サッカー観戦日記

2026年06月30日(火) 雑文・ワールドカップのブラジル戦を観て思ったこと

ワールドカップで代表チームがブラジルに完敗して日本サッカー界の総括と今後の展望がトレンドのようだから、ここで私も。
日本サッカー界は上昇気流に乗っていて、今もその流れは続いている。日本の中高生の五大スポーツはバスケ、サッカー、テニス、卓球、バドミントンの順で、競技人口でサッカーはバスケに負けているわけだが、男子のスポーツとしてはダントツだ。もちろん若年層人口減に伴い若年層のサッカーの競技人口も減っているわけだが、育成の充実がそれを上回っている状況だ。私の「専門ジャンル」は育成年代だから、個の能力、技術、戦術、体格、身体能力とも伸びていることは分かっている。
育成について。私は近年後発J3ユースを熱心に追っている。

J3の歴史を挙げておこう。

13年(初年度)
グルージャ盛岡
ブラウブリッツ秋田
福島ユナイテッド
町田ゼルビア
YS横浜
SC相模原
長野パルセイロ
ツエーゲン金沢
藤枝MYFC
ガイナーレ鳥取
FC琉球

14年
カターレ富山(J2から降格)
レノファ山口(JFLから昇格)

15年
大分トリニータ(J2から降格)
栃木SC(J2から降格)
鹿児島ユナイテッド(JFLから昇格)

16年
ギラヴァンツ北九州(J2から降格)
アスルクラロ沼津(JFLから昇格)

17年
ザスパクサツ群馬(J2から降格)

18年
ロアッソ熊本(J2から降格)
カマタマーレ讃岐(J2から降格)
ヴァンラーレ八戸(JFLから昇格)

19年
鹿児島ユナイテッド(J2から降格)
FC岐阜(J2から降格)
FC今治(JFLから昇格)

20年
テゲバジャーロ宮崎(JFLから昇格)

21年
SC相模原(J2から降格)
愛媛FC(J2から降格)
ギラヴァンツ北九州(J2から降格)
松本山雅(J2から降格)
いわきFC(JFLから昇格)

22年
FC琉球(J2から降格)
岩手グルージャ盛岡(J2から降格)
奈良クラブ(JFLから昇格)
FC大阪(JFLから昇格)

23年
大宮アルディージャ(J2から降格)
ツエーゲン金沢(J2から降格)

24年
栃木SC(J2から降格)
鹿児島ユナイテッド(J2から降格)
ザスパクサツ群馬(J2から降格)
栃木シティ(JFLから昇格)
高知ユナイテッド(JFLから昇格)

25年
ロアッソ熊本(J2から降格)
レノファ山口(J2から降格)
愛媛FC(J2から降格)
レイラック滋賀(JFLから昇格)



Jリーグ加盟がJ3からだったクラブは

グルージャ盛岡
ブラウブリッツ秋田
福島ユナイテッド
YS横浜
SC相模原
長野パルセイロ
ツエーゲン金沢
藤枝MYFC
FC琉球
レノファ山口
鹿児島ユナイテッド
アスルクラロ沼津
ヴァンラーレ八戸
FC今治
テゲバジャーロ宮崎
いわきFC
奈良クラブ
FC大阪
栃木シティ
高知ユナイテッド
レイラック滋賀

の21クラブが純正のJ3時代のクラブと言える。
この中でプリンスリーグ経験があるのは
秋田、長野、金沢、琉球、山口、今治
の6クラブ。
黎明期に降格してきた富山、栃木SC,北九州を加えて考えてもよいかもしれない。
何を考えるかというとユースについてだ。J3時代のユースは真剣に強化していないと思われるクラブやユース自体存在しないクラブがある。プリンスリーグ在籍経験があるクラブは真剣に強化していると言えるだろう。富山と栃木SCはプリンスリーグだ。

上記プリンスリーグ所属クラブの中で生観戦経験があるのは
栃木SC、長野、富山、金沢、山口、今治の6クラブだ。ここを仮の物差しとしよう。

世の中には高体連もクラブも本質は変わらないと主張する人もいる。よほどフットボールの本質を悟っている人かもしれないし、プロのライターはあちこちにパイプを築かないとならないから必ずそう主張するだろう。高体連をユースより劣ると主張できるライターなどいるとは思えない。しかし私の目には大多数の高体連とユースとではまるで別物だと感じる。つまりユースは技術重視でチームとしても「作るサッカー」であって「壊すサッカー」じゃない。個のクオリティはタレントを集められる高体連があるが、チームとしてのクオリティにはたいていの場合、差があるのだ。

上記6クラブは少なくとも大都会にはない。「地方Jユース」に分類できるクラブだ。しかしビルドアップ能力があるのだ。これを仮に同じ地元の高体連、矢板中央、上田西、富山第一、星稜、高川学園、今治東中等教育学校と比べてみよう。一つでもビルドアップ能力で同等と言える高体連があるだろうか?私はプリンスリーグ北信越でツエーゲン金沢対星稜を観戦したこともあるが、星稜の選手たちが「支配されることは分かっているだろう」を声をかけながら味方を励ましているのを見たこともあった。

ワールドカップの日本対ブラジル戦では前半には日本が回せる時間もあったが、後半は守備に追われて全く前進できなかった。重要なことは現在の代表チームは10年前、15年前の育成年代の結果だ。しかし育成年代はとっくに変わっている。今はユースは多くの場合ビルドアップ能力が段違いなのだ。後発J3ユースですらそうなのだ。10年後、15年後の代表チームはビルドアップ能力が格段に上がる。全国トップレベルのユースだけではないのだ。全国にビルドアップの流れは広がっている。この点はユースと高体連の決定的な違いだ。高体連も前橋育英のように頑張っているチームもあるが、高体連は経営サイドから「結果」を強く求められる。短期的に結果が出にくいビルドアップには取り組めない。流経大柏に転任した当初の本田先生は「私学は結果です。全国制覇してください」と要求され、ビルドアップを捨てた。興国でプロを大量に輩出した内野前監督も「結果」を求められて監督を退任(事実上解任)した。前橋育英の山田先生がビルドアップを許されるのは、高校の経営サイドというか校長という立場になっていたからだろう。

ワールドカップでブラジルはクロスの雨を降らせた。つまり日本との体格差を突いた。私はプロのキーパーとセンターバックは185センチほしいと思っている。これは女子サッカーにも言えて、女子ならば170センチほしいと思っている。身長の偏差値でいえば男子の185センチと女子の170センチは同じくらいだが、競技人口の少ない女子はもう少し妥協が必要だろう。さて、代表チームの話をするならば、キーパーとセンターバックには190センチ前後ほしい。もちろん、戦術眼、対人守備、身体能力、技術、人間性も妥協できない。これも私は可能だと思っている。私は観戦記には可能な限り体格データを入れている。この体格が伸びているのだ。晩成型の長身選手の育成が各クラブ上手くなっている。大学も高校も育成は分からないが、体格が大きくなっている。育成年代の大型化が進んでいるのだから、未来の代表チームの大型化も進む。

育成年代は未来を先取りしている。いろいろと予測できることはあるが、ここではこれ以上は触れないでおこう。とりあえず

�� 技術と戦術に支えられたビルドアップ
�� 体格

は今後大きく伸びる、ということは言える。15年前の代表、例えば2010年南アフリカワールドカップ代表選手が今の代表選手の個の力に舌を巻くように、15,16年後の代表選手に今の代表選手は舌を巻くだろう。これはまだ見ぬ未来に逃避しているのではない。確実に顕現する現実の話をしているのだ。現実ということを知るために育成年代をじっくりと観てみなさい、なんてことは言わないが。



2026年06月28日(日) 女子Fリーグ 福井丸岡−湘南

フットサルは男女とも全国リーグがある。男子はFリーグ、女子も女子Fリーグという。が、女子Fリーグには問題があった。もともと観客数が少ないのだが、加えてホーム&アウェイ開催ではなく、リーグ所属クラブのホームに集まってセントラル開催を毎週繰り返すのだ。これは加盟チームが多い関東が絶対優位だ。そりゃ、経費は全体としてはかからないだろうが、リーグ戦の理念は公平性が土台だろうに。そういうわけで、関東中心の思想からすると僻地に当たる福井丸岡にとっては不利な状況が続いていた。が、今期少し状況が変わった。福井開催の1試合単発開催が増えたのである。福井丸岡は高い主催能力を持っている。だからこれはリーグ戦の本来の理念に適っている。福井ホームはそれなりに観客数も入る。

さて、この日は台風7号が通り過ぎたあとだ。福井へは湖西線を通るのだが、何せ湖西線はちょっと風が吹けば止まる路線だ。だから風が懸念事項だった。が、無事運行しているので、湖西線新快速で敦賀に向かう。アマチュアの試合とはいえ、大人の試合なのでアルコールを飲んで湖西線で過ごす。敦賀で第三セクターのハピラインふくいに乗り換え、福井駅に向かう。福井駅で駅そばを食べる。福井駅の駅蕎麦は鉄道マニアからは日本一の駅蕎麦という評判もある。ニシン蕎麦。ニシンと言えば北海道で捕りすぎて資源不足になり、留萌などの漁業が衰退した。資源管理ができない漁業者と農水省の象徴のような魚だ。ウナギと違って絶滅危惧種じゃないから食べるけど。

福井駅からバスで運動公園に向かい。アリーナに着く。外にスタグル、中にスイーツがある。が、蕎麦を食べたばかりなので買わない。ハーフタイムに買う決意を固める。せっかく出店してくれた店を支えるのが大人の役割だ、というのもあるが、単に食べながらのんびり観戦したいのだ。チケットは2千円。

女子Fリーグ
福井丸岡RUCK−アニージャ湘南
6月28日 14時 福井県営体育館


 福井丸岡
小林望月 ◯ 1 GK
3 2 横川四葉 ◯ 4 FP
1 加藤はるな △ 5 FP
2 山森しおん △ 6 FP
2 加藤ほのか △ 7 FP
3 2 渡邊優和 ◯ 9 FP
2 2 平田梨豊 ◯ 10 FP
1 1 足立紗菜 ◯ 11 FP
長谷川詩花 △ 13 FP
嶋��心那 △ 16 GK
3 荒井一花(C) △ 17 FP
1 小林愛心 △ 19 FP
1 山口陽愛 △ 20 FP
藤江真尋 △ 21 GK

湘南
GK 1 △ 渡邉純子
FP 5 △ 白戸愛華 3
FP 11 △ 長谷川ほの 1
FP 13 △ 大西紗瑛 1 1
FP 14 ◯ 宮崎世梨奈 1
FP 18 山田しおり
GK 21 ◯ 川谷明日香
FP 24 ◯ 舘山香緒里(C) 1 1
FP 25 ◯ 小川汐音
FP 77 ◯ 川村このは

福井丸岡
GK 1 小林 望月 KOBAYASHI Mitsuki 2001.11.14 福井県
FP 2 今村 結里 IMAMURA Yuri 2010.06.15 福井県
FP 3 佐藤 希穂 SATO Kiho 1999.12.03 宮城県
FP 4 横川 四葉 YOKOGAWA Yotsuba 2007.07.22 福井県
FP 5 加藤 はるな KATO Haruna 2006.02.25 福井県
FP 6 山森 しおん YAMAMORI Shion 2002.10.19 石川県
FP 7 加藤 ほのか KATO Honoka 2004.07.21 福井県
FP 8 西端 円麻 NISHIBATA Ema 2010.05.21 福井県
FP 9 渡邊 優和 WATANABE Yuna 2009.01.26 広島県
FP 10 平田 梨豊 HIRATA Riho 2007.08.28 福井県
FP 11 足立 紗菜 ADACHI Sayana 2008.03.13 愛知県
FP 13 長谷川 詩花 HASEGAWA Otoha 2006.06.13 東京都
GK 16 嶋�� 心那 SHIMAZAKI Kokona 2007.12.23 福井県
FP 17 荒井 一花 ARAI Ichika 2001.09.02 福井県
FP 19 小林 愛心 KOBAYASHI Aimi 2007.09.09 福井県
FP 20 山口 陽愛 YAMAGUCHI Hiyori 2008.07.28 福井県
GK 21 藤江 真尋 FUJIE Mahiro 2001.11.07 福井県
FP 22 中川 穂南 NAKAGAWA Honami 2008.11.07 福井県
FP 24 坪川 美咲 TSUBOKAWA Misaki 2009.10.25 福井県

湘南
GK 1 渡邉 純子 WATANABE Sumiko 2002.08.26 東京都
FP 5 白戸 愛華 SHIRATO Aika 1996.01.10 北海道
FP 7 小澤 弥奈 OZAWA Mina 2001.09.12 神奈川県
FP 8 小笹 璃緒 KOSASA Rio 2006.04.15 栃木県
FP 11 長谷川 ほの HASEGAWA Hono 2007.04.04 岡山県
FP 13 大西 紗瑛 ONISHI Sae 1999.12.12 神奈川県
FP 14 宮崎 世梨奈 MIYAZAKI Serina 1997.07.10 神奈川県
FP 18 山田 しおり YAMADA Shiori 2008.08.09 神奈川県
GK 19 下入佐 優樹 SHIMOIRISA Yuki 2002.07.23 神奈川県
GK 21 川谷 明日香 KAWATANI Asuka 1995.11.23 神奈川県
FP 23 小塚 美稲 KOTSUKA Miina 2008.09.17 神奈川県
FP 24 舘山 香緒里 TATEYAMA Kaori 1998.01.06 神奈川県
FP 25 小川 汐音 OGAWA Shione 2000.02.28 奈良県
FP 77 川村 このは KAWAMURA Konoha 2003.02.15 長野県


福井丸岡

第1セット
九番
十番十一
四番
一番

第2セット
六番
十七七番
五番
一番

湘南
七七
十四二四
二五
二一


湘南のサイトを見ても体格データがないから分からないが、とにかくデカい。77番、13番、14番が特に大柄。しかし遠征メンバーが足りてないので明確な第2セットを組めず、スタミナ面でかなり差があり、運動量に優る福井丸岡がはっきり優位だ。

福井丸岡はフィクソ�げ�川が周囲が見えていて技術的に高く、正確に繋ぎ、タテに突き刺し、自らも上がる。��平田はためを作るのが上手い。彼女を起点にパスが出てくる。特に��足立への左から右へのパスが効果的。足立はチーム1のスピードがある。ピヴォ��渡邊は高校生。線が細くて起点を作れず、第1セットでは力が落ちる印象も受けたが、技術的には高く、特にシュート技術がある。ゴレイロ小林はセービング能力が高い。キックは普通かな?
第2セットではキャプテンの�厩唹罎�決めに行く迫力がある。技術的には第1セットの誰よりも上手い。フィクソに入ることもある。��山森は反転と受け方が上手いピヴォ。�Р弾�ほのかはよく走る。�ゲ弾�はるなは残念ながらミスが散見された。��長谷川は案外トリッキー。雰囲気が一人違うと思ったら東京出身か。

湘南は大柄なので前線に入ったら後ろ向きにキープできる。しかし福井丸岡はすぐに二人目がつくので戻すしかない。170センチ前後の選手が何人いるのか?

常に走り、ボールも動かす福井丸岡が明らかに上。前半は�ゲ弾�はるなのフィードに��山森が巧みなターンで出し�厩唹罎�決める。さらに�厩唹罎�入れて��山森がターンして決める。前半は2−0。

後半は��足立が右を駆け上がり中に戻して��平田が決めて3−0。さらに��平田のシュートのこぼれを��渡邊が決めて4−0。しかし福井丸岡�ゲ弾�はるなの後ろからボールをつついて加藤が痛み倒れて数的優位になった隙に湘南も77川村が決めて4−1。福井丸岡も��平田から�げ�川が決めて5−1。しかし湘南も右コーナーから77川村が決めて5―2で終わった。

観客数513人。実力通りのスコアで終わった。



2026年06月20日(土) JBSリーグプレミア(第1回ビーチサッカー全国リーグ) 熊本−福岡

割と好奇心は強いほうだ。好奇心がなければ何も始まらないと思っている。興味を持ったら即行動に移す。知的生き方を求める人間にとって好奇心は全ての原動力だ。
スポーツにおいては競技かるたとか金魚すくい選手権とかにもパッと観に行くことになるのだが、フットボール近辺においてはこの性格は「第1回大会マニア」という方面で発現される。誰かが面白いと言った大会もそうだが、まず自分が先陣を切って新しいジャンルに飛び込んでいく。自分の後ろにこそ道があると思っている。今では一定の太さを持ったジャンルにはユースウォッチャーというものがある。高校サッカーファンは昔からあったが、ユースチームの生観戦者は主にJリーグ以降にJユースを観に行く人が現れてからだ。記事では後藤健生さんの奥さんがユースを観ていたらしいのだが、ジャンルとしては成立していなかった。私はJユース以前から読売クラブなどを観ていたのだが、まあ第1回Jユースカップを見て以来だ。
で、今回はビーチサッカーだ。ビーチサッカーの最高峰は全日本選手権だ。これは第1回大会は沖縄開催とかで、観に行ってないのだが、明石・大蔵海岸開催になってからは毎年観に行っている。で、今年からセントラル開催方式での全国リーグを開催することになった。大阪府開催もある。当然観に行くことになる。

もう少し詳しくビーチサッカーを。5人制でビーチで行われる。ポジションはフットサルと同じ表現になる。つまり後方からゴレイロ、フィクソ、アラ(2人)、ピヴォだ。コートに線は引けないのでフラッグで判断する。オフサイドなし、交代制限なし、タッチラインからボールが出たらスローイン、キックインともにOK。フリーキックは全て直接フリーキックかつ壁を作れない。ファウルを受けた選手が蹴る。自分のハーフ内で4秒を超えてボールをコントロールできない。オーバーヘッドには接触してはならない。コースに入ってブロックするしかない。

ビーチサッカーの大会構造は
1 国内最高峰リーグ
2 地域CS、全日本選手権
3 サーキット
4 地域リーグ

というランク付けになる。

ビーチサッカー全国リーグは
熊本県エボレパーク、大阪府泉南ロングパーク、静岡県熱海サンビーチ、神奈川県ロープビーチパーク の4会場で、1会場1,2試合の計7試合行われる。参加チームは

ソーマプライア沖縄、東京ヴェルディBS、東京LEQUIOS(レキオス)BS、アヴァンチ大阪、レーヴェ横浜、ドルソーレ福岡、アヴェルダージ熊本BS、ハレクティオ岡山

の8クラブ。全日本選手権は地域の枠があるため力の落ちるクラブも参加するので、確かに大会のレベルとしては最高峰になりそうだ。

さて、梅雨の雨の中、会場のSENNAN LONG PARKに向かう。南海で関空に分かれる泉佐野から4駅の樽井駅から1キロくらい。関空特急ラピートのスーパーシートに乗る。JRではグリーン車に当たるが、普通車よりも200円ほど高いだけだ。泉佐野で鈍行に乗り換え、樽井駅へ。そこから北に南海本線と並走して歩いて陸橋で渡り、海の方向へ。15分くらいで着く。が、正直言って盛り上がっていない。店もあるがさっぱりで、プログラム販売はあったが、出店はかき氷だけ。梅雨の暑くない日なのに。食べ物も飲み物もなし。飲み物は自販機があるが。
座席はテントにいす席はあるが関係者席で一般客はコンクリ席に直接腰を下ろす。場内を盛り上げるDJはいるが、一般客は私を含めて10人くらいだ。全日本選手権と比べるとまるで盛り上がっていない。これは厳しい。JFAが絡まないとこれだけ運営が厳しいのか。主催のJBSの運営は盛り上げを頑張っているが、一般ファンに伝わっていない。フットサルと言い、ストリート系のフットボールは雰囲気づくりが内向けで、外部に開かれてない印象だ。自主運営の積極性は買うが……。

JBS LEAGUES PREMIER
アヴェルダージ熊本BS−ドルソーレ福岡
6月20日 10時 SENNAN LONG PARK 

熊本 監督 西口佳佑
1 GK 後藤将斗  175.72
2 GK 山本哲也  180.73
3 FP 松岡翔太  183.78
7 FP 野田和聖  175.64
8 FP 福山隼太  185.76
9 FP 川部瑞稀  174.73
10 FP 藤永大雅  168.71
11 FP 伊藤龍之介 178.70
17 FP 大田誠人  175.70
28 FP 木船祐樹  168.62


福岡 監督 岡本英雄
3 FP 神谷宝良  178.76
5 GK 相原友貴  171.74
7 FP 武田洸士郎 169.71
8 FP 信末悠汰  163.63
9 FP 山田龍之介 170.65
10 FP GK 稲田裕   172.70
13 FP 永井絢大  179.73
17 GK 桃谷拓哉  180.100
18 FP GK 岡本英雄  172.68
27 FP 久保田健生 171.66


熊本
十七
三番七番
十一
二番

福岡
十三
八番九番
二七
十番

双方第1セットで回す。第2セット的なものはない。福岡のゴレイロは攻撃時は��稲田、守備時は�チ蠍兇砲覆襦J_�はゴレイロが持ったら、ビーチサッカー特有のリフティングドリブルで運び、いきなり最前線に放り込むビルドアップでペースを握り、ゲームを支配。2点を先制する。しかし激しい守備でペースを握ったはずが、ファウルからフリーキックで2点叩き込まれ、結局熊本がシンプルなカウンターでリズムを作り勝利する。


食事が補給できないのと雨がどんどんきつくなる見込みなので、第1試合で帰る。
樽井駅から鈍行に乗り、泉佐野駅で特急に乗り換えようと思ったら本数が少なく、空港急行のほうが早いので乗って、次の停車駅貝塚で降りる。人生初の水間鉄道に乗るためだ。水間観音への参拝鉄道で、昔はこういう私鉄が多数あったが、信仰心が減って各地の参拝鉄道が立ち行かなくなった。水間鉄道も事情は同じだが、太いスポンサーがついて維持できている。30分ヘッドでの運行。終点から10分ほど歩くと水間観音。あまり大きな寺ではなかったが、雰囲気が良く、観るところが結構あった。そして駅で極太のうどんを食べて、帰ったというわけである。



2026年06月14日(日) クラブユース選手権(Uー15)関西予選 アイリスージュネッス 京都サンガー千里丘

以前は当然のようにクラブユース選手権(U−15)には行っていた。関西も全国も。ただ全国大会は東日本大震災以降北海道開催になり行きづらくなった。真夏の北海道って色々お高いじゃないですか。そして関西大会だが、コロナ禍以降観戦を歓迎しない雰囲気があり、離れていた。が、もうそろそろいいだろうと判断して、敗者復活トーナメントが初訪問の会場ということもあって観戦を決断した。一部鉄道マニアの間で知られる駅が最寄りなのだ。この日のもう一つの会場はエストレラ姫路の練習場、エストパークだが、何度も行っているので、もう一つの和歌山県・有田えみくるフィールドにした。これは偶然だが、一応ファンである京都サンガの試合でもある。

高槻から鈍行というか快速などでのんびり、和歌山県の初島駅に着く。この駅は駅舎が日本初の3Dプリンターなのだ。立体物を形成できる3Dプリンター。財政難に苦しむJR西日本がこれに目をつけて小さな駅舎を3Dプリンターで作った。白っぽくて簡素。有田の象徴、ミカンをデザインしている。旧駅舎は取り壊している。この駅から海沿いを歩く。初島港を通り過ぎ、25分くらい歩いてスポーツ公園。ここの人工芝ピッチが会場だ。コロナ禍以前はプログラム販売があったが、今はないようだ。

クラブユース選手権(U−15)関西予選
アイリスFC住吉−大阪市ジュネッス
6月14日 12時 有田えみくるフィールド 人工芝 曇り

アイリス
十一九番
十四十番七番八番
六番五番四番二番
一番

ジュネッス
十三
十一八番六番九番
十番
三番五番四番二番
一番

前半は何度かアイリスのゴール取り消しがあったようだ。審判員のレベルは中学生のレベルなりのものなので、Jリーグを見慣れている人からすれば不満かもしれないが、そもそも贔屓で観る人間は審判員を力量不足か、相手の贔屓に映るものなのだ。私はそうでもないが、観客席は不平たらたらだった。
アイリスの猛攻が続く。アフリカ系のFW11番(ショウマくん)が圧倒的なスピードとジャンプ力で存在感を見せ、しかも真面目に前から追う。大阪市ジュネッスはアンカーの10番が上手くて運べる。双方自陣から作る意識はあるが地力に優るアイリスが攻め続ける。はっきりと言えるのは大阪府高体連の大半よりも戦術だとかビルドアップを追求しているということ。大阪府は高体連もそれなりのレベルにあるが、中学生のクラブチームはかなり高いレベルにあるということだ。
後半10分、アイリスが左サイドで11番が入れ替わり、スピードで抜け出し流し込む。1−0。以降はカウンターで11番のスピードが脅威だった。大阪市ジュネッスは繋いで攻めるが押し込めず。結局1−0でアイリスが勝利して翌週に望みをつないだ。ジュネッスはここで敗退。

なおアイリスは7位決定戦で勝ち、全国行きを決めた。11番というタレントがいるし、ほかの選手も粒ぞろいだ。全国での健闘が楽しみだ。

+++++++++++++++++++++++++

クラブユース選手権(U−15)関西予選
京都サンガ−千里丘FC
6月14日 14時 有田えみくるフィールド 人工芝 曇り


京都
GK  1 植田力翔
DF  2 藤井凌駕
    4 中村将也
    3 佐藤勇名
   11 竹沢日向
MF  8 山本旺和
   24 加藤翼 2年
    7 西途誉
    6 仲辻徳
FW  9 関根実杜
   10 土田欣普
監督 清水恭孝

京都
十番九番
八番二四六番七番
十一三番四番二番
一番

千里丘は番号判別困難につきメモらなかった。

試合前上空は不気味な黒雲。遠くで雷もなったようだ。そして激しい風雨。試合はそのまま行われるが、フットボール以外のどの競技がこのコンディションで試合するというのか。スタンドも雨が吹き込み、必死に逃げる。屋根はあるし、後方も壁なのだが。

激しい風雨でピッチはボールが走らず、一方的に支配する京都も上手くいかない。千里丘はカウンター一発に賭けるが、京都のセンターバックコンビがあまりにも強い。右の�っ翅七�は強くて高くて速くて上手くてまるで隙が無い。奪ったら確実に繋ぐ、という表現以上に上手いパスを出すし。左の��佐藤君もほぼ同等の力があり、隙がないが、千里丘も諦めずタテに速い攻めを繰り出し続ける。
そして��土田くんが裏に抜けて無人のゴールに流し込む。1−0。以降も猛攻が続くが前半は1−0。
後半も猛攻が続き、半ばに��土田くんが左裏を取り、入れてこぼれをハーフタイムに入った㉘武田賢志2年が決めて2−0。さらに㉘が押し込んだ状態から右に交わして左上に叩き込み3−0。ラストプレーで左コーナーにニアで��岩木暖ヘッド。4−0で京都が勝った。



2026年06月13日(土) プリンスリーグ北信越 富山−松本山雅

富山県で最多観戦会場は高岡スポーツコアだ。高岡駅から城端線で来たことも、高岡駅からイオンモールまでのバスで来たこともあるが、実は北陸新幹線新高岡駅から徒歩圏内だ。敦賀まで延伸した以上、北陸新幹線ルートを考える。
プリンスリーグ北信越は高校生年代の北信越最高峰のリーグだ。全国リーグのプレミアリーグに所属している帝京長岡のAチームを除く北信越最強の10チームが所属するのが1部リーグだ。私の近年の関心事がJ3時代の後発ユースだ。なかなか全国に出られないからファンですら意識してなかったりするが、実はJ2時代のユースよりもさらに後発のユースは実はなかなか強く、クオリティもあったりする。
今回はカターレ富山ユースが松本山雅ユースを迎えてスタジアム開催だ。カターレ富山は一昨年は好調で、北信越を制し、プレミアプレーオフの決定戦でも前半はヴェルディ相手にリードしていて、逆転負けした。が、以降は低迷している。
対する松本山雅はなかなかプリンスリーグに上がれなかったが、強さを見せ、トップチームにも人材を送り込んでいる。
ここ数年北信越クラブユース選手権(クラブユース選手権予選)に足を運んでいるので、観る機会はある。北信越のJユースについてはどこもクオリティを追求し、競技レベルもなかなかだ。クオリティが最も落ちる長野が全国に行くなど、なかなかの接戦を演じている。
が、プリンスリーグ北信越は公式記録が出てないし、両クラブのサイトにも番号までは載ってないので、個人名までは表記できない。プリンスリーグ北信越のプログラムも同様である。クラブ側が個人に焦点を当ててほしくない、という意思表明かもしれないが、プロのアカデミーに所属する以上は誰が上手い?とか、どのチームが強い?とみられる世界にいると思うのだが。彼らはすでに高度な競技の世界にいて、プロのアカデミーに所属して、プロ一歩手前のユースにいるのだから。

プリンスリーグ北信越1部
カターレ富山−松本山雅
6月13日 10時半 �皺�スポーツコア ピッチ良 晴れ

富山
四番九番
七番十四二八十三
六番八番二二十五
二一

松本山雅
十七十三
十番十一八番十八
二番三番四番七番
一番

富山はイマイチサイズがない。キーパーも技術的には高いがサイズがない。左センターバックキャプテン8番は身体の入れ方がうまく、体をぶつけて保持し、右足フィードもある。右センターバック22番は唯一大柄で守備センスもあり、フィードも狙い、なかなかの逸材だ。番号から言って下級生?左サイドバック6番は右利き。中を上がれるし、人に強いが、スペースを狙われて混乱していた。右サイドバック15番は速い。ガンガン上がり裏を一気につく。左ハーフ7番は突破できず、守備で奮闘。ボランチは28番が特に小柄で、走力はあるし守備でも奮闘するし、運べるし、高校生として完成している。相方の14番はより攻撃的で、自分こそエースだと考えがちなユースにあって特に主役意識が強い。右の13番はしばしばゴール前に現れる。サイドの突破は機能しなかったが、プレーの幅があり、選択肢が多い。9番はセンターフォワードで、身体がなく潰されていたが、それでも味方のために身体を張り続けた。4番は素晴らしい。ギャップで受けるセンス抜群で、身体がないながらも張り続けて、闘争心もあるし仕掛けどころがわかっているから技術的に突出していなくても突破できる。富山では22番と4番が特に才能ある選手だと思った。富山はプロ育成機関として問題ないクオリティを備えている。レフティのいないチーム。4番がフリーキック担当。

対する松本山雅。キーパーはレフティで確実に繋ぐしフィードもある。左サイドバック2番は体格がありレフティで守備は完璧。技術も高く、彼の才能を高く買うクラブ次第であるいは?と思わされる。左センターバック3番は両足でフィードできて守備も堅い。富山フォワードにパワー勝ち。4番もパワフルだが、スペース管理ができてなくて富山4番に苦戦した。右サイドバックキャプテン7番は爆発的なスピードがあり、飛び出すセンス、中でもプレーできる技術、偽サイドバックとしての才能とピッチ内では1番プロに近い。闘争心も素晴らしく、人間性含めてプロ向きに見えた。右サイドバックというのもプロを見据えたら適性ポジションはここ、と判断されたのだろう。11番は上手い。運べて飛び出せる。8番はパスセンスがある。インサイドは富山のコンビが守備的ということもあり、攻撃面で持ち味を出せたが、守備面ではスペースを狙われがちだった。右の18番は開いてタメを作りパスを出す。仕掛ける能力もある。左の10番は上手くて身体もあり、スピードだってあるのにボールが来るといったんピタッと止めてしまう。スピードに乗って仕掛ける発想がない。足元テクニシャンとして生きたいのかもしれないが、現代フットボールではなかなか難しい。技術だけならピッチ内で一番かもしれないが、止まってから仕掛けるのでは突破できない。13番はポスト役。それなりに強いが、強引さを感じない。スマートなセンターフォワード。17番はレフティ。引いて受けて飛び出したい。彼も上手い。セットプレー担当。

さて開始早々松本山雅が押し込むが、富山も守備の堅いチームで、組織はともかく個人の守備能力型が高く、実は今期大量失点も食らっているのだが、参考にならない。しかし富山も前から追うが、松本山雅はセンターバックコンビと左サイドバック2番の後ろ三枚プラスボランチ1枚で回し、ハマらない。そこで富山は松本山雅ボランチへのパスを寸断させて守備のリズムを作る。そして富山が速いパス回し、14番からギャップに現れた4番に出しスルーパス裏で9番が決めて1−0で先制。

後半も松本山雅が繋ぎ、富山が守備でリズムを作る。松本山雅は10番をトップに上げて17番と組ませたり、25番を右ハーフに上げて18番を左に回すなど工夫を見せるが富山のセンターバックコンビが強くてカバーもよく、なかなか決定機に至らない。松本山雅は7番もスペースを消されて上がれなくなり、富山の守備のリズムとカウンターの脅威にさらされる。富山は終盤2番を左アウトサイドに入れてスタメン4バックと合わせて5バックにして逃げ切り大勢だが、終了間際に中途半端な押上げで裏を取られてペナ手前で倒し、ペナちょい外でフリーキック。ここで松本山雅17番の左足フリーキックがさく裂。キーパーが動けず左隅に決まり、1−1の同点で引き分けた。

今のところ最下位のカターレ富山という知識はあったが、偏見なしに観たらなかなか良かった。チームとしてのクオリティは高く、ここのところ見ていた高校総体予選のどこよりも内容があった。タレントもいた。しかし技術戦術はあっても体格がないと、高卒プロは厳しい。その点松本山雅は体格を含めて見事だった。近年北信越の高体連は新潟県勢以外はイマイチなので、そこに対し結果の面でも差をつけられないのは気になるが、両クラブ改めてクオリティを備えていることが確認できた。



2026年06月07日(日) 中国大学リーグ 福山大−IPU

大学サッカーは9地域に分かれてリーグ戦を行っているが、関西・関東と東海・九州以外は長年リーグ戦の体をなしていなかった。もちろんリーグ戦はきっちり運営されている。ただ1強や多くて2強の世界で、年間を通じての真剣勝負になっていなかったのだ。この日は中国大学リーグ。中国大学選手権には行ったことがあるが、リーグ戦は初めてだ。なぜなら訪問困難な会場で行われているからだ。
現在中国大学リーグはIPU環太平洋大学がナンバーワンで福山大と広島大が追う状況だ。で、IPUの赤坂グラウンドは調べたら到達困難という結論に達した。観戦仲間からも無理だとアドバイスを受けた。そこで福山大会場にしたわけだが、ここもなかなか到達困難だ。まず街中にはない。福山駅から2駅の松永駅からバスで山のほうに行き。さらに30分近く歩く。
当日は新幹線のぞみで福山に着き、在来線で松永へ。そしてバスで最寄りバス停で降りるのだが、そこからあまりの急坂で、しかもイノシシが出るという看板もある山道を通り、大学近くからもさらに迷って、結局バス停で降りて1時間近くたってグラウンドに到着した。ちなみに低気圧の影響でで強風で強雨である。人工芝ピッチは水も浮き、なかなか過酷なコンディション。フットボール以外の競技なら大抵延期になるんじゃないかな?

中国大学リーグ
環太平洋大学−福山大学
6月7日 13時 福山大学グラウンド 人工芝 強風強雨ピッチは水が浮く


福山大
小林俊雅 1 GK
松島朝日  [Cap] 2 DF
飯冨開世 11 DF
梶磨佐志 19 DF
吉永陸翔 25 DF
中谷瑠希 8 MF
篠原太希 10 MF
山口青 14 MF
佐々木順士 26 MF
山田瑛人 9 FW
灘遥希 13 FW
SUB
宮崎圭伸 21 GK
新中優大 4 DF
渡邉翔輝 47 DF
福田虹斗 7 MF
松本凰暉 24 MF
川本時生 28 MF
吉田唯人 32 MF
石川晄 33 FW
小田虎哲 50 FW


IPU
GK 31 高田大雅            
DF 2 妹尾将史     1      
DF 5 津川侑和            
DF 17 田代聡太            
DF 27 下西瑛太            
MF 6 五十嵐蒼実   1       1
MF 7 児島亜流   1 1 1    
MF 13 久保公斗     1   1  
MF 14 田中純  [Cap]     1      
MF 25 山並仁貴     1   1  
FW 8 小宮一馬            
SUB
GK 21 堀之内隆正            
DF 3 井上碧斗            
MF 20 片岡蒼空            
MF 23 於保諒生            
MF 24 堀口海嵐            
MF 28 笠原颯太            
MF 29 児玉陽斗            
MF 30 中村成那            
FW 9 若尾以心


IPUは松岡響祈や李珍榮(イジンヨン)はプロ入りが発表されている。しかしベンチには入っていない。

福山大
九番十四
八番十一十番二六
十三二五十九二番
一番

IPU
二五八番
十三六番十四七番
十七二番五番二七
三一

さて雨で福山大は全く前進できない。繋ぐ意識はあるチーム。IPUは馬力があり、重馬場でも倒れず身体を張ってキープして大きな展開も交え前進できる。劣悪なピッチでも前進できる力は明らかに全国レベル。真価はさっぱり分からないコンディションだが。恐らく全国制覇した年の富士大よりも強い。
さて、29分、福山大キーパーがバックパスに慌てて目の前のIPU�Ω渊粛鬚縫僖垢靴討靴泙ぁ�難なく流し込んで0−1。さらに37分、��田中のミドルで0−2。

さて激しい風雨の前に前半で帰ることにした。私の場合、観戦は100パーセント趣味だし、「頑張って」「我慢して」「耐えて」観戦するということはない。

帰りは大学正門から徒歩で松永駅に向かう。2.7キロ。山陽道に沿って歩き、平野に出ると雨は降ってない。山の天気だったらしい。歩道はイマイチだったが、車の交通量の少ない道路で助かった。40分くらいで松永駅。まっすぐ歩くと駅と思ったら線路にぶつかり、スマホの電池も切れたが、なんとなくこっちが駅かな?という方向に歩いて着く。靴が濡れてるし、通常、福山から高槻までは鈍行だが、帰りも新幹線にした。

福山大会場に向かおうとする人へ。タクシーにすべきです。松永駅北口にタクシーが止まっている。



2026年06月06日(土) 高校総体大阪府大会準決勝 大阪学院−近大附 仰星−大阪桐蔭

この日は高校総体大阪府大会準決勝である。大阪は2枠なので、準決勝が代表決定戦だ。かつては大阪府は上位4校で決勝リーグを行っていたが、そのやり方は公平ではあるものの、消化試合や無気力試合も起きる方式であり、実際、無気力試合が起きた翌年から完全トーナメント方式になった。
会場の長居は大いに盛り上がり、大勢のファンが駆け付け、出店もたくさん出ていた……というのは噓ではないが、盛り上がっているのは隣の桜スタジアム開催のなでしこジャパンの南アフリカ戦である。

大阪府準決勝第1試合は大阪府リーグ同士のカードだ。大阪府の高校サッカーは割と個性がはっきりしている。大阪学院はロングカウンターチームだったが、元Jリーガーの小野原監督になってから繋ぐ意識も出ている。必ずしも大阪府のトップ・オブ・トップじゃないし、「育てるサッカー」でもないが、大阪学院大に進学したら結構関西学生リーグで活躍できている。
対する近大附も監督さんが代替わりしてプリンスリーグ1部から大阪府リーグに落ちた。高校サッカーで監督交代は少なくともいっとき力が落ちるものだ。例外は流経大柏の榎本先生くらいしか知らない。伝統は筋肉だ。ゴツイ選手を鍛えてパワー勝ちする、大阪府「最強」の高校なのだ。

高校総体大阪府大会準決勝
大阪学院大学高校−近畿大学附属高校
6月6日 11時 長居陸上競技場 ピッチ良 晴れ

大阪学院
1 ギミレリバジャ
2 井上碧斗
3 角野太一
4 西田雄琉
5 片桐真翔
MF 8 土谷薫平
14 松尾将貴
20 片山祥汰
FW 7 山脇蒼眞
10 小川晴大
11 室田幸哉

近大附
1 奥山俊士
3 谷口大翔
4 清水彦
6 森一翔
MF 2 川童琉偉
8 金光哲平
14 岡本陽樹
29 福井健将
FW 7 中澄恵大
18 久下彬
25 山本翔大

大阪学院
十番二十
十一十四八番七番
三番五番四番二番
一番

近大附
二五十八
七番
二九八番十四二番
四番六番三番
一番


大阪学院は�.�ミレからの左足ロングキックが起点になり、大きく陣地を進めるケースが多い。左サイドバック�3冖遒蛤献汽ぅ疋蓮璽姚�室田がレフティ。フォワードは��小川が上がり目で、スタメン発表時の4−3−3も理解できなくはない。ポストもこなすしミドルもある。わかりやすいエース。�簡匯海魯好據璽垢冒�る。��松尾は右足セットプレー。左右のコーナーを蹴る。��土谷は運べる。
近大附はトップ下��中澄が左足でパスを出しセットプレーを蹴って強烈なロングスローもある。�乙弉爾魯櫂好般鬚妊蹈鵐哀好蹇爾離拭璽殴奪函�チーム全体に激しいコンタクトで潰す。
両校とも自分から崩せるチームではないので、敵陣に運んで相手がミスするのを待つ。佐賀県でいえば佐賀東と同等か?つまり全国制覇は厳しいが全国で通用はするレベル。前半は0−0。

後半も我慢比べが続く。大きな変化は後半19分、近大附が前3枚を総とっかえして9番10番11番にした。10番がトップ下。番号からして明確にゲームチェンジャー。前への圧力が高まる。9番は高い。そして後半35分、放り込みからペナ内タッチライン際左で9番がヘッドで折り返しファーポスト際に�╋盡�が詰めて0−1と近大附が先制し、そのまま逃げ切った。近大附は全国へ。

力強さについては全国トップクラスだろう。新監督では初の全国。経験をうまく引き継げたら。


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第2試合はプリンスリーグ関西2部の両校のカードだ。

高校総体大阪府大会準決勝
東海大学付属大阪仰星高校−大阪桐蔭高校
6月6日 13時半 長居陸上競技場 ピッチ良 晴れ


東海大仰星 監督 中務雅之
GK  1 森川太陽  3年 175.69 08.05.25 ガンバ大阪門真
DF 25 福田健心  3年 172.70 08.12.12 レオSC
    5 塩山楽   3年 179.71 08.06.27 宇治FC
    3 山下恭佑  3年 168.60 08.04.14 柏田SC
    6 齋藤楓磨 3年 175.70 08.04.08 宇治FC
MF  7 名部希翔  3年 170.56 08.08.06 レオSC
   10 小堀厳咲  3年 173.58 08.05.02 ガンバ大阪門真
    4 伊藤隆之介 3年 167.60 08.07.25 VUELO
   12 岡本唯佐  3年 170.62 08.11.04 宇治FC
    8 藤川智也  3年 168.62 08.05.01 ガンバ大阪門真
FW 11 浅井瑛斗  3年 176.64 09.02.16 アイリスFC住吉

大阪桐蔭
GK  1 藤原瑞   3年 178.68 08.04.08 YFテソロ
DF 20 岡田恵達  
    2 石川大雅  3年 173.64 09.03.12 大阪市ジュネッス
    3 野間大瑚  3年 176.70 08.05.14 三津浜中
MF 11 山本隼正  3年 177.67 08.11.08 東淀川FC
    5 林崎敢汰  3年 173.62 08.06.28 大阪市ジュネッス
    8 藤井佑希  3年 165.52 09.03.28 アイリスFC住吉
    9 山上隼翔   3年 180.70 08.06.29 名古屋イースト
FW  7 宮崎元暉   3年 168.57 09.03.16 YFテソロ
   14 立松佑馬   3年 161.58 08.08.14 大阪市ジュネッス
   10 柿ケ原淳太  3年 171.65 08.09.17 グリーンウェーブ


この両校もキャラクターがはっきりしている。仰星は4−4−2でゾーンディフェンスでスペースを埋めて完全に受け止めてカウンター。チームの方針としては攻守に適切な距離感を保つ、だろうか?全国ベスト4経験もある。
対する大阪桐蔭は繋ぐスタイルだが、ポジショニングはイマイチで、圧倒的支配にまでは至らないタイプのパスサッカー。今期プリンスリーグを見た範囲では、大駒ともいうべき��山上隼翔が右サイドバック、��山本隼正が左サイドバック起用という大胆な発想をしている。個人で打開できる彼らがサイドバックということは今期は押し込めてサイドバックがガンガン上がれるという考えからか?
 
仰星
十一十二
七番十番四番八番
三番五番六番二五
一番

大阪桐蔭
十番
七番十四
十一五番八番九番
二十二番三番
一番

仰星について。キーパーは高くて空中姿勢が美しい。いつもながら中盤のバランスが良い。丁寧に指導されているんだろうなあ、と思わされる。キーパーソン��小堀はセットプレー担当の右足の精度がありスペースを埋めて飛び出せる。身体はないが、前もってスペースを察知しているので後から激しく当たる必要がない。�ぐ貌�は守備主体に奮闘。やはり身体はないが守備力は光っていた。ミスもしない。VUELOというクラブは知らなかったが、なかなか。��名部はレフティで左からクロスを上げる。��藤川はやはり身体がないながらも激しい。仰星は枚方市、つまり京阪沿線にあり、枚方FC出身者は見当たらないが、ガンバ大阪門真からリクルートできており、クレバーな子に戦術を教え込んで高度な守備を構築している。

大阪桐蔭。3−4−2−1でウイングバックに��山上、��山本を起用している。��山上は身体が強く、ボールが収まるし強引な突破がある。加速力もなかなか。もしかしたら高卒でのプロもあるかもしれない。より脅威なのが��山本でキレとスピードは凄まじく、サイドからタテへも中へも仕掛けられる。彼も高卒プロを期待している。左右ともに一気にゴール前に運ぶ迫力があり、それは仰星もわかっているので、まったくスペースを与えない。仰星もしっかり対策している。左ストッパー�寛�田はレフティ。仰星は2トップであまり前から追わず、ボランチへのパスコースを潰すから大阪桐蔭3バックは持ち上がれる。センターフォワード��柿ケ原は動き回って味方のためのスペースを作ろうとするが、仰星は巧みにマークを受け渡し、スペースを作らない。

さて試合は11分、仰星��名部が左サイド深くからクロスにニアでつぶれ��小堀が蹴りこむ。1−0。大阪桐蔭はうまく行かないとみて、��柿ケ原が右ウイングバックへ、��山上はセンターフォワードへポジションを交換する。山上は闘争心も十分で、いきなり仰星センターバックにラフプレーで警告を受ける。仰星は抜群のバランスで回されつつ、ピンチは迎えないが、大阪桐蔭��山本と対峙する右サイドバック㉕福田の負担が厳しい。
前半は1−0で終了する。

ハーフタイム、仰星は㉕福田→18番。そのまま右サイドバック。どう見ても大阪桐蔭��山本対策だ。大阪桐蔭も�У楮雖�立松→6番18番。シャドーを変えた。6番が右、18番が左。さて後半開始したが、仰星18番が大阪桐蔭��山本の豪快に抜かれ、相変わらずギリギリのサイドである。大阪桐蔭は2シャドーが高い位置から引いて受ける動きを徹底されている。交代でフレッシュなので飛び出せる。守勢に回った仰星は��藤川に警告。守備で奮闘する選手だが、右サイドハーフとしては、同サイドに大阪桐蔭��山本がいるので負担感がある。しかし仰星もバランスを保ちつついいカウンターを見せる。そして後半20分、ロングスローから��小堀が蹴りこみ、2−0とした。ここまで完璧なゲーム運びの仰星は必勝の流れ。しかし同時に高校生は精神的に未熟で動じやすく不安定だ、何が起こるか分からない、ということと、大阪桐蔭には大きな武器がある、ということを思った。そして23分、大阪桐蔭のブレ球ロングを仰星キーパー�/浩遒�やむを得ず弾き、��山上がこぼれを隼シュートで2−1とした。これで仰星は分かりやすく動揺してしまった。さらに大阪桐蔭はちょっと器用なストッパー�L邊屬鬟僖錙璽廛譟爾覗粟�に上げた。因みに176センチでしかもたぶん愛媛の中体連出身である。28分、ペナ左で受けて反転してつっかけたら仰星がうっかり倒してしまいPK。これを�L邊崋�身が蹴り、止められるが自ら蹴りこむ。2−2。因みにこの時間帯は最大戦力の��山本をセンターフォワード、��山上を左ウイングバックにしていた。結局後半も終わり2−2で延長へ。

両校すっかり疲れて延長では得点ならず、残酷なことにPK戦で全国の切符が決まる。このPK戦で大阪桐蔭が勝ち、全国行きを決めた。

大阪桐蔭なら勢いに乗れば全国制覇の可能性はある。なんといっても��山上、��山本の大駒が生きれば勝てる。



2026年06月04日(木) 高校総体滋賀県大会準決勝 近江−水口 立命館守山−草津東

滋賀県は総体・選手権ともに平日木曜日開催日がある。今年は総体準決勝だ。かつてのレイラックのホーム、布引開催。通勤ラッシュを突っ切らないとならないが、近江八幡から近江鉄道に乗り換え、何とかたどり着いた。ちなみに前日には台風6号で篠原・近江八幡間の土手が崩れ、長時間不通になったが、この日には復旧している。


第1試合のカードは現在滋賀県最強の近江と昨年度選手権代表の水口だ。選手の能力は明らかに近江のほうが上だが、サッカーはアップセットの多い競技だし、戦術的にもやりようはある。全国大会でも選手権ならば鵬翔、総体ならば明秀日立がおそらく全国平均以下の力ながら全国制覇している。

高校総体滋賀県大会準決勝
近江高校−水口高校
6月4日 11時 布引陸上競技場 ピッチ良 晴れ

近江についてはプリンスリーグのプログラムが正しいと仮定した。

近江 監督 前田高孝
 1 鈴木優友  3年 181.70 08.06.25 JSC千葉
 3 鈴木涼太郎 3年 177.68.4 08.07.10 JSC千葉
 4 
 5 川上尚馬  3年 173.62 08.05.10 翼SCレインボー垂井
 6 宮川湧   3年 165.55 08.12.03 FC湖東
 7 松元翔真  3年 169.65 08.08.22 西宮タイガース
 8 古荘隆太  3年 164.58 08.08.15 京都サンガ
 9 今井龍成  3年 166.57 08.12.01 ヴェルヴェント京都FC
11 山岡凌陽  3年 181.70 08.08.06 京都サンガ
14 モリサキツバサ
16 関大駕   3年 166.57 08.11.06 MIOびわこ滋賀

水口
 1 コニシユウキ
 2 ニシムラショウタ
 4 シミズリョウ
 5 ヤマモトレン
 6 マルノハユマ
 8    ヒロト
      リョウ
      ヒカル
10 
11 ナカイリョウタ
16 オクノソウト

近江
七番
十一十番十四
八番十六
四番五番三番六番
一番

水口
十一
十番
八番七番六番九番
二番五番四番十六
一番

開始から近江が押し込み、10番の右シュートが決まる。いいキーパーなら防げたが。昨年まで近江と言えば5−2−3だったが、今期は4−2−3−1で、もちろん人数かけて守りゆっくり攻めるのは変わらないが、新しいことに挑戦している。そして4−2−3―1としてはセンターフォワードが小柄で強靭でもなく、ポスト役ではない。偽9番として流動的に動き、攻めはサイド主体。しかし突破はできないから人数かけて攻めることになる。目についたのはクレバーで上手い左サイドバック4番。右利きでよく機能している。10番は特にうまくはないが、とにかくボールに絡み、主役意識むき出し、野心的でフットボールに向いた性格だ。両サイドの11番、14番は飛び出す意識が高い。5番は良く潰す。16番は下がって組み立てる。センターバックからサイドハーフへのパスが攻撃のスイッチ。セットプレーは7番の右足だ。精度はボチボチ。
水口は4番6番11番が長身。6番がキャプテン。7番がセットプレー担当。11番がポスト役。近江とは力の差がありどうにも苦しい。前半は1−0。
前半にはコーナーからの高いヘッドゴール取り消しもあり、近江は高さでも優る。

後半も近江ペースで進み、18分、ロングボールに11番が抜け出し流し込み2−0。さらに直後にも11番が決めて3−0。
結局3−0で近江が完勝した。飲水タイムもない程度のコンディションで消耗も少なく、万全の勝ち上がりである。



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第二試合は近年急速に台頭している立命館守山と全国準優勝経験がある草津東のカードだ。放送機器が劣悪で選手名をよく聞き取れない。これでもJFLだったレイラック滋賀のホームスタジアムだったのだが。

高校総体滋賀県大会準決勝
立命館守山高校−草津東高校
6月4日 13時半 布引陸上競技場 ピッチ良 晴れ

立命館守山
17
4
5 カタヤマハル
タキガワコウヘイ
7
8シモムラケイゴ
9ナカムラケンゴ
10オガサワラケンタ
11オオサカ 
  マナト


草津東
1 ノノムラ
3ナカジマ
5ハザマ
6 ヤマザキレン
8
9サイトウリク
10サカイジョウタロウ
11ソノハラ
12ハヤシ
16モリサダ
20モリヤマアオイ


立命館守山
九番十一
七番六番
十番十六四番二番五番八番
十七

草津東
九番十六
八番
十番六番
十一五番三番十二二十
一番

まずフォーメーションについて。草津東は変則的な5−2−3で前半は攻撃時3−2−5で前進ルートを確保して押し込むのだが、これに対して立命館守山は後方できっちりついてサイドハーフも下がり、6バック気味にしてがっちり守る。左の10番、右の8番はサイドハーフである。そして両校基本ポジションは後方で、そこから上がるので運動量の負担が大きすぎる。双方9番がセンターフォワードでポスト役。草津東左ストッパー5番は大柄で潰せて、シンプルにプレーする中ではミスしない好選手。10番はレフティ。16番はあちこちに現れ運動量豊富。10分、草津東、16番が右に開き、中にパスを通すと9番が見事にオフサイドをかいくぐり、キーパーとの1対1を沈める。0−1。以降立命館守山は10番の加速するドリブルや7番の右足、11番の左足などを武器に攻める。草津東は5バックでスペースを埋める。前半は0−1。

後半も立命館守山がボールを握るが草津東がかっちり引いて守る。が、6分、いきなり立命館守山がミドルを叩き込み1−1と同点。草津東は再度攻撃時3−2−5気味にして攻めるが、双方スタミナへの負担がきつくなり、終盤には双方足を攣りまくる。交代を織り交ぜつつ1−1で後半を終え、延長へ。

延長でも双方足に来ていて、限界に達している。決勝の相手近江としては願ってもいない展開である。そして双方ボロボロになって引き分けてPK戦。入り方は相手を待たせる草津東のほうが上手かったが、PK戦は後攻5人目の草津東が失敗して立命館守山が決勝に進出した。

なおすっかり消耗した立命館守山は決勝で近江に完敗して今年の滋賀県代表校は近江になった。



2026年06月01日(月) 高校総体佐賀県大会準々決勝 佐賀東−佐賀学園 早稲田佐賀−龍谷

九州遠征二日目。福岡県内を拠点に総体佐賀県大会を観る。佐賀県内の高校サッカーを観るのは初めてだ。とはいえ会場は一昨年国体(国スポ)で行ったSAGAサンライズパークだ。佐賀県にはプロのための鳥栖スタジアムはあるが、アマチュア用の会場が足りてない。この日の準々決勝のもう一つの会場は長崎県に近い、新幹線でしか行けない嬉野温泉で開催せざるを得ないくらいだ。
朝、佐賀駅最寄りの会場に行くのに、長崎本線の本数が少ないので特急を使う。が、朝から鹿児島本線が乱れている。相当余裕を見ているからキックオフには間に合うが、通勤客まで特急に大勢乗り込み、通路がいっぱいで落ち着かない。因みに特急券なしでの乗車はこの日認められている。
さて佐賀駅からバスも考えたがよくわからない。会場までは徒歩15分くらいなので歩く。SAGAサンライズパークは陸上競技場で陸上競技、フットボールフィールドでサッカー競技を行う。北側で開催のはずだが、南側に変更されている。人工芝のピッチでコンクリの上にベンチもある。すぐ外には芝生と木があり涼しい。総体予選はサッカー競技の場合、基本的に週一開催だが、県によっては短期集中開催になる。鹿児島県とか沖縄県のように島嶼部が多くていちいち遠征が入る件ならば集中開催せざるを得ないが、佐賀県の場合、他競技との横並びだろう。サッカー界に発言力がないのは残念だ。選手にベストの観戦環境を提供できない。

さてこの日のSAGAサンライズパークは第1シード、第2シードが登場する。嬉野温泉会場を選ばなかった理由は色々あるが、佐賀県トップを見られるという理由は当然ある。全国ベスト4経験がある第1シード佐賀東は観戦経験が当然ある。対する佐賀学園は高校野球で知識がある。私は野球知識はプロクラブも巨人、阪神しか名前が浮かばない程度なのだが、高校野球については断片的な知識があるのだ。昔佐賀学園野球部には1年生で4番ピッチャー、要するに攻撃と守り双方でナンバー1選手という意味だが、の若林という選手がいた。1年生で県準優勝し、3年生時には甲子園で、プロに行った天理の投手からホームランを打ち、自らもプロに行った。佐賀学園サッカー部についてはしっかりした知識はない。




高校総体佐賀県大会準々決勝
佐賀東高校−佐賀学園高校
6月1日 10時 SAGAサンライズパークフットボールフィールド 人工芝 曇り時々雨


佐賀東
十番九番
二十六番七番十九
二一二番十六十二
十七

佐賀学園
九番十番
八番七番十三十一
六番三番四番二番
一番

佐賀東はバックラインで回してサイドハーフを走らせる。つまり徹底的にサイドを走らせたいチーム。連戦の佐賀県大会でサイドハーフがこんなに走れるのかと訝ったが、そもそも19番と20番だし、本来のレギュラーではないかもしれないし、何人かのサイドハーフ候補で上手く回しているのかもしれない。6番は下がってビルドアップに加わる。7番は右足セットプレー担当。9番はセンターフォワードでポストをこなし、10番が裏抜け。左センターバック2番は左足でサイドハーフへのフィードがあり、とくに右の19番へのフィードが得意そう。佐賀東は一方的に押し込むが、緩急の変化はなく、まあ昔ながらの「テンポの変化が苦手な日本サッカー」である。
対する佐賀学園は10番が長身で上手くもあり、明確にエースだ。カウンターで彼が持った際には形になる。
近年地方の予選準決勝レベルをなるべく見ているが、第2試合含め、佐賀県はまあ平均的なレベルか。ボールを蹴る止めるはまあまあのレベルだ。佐賀東も全国で戦えるレベルだ。

さて試合は前半0−0。後半13分に佐賀東が直線的に攻めて中から先制。1−0。18分シュートのこぼれを至近距離右で拾って切り返し左足シュートで2−0。さらに直線的に決めて3−0。結局力押しで佐賀東が3−0で勝った。

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第2試合は第2シード龍谷登場。相手は早稲田佐賀。全くの無名校だが早稲田系列ということでちょっと期待した。ユニフォームはえび茶ではないが、試合前控え部員が「フレー、フレー、早稲田」と言っていた。フットボールでは珍しい。「フレー」はアメリカ由来の野球応援だが、語源はたまに調べては忘れる。


高校総体佐賀県大会準々決勝
早稲田佐賀高校−龍谷高校
6月1日 12時半 SAGAサンライズパークフットボールフィールド 人工芝 雨

早稲田佐賀
九番
十七十番三番
十三八番
七番五番六番四番
誰々

龍谷
十七
十番十九
二十八番十六七番
十五五番二番
誰々

龍谷はロングボールを蹴りこむと敵陣深くでマイボールにできる。一方的に押し込む。開始すぐに龍谷が勝つとみてとった。が、早稲田佐賀もそんなに拙くはない。もしかして強化しているのか?と思ったが、違うと教えてもらった。早稲田佐賀も地方のベスト8クラスとしては技術も体格もまあまあ。前半の飲水タイムまでは0−0。ここで帰った。

なお試合は龍谷が勝った。準決勝を佐賀東は勝ち、龍谷は佐賀商に敗れ、そして決勝で佐賀東が勝ち、県代表になった。


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さて台風6号が近づく中、この日は新門司港からフェリーで帰阪する。佐賀から博多まで特急、博多・小倉間を新幹線で移動してフェリーバスで新門司港に出る。この日から複数人で泊まれる船室を一人で占有できるサービスがあるのだ。フェリーは翌日は台風のため休航。まさにギリギリのタイミングだった。とにかくダラダラ寝たかったのでフェリーでの帰阪は至高だった。


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T.K. [MAIL]