江草 乗の言いたい放題
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2025年04月03日(木) たこやきの呪い        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan





 オレはたこ焼きが好きだ。そのたこ焼きをディスカウントスーパーのラ・ムーではなんと1パック6個入りで100円で買えるのである。これはコスト的には家でタコパをしてるくらいの安さである。そういうわけで休日は近所のラ・ムーに行ってわざわざたこ焼きを食べていたのである。

 朝、クルマで出勤するために乗り込んだオレはクルマの中がソースの香りで充満していることに気付いて愕然とした。なんということだ。仕方ないので窓を開いて風通しをよくして匂いが少しでも消えるように工夫した。

 それでもソースの香りは消えなかった。たこ焼きを食べてからなんと1週間にもなるというのに相変わらずクルマの中にはソースの香りがするのだ。オレは消臭剤のスプレーをふりまき、そうして今朝乗り込んでみたのだがやはりほのかにソースの香りがするのである。これはもう諦めるしかないのだ。

 一時の欲望に負けてクルマの中でたこ焼きを食べるという愚行をしてしまったばかりに、車内にはいつまでも消えないソースの香りという烙印を押されてしまったことにオレは深い悲しみを覚えたのである。こんなことなら車内で食べるべきではなかったのである。

 クルマの中にこびりついた匂いはなかなか取れない。車中泊なんかを繰り返す方のクルマはきっと汗臭いような気がするし、車内で性行為に及ぶような不埒モノのクルマはどれほど悪臭がこもってるのだろうかとオレは想像する。もっとも中には快適な香りもあるわけで、美女の運転するクルマはなんとも言えないいい香りがするのかも知れない。人が人を好きになる場合、その相手の体臭が好きという場合もあるわけで、その場合はよい印象を与える可能性がある。

 ドライバーや同乗者がクルマの中でタバコを吸う習慣のある場合、その車内はどうしようもないほどに汚れるわけでオレは絶対にそんなクルマに乗りたくない。大学生の頃にたまたま乗ったタクシーでは運転手が喫煙者というのに遭遇し、気分が悪くなって降ろしてもらったこともあった。大阪府庁舎の公用車を喫煙室にしていた松井一郎のせいで公用車はひどく汚染されたわけだが、その車内クリーニング費用は公費ではなく松井一郎に支払ってもらうべきだったとオレは思っている。

 クルマの中で何かを食べるときは匂いの強いものは食べてはいけない。これはもうクルマを愛する人間によって鉄則である。オレは不用意にたこ焼きを食べてしまったことを激しく後悔している。クルマにペットを乗せておもらしされてしまったり、幼児を乗せてこぼしたミルクやよだれで汚れてしまうのはある程度覚悟を決めて乗せているから納得がいく。しかし、たこ焼きのせいでこれほどダメージを受けるとは思わなかったのが今回のオレのケースである。

 オレは生涯クルマの中でたこ焼きを食わないと固く誓ったのであった。


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2025年04月02日(水) 黄砂に汚(けが)れて        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan





 給油のために近所のガソリンスタンドに行くと、洗車機の前に長蛇の列が出来ていたのである。ここには200円のコイン洗車機があるので近隣のコイン洗車の中では一番安いから休日にはいつも客が殺到する。

 オレは自宅の庭で洗車できるのでコイン洗車機は利用したことがないのだが、妻に使わせているお買い物用のホンダ・アクティを洗車機に通してみたことがある。結果は最悪で、水垢の汚れは全然落ちないし、結局自宅でもう一度きちんと洗わないといけなかったのである。なんでみんなあんな役立たずの洗車機を利用するのだろうか。オレには不思議で仕方がないのである。それとも今のクルマはコーティングされているので撥水機能があり、水洗いだけで基本的にキレイになるということなんだろうか。

 そのオレの車には一面に砂混じりのまだら模様の汚れが付着していて、オレは3月から4月にかけて何度も洗車しないといけなかったのである。すべては黄砂のせいである。黄砂の汚れは本当に不愉快である。こんな迷惑なものを飛ばしてくる中国政府に対して、日本はきちんと抗議すべきである。ゴビ砂漠を緑化してすべての黄砂を防がない限り、中国から制裁金を徴収するとか言えないのだろうか。黄砂に混じって有害な物質も飛んでくるのである。酸性雨で日本の森林も破壊されているのである。賠償金を取るべきだ。

 もしも逆の立場なら絶対に中国は日本からゼニを取ろうとするだろう。そして外交下手で腰抜けの日本政府ならあっさりと相手の言い値で支払ってしまうだろう。こんな時にこそきちんと日本は日本の立場を主張しないといけないのである。

 黄砂に汚れたクルマはちゃんと大量の水で洗ってやらないと傷かつく。同じことが火山灰に汚れることが多い鹿児島でも起きる。クルマを大切にするオレにとって黄砂は天敵みたいなものである。もしもオレの家が火山灰の降る鹿児島県に住んでいたらどれだけ大変だったのだろうかと思うのである。 

 『黄砂に吹かれて』という歌があって、歌詞だけを聴くとなんだか黄砂が素敵なもののように勘違いしてしまう人も居るかも知れないが、実際は忌まわしいとんでもない迷惑なものであると日本国民は理解しないといけないのである。だから中国に対して怒れということではなくそれは単なる自然現象なんだが、砂漠の緑化という事業に対して中国政府はどれくらい真剣に取り組んでくれているのだろうかと検証すべきである。

 ゴビ砂漠からやってくる大量の黄砂にはウイグル自治区で行われた核実験による放射性物質は含まれてないのだろうか。もしもそんなものが検出されれば日本政府は激しく抗議しないといけないのである。怒るべき時は怒るというのは外交関係の基本である。


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2025年04月01日(火) 「異心の会」解散のお知らせ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan






この話はフィクションであり、実在の政党とは無関係であることを最初に断っておきます。


 全国紙の一面を飾ったニュースは「異心の会解散」という文字だった。大失敗に終わった大馬鹿万博を巡る数々の汚職が明らかになり、その汚職に関与していた異心幹部が次々と逮捕され。党代表であったY村も逮捕されたことで住民の怒りは頂点に達した。異心の会は、TVに仲良しの本吉興業の芸人を多数出演させて「逮捕は冤罪」「東京モンの嫉妬」「万博は実は成功していた」というキャンペーンを打ったが、その猿芝居はもう通用しなかった。また、万博コンパニオンに性接待させていた疑惑や、コンパニオンが実は異心幹部の愛人だったことが暴露されるなどのスキャンダルが週刊文秋によって書かれることとなり、もはや事態を収拾するためには「解散」という形を取るしかなかったのである。

 国税庁は異心の会の隠し資産を見逃さなかった。新型コロナ感染が拡大の時に「年内に大馬鹿ワクチンが完成する」というデマ情報を流して創薬ベンチャーの「アンチデス」の株価のつり上げをはかり、高値で売り抜けるという形で1000億円以上のゼニを不正に得た投資グループの存在を国税庁は摘発した。不正に得たゼニは金のビリケン像などに変えられていたが全て押収されたのである。その投資グループを実質差配していたのは異心幹部とつながりの深い人物だった。

 そもそも異心の会というのは、落選した痔民党の世襲議員たちが既得権益を守ろうとして作った選挙互助会のような組織だった。彼らの選挙手法はかつてナチスがユダヤ人をスケープゴートにしてドイツ国民の支持を得たこととよく似ていて「公務員は既得権益者」「仕事が楽なのに給料が高い」「市バスの赤字は運転手の給料が高いから」というキャンペーンを打って住民を騙したことがきっかけである。前任者の手柄を自分のやったことと自慢する「コレオレ詐欺」まだ実行できていないことを「達成しました」と自慢する「やるやる詐欺」、「無償ワンコイン」という意味不明な日本語の「異心文学詐欺」に代表される「異心三大詐欺」は住民を洗脳するのに役立ったのである。

 スケープゴートにされた公務員たちは給料を大幅に減らされ、住宅ローンが返せなくなって家族のための自殺したお父さんや、学費が払えなくなって援助交際に走る少女が出たりしたがそれらの事実は世間に知られることはなかった。この大馬鹿の悲劇について、日本の他の地域の人は「あいつらが勝手に招いたことだから」と冷笑していたのである。

 大馬鹿万博の真の目的は、その跡地に世界最大の巨大パチンコ店を建てることだった。その巨大パチンコ店の収益で社会福祉が充実するととんでもないホラ話をする腐知事さえいたのである。そんな情けない地域になってしまった大馬鹿が、日本から見捨てられることは自明の理である。

 ただ、大馬鹿から選出された国会議員たちの行動は常軌を逸していた。国会でサチコという女性とラインをし続ける金玉議員や、差別発言を平然と行う馬村議員などのトンデモ議員がいた。「選挙での嘘はOK」と語るクソみたいな議員もいた。

 地方議員の中には女性議員に不同意性交を迫るやつもいたし、関係者が突然謎の死を遂げることもあり、政党というよりは反社と言った方がお似合いの組織が「異心の会」だったのである。構成員には元ヤクザも混じっていたので、反社組織と親和性が高かったのは言うまでもない。

 その「異心の会」が解散したことで日本の政治はかなりまともな方向に進むだろうと日本国民の誰もが思ったが、一番被害を受けた大馬鹿府の再建の道のりはかなり困難なことが予想された。公立高校は半減し、公教育が完全に崩壊していたために文盲率が上昇し、もはやそこは日本とは呼べなくなっていたからである。府県境に立った人は、そこから広がる荒涼たる風景を見て「戦争でもあったのか・・・」と誰もが涙を流したのであった。


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