を観たいという人は多い。が、それならば高校サッカーを観る必要はなく、クラブユースを観ればよい。高校サッカーの方が手軽に観られる?いや、その通りだが、私は手間を惜しむタイプのファンじゃない。加えていくら高校サッカートップといっても所詮は未熟な高校生なので、競技レベルから言ったらJリーグや大学サッカーを見た方がよい。私はあくまで未熟な高校生を好んでみているので、観る対象も全国トップとは限らない。
さて現状では滋賀県はともかく奈良県和歌山県には全国制覇の可能性はなかろう。返して言えば奈良県準決勝は全国大会では1回戦突破が目標のレベルや、あるいは全国大会ではちょっと戦えないレベルの高校を観られることになる。もちろん県内ではトップクラスだ。ごく普通の高校生ではない。だがこのレベルを見られるというのが県大会準決勝に足を運ぶ意義だ。濃厚な高校サッカーファンは全国トップクラスだとか年代別代表がいる高校には拘らない。

さて北海道遠征から引きずる体調不良から回復したものの若干不安があるので、橿原公苑へは京都から近鉄特急を利用した。混んでいる。終点の橿原神宮前駅から徒歩で会場に向かう。ネーミングライツがついているが、ここでは橿原公苑陸上競技場(カシリク)という体で書く。


高校選手権奈良県大会準決勝
奈良育英高校−五條高校
11月3日 11時 橿原公苑陸上競技場 ピッチ並み 曇り

奈良育英 監督 梶村卓
GK 12 後藤壮真  2年 177 ディアブロッサ高田FC
DF  2 吉川魅   3年 171 宇治FCジュニアユース
    3 仲谷陽馬  3年 175 ディアブロッサ高田FC
    4 内藤奏   3年 178 SOLESTRELLA NARA2002
   17 矢野光将  2年 169 宇治FCジュニアユース
MF  6 西村優士  3年 179 vervento京都f.c
   18 桝谷朋矢  1年 173 宇治FCジュニアユース
    8 柑本凛伍  3年 170 BRINQ.FC KIZUGAWA
   13 横田陽人  3年 170 SOLESTRELLA NARA2002
FW  9 堀大輔   3年 176 奈良クラブ
   21 掃部央玖里 2年 169 JP FERIZ CORUJA


五條 監督 浦野和久 部長 米原勝
GK 12 小田翔哉  3年 179 YF NARATESORO
DF  2 山中駿   2年 168 ディアブロッサ高田FC大和
    3 岡林遼   3年 178 法隆寺フットボールクラブ
    4 永添伊吹  3年 180 ディアブロッサ高田FC大和
    5 辻本修也  3年 178 ディアブロッサ高田FC大和
MF  6 田中隆之介 3年 170 大淀中
    7 �盒狂押  。廓� 168 ディアブロッサ高田FC
    8 津田梨央都 3年 173 ディアブロッサ高田FC
FW  9 松井大也  2年 178 富雄南中
   11 岸和徹   3年 168 ディアブロッサ高田FC大和
   13 生座本愛斗 3年 171 ディアブロッサ高田FC大和

11番は岸が姓、和徹が名。13番はオザモトと読むらしい。スタッフに注目してほしい。監督は元郡山で全国に出た時の部長の浦野先生、部長は奈良育英・一条の二強時代を終わらせて全国に行った時の香芝の監督だった米原先生である。都会的なショートパスが得意な米原先生は古田先生という優れたコーチがいる生駒に転任してすぐに全くスタイルの違う、走力と根性の私学の岩松先生率いる金光大阪に転任したが、乞われて招かれただろうに、全く水が合わなかったが、奈良県に戻って来たようだ。いずれにせよ、奈良県の県立高ながら人工芝を持っている五條には再び強力な指導体制になったようだ。ここは以前からディアブロッサからのリクルートに強く、ドリブルが長所だ。

奈良育英は観戦記執筆時点での記事で総体後に二人亡くなったらしい。10番が白血病、ほかにもベンチメンバーが事故死したとのこと。

第4審は「オカダマサヨシ」氏と放送されたが、高名な元国際主審とは違うだろう。

奈良育英
九番二一
八番
十八六番十三
二番三番四番十七
十二

五條
十一九番十三
八番七番
六番
二番三番四番五番
十二

奈良育英に限らず実績や実力で優る高校は立ち上がり、敵陣に蹴り込み押し込んで激しくチェックしてラッシュの体制に入るものである。力の劣る高校はこのラッシュに耐え切れず、早々に失点して劣勢になってしまう。これは全国大会でも青森山田が得意とする。というか高校サッカーの強豪校の鉄則と言っていい。奈良県内における奈良育英も同じだ。この試合もそういう入りをする。しかし五條というチームはドリブラー揃いというだけでなく対人守備が強い。体格もある。ここのところの実績不足で今年は県2部リーグだから精神力では厳しいだろうが、とにかく立ち上がりのラッシュに耐えた。奈良育英も決して体格のあるチームではない。センターフォワード��堀も必ずしも競り勝てるわけではない。シングルボランチ��西村は圧倒的な体格で潰しまくるが、拾って前線に入れて競り方の上手い㉑掃部に入れても五條が耐えるので、時期にスローダウン。立ち上がりのラッシュはオーバーペースだから続かない。なお奈良育英は右コーナーキックを左サイドバック��吉川が右足でファーに蹴る。左サイドバックが右コーナーを蹴るのはよくあることだが、それはレフティだからであって、右利き左サイドバックが蹴るのはちょっと記憶にない。
4−3−3の五條は��津田が身体が強くロングスロー担当。���盒兇話翦廚�ら持ち出せる。
3トップは全員ドリブルがあるのだが、中体連出身の2年生センターフォワード��松井にはワイルドな魅力があり、1度50メートルドリブルを見せるなどスピードもある。ディアブロッサ高田FC大和出身者主体のバックラインはとにかく対人守備が強い。キーパー��小田はキックミスも散見されるが勇気ある選手。
前半は0−0で終わった。こうなると当然奈良育英の後半立ち上がりラッシュが気になる。五條の前半の入りは良かった。これで安心すればまずいだろうと予想した。

ハーフタイム、奈良育英はFWが㉑掃部→㉔布村大地 3年 184 ディアブロッサ高田FC
が入る。誰がどう見ても後半立ち上がりから行くぞ、というメッセージである。が五條は受け身に入ってしまう。2分、��吉川のふんわりした右コーナーがファーの��西村のヘッドに合い1−0。4分、��吉川のふんわりした左コーナーに�て眛�のヘッドで2−0。9分にも追加点で3−0。五條は後半の入りが明らかに良くなかった。勝負師としての面で奈良育英が上だった。そして明らかに動揺して立て直せなかった。これが高校生の精神力だ。こればかりは高校サッカーでは仕方ない。後半半ば、五條は��津田の右フリーキックに交代出場の10番がニアで逸らし、3−1と追撃したがそこまで。経験の差、勝負強さがもろに出てしまった。もしこのゲームで引退する3年生がいたら、健闘した思い出が残るかもしれない。下級生にとっては惜敗とも言いうるが、しかしこの差を埋めるのは大変だから、とりあえず五條はたまに勝つ、それが選手権予選なら最高だ、という程度に差を縮めたい。


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引き続き第2試合。調べていないが、高田商は上位には勝ち進んでいなかった。奈良県の育成のターニングポイントは高田FCが活動開始したことであろう。当初は全員ドリブル。キーパーからCBに出してドリブルか隣にだけパスを許されているかのようなスタイルでドリブラーを次々に輩出し、奈良県のみならず全国的にも注目された。今ではそこまで極端でもないが、とにかく奈良県で技術を徹底的に鍛えるスタイル。それがディアブロッサ高田FCと名前を変え、ユース(U−18)も作り、支店であるディアブロッサ高田FC大和も作り、奈良県で最も重要な育成チームであった。その高田が地元の高校である高田商と連携した高田プロジェクトを立ち上げた。私も詳細は分からないが、どうやら高田FCのジュニアユースやユースと連携して高田商と一体で育成するらしい。プログラムから引用する。

昨年度よりディアブロッサ高田と部活動の地域移行を含めた「all takada project」を開始。継続してディアブロッサ高田のコーチの指導を受け、練習を重ねてきた。


それまでさして強くなかった高田商もディアブロッサ高田FCがつくなら一気に強豪校になるかもしれない。
対する山辺は企業が背後に付いたクラブチームみたいな組織が高校と連携して高校サッカー部として高体連の大会にエントリーするものだ。一説には奈良県のレベルなら全国に出やすいから、この県を選んだらしい。

高田商 監督 前川好光
GK  1 廣澤颯大  1年 178 ポリベニル カシハラ
DF  2 辻村心海  2年 177 法隆寺フットボールクラブ
    3 吉井琉晴  1年 169 ディアブロッサ高田FC
    4 田中昊輝  2年 182 ポルベニル カシハラ
    9 阿部恭一  2年 177 法隆寺フットボールクラブ
MF  6 稲垣眞介  2年 175 高田西中
    7 北谷翔真  3年 183 法隆寺フットボールクラブ
   15 福西祐大  1年 168 ポルベニル カシハラ
    8 小杉弦   2年 173 ディアブロッサ高田FC
   12 西田怜生  1年 175 ディアブロッサ高田FC大和
FW 11 木村優利  2年 175 ディアブロッサ高田FC

山辺 監督 吉田亮
GK  1 ・島尚毅  3年 174 和泉FC
DF  2 石川悠真  3年 169 FC Liens
    3 寺田聖和  3年 168 LIGAR JPC
    4 河本琉希  3年 169 FTS FC
MF  5 黒川一瑳  3年 171 久御山バイソンズ
    6 宍塚剛忠  3年 163 カナリーニョFC
    7 上條晴天  3年 163 JOGA MAIS
FW  9 近藤温斗  3年 173 碧FC
MF 10 高田蓮太郎 3年 165 EXCELSIOR FC
   11 瀧全    3年 175 アスルクラロ伊豆
   13 穴吹遼知  3年 173 逆井中

山辺は例によって判別困難系のユニと番号だ。多様なチームから集まっていることが分かる。

高田商
八番十一十二
七番六番
十五
三番四番二番九番
一番


さて高田商はドリブル突破は出来なくても運べてパスをつなげる。しかし山辺は中を通させないような守備だ。更にパワー差は明らかでコンタクトでは山辺が圧勝する。学年差もあるが、高田商は筋トレが足りてない。上背はあるのだが。技巧的な繋ぐ志向のスタイル。山辺の方が強いのはすぐに見て取れた。
さて先制点だが、きつい雨が降って屋根下に逃げて観られなかった。カシリクは屋根はないし、混んでいる観戦会場で傘はご法度です。
2点目は高田商左サイドバックがボランチに入れたところをカットして右に持ち込み切り返して山辺��が決めた。0−2。前半は0−2。
更に後半、PKで0−3とする。高田商もショートカウンターで決めて1−3に。無失点で終わりたかった山辺の甘さだ。しかしすぐに山辺はポスト反転シュート14番で1−4に。強度で優る山辺はビルドアップしはじめ、高田商の闘争心も萎え、更に1点追加して1−5で圧勝。終盤は双方勝負を確信した交代が続いた。

山辺について。力の差があって、真価は分からないが、奈良育英相手に強度だけでは何ともならないし、その前に攻撃面でポゼッションスタイルな割には前半は崩せなかった。やはり奈良育英優位と思っていたら、やはり決勝は奈良育英の勝利だった。
高田商について。とにかくフィジカルに力を入れないと、ベスト4から先は厳しい。技術的には素晴らしい。奈良県の新たな強豪台頭を感じさせた。


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T.K. [MAIL]