| 2026年04月29日(水) |
関西学生リーグ 京産大−大商大 甲南大−大体大 |
関西学生リーグは長らく阪南大がけん引してきた。須佐徹太郎前監督が革新的で、新しいことを次々に実践してきたからだ。が、代替わりして現在では京産大がけん引するようになった。京産大の特徴は自陣からビルドアップするスタイルと、しがらみの多い大学サッカーにおいてユース出身のクオリティの高い選手主体のリクルートにある。関西で無料で観られるチームでは最もクオリティが高い。それゆえお金がなくてプロサッカーはちょっと観られない、という立場の人(学生さんとか)には是非お勧めする。フットボールはあくまで大衆のものだ。お金なんか出さなくても面白いフットボールは観られるのだ。 さて、この日の対戦相手は昔は関西最強だった大商大だ。名伯楽の上田亮三郎先生が今でも総監督という立場で関わっている。昨年2部4位で昇格してきたので当然苦闘が予想されるが、上田先生は不可能を可能にしてきた方ではある。
関西学生リーグ 京都産業大学−大阪商業大学 4月29日 11時半 堺S1 ピッチ良 曇り
京産大 総監督 古井裕之 監督 吉川拓也 GK 21 岩瀬颯 1年 185.83 07.12.07 興国 DF 2 沖野眞之介 2年 175.64 06.05.11 高川学園 DF 4 小野成夢 4年 180.76 04.12.01 愛媛FC DF 26 浮邉泰士 1年 182.78 07.11.20 鹿児島城西 MF 3 滝口晴斗 4年 172.68 04.05.09 サンフレッチェ広島 MF 17 福永裕也 3年 170.74 05.08.29 京都橘 MF 7 伊藤翼 4年 172.70 05.03.18 セレッソ大阪 MF 14 大倉慎平 2年 173.69 07.02.20 ガンバ大阪 MF 10 皿良立輝 3年 175.68 05.07.18 セレッソ大阪 FW 11 高川諒希 2年 178.67 06.07.05 カターレ富山 FW 9 妹尾颯斗 4年 178.75 04.04.12 サンフレッチェ広島
GK 1 中原碧琉 4年 183.77 04.04.23 サンフレッチェ広島 DF 5 西村想大 3年 180.69 06.01.29 近江 DF 16 吉井泰生 2年 168.63 06.08.10 ガイナーレ鳥取 MF 27 中村環太 1年 181.73 07.10.05 アビスパ福岡 MF 15 福島健太 3年 171.66 05.04.29 青森山田 MF 24 森田皇翔 2年 158.64 06.12.02 ヴィッセル神戸 MF 13 山村朔冬 3年 170.65 06.01.25 帝京長岡 MF 8 末谷誓梧 4年 168.65 04.04.30 セレッソ大阪 FW 18 原田輝 4年 175.69 05.02.10 ジュビロ磐田
大商大 総監督 上田亮三郎 監督 中野尊志 GK 1 加藤翔正 2年 180.76 06.06.11 広島国際学院 DF 2 佐藤翔 4年 175.70 04.11.02 清風 DF 4 方森大剛 3年 182.74 05.10.17 大阪偕星学園 DF 15 森輝記 4年 174.68 04.04.22 徳島商 DF 24 村上潤 3年 171.57 05.06.24 大商大堺 MF 5 浜颯太 4年 181.70 04.08.06 桜宮 MF 8 今村天音 3年 175.70 05.10.29 岡山学芸館 MF 10 下柿元遥斗 4年 166.60 05.02.22 大阪偕星学園 MF 36 有田颯真 MF 39 篠田晴葵 FW 45 三好紘空
GK 21 谷口侑 3年 179.76 05.04.25 清風 DF 23 寺本涼也 3年 167.58 05.10.17 和歌山北 DF 38 蓮池昊希 MF 7 上村翔吾 4年 173.60 05.01.17 履正社 MF 14 大屋麻尋 3年 169.60 05.10.11 長崎総合科学大学附属 MF 20 �盒興找陝 。嫁� 167.64 06.09.16 長崎総合科学大学附属 MF 42 藤原快晴 FW 12 豊島蓮 4年 173.68 04.06.11 米子北 FW 13 地道碧 2年 174.67 06.04.07 興国
リクルートを見てほしい。京産大は20人中全登録は13人がユース、大して大商大は判明している全員が高体連出身である。
京産大 十一九番 十七七番十四十番 二番四番二六三番 二一
大商大 八番四五 三九十番五番三六 二番四番十五二四 一番
京産大は以前は4−3−3でビルドアップ、昨年は5−2−3となり、今年はインサイドが明確ではなく前進ルートを確保しづらい4−4−2となっている。
キーパー㉑岩瀬は落ち着きがなく、ゲームによってはチームに安定感をもたらせなかっただろうが、何しろピンチがないのでこのゲームは問題ない。高さとキックはそれなりにしっかりしている。�ぞ�野は寄せ方がうまくて両足から正確なフィードが飛んでくる。技術的に完成している。プロに行くならば体格的に2CBのチームは厳しいが、ほかのポジションもできるタイプ。相方の1年生㉖浮邉はパワフルで寄せもカバーもしっかりしていて運べる。現時点で計算が立つ有望な選手。左サイドバック��沖野は上りが早く切り替えが鋭い。右サイドバック�B豸�は爆発的なスピードで豪快に上がりスタミナも十分。今のところ古典的サイドバックだが、今のスタイルでプロレベル。左足を使う意識もある。中でプレー出来たら完全にプロだ。�О貌�は下がってビルドアップに貢献。ミスしないしミドルパスが正確だし、実は運べる選手でもある。彼もプロになるでしょう。相方の��大倉も伊藤と交互にアンカーの位置に入りパスで組み立て、彼はガンガン飛び出して決めに行く。2年生だが、彼もまた有望。左ハーフの�永 ̄覆�ガンガン仕掛けてカットインする。身体も強くこじ入れて失わない。右の��皿良は絶対的エースでファンタジスタ。左足から繰り出されるアイディアあふれるプレーは会場を魅せる。仕掛けられてタメを作れてパスがあって、彼の右45度は大学レベルでは対処困難。関西学生リーグで卒業即J1でやれるレベルの数少ない選手だが、チームの主軸としてやるためにJ2に入ったほうがいいかもしれない。��高川はいいタイミングでスペースに流れてカウンターに強く、決めに行く迫力もある万能型。もう少し筋肉つければ中でも踏ん張れる。彼もまた有望だ。��妹尾はエースストライカー。高川とプレースタイルは似ているが、違うのは筋肉の量。彼は中でも踏ん張れる。そしてスペースに流れる動きもよい2トップのおかげで京産大の前線が柔軟になっている。
大商大についてはあんまりメモとらなかった。技術的に落ち、懸命に身体を張る昔ながらの精神力を生かしたスタイル。トップ脇�┷B爾�一番うまいが、彼にせよ京産大と比べると技術的には落ちる。
とはいえ、なぜ大商大が粘れるのだろう?と思ってみていた。数多くの��皿良のコーナーキックを跳ね返し、シュートをきっちりブロックする。それでも43分、��大倉のサイドチェンジで�B豸�が運び、��皿良が右ポケットで持ち、ファンタジアを発揮、タテに抜き持ち込み、後方に戻しペナ内右寄り��妹尾が決めた。前半は1−0。
さて後半、大商大は�┷B爾鬟▲鵐�ーに置き㊺三好の1トップ、さらに開始すぐ、両サイドハーフ36番39番→�期盒供↓�地道。しかし後半18分、�ぞ�野のロングフィードが右深くの��皿良に通り、タメにタメて�B豸�がトップスピードで追い越したところに出し、角度のない右からニアを強烈に破って2−0。直後2トップ→��山村、�恩凝帖�山村は1年生の時から皿良とポジションを争っていた逸材だが、ポジション争いに敗れ、さらに同時起用はどうしても機能せず、90年代のバッジョ、デルピエロ問題以来のファンタジスタ並び立たず、という課題を思わせる。27分、ペナ正面��皿良に入り、再びファンタジア発揮、左足で浮かせて裏に出し��大倉が決める。3−0。すでにセンターバックを代えていたが、ここで��皿良→��末谷。彼も京産大の中でも1,2を争うタレントだが、プレースタイルが完成しておらず、レギュラー争いの当落線上といったところ。昨年スウェーデンのクラブに移籍か?というニュースが流れたが、どうもトライアウト不合格だったようだ。レフティのドリブラー。突破力は関西ナンバー1。88分�B豸�の高速右クロスをファーから入ってきた�永 ̄覆�頭に合わせて4−0。アディショナルタイム、左で��末谷が仕掛けて中の�永 ̄覆僕造韻瞳茲瓩藤機檻亜7覿病臂β腓魯轡紂璽箸魄賈椶眤任討此■機檻阿乃�産大が圧勝した。
力の差がありすぎて京産大の真価は分からないが、ピッチ内の半分はプロに行くのではないだろうか?大商大はとにかく残留を唯一の目標に今期は粘るしかない。粘れるチームということは分かった。
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関西学生リーグ 甲南大学−大阪体育大学 4月29日 14時 堺S1 ピッチ良 曇り
甲南大 監督 松岡亮輔 GK 1 足立優 4年 184.78 04.08.14 ガンバ大阪 DF 4 田中咲陽 3年 183.75 05.09.07 大阪桐蔭 DF 5 片山敬介 4年 178.74 04.12.02 飯塚 DF 8 森勇聖 4年 175.73 04.10.23 興国 DF 34 梅原翔久 MF 9 伊藤小次郎 3年 177.72 05.05.13 V・ファーレン長崎 MF 10 諏訪晃大 4年 178.72 05.02.07 桐生第一 MF 15 舟見圭志郎 3年 180.75 05.06.28 興国 MF 23 今富輝也 2年 177.72 06.06.21 ヴィッセル神戸 FW 7 泉光太郎 3年 168.65 05.06.08 静岡学園 FW 17 木村俊太 3年 176.70 05.07.01 広島皆実
GK 12 歌野裕大 2年 186.88 07.03.22 神戸弘陵 DF 2 山田煌人 3年 177.72 05.09.08 名古屋グランパス DF 25 野邉知紘 2年 182.75 06.04.24 ヴィッセル神戸 DF 35 吉田健人 MF 3 赤熊大和 4年 173.67 04.05.17 就実 MF 33 松��龍之介 MF 36 福島京次 MF 37 梅原良弥 FW 11 濱田蒼太 4年 184.80 04.04.08 サンフレッチェ広島
大体大 監督 松尾元太 GK 1 野村寛礼 3年 187.81 05.04.17 藤枝明誠 DF 3 西口大稀 3年 181.70 05.05.27 立正大淞南 DF 4 池戸柊宇 3年 184.76 05.12.26 京都橘 DF 6 山田一景 4年 178.71 04.07.06 尚志 MF 5 倉田大雅 4年 172.68 04.11.26 米子北 MF 17 矢田幸紀斗 2年 174.67 07.03.03 ガンバ大阪 MF 10 下川翔世 4年 171.65 05.03.04 東福岡 MF 15 石井龍翔 1年 174.64 07.09.19 東海大相模 MF 7 三島典征 2年 177.68 07.02.19 立正大淞南 MF 9 上岡士恩 2年 180.75 07.02.26 瀬戸内 FW 18 西山隼矢 4年 164.62 04.09.16 清水桜が丘
GK 12 広川豪琉 4年 176.74 04.08.19 神村学園 DF 35 奥村央樹 MF 8 山元敦琥 3年 176.73 05.12.16 矢板中央 MF 23 島龍之介 4年 170.66 04.04.27 京都サンガ MF 34 山川輝 MF 24 今村彪悟 3年 175.74 05.06.07 大分トリニータ FW 13 久保翔大 3年 179.72 05.10.23 京都橘 FW 27 赤崎陵治郎 3年 178.72 05.04.28 サガン鳥栖 FW 19 臼田成那 3年 176.73 05.06.08 ノースアジア大学明桜
甲南大 七番十七 九番二三十五十番 三四四番五番八番 一番
大体大 九番十八 十番五番十五 十七三番四番六番七番 一番
大体大の控えキーパーは「ゴールくん」?
さてこのゲームだが、体力の低下と体調がイマイチだったこともあり高い集中力を維持できなかったことを予め断っておく。
甲南大はキーパーから繋ぐ理想を持っている。キーパーはキックが正確。これに対し大体大は5−3−2で前から追い、繋がせない。後ろが重い布陣なのになぜプレッシングがかかるのか?そもそも甲南大は上手くいってない。一人一人は上手いが、チームとして前進ルートを確保できていないのと、ボールを持てる選手が少ない。関西では京産大に次いでビルドアップの理想を持つチームだが、個人能力では京産大とは差がある。センターバックコンビの�づ鎮罎皚ナ匯海眈綣蠅気呂△襪�基本的には守備重視型であり、京産大センターバックの「まずはビルドアップできる選手を起用」という方針とは大きく異なる。真っ先に気づいたのは㉓今富中心のチームということ。彼への負担が大きいし、大体大とすれば彼を徹底マークすればいい、ということがわかる。今富は一番うまくてパスできるし運べる。ボールも落ち着く。そしてボールの逃げ場が左ハーフの��伊藤でキレある突破とタテにも中にも行ける迫力がある。 大体大は主力がはっきりしている。後方の�っ啗諭↓�西口、中盤の��下川、センターフォワード��上岡だ。池戸も西口も屈強でミスしないし、��下川は左でためて正確な右足で組み立てる。フリーキックも担当。��上岡は圧倒的に強いわけではないが、バトルをいとわず、スピード豊かな�伽昌海鮴犬�すために身体を張り続ける。
さて試合は18分、大体大が��下川のハーフウェイライン付近のフリーキックを放り込み、キーパーと�チ凖弔�競り合い、�っ啗佑�こぼれを蹴りこむ。0−1。 甲南大はどうしてもボールを運べない。なんでうまく行かないんだろう、と思いながら見ていた。前半0−1。
後半さらに体調が悪化して戻してしまい、もちろんティッシュで拭ったが、これ以上悪化しないように帰った。最終スコアは1−2で大体大が勝利した。
| 2026年04月26日(日) |
高校総体大阪府大会3回戦 長尾−芥川ほか |
大阪府の高校サッカーは総体・選手権予選ともに3回戦からJグリーン堺で行われる。堺で引退するということは高校生活でしっかり競技に取り組んできたということ。大阪府の高校サッカーは全国的にレベルが高い。恐らくはこれはひいき目だけじゃない。他県も準決勝を観ることがあるが、優勝校とベスト4とは差があることが多いし、他県の優勝校と同等以上のレベルの高校が大阪府には数多くある。無理もない。プリンスリーグ関西に所属する高校が8校もあるし、大阪府1部リーグもレベルが高いからだ。さすがに大阪府3回戦レベルでは他県の準決勝には及ばない。しかし近いレベルの高校ならばある。
さてこの日はいろいろ同時観戦するつもりだった。ただ第1試合、平成に全国経験校同士の長尾対芥川のカードがある。これは面白い、と考えて観ることになった。しかもピッチはバックから観戦できる堺S8開催だ。
が、ベンチが違う。つまりカードの書き方から言って長尾がホーム側なのだが、実は芥川のベンチこそホーム側だった。おかげでチームを途中まで逆に把握していた。芥川も久しぶりだし、ユニフォームカラーも忘れていた。
高校総体大阪府大会3回戦 長尾高校−芥川高校 4月26日 9時半 堺S8 人工芝 晴れ
長尾 九番十四 十一十番六番七番 二番八番十六四番 誰々
芥川 七番二十 八番 十番六番十一 二番四番三番五番 一番
長尾はフラットな4−4−2でこの試合に向けての工夫はよくわからなかったが、中盤の10番がレフティで組み立てる。9番がポスト役で14番が変化をつけられるエース。 芥川は中盤ダイヤモンドで身体の強いアンカー6番が守備主体にして展開役。20番はなかなかの好選手でポストをこなし運べて仕掛けられる。技術もあるし身体も強い。20番つけているのは下級生?彼は大阪府上位の私学でも鍛えればベンチに入れる才能があると思った。 長尾は33分、浮き球のパスを9番が頭で競り勝って落とし14番が裏へ、それに反応した9番が足を延ばしてボレー、キーパーの上を抜き先制。結局これが決勝点で1−0で長尾が勝利した。
このゲームのレベルだが、例えば鳥取県なら米子北ではないほうの準決勝から大きくは差をつけられていないと思った。大阪府の府立高でも上位の力を持つ両校は実力的に全国大会の下位の高校とならば勝負にはなるかもしれない。
第2試合前に食事に行って、ついでにこの日堺で開催されているシニアサッカーも少し観て、第2試合を色々観る。さすがに長尾対芥川レベルの試合はなかったが、いうまでもなく高校サッカーはエリートとか全国を狙えるレベルだけがすべてではない。少なくとも私は凡庸以下のサッカー部だった高校出身なので(サッカー部ではない)、「凡人のフットボール」も楽しいのだ。
大阪府の高校サッカーは激戦区すぎて代表校も全国では経験不足で力があってもころっと負ける。ベスト16クラスは明らかに全国1回戦で戦えるレベルだが全国に出られない。大阪府は在阪メディアが野球と一心同体ということもあって野球が盛んでサッカーはイマイチみたいな扱いだが、実は大阪府の大会は高校サッカーのほうが高校野球より40チームくらいも多い。実は高校野球は大阪府では盛んではないし、大阪桐蔭と履正社の2強の寡占状態で層も薄い。が、高校サッカーは普段からプリンスリーグで鍛えられ、時にはプレミアリーグに上がって一段上の経験もできるのに、全国大会のトーナメント対策は一向に冴えない。層があまりに厚すぎると、層は薄くても全国経験を積める鳥取県の米子北や島根県の立正大湘南が全国で結果を残すのと対極だと思う。
| 2026年04月25日(土) |
プレミアリーグ 神戸−神村学園 |
高校生のリーグ戦の最高峰は全国リーグであるプレミアリーグ。関西からは東山高校、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸が参加している。この日は午前中に東山のホームゲーム、午後から神戸のホームゲームがある。が、どうやら両方は観られない、と思ったら京都駅から新神戸駅まで新幹線移動すれば可能と教えてもらった。さて、私は神戸のゲームだけ観る。年々各地のバスが減り、神戸の練習場へのバスは1時間に1本に減った。
神戸はおそらく全国でもトップクラスのクオリティを誇る。対戦相手の神村学園は昨年度高校2冠の強豪であり、高体連としては技術的に高く、フィジカルも神村学園中からの6年間一貫指導で高いレベルにある。近年地方の私学は一貫指導か全国からリクルートか、という流れになっている。もはや盛岡商や富山第一みたいな全員自宅通学での全国制覇は考えられない。
実はうっかりプレミアリーグプログラムの通販を忘れていたので選手リストの詳細は入手したら加筆します。
プレミアリーグWEST ヴィッセル神戸−神村学園高等部 4月25日 15時 いぶきのもり球技場 人工芝 晴れ
ヴィッセル神戸U-18 GK 1 胡云皓 DF 4 西村水岐 DF 5 坂口佑樹 DF 26 菊池謙剛 DF 29 リージャミソン大和 MF 6 上野颯太 (Cap.) MF 8 井内亮太朗 MF 38 花元誉絆 FW 9 上本佳生 FW 10 川端彪英 FW 42 山田凌也 控え選手 GK 21 木全皓志郎 DF 3 三谷友浩 MF 14 山下翔音 MF 16 井ノ本歩夢 FW 13 西田翔 FW 15 前田凱吏 FW 39 村吉正宗 監督 山道高平
神村学園高等部 GK 1 久保侑工 DF 5 大空星那 DF 7 奥田敦斗 DF 15 竹野楓太 (Cap.) DF 20 樽見俊太朗 MF 8 伏原俐空 MF 10 長友奏大 MF 13 伊藤賢人 MF 14 花城瑛汰 MF 18 増田宗一郎 FW 9 岡野綱人 控え選手 GK 17 常岡賢太郎 DF 2 愛川隼斗 DF 3 梶谷陸人 DF 4 尾関晴 MF 21 児玉称 MF 22 米村颯真 FW 12 大藪壯太郎 監督 有村圭一郎
神戸 九番十番
あ 九番
九番十番四二 八番六番 三八 二六五番四番二九 一番
神村学園 八番九番十四 十八十三 十番 五番二十十五七番 一番
立ち上がり、神村学園が押し込む。いわゆる「高体連ラッシュ」である。ただしこの高校が違うのは、単に敵陣に蹴りこみ競り勝って拾うとか、前から激しくプレッシングを仕掛けるというわけじゃない。ボランチの��長友がミスなく繋ぎ、サイドバックが大きく開いて高めにポジションを取り、インサイドの��伊藤�価�田が良く教えられていて効果的なポジショニングで引き付けスペースメイクしながら繋ぎにも入り、むしろセンターフォワード��岡野は勝てないのでポスト役でも競る役でもなく、相手を引き付けて味方を生かす役だ。��長友は完成度が高くて神村学園は彼の特徴を十全に生かしている。身体はないしスケール感にも欠けるが、高体連においてミスしない選手は貴重だ。しかも単に繋ぐだけでなく攻撃のスイッチを握り、前にも通す。何も無難なパスだけではない。バックラインも右センターバックキャプテン��竹野はドライブできてフィードがある。というより左センターバック�潅�見には全くフィードがないので神戸は竹野を切って樽見に持たせればいいと思った。��花城はスピード豊かなドリブラー。神村学園のエースナンバーは確認したことはないけどたぶん14番。 立ち上がりの神村学園のラッシュだが、神戸は対人守備がしっかりしているので落ち着いて耐えてやがて繋ぎ始める。 キーパー�仝佞蝋發気�あってキックも安定していて大学で即Aチームに入れるレベル。神戸はともかく、ほかのクラブなら高卒即プロもあるかもしれない。左センターバック�ズ筝�はレフティで正確なフィードがあり、守備も堅くて強い。彼も大学では即使える。右センターバック�だ沼爾盧筝�には一歩譲るがフィードも守備力も計算が立つ。右サイドバック㉙リーはタレント。スピード豊かでパスも正確で中に突き刺せる。左サイドバック㉖菊池はレフティでスピードもある程度あるが、残念ながら神村学園��花城にスピードで負けていた。守備技術で対応できる力はある。㊳花元はボランチの位置で守備に奮闘。神村学園の��長友が攻撃に持ち味あるとしたら彼は守備に持ち味がある。そして彼はミスをしない。キャプテン��上野は常にアラートだった。守備の一瞬の寄せ、攻撃面でいてほしいところにいて決めに行く迫力もある。ただ㊷山田と息があってなかった。個人能力で上回る神戸だが、連携では落ちる、その象徴だと思った。�┛翔發麓�信満々でボールを持ち反転していた。高いクオリティの神戸の象徴だった。神村学園が複数ついても余裕すらあった。連携も素晴らしく飛び出せる選手でもある。左ウイング��上本はスピード豊かでタテの突破力のあるレフティ。周囲との連携もよい。パワフルでもある。右ウイング㊷山田もレフティでタテもカットインもあるが、タテに抜けたそうだった。彼は味方とあってなくて、右サイドは機能不全気味だった。スピード豊かな選手。センターフォワード��川端は技術的に完成度が高く反転も鋭く体幹が強くて細かいタッチでボールを動かし相手にチャレンジの隙を与えない。神戸には高卒即プロの力がある選手がピッチ内に半分くらいいるが、彼については神戸でのトップ昇格する力があると思う。
さて神戸が回し始めると神村学園は二人つく守備をしている。チャレンジ&カバーなんてもんじゃない。神戸の選手は一人では止まらないが、しかしこれでは消耗が激しい。いくら何でも持たないだろう、と思いながら見ていた。しかし神村学園はこの勝負に賭けていたことがわかる集中力、気迫だ。神戸がいくら強くてもフットボールは気迫が大きく影響する。
40分、神戸カウンター、自陣から㉙リーが高速ドリブルで持ち上がり㊷山田に預ける。神村学園も驚異的な戻りの速さを見せる。山田はカットインし中で下がった��川端に出し、川端が少し持って反転ミドルを叩き込む。1−0。 前半は1−0で終わった。
ハーフタイム、神村学園は��伊藤→㉑児玉称。同じくレフティ。伊藤も良かったが運動量補充の予定通りの起用か?48分、その彼が左足で右コーナーを蹴る。これがデカさを買われて入っている�潅�見の頭に合い同点。1−1。雰囲気的に入りそうだった。高体連特有の後半の入りの良さがある。神戸もすぐに対応してボールを握るようになる。神村学園は後半スペースを��花城が生かす。昨年からのレギュラーでスピード豊かなドリブラーで、ほかのプレーはどうだろう?とは思ったが、長所を最大限前面に押し出し、チームとして彼を生かしている。細かいスペースでは生きないし磨かれてはいないが、大学では3年生くらいには、と思うし、もし1学年上だったら百年構想リーグがあるためにプロから声がかかったかもしれない。 65分、神村学園�価�田→��愛川。運動量補充だろう。神村学園は観ていてインテリオールの二人と��伏原は替えると思っていた。この時点では伏原の異常なスタミナにはまだ気づいてなかった。神戸も68分㊷山田→��前田。71分、神戸㉖菊池が��川端にフィード、川端はためを作って��上野が正確なミドル。2−1へ。78分、神村学園��岡野→��大藪。79分には��上本が突っ込むところを倒されてPK。これを��川端が決めて3−1。しかしここからが神村学園の精神力である。ここまで走らされている神村学園はスタミナの限界と思っていたが、むしろ神戸に疲労の色が濃い。付き合って神戸も走らざるを得ないから。81分、神村学園��花城は左タッチライン際で持ち、中に持ち替え、ペナ右に入れる。通るわけないと思ったパスが通る。絶妙なパスというより神戸がちょっとおかしい。これが㉑児玉に通り、左足に持ち替え、叩き込む。ナイスシュート。3−2。パスを通してしまった神戸の左サイドバック㉖菊池は足を痛めていて��三谷に交代。以降は神村学園が攻め、神戸が守る。そして後半アディショナルタイム、左タッチライン際のフリーキックをクイックリスタート、というほど早くもないが、左タッチ際前方にいた��花城を神戸は誰も見てなくて、フリーで右足左クロス、これを��伏原がヘッドで決めて3−3となり、結局引き分けた。
神戸は随所に高校生ならではの甘さが出た。こういう点は神村学園のほうが突き詰めている。クオリティでは明らかに神戸のほうが上で、神村学園で目立った選手でもトータルでは足りない印象があったが、しかし一戦必勝で選手の個性を生かし切る高体連と長い目で、というか一戦必勝ではないJアカデミーの違いが出てしまった。
| 2026年04月18日(土) |
プリンスリーグ中国 岡山学芸館−山口 |
プリンスリーグ中国は定点観測している。第1回大会から足を運んでいる。で、ここのところ足を運ぶ会場が岡山学芸館瀬戸内グラウンドだ。大阪からは最も近い会場であり、つまり岡山学芸館はずっとプリンスリーグ中国にいるし、しかも実は岡山県高校サッカーはレベルが高く、プリンスリーグに多くのチームを送り込んでいるために、この会場は2試合開催も多い。この日もそうだった。体力に不安はあるが、朝五時台の快速で高槻を出て鈍行で岡山に向かう。が、と途中で吐き気が出てきて、第1試合で帰ることにした。
赤穂線邑久駅から徒歩20分くらいで会場だ。プリンスリーグプログラムを売ってくれたが、長らく1000円だったのが、1500円に値上げされている。もちろん大人としては金銭的にサッカー界を支えるべきだ。買う。
第1試合は岡山学芸館対レノファ山口。Jユースの強化の過程は大体同じだ。初期は上手い選手を集めて技術戦術するが、全体的にひょろくて走れない。戦えない。つまりアスリートじゃない、というところから走れるようになって最後にフィジカルがついてくる。レノファ山口は以前にも見ていてプリンスリーグで戦うにはひょろい、という印象だったが、アップを見ると結構フィジカルもある。肉弾戦をできるチームに見える。プロ育成機関として十全になるにはすべてにおいて高校サッカーを上回り、プリンスリーグ以上で戦えるチームになることが条件だ。レノファ山口は上背には問題あるが、あとはほぼ育成機関として仕上がっているように見える。
事前の報道で岡山学芸館の総監督として全国制覇に貢献した平先生がサガン鳥栖ユースのGMになっていることが分かった。平先生は東海大五(現東海大福岡)の監督として全国ベスト4が一回ある。九州の年と言われて国見、鹿児島実に次ぐ成績だった。高校サッカーでは総監督・GMは重要だ。コーチとしては歳とれば衰えるものだ。30代が全盛期で50代では厳しいという話もある。しかし環境整備、バックアップ、リクルートなどはむしろベテランの経験が必要だ。平先生は監督としてある程度成功したが、GMとして全国制覇してJからも評価されたんだな。
プリンスリーグ中国 岡山学芸館高校−レノファ山口 4月18日 11時 岡山学芸館瀬戸内グラウンド 人工芝 晴れ
プログラムが正しいと仮定して。
岡山学芸館高校 GK 1 山田聡甫 3年 182.76 Vervento京都 DF 3 加茂勝也 3年 172.60 RIP ACE 4 徳村保成 3年 183.81 グランフォルティス沖縄 5 吉岡大和 3年 180.72 岡山学芸館清秀中 2 井上樹 2年 166.58 岡山学芸館清秀中 MF 11 近藤優成 3年 168.64 遠野中 10 辻琥白 2年 168.63 MIOびわこ滋賀 8 藤田詩穏 3年 176.62 高槻ジーグ 7 酒井万璃 3年 173.63 LEO SC FW 17 濱口颯羽 3年 176.70 S.C.INTERNACIONAL 13 木村悠斗 3年 167.65 Jフィールド岡山
監督 高原良明
レノファ山口 監督 古賀隆一 GK 30 川上孟徳 2年 173.66 サンフレッチェくにびき DF 2 鍋島颯汰 3年 166.60 ロアッソ熊本阿蘇 4 穴澤慈円 3年 177.68 3 福元夢路 3年 173.70 19 名和田諒央 3年 164.60 MF 5 野田有吾 3年 166.60 14 吉田涼真 3年 167.65 6 長棟琥太郎 2年 177.67 11 矢吹英大 3年 158.56 ファジアーノ岡山 FW 9 黒川悠斗 2年 183.76 10 中根槙助 3年 167.65 豊田AFC
岡山学芸館 十三十七 七番八番十番十一 二番五番四番三番 一番
レノファ山口 十番九番 十一六番十四五番 十九三番四番二番 三十
立ち上がり、岡山学芸館は高体連の強豪らしいラッシュである。敵陣のロングボールを蹴りこんでマイボールにする。センターフォワード�円生�が高さに欠けるレノファのセンターバック�J仝記し袿靴剖イ蠑,繊↓�木村や2列目が次々に拾う。レノファは繋ごうとするが、猛烈な岡山学芸館のプレッシングの前に失い、苦し紛れにロングボールを蹴ってもセンターフォワード��黒川は体格はあるのに落下点予測や競り方がうまくなくて、さらにはフリーでもヘッドの技術が低い。しかもマッチアップする岡山学芸館キャプテン�サ伐�は競り方が抜群に上手い。レノファはロングボールが全くマイボールにならない。要するに空中戦で岡山学芸館センターフォワードはレノファセンターバックに勝ち、レノファセンターフォワードは岡山学芸館センターバックに負けている。その勢いのまま��木村の右シュートが決まり、岡山学芸館が13分に先制。さて立ち上がりのラッシュがフルタイム続けばフットボールは簡単な競技になるのだが、もちろん岡山学芸館は飛ばし続けられない。 落ち着いたところで両チームの様相を書こう。岡山学芸館は高体連としてはビルドアップできるチームなのと両サイドハーフのカットインが特徴的なチームだ。しかしどうやら今年のセンターバックコンビは大柄で空中戦には強いがビルドアップは不得手なのか、ロングフィードはなく、繋ぎもシンプル。左サイドバック��井上はレフティで右コーナー担当。右サイドバック�2談个狼蚕僂�あり、左足を意識的に使っている。��辻は運べる選手だがパスは効いてない。��藤田は中盤で一番良かった。彼が攻撃のスイッチを握りサイドに出す。が、レノファがそれを察知して警戒すると苦しくなった。肝の両サイドハーフだが、レノファのサイドバックが良くてタテに突破できないし、カットインも効いてない。��近藤も�Ъ魄罎眇搬里鬚佑弦�む迫力、強さに欠ける。岡山学芸館は両サイドバックがインナーラップしたそうな気配はあるが、まだこの時期チームは未完成なので、今年のチームは個人能力で突破という前に連携を高めるしかない。センターフォワード�円生�は競り勝てるし運べるが、カウンターでは効いてない。スペースに流れる役割じゃないので敵を引き付けて��木村を生かしたい。��木村はスペースあっての選手。しかしボールは収まらないから、スペースをきっちり潰すレノファ山口には効果的ではない。が頑張る選手ではあるので前から追って流れを作る。 レノファ山口はキーパー㉚川上に余裕がなくキャッチできてない。キックはいいのだが。センターバックコンビは体格がなく、ビルドアップもボチボチなのだが�し袿靴魯蹈鵐哀侫�ードがある。というか後方での回しは穴澤にいかに繋ぐか、というのが立ち上がりのやり方だったが、岡山学芸館もすぐに対応したので、�δ硬錣�下がってビルドアップに加わった。彼はなかなかいい選手で上手くてロストしないし両足蹴られるし長短のパスもいいしサイドも見えているし、ピッチ内で一番良かった。キープ力もあるしコーナーも蹴るし、クラブからも期待されているのだろう。2種登録もあると思う。右サイドバック��鍋島は速いし守備も堅い。とはいえ競り方に難があるし、攻撃面でも思い切りが足りない。左サイドバック�殻章妥弔睥沼�蹴られて守備が固い。レノファのバックラインはフィジカルコンタクトに難があって、寄せ方、間合いの取り方を教えられていても技術だけでは守備は足りない、と思った。中盤の��吉田はコンダクター。スルーパスが得意でターンも上手く、相手をいなせる。デュエルもいとわない。高校生としては完成された選手。左の��矢吹はスピード豊かで突破力がある。カットインしてからのシュートの迫力がある。右の�ヌ酖弔呂箸討皀汽ぅ疋蓮璽侫織ぅ廚妨�えない。正確なクロスがあるが、��鍋島を生かすプレーに味がある。もしかして本職はボランチか?��黒川は最前線では空中戦に勝てないと判断して10分過ぎから引いて岡山学芸館のセンターバックを避けてヘッドで逸らし始めてから機能した。彼を生かすのが変わって最前線に上がったエース��中根でスピード豊かにスペースを突き、スピード対応が苦手な岡山学芸館センターバックコンビに勝っていた。サイドに流れるのも中で受けるのも上手くて、ボールが来るところを読めている。ドリブルもなかなか。そして彼の最大の特徴は運動量。スプリントが多いのにばてない。終盤まで走り続けた。精神力もすごい。 岡山学芸館が先制してからはレノファ山口のビルドアップが冴え、��中根のボレーがバーを叩くなど猛攻を仕掛ける。そして40分過ぎ、スペースに流れた��黒川を起点に右で回し上がってきた��鍋島のクロスに��中根のヘッドでレノファ山口が同点に追いつく。1−1。
さてハーフタイム、劣勢の岡山学芸館は手を打ってきた。センターフォワード�円生�を下げて6 6番 吉田遥翔 3年 169.63 イーリス生野 さらに��近藤を下げて 21番 吉田龍紋 2年 170.56 フレスカ神戸
「遥かに翔ける」と「龍の紋章」か。いい名前だな。ポジションとしては�Φ氾弔�ボランチに入って��辻がフォワードに上がる。㉑吉田はそのまま左ハーフに。意図としては明確にカウンター狙いプラス運動量補充と思われる。 さて後半立ち上がり、高体連強豪特有のラッシュである。が、レノファも慣れているので対応できている。前半と違うのは�δ硬錣�意識しているということ。岡山学芸館の流れだが、飲み込まれてはいない。あとサイドでレノファが優勢で突破されないので。10分過ぎにラッシュが収まり、レノファも回し始める。前半と同じ流れか、と思った後半27分、岡山学芸館2枚替えでさらに運動量補充。シンプルというか合理的というか、メッセージが伝わる交代である。再び岡山学芸館が攻勢に出る。8番10番→
14番 下宮瑛太 3年 166.65 FCツネイシ 16番 小平壮次郎 2年 170.58 高槻ジーグ
��下宮がボランチ、�鮎�平がフォワードに。
レノファ山口は後半40分、��矢吹が足をつって交代。
31番 岡室摩音 1年 164.58
さらに43分、��中根アウト
7番 藤井秀虎 3年 174.69 アルコバレーノ
ぶっちゃけ、レノファは勝ちに行くならもっと早く交代することが可能だったが、育成ポリシーなのだろう。終盤まで動かなかった。 結局1−1で引き分けた。
帰りは邑久駅前で焼き蒲鉾を買い、また鈍行で帰阪したという次第である。
| 2026年04月12日(日) |
Jリーグ百年構想リーグ 高知−新潟の探訪記 |
私は高知県こそが日本で最もフットボール人気の低い県だと思っている。高校生年代では全国制覇はまだないし、さらに言うなら可能性すら感じない。あらゆるカテゴリーを見ても野地先生時代の高知大だけは全国レベルだったし、実際全国準優勝もあったが、それ以外はさっぱりで、特に地元からいい選手が出ない。出ても高校生になると他県に出て行ってしまう。そういう状況だ。 で、昨年高知ユナイテッドがJリーグに上がってきた。経営面での苦闘はいろいろメディアが報じているが、とにかく一度現地に足を運ばねば、と思った。もし高知でJクラブをしっかり経営できたならば、全国どこでもJクラブは成り立つということだ。関西人としては和歌山県でも成り立つだろう、と考える。 実は昨年も観戦プランを立てたが、ちょうど台風が高知方向に向かい、帰路が怪しげだったので遠征を取りやめた。 さて当日、数か月前にできたばかりの高知の東横インの朝、朝食バイキングはこのホテルでは通常1階ロビーなのだが、高知では最上階14階から見下ろせる朝食となる。 そしてホテルを出て、土佐電鉄(路面電車)ではりまや橋へ。ここから桂浜にバスで向かう。「竜馬がゆく」で国民的ヒーローとなった坂本龍馬を私はほとんど崇拝していない。同じ作者の「燃えよ剣」を読んでも別に新選組ファンにも土方歳三ファンにもならなかった。小説をあたかも歴史的事実と考える人もいるが、私はフィクションとして楽しむ姿勢は定まっていた。最近の図書館では塩野七生の本を歴史コーナーに置くところまで出る始末のようですね。40分近くかかって浦戸湾を回りこむ。ドラキュラ公ことヴラド・ツェペシュとは関係ない。最後、海沿いから丘の上を通り、再び下って桂浜へ。バス停を降りてすぐ、階段を上って海を見下ろす丘に登り、坂本龍馬像が太平洋を見下ろす。高知のご当地ヒーローだから仕方ないが、偉そうである。私は権威が苦手だ。つまり権威として持ち上げて仰いで頼る人間心理が苦手だ。成熟した個人主義の大人としては考えられない。が、これを突き詰めると人間嫌いになってしまうので、とりあえず写真撮影してバスに戻り高知駅へ。なんと駅には幟の一つもない。 駅ではスタジアム行きのシャトルバスのチケットを売っている。が、あまり余裕なさそうだった。往復2千円。なんとか買って乗車。これが高知ユナイテッドに触れる第一歩だ。が、様相がおかしい。車内には案内放送の一つもない。選手やスタジアムDJのトークどころか、まったくの無音なのである。試合への期待感を盛り上げる仕組みの一つもない。いきなり不安になる。 35分くらいでスタジアムの春野に着く。スタジアム脇がスタグル広場だ。選手の幟が出ているが、BGMすらかかっていない。キックオフの2時間半前に着いたが、スタグルもまるで並んでいない。とりあえず前夜高知市内でありつけなかったカツオのたたき、それからツナサンドを買った。まったく並んでいない。スタグルは店の数こそそれなりにあるが、盛り上がっていない。名物スタグルと言えるものもまだないようだ。クラブ側で店舗を厳選できているのだろうか?1時間くらい待って、牛串に列ができたので、並んで買う。スタジアム内では音楽を鳴らしているが、外には聞こえない。そしてステージがなく、当然ステージイベントもない。イベントを盛り上げる可愛いマスコットもいない。私はプロサッカーはエンタメだと思っている。真剣に試合を観る硬派なファンではなく、サッカーにはさして興味のない、ヌルイ家族連れがひょいと来るイベントになることこそが重要なのだ。オタクだけを相手に商売するのは間違っている。だが、どうやら高知ユナイテッドはお金も人手もなくて、ゲーム以外のイベントに乏しく、結果的に硬派な催しになってしまっている。なかなか苦しい運営だし、高知で立派にJリーグを運営できているか、というとまだまだ。先日のレイラック滋賀もそうだが、Jリーグ1年生2年生の運営は厳しいと思った。比較的イベントのしっかりしている奈良クラブやFC大阪を見ているので、本来はこのくらい厳しいのだと改めて分かった。
さて試合はアウェイの新潟は繋ぐスタイルで高知はやはり戦力が足りてなくてハードワーク。守ってカウンター。しかしレイラック滋賀と比べれば戦力に恵まれ、やはりプロの高みを感じさせる。前日に観たのがプリンスリーグ四国なので、プロはとてつもないレベルに感じた。試合は高知が逆転勝ち。現有戦力では華麗なフットボールなどできるわけもなく、引いて守って走って当たって強度強度!にしかならないのだが、このクラブの場合、秋以降はJ3残留が唯一の目標だろう。
さて帰りは素早くシャトルバスに座り、早めに脱出して高知駅へ。で、高知空港へのリムジンバスに座り、はりまや橋で東に進み土佐電鉄を右手に観ながらやがて分かれて高速に乗り、高知空港へ。4列シートでかなり低い旅客機。こんなのでも飛ぶんだ。帰りの高知・伊丹間はかなり近くて上昇して15分だけ安定したかと思うと下降開始。すんなり伊丹に着いたというわけである。
| 2026年04月11日(土) |
プリンスリーグ四国 大手前高松−今治 讃岐−徳島市立 |
四国の高校生リーグの最高峰、プリンスリーグ四国は第1回大会から観ている。当時から一貫してリーグの盟主は愛媛FCで全国リーグであるプレミアリーグに上がったことがあるのも愛媛FCのみだ。四国の高体連で全国制覇経験があるのは南宇和と徳島市立のみ。しかも30年前だ。全国でも最もレベルが落ちる地域と言えるだろう。だが旧態依然としているわけではない。Jユース4チームも上がってきて、クオリティを追求する高校も出てきた。昔よりも格段にレベルは上がっているのだ。そういう変化を定点観測している。
この日の会場は高松市の屋島。源平の古戦場の屋島である。典型的な溶岩台地のメサ。朝から山陽新幹線みずほの4列シートに乗り(のぞみは5列シートだから嫌)岡山で快速マリンライナーに乗り換える。グリーン車も指定席も売り切れで、自由席に早くから並んで辛うじて座った。瀬戸大橋を渡って高松につき、引き続き高徳本線で屋島で降りる。そこから徒歩15分で会場だ。
プリンスリーグ四国 大手前高松−FC今治 4月11日 11時 高松市屋島競技場 ピッチ良 晴れ
大手前高松 監督 川上暢之 GK 1 若崎佳樹 2年 178 カマタマーレ讃岐 DF 5 桑島明渡 3年 170 FCディアモ 27 松原丈晟 2年 176 FCディアモ 3 渡邊拓海 3年 176 FCコーマラント 6 岡虎之祐 2年 175 愛媛FC新居浜 MF 2 二川瑛智 3年 174 FCディアモ 4 増田椋哉 3年 168 トラウムSVつくば 11 森浦真 3年 168 徳島FCリベリモ 10 川北蒼葉 3年 178 福知山ジュニアユース FW 9 森悠稀 2年 175 アメージングアカデミー 7 八十嶋日哉 2年 162 徳島ヴォルティス
FC今治 監督 副島秀治 GK 30 河野央貴 1年 179.8 サンフレッチェ広島 DF 3 藤井悠陽 2年 173.4 27 行本康 1年 179.0 29 中路空流 1年 174.0 4 曾我暖 3年 175.6 MF 10 鳥谷英汰 3年 163.5 6 宇都宮颯太 2年 176.7 20 山下真翔 1年 165.0 ヴィッセル神戸 9 �盒脅�大 3年 172.5 19 岡隈海希空 1年 169.5 FW 23 松井泰雅 1年 167.8
大手前高松 七番九番 十番十一四番二番 六番三番二七五番 一番
今治 二三 十九九番二十 六番十番 四番二九二七三番 三十
大手前高松は少し前まで4−3−3でビルドアップするチームだった。その理想の高さゆえに香川県で敗退することも多いが、天然芝の環境のもと繋いで崩す理想のチームだった。全国制覇未経験の香川県において11人制サッカーで全国制覇するとしたら大手前高松だろうと思わせるチームだ。しかしこの日は4−4−2でカウンターチームになっている。川上先生に何か心境の変化でもあったのだろうか?この高校はリクルートが弱い、という問題点があり、以前はコーマラントから大量に入っていたが、今回登録30人の中にはコーマラント出身は2人だけ。しかしリクルートの多くは四国内だ。リクルートに強くなれば、この高校は全国でも上位を目指せるだろう。さてこの日は左カウンターで��川北のドリブルに託すが、今治の好サイドバック�F0罎鯑庸砲任�ず、カットインを狙うが効果的ではない。センターフォワード��森はターンがうまい。��八十嶋がエース格で一番うまいがボールが来ない。
今治は下級生主体で上手いし繋ぐが小柄で当たりに弱い。�_鰐遒蝋發�て安定している。アップの時点で彼は上手いと思っていた。㉗行友は正確なパスがある。�ち讐罎牢蔽韻砲�わし左足クロスに持ってくる。��島谷はドリブラー。上手くてスピードがあってスルーパスもあるが、とにかく身体がないのが残念だ。ピッチでは一番目立っていた。エース。�Ρ�都宮はピッチ内で一番プロに近い。ガツガツ潰せてキープできて展開できる。持ち上がれる。彼も上手い。ボックス・トゥ・ボックスのプレーを増やせば。���盒兇魯─璽好好肇薀ぅ�ー。体格がないながらもポストをこなし、周囲が1年生で身体がない中では彼が身体を張った。ほかの前線3人はスピードはあったが判断は遅れた。
今治ペースで進み、前半は0−0。 ハーフタイム、大手前高松は
16番 雨松志季 174.0 サルパFC
がボランチに入った。彼はキープできて反転できてビルドアップに貢献。流れが変わった。と言っても今治が相変わらず押し気味ではあるが。なぜスタメンじゃないのだろう?
23分、大手前高松、自陣ゴールキックからのビルドアップ、ゴールエリア内で�E�邊が今治���盒脅儺佑瓩蕕譴討靴泙ぁ▲�ックをブロックされ奪われ、流し込まれてしまう。0−1。大手前高松は粘り強く攻め、後半終了間際、ペナ右端ギリギリ��野林和馬 3年 170.0 エベイユFC が何とか前を向いて身体を入れたところで今治左サイドバック�ち讐罎�我慢しきれず後方からショルダーチャージで倒しPK。これを��野林自ら決めて1−1で引き分けた。
大手前高松としては下級生主体の今治には負けたくなかっただろうし、何とかプライドを見せた。現在急成長中の今治としてはプロへの可能性に期待して下級生起用になるのだろうが、大量に1年生を起用するほどなのか、ホントに上級生に力が足りていないのか?スタイル自体は繋いで崩すJユースあるある。しかしパワー不足は否めない。
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1時間の試合間隔を生かして昼食にありつき、引き続き第2試合である。
プリンスリーグ四国 カマタマーレ讃岐−徳島市立高校 4月11日 14時 高松市屋島競技場 天然芝 良芝 晴れ
カマタマーレ讃岐 監督 伊藤将大 GK 16 天堵笙太 2年 174 DF 17 平辻健人 2年 165 23 秋森日々希 2年 173 ソレアーダ高知 3 金城瑠空 3年 180 バンディオンセ神戸 5 国本泰成 3年 175 MF 30 米田斗緒磨 1年 169 4 井手雄大 3年 176 7 桑田陽太 3年 170 サンフレッチェびんご 2 下河来輝 3年 170 FW 11 松井達郎 3年 168 10 田中寛祐 3年 168
前所属記載なしはカマタマーレ讃岐U―15出身
徳島市立 監督 河野博幸 GK 1 増谷羽竜 3年 184 レオSC DF 3 川村康生 3年 180 ディアブロッサ高田 2 柏木優一朗 3年 185 CANARINHO FC RIO 9 加藤遼馬 3年 173 伊丹FC MF 40 季結斗 2年 169 ディアブロッサ高田 34 山田悠真 2年 170 ZARPA FC 4 山下蒼士 3年 163 シーガルFC 7 東海林蓮 3年 168 ZARPA FC 16 児島至咲 3年 164 AWAJI UNITED FC FW 8 藤岡亮哉 3年 168 grandmerry 11 芳田翠 3年 173 ディアブロッサ高田
カマタマーレ讃岐 十番十一 二番七番四番三十 五番三番二三十七 十六
徳島市立 十一八番 四番十六七番三四 四十 九番二番三番 一番
リクルートについては徳島市立のほうが良い。徳島県外から選手を集めている。県立高とかでもそうだが、市立高も制約があることもあるが、徳島市立は昔から選手が集まっていた。
立ち上がり、徳島市立は3バックの前の㊵李をフリーにして組み立てる意図と思われる。2分、左フリーキック㊵李のキックにファーポスト外��柏木を讃岐は誰も見ておらず、折り返しを��加藤が決めて0−1。どうやら様相がおかしい。讃岐は個々の技術は高い。徳島市立を凌ぐ。中学生時代までによく教えられていることがわかる。しかしこのチームはまるで守備を教えられていない。Jユースとしてもプリンスリーグレベルのチームとしてもちょっと信じられない事態だ。キーパーはキックが乱れるものの反応はいいしキャッチングもしっかりしている。右サイドバック�永芯圓砲魯蹈鵐哀好蹇爾�あるし、㉚米田は高速突破がある。�Х�田は下がって組み立てるし�ぐ羲蠅枠瑤喀个靴謄侫�ニッシュに行ける。キャプテンの��田中もボールを持てる。個人能力は低くない。しかし守備の約束事がなさすぎる。特にファーはがら空きだ。24分、徳島市立��東海林の右クロスに讃岐が誰も見てなくてがら空きのファーに走りこんだ��芳田がどフリーでランニングボレー。0−2。さらに目を切ったすきに、つまりあり得ない状況から�せ害爾�決めて0−3。前半終了間際に徳島市立��東海林の左足右コーナーにニアよりに予備動作もせずにまっすぐ走りこんだ��加藤を讃岐が全く見ずにぴったり頭に合って0−4。前半は0−4。
伊藤将大監督のキャリアを調べるとアカデミー、スクールコーチの経験が長い。ツエーゲン金沢U−12では監督として全国に出ている。セレッソや讃岐ではU−18のコーチも経験している。彼もプロだ。何らかの理論はあるはずだ。守備を仕込まていないように見えるのも何らかの理由があるのだろう。前半を見る限り、一定以上のレベルでここまで不可解な指導を感じたのは私の長い観戦キャリアの中でも3回目だ。黄金世代のユース代表の清雲栄純監督、2018年京都の布部監督だ。彼らはその時の指揮を最後に監督には就いていない。とにかく後半を見て、理解しようと思った。
後半、カマタマーレ讃岐はさらに3失点。0−7で終わった。キーパーが好セーブを連発したが、並のキーパーなら確実に二桁失点しただろう。
私の見る目では結局意図はくみ取れなかった。守備を指導されていないように見えた。ビルドアップの形はあったが。
| 2026年04月05日(日) |
プリンスリーグ関西開幕節 |
高校生が行っているリーグ戦のうち、頂点で必ずしも各地域に枠が与えられていないプレミアリーグを除けば、関西で見られる最高峰のリーグがプリンスリーグ関西である。Jユースも高体連もプリンスリーグに所属していれば高いレベルは保証されるし、プロも輩出されるだろう。県リーグレベルだといかに逸材がいても普段行っているゲームのレベルまでは何とも言えないものである。 プリンスリーグについては公式記録が出るときと出ない時がある。プログラムは必ずしも正しくない。が、正しいであろう部分を用いて書く。
プリンスリーグ関西は2部制。各地プリンスリーグは1部制に変更された時もあったが、層の厚い地域については実態に即さないので再び2部制になった。関西もそうだ。常時全国で戦えるレベルのチームが関西にはかなりある。正確に言えば奈良県と和歌山県は除く。この両県は一つもプリンスリーグにない。奈良クラブユースは明らかにプリンスリーグレベルだが、奈良県の高体連については力不足だ。
さてプリンスリーグ関西2部を五試合同時観戦、フォメだけつける。後簡単なメモを取る。
プリンスリーグ関西2部 金光大阪高校−ヴィッセル神戸B 4月5日 11時 堺S5 晴れ 天然芝 良芝
金光大阪 十番十一 九番七番八番六番 五番四番三番二番 一番
ヴィッセル神戸B 三七三九二三 十九二七 十六 二五四十二二四三 誰々
ヴィッセル神戸B GK DF 43 山元崇時 183.72 10.08.30 RIP ACE 22 櫻井雄斗 180.65 09.09.24 40 季在潤 180.65 10.08.25 25 小野哲司 177.67 09.06.08 ヴィッセル神戸伊丹 MF 16 井ノ本歩夢 169.61 08.04.30 ヴィッセル神戸伊丹 27 木室壱心 174.77 09.04.10 ヴィッセル神戸伊丹 19 武井賢輔 177.69 09.09.19 神戸FC FW 23 濱吉一太郎 170.62 09.07.29 39 村吉正宗 174.75 10.05.04 37 中村孝太朗 168.58 10.06.16 監督 山道高平
金光大阪 監督 岩松哲也
金光大阪は5バックをやめて4バックへ。奈良県から米原先制を招いたのは何だったのか?そして米原先生が去るのも無理もない、というくらい蹴って走る、強度強度のスタイル。キーパーのキックが怪しいからボールロストが多い。センターバックも怪しい。10番がポストで11番が飛び出す。4番は大柄。キャプテン。 ヴィッセル神戸Bは上手い、繋ぎ倒す。下級生だから身体はないが。キーパーは正確に蹴る。22番は一発で仕留める守備がある。40番は上がれる。25番はくるっとターンしてスムーズに上がる。身体操作が見事だ。43番はささっと上がる。16番はキャプテン。適切にさばく。19番は特にアラートでよく絡む。27番もターン見事。37番は回り込むドリブルで外からが脅威。39番はポストも上手いが前向いてからが怖い。23番はカットインに迫力。 よく回すヴィッセル神戸Bだが、当たりに弱く、現時点で強いとは言えない。しかし育成年代のフットボールは「どっちが強い?」だけではないのだ。クオリティを見るファンならばヴィッセル神戸Bの魅力に気づくはずだ。
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プリンスリーグ関西2部 関西大学北陽高校−関西学院高校 4月5日 11時 堺S4 天然芝 良芝
関大北陽 十一十三七番 十番二十 五番二番四番三番二四 誰々
関学高 十一 十八八番六番十番 二一七番二二四番十六 一番
関大北陽 監督 矢田竜之 関学高 監督 岡本歴大
「関関戦」である。このパソコンの辞書には入ってなかったが。ちなみに関大北陽が関大系列に入ったのはそう古くはない。だから私の認識としてはあまり「関大」とは思っていない。関関戦は関西最古のダービーマッチだろう。あとは同立戦(これも辞書に載ってない)。 名門・関大北陽の魅力は何といっても勝ちに辛いこと。フリーキックは10番の右足、5番の左足。13番はポストと見せて頻繁に下がる。7番は仕掛ける。 関学は5−4−1でつけたが途中から4−3−3。↓
十八十一十六 八番十番 六番 二一七番二二四番 一番
レフティの10番のカットイン、8番のタイミングの良い運びだし、6番のさばきで今年のチームは中盤の3枚が強みだと思った。
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プリンスリーグ関西2部 大阪桐蔭高校−京都共栄学園高校 4月5日 11時 堺S3 天然芝 良芝
大阪桐蔭 十番七番 十三三番六番十六 十一二番二五九番 誰々
京都共栄 十一九番 七番十三八番十四 三番六番二二四番 一番
大阪桐蔭 監督 永野悦次郎 京都共栄 監督 内藤翔平
大阪桐蔭は9番が右サイドバックで11番が左サイドバックだ。目を疑って慎重に確認したから間違いない。しかもチームの中でも特に能力が高い選手だ。プログラムでは9番は昨年も高く評価した山本隼正だ。今年の関西の高体連の3年生の中でも特に能力の高い彼がサイドバック?確かにスプリント能力は高い選手。7番はフリーキック担当。3番は対人守備が固い。キーパーは高い。 京都共栄は8番が要で、下がってバックラインにも入って組み立てる。外国人留学生戦略は捨てたのだろうか?3番が左足セットプレー、7番が右足セットプレーだが、精度がずば抜けて高いわけではない。11番がエース。高速ドリブルが持ち味。
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プリンスリーグ関西2部 東海大大阪仰星高校−近江高校B 4月5日 11時 堺S1 天然芝 良芝
東海大仰星 九番十二 十番八番六番十一 七番三番四番二番 十七
近江B 十番九番十一 十七二二 六番 八番十九三番二番 十二
東海大仰星 監督 中務雅之 近江B 監督 藤村知大 コーチ 前田高孝
東海大大阪仰星と言えば4−4−2のゾーンで待ち構え、スペースをきれいに埋めて守備を固め、カウンターである。ゾーンディフェンスの美しさは関西随一を誇る。リードしてることもあってまったく隙を見せない。12番はポストもできて運べるエース。11番は仕掛けられてタメも作れる。しかも右サイドバック2番のクロスもなかなか。8番は上手い。一発で前を向く。 近江と言えば5−2−3で引いてスペースを埋めて守り、リスクを避けてから繋ぐカウンター。繋げるのは現代的な指導がされているからだが、関西の高体連でも特に高度なサッカー。この試合はビハインドだからか4−3−3になっている。確かに繋いではいるが、何も糸口を掴めない。 まあ東海大仰星のゲームだ。
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プリンスリーグ関西2部 滝川第二高校−京都橘高校B 4月5日 11時 堺S2 天然芝 良芝
滝川第二 十三九番 十四五番八番十番 三番四番二番十五 一番
京都橘B 二十九番 十番六番七番八番 誰々三番二番五番 誰々
滝二 監督 小森康宏 京都橘B 監督 監督 田中宏旺 コーチ 米澤一成
滝二は14が下がることもある4.5バック。相変わらず難しいことはしない。一人一人が伸びやかに、高度なことはせずに自由にプレーするスタイル。13番は速い。 さてこの試合のピッチに来て驚愕したのだが、京都橘Bが果敢な攻撃サッカーをしている。京都府の高校サッカーは東山との苛烈な2強体制が続き、両校勝ちに辛くなり、昔は持っていた攻撃サッカーへの理想が影を潜め、ガチガチな守備的スタイルになっていた。守備にせよ高度な守備とは言えない。屈強な大男が激しく当たる、といったところだ。が東山は高校選手権全国準優勝の年あたりから再び繋ぎ始めた。そして京都橘Bだが、サイドハーフに入るとサイドバックがスタートを切っていて、サイドを攻め、詰まったら戻して攻めなおすのだ。常に主導権を握り、アイディアを出して攻める。こんなことはここ5年の京都橘にはなかった。米澤先生の心境の変化だろうか?Bチームなのに番号が小さいこともあり、ホントにこれが京都橘Bか、なかなか信じられなかった。
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プリンスリーグ関西1部 興国高校−京都サンガ 4月5日 13時 堺S5 天然芝 良芝 晴れ
京都 GK 1 近藤慧 187.65 08.07.01 FC.フェルボール愛知 DF 2 三原煌平 174.73 08.07.07 4 児玉一成 181.64 08.09.02 3 古田快斗 179.75 08.05.14 5 山本怜央 174.77 09.01.25 MF 26 吉村洸葵 171.58 10.04.28 17 上野晄駕 169.77 09.04.08 FCラヴィーダ 6 山本琉惺 176.73 08.06.14 7 音𣷓空 169.74 08.07.25 久留米FC FW 10 松本瑛太 167.65 08.07.30 FC多摩ジュニアユース 11 藤井敬士 175.73 08.07.18
監督 �磔�康嗣
興国 七番十四 十番二十八番十一 三番五番二二二番 十二
京都 十一 十番 七番六番十七二六 五番三番四番二番 一番
興国は7番が高く、14番のドリブルでかき回したい。センターバック22番も高い。序盤はロングボールで、以降は繋ぎたいのだろうが、力の差の前に個人も輝けず。
京都はキーパー�ゞ疇�は高くて正確に蹴る。右サイドバック�∋宛兇魯繊璽�1の俊足で動き出しも速い。守備力も高い。�せ�玉は運べてフィードも正確で空中戦も強い。�8電弔聾�えている。�セ核椶魯譽侫謄�で右コーナーを蹴る。サイドバックは両方とも外を上がる。㉖吉村はドリブルが良く、寄せ方も速い。�云緻遒魯妊絅┘襪剖�く忠実に潰しスルーパスを狙う。��山本は守備力が高いが運べる。�Р�𣷓はスピードを生かした突破が光る。辞書に入ってる漢字であってほしい名前。��松本は細かいタッチのドリブルで中から仕掛ける。��藤井は高さで健闘し、ポストプレーも前向いても迫力がある。 さて、京都については高卒即プロを確信するほどの選手はいない。一人一人粒ぞろいだし、大学に入ってから伸びそうだが、現時点では身体能力があって技術戦術もしっかりしている、将来性への土台はある、以上のことは言えない。
さて試合は序盤に興国が敵陣深くに蹴りこみ、押し込むが、10分過ぎからは京都が運動量と連動したプレッシングで押し込み、興国は何もできない、といったところ。京都は次々に決定機を作るが外しまくる。5−0くらいの力の差と思った。前半は0−1。後半に大量点が入り。0−6で京都が圧勝した。
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プリンスリーグ関西1部 セレッソ大阪−神戸弘陵高校 4月5日 13時 堺S2 天然芝 良芝 晴れ
セレッソ大阪 十番九番 二十八番十八十五 二番四番三番六番
神戸弘陵 九番 十番 十一六番七番二六 二番三番四番五番 十二
GK 川中 DF 丸尾 (→クララトナ) 海保 中村 エゼモクェ MF 増井 (→國吉) 手嶋 (→大島) 前田 (→中瀬) 永添 FW 木村 (→姜) 塩尻 サブメンバー 齋藤 森岡 クララトナ 中辻 大島 中瀬 國吉 姜 山元
GK 1 川中碧音 182.77 09.09.22 セレッソ大阪西 DF 6 丸尾康太 169.65 08.05.01 セレッソ大阪西 3 海保颯大 177.74 08.06.04 セレッソ大阪西 4 中村尚暉 182.77 08.05.11 セレッソ大阪和歌山 2 エぜモクェチメヅェ海 185.85 09.04.02 セレッソ大阪西 MF 15 増井翔 168.57 08.07.18 8 手嶋蒼介 166.60 08.06.25 18 前田遼介 172.71 08.08.14 セレッソ大阪和歌山 20 永添功樹 171.69 09.04.02 FW 9 木村風河 177.70 08.07.05 セレッソ大阪西 10 塩尻哲平 172.70 08.04.14 セレッソ大阪西 前所属記載なしはセレッソ大阪U−15出身
最初は神戸弘陵が意外に押し込んでいる?と思ったが違う。サイドのスペースに蹴りこんでマイボールにしているだけだ。精度があるからマイボールにできて深くに入れているけど、本質的には雑な攻撃だ。神戸弘陵は関西の中では高体連として繋げるチームなのだが、これはセレッソ相手の秘策なのだろう。よく見ているとセレッソはきっちり繋ぎ崩している。セレッソの伝統は育成方針が極端から別の極端に走ることだが、今年のチームは標準的なフラットな4−4−2でシンプルな仕込みで個人能力で押し込む方針に見える。チームとして細かく仕込んでいないから京都との直接対決では京都が有利な気がするが、個のタレントでは京都を上回るように見える。 あと出身がセレッソ大阪西が圧倒的に多いのはなぜだ?今はセレッソ大阪本家よりも西のほうがいいのか?
セレッソ。�\鄰罎魯咼襯疋▲奪廚�しっかりしていてバックラインのカバーもよい。�Υ殀�は中にビシッとパスを出す。基本の高さが良くわかる。完成度が高い。 �3な櫃盍粟�度が高い。上背がないから大学サッカーでもセンターバックかは分からないが、早い段階で使える。�っ翅爾魯譽侫謄�。ミスしないし確実に繋げるし運べるし強いし、完成度では海保に一歩譲るものの逸材だ。�▲┘璽皀�ェは体格以上にバネがあり、相手との差があって真価は分からないが守備で完勝。高卒でプロになれる選手。レフティなのもいい。�官陛困魯疋螢屮蕁爾悩限�フリーキック担当。力の差があってドリブラーとしての真価は分からないが、彼も高卒プロ候補かもしれない。圧倒的に速い。ボランチの�┝蠹茘価暗弔賄�切なパスで攻撃をコントロールした。ガツガツ潰す迫力はいまいち足りず、神戸弘陵のスペースへのパスを許してしまった。��増井も右から仕掛ける。��塩尻は正確な右足フリーキックと高い技術とアイディアで変化をつけ続けた。ポストプレーもこなすし、古典的ファンタジスタに見えて、実はセレッソの標準化の指導を叩き込まれている。進路はどうなるんだろう?��木村はエースストライカー。ポスト役に見えたが、実はごっつぁんゴーラー?塩尻との連携もいい。
神戸弘陵は左ハーフ11番が速くてカットイン得意だが、もしかしてセレッソ�Υ殀�が手ごわいと判断して中と判断したか?サイドのスペースへのボールはマイボールにしてからは突破できず。大学でプレースタイル改善したら面白い。5番は走力が素晴らしい。ピッチ内で1番走った。10番は上手いし飛び出す意識も高い。守備陣ははっきり言って負けていたが、高体連の中でならなかなかやれるかもしれない。
正直言って力の差があり、最終スコアは5−2だった。
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