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| 2024年01月28日(日) ■ |
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| 『東京イヴニング』 |
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『東京イヴニング』@bar bonobo
小林径さんのパーティー『東京ナイト』の変則版(オールじゃない版)『東京イヴニング』にHAOが登場。 --- �ヅ臻�明:Syn, Vo 窪田晴男:G 横山英規:B, Ts 棚沢雅樹:Drs Gak Sato:Theremin ---
当人たちが「20年ぶりくらいじゃない?」といっていたので調べてみた。知る限りでは直近が2010年1月『PROGRESSO』@Fiat Spaceかな。平日のオールで行けなかった(泣)。その前が多分2008年12月『東京モダニカ Vol.8』@Red Shoes。週末のオールなら行ける! とクアトロからタクシーで乗り付けたら(『極東最前線』とハシゴだった)もう終わっていて、なんでそんなに早い出順なんだよ! おねむか! と逆ギレしてトボトボ帰ったんだった。
で、2012年には『大友克洋GENGA展』関連イヴェントの『Καρδια』で�ヅ臻�明、窪田晴男、多田暁セッション。かなりHAOなメンツ。チケットとれなかった(泣)。
あと2019年のNHK土曜ドラマ『デジタル・タトゥー』の音楽が�ヅ腓気鵝�演奏がHAOってのもあった。完全即興が信条のバンドなので、音源が残るってのがもうすごい貴重。それをいったら三上博史『ORGA'N』のレコーディングメンバーにもHAOのメンツが揃ってたんでした。クレジットと詳しいレヴューが掲載されたサイトがありましたので、リンク張らせて頂きます。 ・TECHNOLOGY POPS π3.14 「ORGA’N」 三上博史
って、サブスクあったのにびっくりよ! でもこれCDパッケージのデザインが素晴らしかったんだよね。フィジカルかなりオススメ。
でも�ヅ腓気鵑�FBでは17年ぶりって書いてるなあ。もはやどれが正しいのか……てか活動長いと情報も散逸するねー。mixiに記録が残っててよかった……。
……と長々と書いてますが、ライヴ自体はおそらく14年ぶり。え、てことは私が観たのって1993年2月の竹芝インク以来……!? いや、2000年代に入ってから一度はあったような…いやでもそれって行けなかったやつを行きたすぎて行ったつもりになっているのかも……自分の記憶が信用出来ない。テキストサイトも始めてない時代なのでログがない。
それにしても当方窪田晴男を聴き続けてもう35年というところですが、今になってこんな近くで演奏を観られるとは。過去イチの至近距離、誇張なしで15cmくらいの距離。窪田さんのボーヤくんと並んで観てた。ぶつかって演奏の邪魔になったらどうしようとビビり倒してたが、これ以上後ずされないくらいぎゅうぎゅうだったのね……。またボーヤくんが「何かあったらすぐ対応しなきゃ! エフェクター見えるように足元照らさなきゃ!」って感じのすっごい緊張感で、ペンライトを握りしめたまま喰いいるように師匠を凝視してたからこっちも一緒に凝視したわ。いやー、六本木インクでもこんな近くで観たことなかった。径さん有難う有難う!
「90分なんて、こんな長くやるの始めて」「六本木インクでは長くて1時間ってとこだったもんね」「久しぶりだけど、あえて事前に会ったり打ち合わせたりはしなかった」と�ヅ腓気鵝�マイクにはあのヴォコーダーのフィルターがかかっていて、MCで使うと聴き取りづらい(笑)。4人(のちに+1人)の機材と通常のDJブースを収めるにはあまりにも狭く、機材トラブルもぼちぼち。径さん自らブレーカーの様子見にいったりも。しかし演奏が始まればあっという間に空気が変わる。1曲終わって窪田さん「いやー、出来るもんだね」。
サウンドチェックはしたけど事前リハはしてない。登場してそれぞれ音のチェックをして、いつの間にやら始まってる。カウントもなし。一箇所だけ、ブレイクのタイミングで棚沢さんがカウント入れたんだけど、その前後がズバッと合う。これにはシビれた! 文字通り音で火花が散るかのよう。棚沢さんの動きとドラムの音が一致しないぞ? と思ってたら�ヅ腓気鵑�出してたり、今の音の主が見つからないぞと探したら窪田さんのエフェクターだったりと、この音今誰が出してる? と探す作業もまた楽し。聴く方も必死。各所に�ヅ腓気鶲�の音や、窪田さん印のコード展開が浮かび上がる。棚沢さんヘッドフォン外したけどその方が音の揺れに対応出来るのかな。横山さんはずっとニコニコしてるけど、表情と全く一致しないフレーズをポンと入れてきたりするのでスリリングだな。
てか90年代のライヴではフロッピーディスク(!)使ってたよねーなどと思い出す。お寿司屋さんみたく並べて�ヅ腓気鵑�「へいらっしゃい! どれにしますか?」なんていってゲストにリズムパターン選ばせたりしてさ。「いつも誰がどんなネタ持ってるかって探り合いだったよね。終わるときのサインは指3本出すって決めてたけど、まだだ、まだ終わらない、お前まだネタ持ってるだろ! ってケンカになったりして(笑)」と�ヅ腓気鵝0柄扱ε弔気鵑�「このバンドの正しい見方(聴き方)は、いちばん困っているのは誰かを探して、その苦しんでる様子を見て楽しむこと」といっていたのですが、もはや誰も困ってない。どんなネタを出されてもニヤニヤして音のやりとりをして、そのうち爆発的な重奏が生まれる。居合のような静と動。
当時から腕利き、バカテク、ツワモノという言葉がついてまわるバンドでしたが、熟練というものはかくも凪を生むものか。どなたか神々の遊びといってましたが、ホントそんな感じ。いやはやお戯れを。
Gak Satoさんがミラノから帰国中ということで、後半の2曲参加。楽器を置く場所が他になく、�ヅ腓気鵑凌晋紊蹐砲△�DJブースに陣取る。よってアイコンタクトも一切なし、全員が耳と、気配を感じ取って演奏する。その格好いいこと! �ヅ腓気鵑�「次はポップで行こう」といった後の展開がめちゃアヴァンギャルドだったり、しかしそれが妙に耳触りがよかったりして、ポップという定義と解釈の奥深さに感じ入ったり。
�ヅ腓気鵑�「この歳になっても音楽で生きていけてうれしいし有難いこと」っていっててしみじみした。「そうだね」と窪田さん。「次は誰かいないかもね!」なんて笑ってたけどやめて! 元気で長生きして!
いやーそれにしても窪田さんのあの音、あのカッティングをこんなに間近で聴けて観られて幸せだった。自分以外の音に対する判断と反応の早さ、選択に次ぐ選択、その選択を引き出す蓄積の多さ、それを出音する技術と応用力……あの正確さ、あの強さ、あの美しさはこうして創られているのかと感動するばかり。演奏に真摯で、普段とステージ上の言動に差異がなく、ハコのスタッフに対するふるまいも誠実だったのを目の当たりにして、そのことにも改めて感動したわ……。前述の�ヅ腓気鵑痢屬海虜个砲覆辰討皺山擇農犬�ていける」という言葉とともに、『ミッドナイト プリーチャー物語』を思い出しまたもしみじみしたのでした。テクニコ版も勿論持ってますよ……ってか市場に出回ったの500枚だけってマジ!? 名盤なのに!!! 譲りたくないものがあるのなら譲らなくていい。自分の信念を貫き通すその強さ、一度も裏切られたことがありません。ずっと心の師匠です。
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�ヅ腓気鵑笋気掘爾諭次�その叫んでた泥酔者、微笑ましくもあったが終盤あまりにも無礼が過ぎた。久しぶりのライヴだったのに興醒め。酒に呑まれたらダメ。周りもとめろ。
そうそうエミさん来てた格好よかった。開演直前「窪田さん! エミです!」って窪田さんに挨拶に来たので目の前で見られた。眼福♡
散歩コースにあって、長いことなんだろうここと思ってたのね……やっと入れた。てかここでWu-LuがDJしたって面白すぎる、シークレットだったけど(急な来日だったから、関係各位もろもろで配慮があったのかも)事前発表されてたらキャパオーバーだったと思う
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| 2024年01月22日(月) ■ |
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| 『Re:Preconscious / 前意識について』#20 |
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『Re:Preconscious / 前意識について』#20@LIVE HOUSE FEVER
あ、アンコール入れたら3曲でした。
--- Taigen Kawabe(Vo, B) 中村弘二(G, Syn) 柏倉隆史(Drs) 中尾憲太郎(B) ---
2022年8月から始まった中尾憲太郎49歳(と書きたくなる。てか中尾憲太郎21歳ももう49歳かー!)、柏倉さん、ナカコーによる即興演奏ライヴシリーズ。今回で20回目だそうです。昨年ゲスト出演したタイゲンくん再登場、前回逃してしまったのでやっと観られてうれしかった! ベース2本、しかもそれが中尾さんとタイゲンくんなんて燃えるじゃないの〜。
4人バラバラと登場し、カウントもなくニョロ〜と始まり、みるみるうちに演奏が絡み合っていく。終わりの合図もなく、ニョロっと終わる。アンコールのときだけ最後の「ジャンッ」をアイコンタクトで合わせて全員爆笑というハッピーな場面も。
この日はレギュラーメンバーである中尾さんと柏倉さんが土台と展開を主導して、ナカコーとタイゲンくんがそれに応えるような感じに見えました。とはいえ全員がフックを仕掛け、それぞれがすぐ反応し、BPMは同じでも速度が違って聴こえたり(勿論速度自体が変わっているところもあった)、12拍を6、4、3、2で割ってみよう! の様相でビートも生きもののように変化するし、まー音がうねることうねること。音色も文字通り多彩で、サイケデリックにも、プログレにも、クラウトロックにもドローンにも化ける。ただひとつ共通しているのは、音が、ぶっとい!
中尾さんとタイゲンくん、どちらも楽器が歌う歌う。中尾さんはベースの高音域をピック弾きしてギターのような音も出し、コード弾きもし、リフをメロディにもする。タイゲンくんはベースらしい音域を指弾きし、リズムをキープしつつエフェクトを加えたヴォーカルもかます。Bo Ningenの楽曲でもよく顔を出す、わらべうたのような旋律を唄う。「かえるがなくからかーえろ」と同じメロディもあった。ハミングから、明確な言葉があるもの、そしてラップと、「うた」を聴かせる。
ナカコーはギターのリフにエフェクトをかまし、シンセも扱う。浮遊と疾走、俯瞰で全体を見ているよう。柏倉さんは流石のリズムマスターっぷりで、いちばん中尾さんとアイコンタクトが多く、全体を引っ張りつつもバランス感覚を失わない、馭者のようなプレイでした。いやー面白かった! そうそう、終盤にミラボまわしたスタッフさんもグッジョブ!
思えばナカコー、実物見るの初めてだったかも。聴いているシーンは近いし、知っている楽曲も多い(「YUMEGIWA LAST BOY」なんて映画『ピンポン』大好きだったこともあって何度聴いたことか)。90年代はミックスジャンルのクラブに行くと、必ずといっていい程かかっていた。でも、ライヴに行くきっかけを逃したままだった。あのサウンドは、こうして作られていたのだなあ。昨年のsuedeもそうだったけど、何年も経って、こういう形で現在を聴けるというのはうれしいことです。
タイゲンくんは「ここでこういうこというのもいやらしいんですけど」と前置きしつつ、「お三方みんな、学生の頃聴いてて! 憧れだったんです! 少年ジャンプみたいなこといってっていわれそうだけど夢は叶うんだ!」というようなことをめちゃ早口でいって感極まっており、皆ニコニコしました。ステージ上の3人もニコニコ。
てか中尾さんELECTRICのロンT着ててさ……。hideとかミッシェル好きにはおなじみの、高橋恵美さんのブランド。確か2014年に閉店とともにブランドも終了したんじゃなかったっけ、物持ちよいな…というかだいじに着てるんだね……としみじみした。
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| 2024年01月13日(土) ■ |
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| 梅田哲也展『wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ』1期2回目 |
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梅田哲也展『wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ』1期2回目@ワタリウム美術館+空地
(最後迄書いたあと、1期は14日迄、2期は16日からだと知る。という訳でこれは1期の感想です、ご了承ください…書き直すのつらい……「1期」と書いているのは「1回目」ってこと! 「2期」は「2回目(リピート)」! はーやっちまった2期はもう行ける日がないよー)
耳をすますと、1期では気づかなかった音がより多く聴こえてくる。1期でピンとこなかった「1分前の私」の声が「1分後」に届く、という意味は理解出来た。自分たちが聞いた4階での話が、2階に移動したとき4階から聴こえてくるのだ。20分ごとに参加者を招き入れているパフォーマーが、次のチームに同じことを話しているからだ。その辺がクリアになったのは、集音と発音の場所が変わったのだろうか? 今となっては確かめようがない。
1期と2期では内容が変わる、とのことで今回2期。基本的には同じ流れだったが、1期を知っていて改めて2期を体験すると、自分の動き方も変わってくる。それを踏まえてか、ガイドが極力減らされていたような印象。
「ほっぽらかし」をいちばん顕著に感じたのが、終盤にある美術館から空地への移動。1期ではパフォーマー以外の出演者(美術館スタッフ?)の話を聞くスペースがあった。地図や写真を見せてもらい乍ら説明を受け、それから空地への移動を促される。2期でのそこは無人だった。「船」の出航時間と空地への道順が書かれた紙の束が置かれてはいたが、その紙を手にとるかどうかもこちら任せ。美術館の備品だったらどうしよう、勝手に持っていっていいのか? と考えることになる。結果的には同じもののコピーが沢山置かれていたことが判断材料になった。その紙をヒントに、それぞれ勝手に「出航時間」迄に空地に行けばいいことになるのだが、行くかどうかももはや自由だ。「船」を見たくなければ、手を振りたくなければここで終了してもいい。手に持って見ていると、他のひとに「その紙、どこにありました?」と訊かれる。なんだか昨今の、リアル脱出ゲームや謎解きツアーのようになってきてないか? それはそれでいいのか?
空地での過ごし方も同様で、各々自分で終了を決める。1期であった、空地で育てていたという野菜の説明も、それをネズミが食べていたらしいという話も聞く機会がなかった。糸電話からの発信もなかった。2期だけの参加者は、ワタリウムの歴史とそれにまつわる物語を知らないまま帰ることになる。これを不親切ととるか、自分で探究しろと突き放されたと思うか……。
1チームは6人が上限。1期は全く知らない同士の全員単独客、2期は6人中2人組が2組。その分、知り合い同士がくっついて話しっぱなしという場面が多く生まれていた(これが「謎解き」現象を助長したともいえる)。それでも空地でお茶を配ってくれるひとというのはどちらのチームでも自然発生し、信用というものの面白さを感じる。魔法瓶のなかに入っているのがお茶とは限らない。空地には無人になる時間がある。第三者が入り込んで何か細工をしないとも限らない。それでも参加者は、船が出てくるのを待っている間お茶を飲み、はーあったかい、おいしいですねなどと言葉を交わす。実際には空地を常に見守っているスタッフがいるのかもしれず、何かあったらすぐ駆けつけるのだろう、とは思う。安全ってなんだろう。この緩さはとても興味深かった。
ちなみにこの回は、信号待ちで停まっていたサイクリンググループが自分たちに手を振っていると勘違いしたのか、手を振り返してくれた。これも信用と安全のコミュニケーション。
ほっぽらかしにされるのならこっちもなるべく好きに動こう、と、2階ではあちこち覗き込んだ。パフォーマーが休憩時間に食べる用か、架設の裏におむすびやバナナが置いてある(1期ではなかった気が…)のを見つけ、ふふっとなる。自分の都合上、1期も2期も休日の早い時間帯の回を選んだが、夜や雨の日はどんな感じだったのだろう。この日は私が離脱した1時間後に雪が降った。雷も鳴り、近くの国立競技場ではラグビーの試合が1時間中断した程だったという。このとき空地はどうなっていたのだろう? 時間帯をズラして参加してみればよかったかなあと思う。
とはいえ、最初のチームを外部から目撃することも出来、これはこれで楽しかった。最初の出発チームには、空地で「出航」を迎えてくれるひとが誰もいない筈だ。手を振り合えないのは寂しいなあ……てかあのパートって最初の回はどうやってるんだ? と、早めに行って美術館周辺をウロウロしていたのだ(怪しい)。なんと空地には演奏チームがいた! トランペットや銅鑼(だったかなー)を手にした人物が、出航合図をライヴで鳴らしている。ええ〜これって初回特典? 初回のひとたちってこのことに気づいてるの? などと思いつつ明子姉ちゃん(『巨人の星』)のように物陰から見守ったのでした。
そうそう、事務所にあった写真のこと。改めて凝視したらキース・へリング、筑紫哲也、ダライ・ラマ(!)、磯崎新もいた。そして1期のときは「故人が多いなあ……でも篠山紀信は健在だね」と思っていたのだ。年明け、1月4日に篠山氏は亡くなった。こういうこともあるのだなあ……とひとの命の儚さを思う。
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そもそもこれに参加してみようと思ったきっかけは、くるみさんがパフォーマーとして参加していると飴屋さんが告知していたからなのだった。パフォーマーはシフト制。誰がどの回に出るかは判らない。1期の参加回にくるみさんはいなかった。今回はどうかな? と思っていたら、MCの役割も果たす二人目のパフォーマーとして、くるみさんが出てきた。それ以外の方は1期と同じだった(長沼航さんとヒカル・ワタリさん。ワタリさんということは、和多利家の方かな?)。凛と立ち、明朗に話すパフォーマーだった。
・梅田哲也展 wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ(1期)┃artscapeレビュー 「時間差の構造により、鑑賞者が目撃した光景が、鑑賞者自身によって“再演”される」という手法 記憶の残響/残像を、本作はパフォーマンスのレベルと美術館建築の物理的なレベルで共振させた。また、梅田のパフォーマンス作品は、常に舞台芸術に対するメタ批評を胚胎させているが、本作では音楽の反復構造への言及を通して、「タイムライン」という舞台作品の基底の可視化がさらに重なり合う 『wait this is my favorite part/待ってここ好きなとこなんだ』というタイトルの由来にもなった、ミヤギフトシの映像作品《The Ocean View Resort》も観てみたい
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| 2024年01月12日(金) ■ |
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| TOKYO No.1 SOUL SET『NEW YEAR’S PARTY〜新年会SET ’24〜』 |
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TOKYO No.1 SOUL SET『NEW YEAR’S PARTY〜新年会SET ’24〜』@Shibuya CLUB QUATTRO
トシミくんはすごい思うところあるんだと思う、13年前のこともあるから。だから尚更きっといいことある、みんながんばろうねってストレートにいってくれたんだろうな。トシミもビッケも、何度も「これからも続きますんで」といってた。「3人生きていきますんで」、とも。
----- オープニングDJ 山下直樹(ex.SLITS) --- アフターパーティーDJ Kza(Force Of Nature) --- LIVE: 川辺ヒロシ 渡辺俊美 BIKKE 笹沼位吉(ベース) 三星章紘(パーカッション) ---
仕事が終わらずギリギリ到着、フロアに入ったらもうステージに5人が立っていた。ほんっとギリだったな! 山下さんのDJちょっとしか30秒くらいしか聴けなかったよ〜キィー楽しみにしてたのに!
DJ〜LIVE〜DJの流れがフワ〜っと繋がる感じですごい今回クラブ仕様だった。それがとても心地よかった。フロアもなんかずっとザワザワしてたし。トシミやビッケがMCしてても聴いてないひと多いし(笑・まあそもそもふたりともが噛み合わない会話をしているんで。恒例ですね)、はなちゃんはMCに被せてめっちゃ運指チェックの音鳴らしてるし(笑・指つったらしいと後で聞いた)良々はうるさいし。そうだったー良々うるさいんだった、と久しぶりに思い出した。ここ数年声出せないとか役者は舞台公演中ライヴに行けないとかあっただろうからな……。禁止とか強制とかではないけど、舞台やってるときコロナやインフルエンザに感染しちゃったら公演が飛ぶから、そりゃライヴもクラブも行きづらいわ。とはいえそれは今も続いていることなので、お互い気をつけましょうね……それにしてもうるさかったな良々(再)。
みんな好きに聴くし好きに動く。酒買いにバーカウンターへ行くし、知り合いに会えばハイタッチしたりする。演奏中でもMC中でもそれは同じ。特に今回、新年会って雰囲気がすごく良くて、いい大人が皆揃ってニコニコしてた。アフパもジャンケン大会とかして、メンバーもその辺うろうろしてて、話しかけられたら答えるし、一緒に写真撮ったりする。見てるとファンでも友人でも区別なく接してる。というか誰が初対面で誰が知己かわからないくらいのアットホームな空間。
セットリストの組み方も巧かったと思う。序盤〜中盤のスイッチの入れ方、徐々にギアチェンジして、終盤の畳み掛けではフロアも揃ってステージに釘付け、という流れ。この日がライヴデビューだった新曲「サヨナラが咲き始めたから」、とても良かった。タイトルと歌詞は先に発表されていたので、「え、サヨナラなの……」なんて思っていたものだから(入場者プレゼントとかジャンケン大会の景品とか妙に気前がいいし……)、そのあと何度も「続くから!」と言われてホッとしたりなんだり。で、サヨナラ〜I don't know〜春はの流れがすごく良かったのね。どれも2010年代以降にリリースされた曲。フロアの反応も良くて。
年齢層は高めなんだけど、若い子もぼちぼちいるのが面白い。SNSやコミュニティFMといったメディアを適度に使っていることに加え、ここ数年は各地に足を運んでミニライヴやエキシビションを開催している。三人とも常に日本各地をライヴやDJで巡っているし、そのコネクションも強いのだろうと思う。あと沢山のフェスに顔を出しているものね。「3人生きていきますんで」には、ここにいるみんなも一緒に生きていくんだよ、というリスナーへの伴走もあるように感じる。優しいな。
トシミくんが年明けの能登半島地震に際してのチャリティライヴをする、という告知をしていた(その後ソロだけでなくソウルセットの参加も決定)。具体的なことはいわなかったけど、とても心を痛めているのだと思う。13年前の東日本大震災と福島第1原発事故で、トシミくんの実家は移住を余儀なくされた。それ以前でのライヴでも、故郷のことをよく話してくれていた。お父さんがイノシシ獲ってきてお母さんがつぶして近所に配るとか(笑)、自然がいっぱいでいいとこだとか。移住すればいいじゃんとかいわれている能登の現状にはいろいろ思うところあるんじゃないかな。
帰れない故郷、亡くなった友人たち。ソウルセットは生きていくというキーワードを持っている。それはリリックにも常に表れる。トシミくんはいつもエモーショナルに唄う。ビッケはクールで、時折突如エモーショナルなフロウを投げる。ヒロシくんはずっとクール。このトライアングルを、まだまだ観ていたいし聴いていきたい。彼らはそれに応えようとしてくれる。でもそれって、誰かのためにと無理しているのではなく、自分たちがそうしたいからなんだろう。そうでいてほしい。
とジーンとなりつつ、急にエモくなるビッケってシロさん(『きのう何食べた?』)のお父さんがカッ! となるときの感じと似ているなーとニヤニヤしていました。好き。これからも、みんな元気でまた会いましょう。
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setlist(こちらを参照させて頂きました。有難うございます!)
01. 黄昏'95 02. 状態のハイウェイ 03. JIVE MY REVOLVER 04. 風のVISTA 05. 否応なしに 06. Stand Up 07. 夜明け前 08. Hey Hey Spider 09. Oneday 10. Elephant Bump 11. Still 12. サヨナラが咲き始めたから 13. I don't know 14. 春は、今、、 15. Another Sun 16. ロマンティック伝説 17. Innocent Love 18. 隠せない明日を連れて 19. Let's get down 20. 知らない夢〜Bow&Arrow 21. Jr. 22. RisingSun 23. Sunday encore 24. Key word〜Too Drink To Live 25. (トシミソロ)27,8
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この物販ちょうかわいかった! しかし一度ひろげると元に戻すのがすごく難しいらしいので恐ろしくてひろげられない(笑)。田口さんが告知に出てきてくれて、「家族総出でたたんでパッケージングしたんだけど、すごい時間かかって汗だくになった」といってましたよ……「という訳でたたむの難しいそうなんで、そのままにして飾る用と使う用、2枚買ってください」とビッケ(笑)
・双葉高創立100年/歩み固かれ目は遠く(5)ミュージシャン 渡辺俊美さん(56) 「新たな景色」音符で描く┃福島民報 昨年10月の記事。母校も休校になって今もそのまま。トシミくんは福島のことをずっと気にかけてる
ビッケすごいよく動くなーよく息切れしないなと思ってたんだけど、やっぱ疲れたそうです(笑)
・そういえばビッケ、以前「ハワイとか行きたいのに年末にライヴあると行けない!」っていってたよね。これからは旅行とか行けるんじゃない?(微笑)
・クアトロ久々だったんで、あー、ここでペットボトルを投げるチバくんを見たなあ(@ウィルコ・ジョンソン)としみじみした。チバくんも投げるんだよペットボトルをよ
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| 2024年01月03日(水) ■ |
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| 『宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました』 |
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『宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました』@新宿武蔵野館 スクリーン1
元日の能登半島地震が起こる前に予約していたもので、なんとも複雑な気分で出かけて行きました。
原題『육사오(6/45)』、2022年、パク・キュテ監督作品。年末年始に楽しい映画だ〜と公開前から気になっていたこの作品。「육사오(6/45)」というのは、45の数字の中から6つを選ぶ、日本でいえばロトくじの名称だそうです。冒頭のツイートにも書いたけど、これは直訳されても意味が判らない。大ヒットしたドラマ『愛の不時着』にかけて、うまいこと邦題と副題をつけたなあと思いました。
日本円にして約6億円の1等当選くじが軍事境界線を超えて北朝鮮に飛んでいってしまった。韓国軍はくじを取り返したい。北朝鮮人民軍はくじをドルに替えて色々と足しにしたい。互いを敵対視していた(そりゃね……)両軍は、くじを換金するべくすったもんだ。ありえねえ〜、でもおかしい! そして最後にはこうだったらいいのに……とホロリ。
かつては(そしていつかまた)同じ国の人間。言葉は勿論通じるし、普段食べるものもほぼ同じ。面と向かって話すと個人が見えてくる。血が通わないように見えた軍人の、人間味が滲み出てくる。実家の農場を復興したいとか、妹が歌手デビュー出来るといいなとか、親の入れ歯を新しくしたいとかね。境界線に詰めているひとたちは、軍事衝突が起こらない限り毎日のように顔を合わせているようなもので、親近感も湧いてくるものなのかもしれないなんて、夢かなあ。
無事金が手に入る迄、お互いの人員を数日相手側で生活させることになるのも有り得ないのに笑ってしまう。バレたら当然タダでは済まないだろうし、というか命も危ないし、ハラハラドキドキ。しかしここで、お互いがお互いにひとつ善行を施すことになる。南は北に畜産(繁殖)のノウハウを伝え、北は南の人命救助(地雷撤去)をする。伏線の引き方も上手くて、南の子が利き酒ならぬ利き牛乳が出来る程の畜産天才だったり、北の子が他に観るものがないから台詞を暗誦する程同じドイツ映画を観ていたりと、序盤「しょうもない……」と笑っていたシーンが効いてくる。
かくして思わぬ形でくじは無事(!?)ドルに換金、ハッピーエンド。別れはちょっとせつなくて……南北統一はまだまだ遠く、解決していない問題も山積み。常に緊張が続く両国のことだけに、どこ迄笑いにしたものやら……と思いつつも、ああ、本当にそうだったらいいのに! と思わせてくれる結末に拍手。
『JSA』ネタも結構入っていたようで、というか、主な舞台がJSA。本来のJSAはJoint Security Area(共同警備区域)ですが、今作はJoint Supply Area(共同給水区域)。思えば宣美も『JSA』ぽいですもんね、南北の兵士と、真ん中に女性将校。スイスネタもありましたし。あ〜これもこれも『JSA』ネタなんだろうなあと思い乍ら観ていた……実は『JSA』未見なのでした。初見はスクリーンでという夢があってな……観たいよ〜(観ろ)。
ローカルネタが多く、訛りや方言が笑いのポイントにもなるので、翻訳は難しかっただろうと思う。「パワーポイント」が「力点」とか直訳でもウケたけど、その辺は訳者さんが上手いこと当てたのかな。で、冒頭に書いているように字幕監修が松尾さん。互いの国の流行語や若者言葉を練習する場面は松尾さんがアイディア出ししたのかなとニヤニヤしました。
そうそう、いがみ合う両者をなだめ、結果的にいちばんいいアイディアを出した韓国軍の給水補給官にも取り分を与えてほしいと思いました! どうなったんだろ。いつか彼らが再会出来るといいな……としみじみしつつ劇場をあとにしました。といいつつロトくじ(後述)の当選番号は忘れずチェックしたワタシ。
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・輝国山人の韓国映画 宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました いつもお世話になっております。恥ずかし乍ら知っている役者さんが誰もいなかったので、配役がわかって助かる……くじを手に入れた南の兵士(酪農青年)役のコ・ギョンピョめちゃめちゃよかった! 電波傍受で南のカルチャーに詳しくなってアイドルのダンスも踊っちゃう北の兵士役のキム・ミノもキュートでした
・우리 지금 만나(俺達今会おう)┃【歌詞・和訳】チャン・ギハと顔たち-장기하와 얼굴들 本編の監視塔シーンと、エンディングで使われていた曲。本編では北が「出会い」という曲を流し、その返答として南が流す曲なんですよね。和訳を読んでまたしみじみ
初日から5日後だったけど景品は殆どなくなっていました。この日も盛況だったし、観客が増え続けているのかな? だといいな
・そういえば日本の宝くじは非課税だけど韓国は所得税引かれちゃうんだっての知らなかった。学び
・動物も沢山出てきてかわいかったなー。ウリ坊とイノシシがいい仕事してました
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