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| 2025年12月29日(月) ■ |
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| fractrec presents『OBSCURE TOWER 2025』 |
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fractrec presents『OBSCURE TOWER 2025』@プリマヴェール下北沢
ライヴ納めはmouse on the keysでした〜ビル1棟貸し切りでライヴ! 展示! お話! ごはん! motkキュレートだからか凄腕クセ強ドラマー揃い。楽しゅうございました! 『OBSCURE TOWER 2025』
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) Dec 30, 2025 at 0:52
いやーいいライヴ納めだった。最後の最後にデカいの来た!
来年20周年を迎えるmouse on the keys、アニヴァーサリーイヤーを前に大忘年会を企画してくれました。ERAが入っているプリマヴェールビルをまるまる貸し切り、ライヴ、アート展示、映像上映会、トークセッションと盛り沢山のプログラム。1〜5階を何度往復したことか……年末のいい運動にもなりました(笑)。大トリのmotkライヴのときには出る側ももうヘロヘロ、川��さんは「シラフでやることじゃない…ライヴ終えて早くビール呑みたい……」といっていた。
内訳はざっとこんな感じ。 ----- 5F UP / トークセッション、上映会 4F ERA / ライヴ、フード 3F ABYSS / 展示 2F RESONANCE / スタジオライヴ、物販 1F SOURCE / エントランス、ドリンク -----
ERAのフロアにはカレー、唐揚げ、焼売のお店が出店。1Fでコーヒー出してたのはtoeの美濃さんだったらしい(気付かなかったよ!)。カレーのいい匂いが漂うフロアで繰り広げられるライヴは最高。再入場可なところもいい。3Fのイマーシヴサウンド展示は1人ずつの入場で(室内は本当にひとりきり。スタッフも外。贅沢!)行列が出来ていたけど動線がしっかりしていたし、スタジオライヴの方は入場制限もあったけど対応が的確だった。入場時にプログラムとタイムテーブルが記載されたリーフレットが配布されたのでいちいち端末開けて見るより早いし、そしてここだいじ、ちゃんとタイムテーブル通りに進行している! やれば出来るんじゃん!
何故ここ迄厳しいこというかというと、昨年のEX-THEATERのことを根に持っているからです。またああいうことになったらやだなーと思っていて、正直当日迄気が重かったんだよね……。そのときの反省を踏まえての今回なのかどうかは判らないが、とにかくオペレーションもアテンドもEX-THEATERとは段違いでした。装飾等の場づくりデザインも統一性があって良かった。そういえばコロナ直前の『MOUSE 2 MOUSE』はちゃんとした運営だったよねえ、なのになんでEX-THEATERは……今回はスタッフ皆自分とこで揃えたのかなとか、キャパに対する招待客が丁度よい数だったのかななんて終演後好き勝手に話してました。とにかく今回はちゃんとしてた!
観たのはざっとこんな感じ。
■WOZNIAK(RESONANCE) drs, electronics:星優太、g:藤谷真吾 フル。チケットとってたのにコロナで中止になって、その後なかなかタイミング合わなかったWOZNIAK、やっと観られた…当時は完全独演だったけど、その後ライヴ形態を変えたそうで「今めっちゃ仕上がってるってSNSに書いてください!」ていってたけどホントすごかった。1inamillionの藤谷さんとのデュオ編成。ドラムセットはタムなしでスネア、キック、ハイハットとシンバル1つ。スネアには2種類の音を出せるパット付き。パッと見はシンプルだけど音かずはめちゃくちゃ多い。スタジオライヴだったのでめちゃ近、正面のスピーカーど真ん前で聴けたので音圧も凄かった。「念願叶ってmouse on the keysのイヴェントに呼んでもらったので、攻めたセットでやらなきゃと思ってこういうふうになりました!」「幕開けにふさわしい演奏になったと思います!」とのこと。ほんとそう!
■5kai(ERA) フル。ツインドラム編成になってから初めて観たけどすごかった(すごかったばっかり)。ギターのひとがドラムと兼任、というのも面白い。ビートの抜けがよく、居合い抜きのような間のヴォーカルもかっこよー!
■川��昭+新留大介+上川林太郎“ガリシア映画祭/新留パリ滞在記”(UP) 途中から最後迄。新留さんのパリ滞在報告会のコーナーで、ラジオ・フランスの見学に行った話が出て「西村カリンさんが仕事してるとこだ!」とひとりで盛り上がっていた。カリンさんは音楽/音響の造詣も深いし、新留さんと会えばいいのにと勝手に妄想していた。フランスはアーティストをだいじにする、待遇が厚いという話が興味深かったな……どんなジャンルでも年間30本(だったかな)ライヴをやれば、余裕をもって生活出来るくらいの補助金が出るとのこと。それだけの本数をこなせるブッキング力も試されているとのこと。
■PRMT SCRM“東京モンキーセンター”(ABYSS) ■村松英俊 “return to stone”(ABYSS) ■Immersive Sound Experience(ABYSS) 展示一気見。PRMT SCRMは川��さんがひたすら絵を描くプロジェクト。デカいケント紙にオランウータンの精密な鉛筆画。村松英俊さんはギターの自動演奏(?)と映像のインスタレーション。mmersive Sound Experienceはスピーカー配置の妙で立体的なサウンドが聴ける。映像もあり。
ここで途中抜け、下北に来ていた友人とごはん+お茶などしプチ忘年会。よいお年を〜といって別れる。場内のカレー食べたかったが座るとこがなくてね……。
■mineo kawasaki(ERA) drs, electronics:川��峰央 途中から最後迄。初見。リハの音が聴こえてきて「え、なんかすごくない? あとで寄ろう!」と観たらえれえ凄かった。最初から観ればよかった……。トラックに載せてドラム実演、という演奏体形は決して珍しいものではないけれど、とにかくそのトラックが格好良かった。ヴォーカルチョップとトライバルビートをミックスさせためちゃ踊れるトラック。寡聞にして存じ上げず……今後聴いていきます!
■mouse on the keys(ERA) drs, syn:川��昭、key:白枝匠充、key, syn:新留大介 激混みで殆ど視界なかったけど音はバキバキに浴びれたのでいいや。サポートを入れずの3人体制、剥き身のmotk。エレクトロビートから鉄板のナンバー迄、現在地を俯瞰するような内容で刺激的だった。前述したように川��さんはヘロヘロだったが演奏はキメ捲りでしたよ。アンコールは「toccatina」、アウトロで川��さんが最後の力を振り絞りドカドカにドラムを叩いて「紅だーーー!!!」と叫んでおひらきとなりました。よいお年を〜!
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| 2025年12月21日(日) ■ |
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| 『焼肉ドラゴン』凱旋公演 |
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『焼肉ドラゴン』凱旋公演@新国立劇場 中劇場
芝居納めは『焼肉ドラゴン』凱旋公演でした〜 前回観たときよりは歴史の解像度が多少上がっているので気づきも多かった。アボジとオモニが国に帰れなくなった背景には済州島4・3があったんだな…
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) Dec 21, 2025 at 23:56
いい千秋楽でした。ひと区切りの最終公演(四演!)ということもあるけど、作品の中の登場人物と会えなくなることが寂しく、笑顔で彼らを送り出さねばと拍手を送り乍らも涙はとめどなく流れる。万感の思い。
前回観たのは2016年。このとき済州島4・3事件のことを初めて知ったのだった。韓国映画を集中して観るようになってから、数年経った頃だった。その後、映画や書籍を通してより詳しく背景を知っていくことになる。本国でも根深くタブーとされていた出来事で、今でも口を閉ざしているひとは多い。
彼らにとっての未来から、観客はこの物語を見ている。北へは行かない方がいい。南にも、せめて1987年迄は帰らない方がいい。その思いは届かない。『兎、波を走る』のとき野田秀樹が話していたし、最近では徐台教『分断八〇年 韓国民主主義と南北統一の限界』でも指摘されていたが、当時の北朝鮮は経済的にも韓国より盛えており、社会情勢も安定していたのだという。「地上の楽園」という言葉は、あの時代において決して嘘でなかったし、日本も帰国事業を推奨していた。長女夫妻の移住は、ひとつの選択肢として“アリ”だったともいえる。済州島4・3のことにしても、島へ帰れなかったことであの夫妻は助かった、ともいえる。帰っていれば皆が殺されていたかもしれないのだ。
しかしそんなたらればは、未来がどうなるか知らない当時のひとたちからすれば何の役にも立たない。彼らはそのとき、そのときで、そうするしかない選択をした。賢い長男を私立の進学校に入学させたことも、学歴社会を生き残っていくために最善の策だと思ったのだ。誰も責めることは出来ない。ただただ歴史に、植民地支配と戦争に歯軋りすることしか出来ない。長男の名前は時生。時を生きる彼は、その全てを見ている。北へ行った長姉、南へ行った次姉がその後どうなったのか、彼はきっと見ることが出来る。父や母が知ることが出来なくなる(かもしれない)娘たちとその夫たちの行く末を見守っている。
鄭義信は、どんな悲しみをも笑いに転じる。その逞しさは、転じればそうしなければ生きていけないということでもある。人生はいつも自分の思い通りにはならない。それでも明日はきっといいことがある、と信じて生きていく。それを描く。
凱旋公演の初日前にキャスト変更のお知らせがメールで届く。キム・ムンシクが体調不良のため降板、代役で趙徳安。椿組所属で、『焼肉ドラゴン』には初演から演出助手や字幕操作等で参加していた方だそう。ずっと作品に関わっていたからだろう、最初から出ていたかのようにめちゃくちゃ馴染んでいた。そして松永玲子が負傷につき若干の演出変更(乱闘シーンがちょっとおとなしくなっていたかな。水を使うシーンも減っていた)。こちらは事前のお知らせがなく、当日劇場の掲示で知り驚いた。初日開けてから怪我したのだろうか……松葉杖をついての登場にギョッとするも、当人はもうこうするしかないだろ、という気風のよさで「骨折してますけど〜」とネタにしていた。そっくりな姉妹二役を演じていたので「ふたりとも骨折してますけど〜」といったときはドッとウケましたね……いやはやおだいじに!
前回の三演(2016年)は日韓関係に隙間風が吹いていた頃。その煽りだったかは判らないが、四演中唯一韓国での上演がなかったのだった。キャストも初演、再演とは結構演者が入れ替わっていたが、当方初見がその三演。櫻井章喜の続投をうれしく思う。彼の演じる常連客は、自分にとって目標ともいえる人物像なのだ。オリジナルキャストのコ・スヒでオモニを観られたこともうれしかった。勿論三演のナム・ミジョンオモニもずっと大好き。朴勝哲と崔在哲のパンソリは幕間のロビーを盛り上げる。楽しい時間と、もうすぐお別れの寂しい時間。
オモニは荷台にドッシリ鎮座している。アボジはリヤカーを全力で引く。泣き笑いで見送る。さよなら、さよなら、元気で、元気で。でも本当は、また会いたい。
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島次郎さんの遺した名美術ともお別れ。松永さん画像残してくれて有難う、客席からは見られないアングルも。見られてうれしい!
・日韓に橋をかけた『焼肉ドラゴン』の旅┃内田洋一┃note 歳月はこの劇の受け止め方に変化をもたらした。たとえば、重要な逸話として語られる済州島四・三事件への客席の反応。(中略)認識が定着しただろう現在、島を襲った南北分断の悲劇が日本の「在日」社会に飛び火していたという日韓共通のドラマとして受け入れられたのではないだろうか。 次女の夫が疎外感から「北」への帰還運動に加わることを決意する衝撃的なせりふでは、失笑が起きた。(中略)韓国の観客は笑うべきナンセンスと受けとめたようだ。 内田洋一さんの書かれたソウル公演のレヴュー。現代の韓国の観客から観る1970年代の朝鮮半島事情みたいなものも透けて興味深い。今年日本でも公開された映画『脱走』は、脱北する兵士と追手の高官がゲーム感覚で描かれ、その軽さがちょっとした物議を醸していた。当時を知るひとが減っていき、南に住む若い世代が北に抱く感覚も恐らく変わってきているのだろう。 ソウル公演が行われたCJトウォルシアターは、ファンジョンミン主演の『오이디푸스(オイディプス)』を観に行ったな。また行きたいなあ(泣)
・物販が大混雑、列整理も出来てなくて(あれはいただけない)、そのあと待ち合わせしていたので時間が足りず購入断念。10月の小劇場公演ではキンパ、チヂミ、チャプチェのお惣菜盛合わせとかマッコリ、ジュースもあったらしいんだけど今回はあったの? 全然見えなかった。タイガータオル買いたかったよおお、すごくかわいかったの!
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| 2025年12月20日(土) ■ |
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| 『ポンヌフの恋人』4Kレストア、eastern youth『全国巡業公演〜爆音列島2025〜』 |
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『ポンヌフの恋人』4Kレストア、eastern youth『全国巡業公演〜爆音列島2025〜』
1分で移動出来て助かる。濃いハシゴだった…
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) Dec 21, 2025 at 0:41
同じ通り(ランブリングストリートなんて名称がついたのはいつから?)にある映画館とライヴハウス。『ポンヌフ〜』終了時点でもうO-EASTは開場していたけれど、開演には余裕で間に合い2階のいい位置を確保出来た。
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『ポンヌフの恋人』4Kレストア@ユーロスペース 2
移動が楽なハシゴだったが休憩する暇がなくさっき今日(昨日)初めてのごはんを食べた 壮観のユーロスペース
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) Dec 21, 2025 at 1:11
4Kだけどユーロは2K上映。それでもユーロで観ない選択肢はないし、2Kでも映像のリフレッシュっぷりはバリバリに体感。それにしてもこの看板、いいですねえ。レオス・カラックスとホン・サンス、同い歳の監督ふたりの特集上映が同時に組める映画館。
前回観たときは既にかなりフィルムが傷んでいて、明らかに損傷している箇所もあった。傷だらけのふたり、という意味ではそれも効果になっていた。しかし! 4Kのクリアっぷりは素晴らしかった〜! 猫の毛並み! ビノシュの肌のキメ! 涙の筋! 夜の川面に反射する光が冬空の星のように輝く! あとなんだ、ふたりがマッパで駆ける浜辺のシルエットが以前よりクッキリしている(笑)! 音響もブーストされていた印象。チェロのストローク! 猫のゴロゴロ! ハンスとミシェルの心臓の鼓動! アンプルをバッグから出すときの衝突音!
そしてやはりやはり、圧巻は花火のシーン。色彩が抜群に鮮やかになった。閃光、ダンス、ラジオのエアチェックを思わせるDJエディットな音楽の洪水。作品世界にどっぷり溺れる至福の125分。
あの時代の街(セットだけど。そこがまたすごいんだが)とそこに生きる人物は永遠に焼き付けられ、何度でも甦る。この作品に関わった、今はこの世にはいない人間も、犬(テオ!)も、作品のなかでは生きている。ジャン=イヴ・エスコフィエも、堀越謙三も。映画館で再会出来てうれしい。
ところで身構えて待っていたので気のせいではないと思うんだけど、ラストの「まどろめ、パリ!」の台詞がなかったよ……? 字幕も音声も。編集した? 気になるのでもう一度観たい。そして今更だがそのラストシーン、船首にふたりで立つところって『タイタニック』の原型だったんだな……。いや、はなからそこが繋がると思ってなかったので、今になって気付いた次第(遅)。 (20251225追記:SNS検索したら「『まどろめ、パリ!』がなかった」と書いているひとをを複数確認したのでやっぱカットされてるっぽい。何故)
パンフレットといえば、「(今のコンプラ的に)新世代がひいてしまう要素がないだろうか」「いや、別にひく要素ないんじゃないかな」という三浦哲哉とゆっきゅんの対談が載っていた。個人的には年月を経ていちばんヒッとなったのはミシェルが酒に眠剤入れたとこだな……おまっ、眠らすだけじゃ済まないかもしれんがな! アレックス死んだらどうすんだよ!!! 死ななくてよかったよ…まあそのあとがたいへんなんだが……。で、捕まったアレックスがリンチに遭う(あれ、リンチだよなあ。取り調べの域越えてるもの)ところもヒィとなったが、観ていると一定のリズムで殴られて蹴られてるんですよね。もはや音楽。ある意味感心した。あとあれだ、投げたものが猫に当たらなくてよかったとか。動物はどっちに動くか振り付けられないからね……。
そうなんです、若者の観客がすごい沢山いたんです。多分スクリーンで初めて観るんだろうな、という感じの。いい出会いになるといいな〜。
大島依提亜によるリデザインのマーチも充実。ポスターもパンフも格好いい! 雨だった+ハシゴだった+上映の物販の混雑っぷりがすごかったのでポスターは諦めたんだけど、改めてポスターだけ買いに行こうと思う(翌週月曜日に買いました)。
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eastern youth『全国巡業公演〜爆音列島2025〜』@Spotify O-EAST
曲間の繋ぎがほぼインプロなんだけど、コードでもう次が何の曲かわかるひと多すぎ(にっこり。ワタシもな……)。リフの欠片が出た時点でどよめきが起こる。村岡さんが加入してもう10年(村岡さんのこのツイートを見て気付く。もうそんなになるか!)、ここ数年のeyのライヴにおけるこのブリッジセッション、大好きなのでした。
という訳で全国ツアーは久々、18本という数に「ダメかも、無理かも。俺たちおじいちゃんだし。いや、レディがひとりいますけどね」(「村岡さーん」と歓声)「話かけんなゴルァ!……いやいや、いんですよ……で、スタッフにいやいや行けますって、大丈夫ですって、っていわれ乍ら始まったんですが……意外と大丈夫だったんですよ。全然いけるな? と思って」(大歓声)。いやはやすごいツアーファイナルだった。「機材は行った先々で借りたやつを使ってたんだけど、今日は自前のを使える」。アンプの上に載せてるあれこれもツアー先ではちょっとだけ持っていってたとのことだったけど、この日は全揃いでした。あのこけしとか、中指立てた木製ハンドモデルとかね。そこから今はない札幌のお店の話になって、「憎らしい親父がやってたけど今はもうない。タワマン建てるってんでお店閉めて更地にしたんだけど資材不足でタワマンは建たず、今は駐車場になってる」。なんかこの日の吉野さんは穏やかな感じだった。演奏と歌は鬼神だった。
タモさんはハレの日に着るサテンのシャツ(前も見た気がする)。「タモさーん!」「タモさーん」と声が飛ぶも無だったタモさん、あまりにも呼びかけが続くので優雅に手を振りフロア大喜び。吉野さん曰く「あいつに声かけても全然答えないよ、俺が声かけて無視する。パンダと一緒ですよ、皆パンダに『シンシンちゃーん』とかいってもあいつら全然聞いてないで笹とか喰ってるじゃん。田森は九つの頃から知ってるけどずっとそう」。突然ズッ友なトークをぶち込まれちょっと狼狽しました。盟友よね……。
村岡さんにMCを促す吉野さんという流れも美しく(インプロ区切りでどうぞ! みたいな感じで腕を差し伸べた)、村岡さんが「ツアーの先々でいろんなお客さんに会って、皆このバンドのことをどれだけ大切に思っているかということが伝わってきました」とお話したことにも胸が熱くなりました。生きる〜!
それにしても「夏の日の午後」〜「砂塵の彼方」の流れはすっごかった。何度聴いても吉野さんのギターどうなってんのかわからん。なんでひとりであんだけ弾けるのそして唄えるの? 最高でした。あと今回なかなかレアな選曲だったかと。最新作『2020』からのナンバーは当然として(アンコール1曲目が「あちらこちらイノチガケ」だったのには痺れた)、ワタシ「ズッコケ問答」をライヴで初めて聴いたかもしれない。
客出しの1曲目はザ・モップス「たどりついたらいつも雨ふり」。雨降ってたもんね、粋〜。なんですぐモップスヴァージョンだとわかるかというと、第三舞台の刷り込みがあるからです。反射で泣く。2曲目はわからず。
----- setlist(参照させて頂きました、シェア有難うございます!) 01. 夜明けの歌 02. 沸点36℃ 03. 今日も続いてゆく 04. サンセットマン 05. 夏の日の午後 06. 砂塵の彼方へ 07. グッドバイ 08. 踵鳴る 09. 静寂が燃える 10. 青すぎる空 11. 素晴らしい世界 12. 矯正視力〇・六 13. ズッコケ問答 14. 雨曝しなら濡れるがいいさ 15. ソンゲントジユウ 16. 時計台の鐘 17. 一切合切太陽みたいに輝く 18. 街の底 encore 19. あちらこちらイノチガケ second encore 20. DON QUIJOTE -----
またね〜! 絶対ね〜!
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