へる(ぷ)の日記
へる(ぷ)

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■ 行く年来る年






今年も死ねず 来年も生きる 苦悩の道

年重ねて悩めど 答えは変わらず 胸の底








2002年12月31日(火)

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■ 暗夜行路






月明かりだけが暗夜行路の足元を照らし

きつく握り締めた手には貴方の温もり

空には月にかかる群雲が

不透明不明瞭不明確な道を隠し

貴方は躓き私は転ぶ



倒れたまま見上げた目には群雲

手には温もり

唇に貴方



暗闇を纏い涼風に縛り髪を揺らされて

私と貴方で回り道

この暗夜行路を

キスの一回分だけ

回り道。






2002年12月30日(月)

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■ ミツケテ。





生まれ変わっても私の手を握って

見失っても私を探して

きっと見つかるから

きっと 見つかるから。








2002年12月29日(日)

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■ 午後の授業






右斜め最前列のあの子の席

真ん中中程のあいつの席

窓側最後尾の僕の席

あの子があいつに手紙を書けば

あいつがあの子に手紙を返す

あの子があいつを直視すれば

あいつが照れて下を向く

僕があの子を見ても

僕があいつを見ても

二人の世界は僕には遠すぎて 近づけなくて

仕方がないので どこまでも抜けるような

青い青い空を見ながらため息を一つ

幸せが遠くへ逃げる

長ため息をそっと 一つ







2002年12月28日(土)

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■ 夢法師








おはやうの合図で消えてしまう

僕は切ない夢法師。











2002年12月27日(金)

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■ 蜜






不幸の蜜の甘さに慣れて

もっと もっと もっと

甘い蜜を求めてる

体も心も正直すぎて困ってしまうよ。







2002年12月26日(木)

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■ 聖夜






聖なる夜のプレゼントが挫折だなんて誰にも言えない

でも 一人でうつむいてる姿を見られてるんだから

もう 隠し通せないとは思うけど。








2002年12月25日(水)

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■ 反面鏡







生きてたって仕方がない

だからって

死のうとしたって仕方がない

だったら

迷わずさっさと死んでしまえよ




鏡の中の自分が全てを語ってくれた。







2002年12月24日(火)

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■ 物申す







自殺を否定する前に自殺するまで追い詰められてみな

さぁ お前たちならどうするんだ?







2002年12月23日(月)

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■ 抵抗








嘘が真実だって良いときもある

むしろ

嘘であってほしい真実が多すぎるのが良くない

これが抵抗だろうと思えて止まない。









2002年12月22日(日)

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■ 苦しみ








目が覚めて今日も切ない朝が来た。








2002年12月21日(土)

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■ 朝






おはよう

こんにちは

おやすみ

そして今日もまた

おはようと言わなければいけない朝が来た。






2002年12月20日(金)

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■ この世









同じ血を流しながらも軽蔑と憎悪で区別される

喧嘩然り いじめ然り 戦争然り…

血が流れている限り止まない病だろう

この世は病んでいる

とてもとてもとても。











2002年12月19日(木)

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■ 関係






君と僕の関係は 幸福と不幸の関係に似ている

そう思う そう思わないかい?






2002年12月18日(水)

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■ 時間






可愛らしい時間 愛らしい時間 愛しい時間

恥ずかしがらずに 出してごらん?

僕の時間と重ねてみよう

こうすれば

二人は時間を共有できるんだって

僕は信じているのさ。








2002年12月17日(火)

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■ 忘去。






思い出にならない思いなら

そっと蓋をして埋めてしまおう

あの雪深い 草原の真中に。




掘り起こしてくれるな すれ違いざまの皮肉者たち

これはこれで 思い出なんだからさ。







2002年12月16日(月)

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■ キタナイヒト






綺麗な人間でいるのも大変だけど

汚い人間でいるほうがもっと大変だと思うよ?

だって まず 綺麗になってからじゃないと

汚く汚れられないでしょう?








2002年12月15日(日)

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■ ウシナウ恋。






時が経てば

幼い気持ちが育ち

君は僕を忘れていくだろう

降っては消える

この白い粉雪のように…。






2002年12月14日(土)

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■ 再生。






踏み荒らされた雪

汚された雪

溶けた雪

そして

降ってまた積もって元通り。




傷つけ合った言葉

汚された思い出

消えていく愛情

そして

別れてまた出会って元通り。






2002年12月13日(金)

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■ 処女雪






立ち去ったキミの後姿が

あの街に溶けて消えるまで眺めていよう

キミの後ろを追いかける無数の思い出たち

ボクの涙は届かない





キミが歩いた道を

細雪が埋め尽くし

また新たな処女雪を生む





傷ついたキミは 

いつか出会う前のキミに戻るであろう





…降っては溶け また積もる

この処女雪のように…。






2002年12月12日(木)

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■ サヨナラ





キミの唇が何かを伝えようと戦慄いている

涙で濡れた瞳を瞬かせ

必死で…必死でボクに伝えようとしている

察して立ち去ればもっと傷つかなくて済んだものを 

拙い期待感が両足を地面に縛り付け

キミの一言を求めさせる




掠れた涙声で

「サヨウナラ」と

唇が震えたとき

ボクは瞳を瞬かせ

震える体でその場に崩れ落ち

処女雪の積もる地面だけを噛み締めながら

無言で…










…泣いた…。











2002年12月11日(水)

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■ 切なさ��






ふざけあって 笑いあって

二人の間が狭まれば

二人の周りで誰かが遠ざかる

「お幸せに…」 「あなたもね…」

心とは裏腹の口約束で

灰に埋もれた残り火が燃え上がり

今宵も火消しに涙雫を散水する。






消えなくて…消えなくて…また 涙。






2002年12月10日(火)

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■ 切なさ��






生まれては また 消えていく

丁度

夜汽車の窓に映る夜光のようなもの

美しくも儚いからこそ

僕は また 恋しくなる。







2002年12月09日(月)

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■ ネット






出会いが電波を通してやってくる

簡素・簡便・スピーディー

より出会いは身近になる






…一方通行なのは毎度のことだが…。






2002年12月08日(日)

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■ 存在証明2章(スピード)






僕はここで生きていていいはず。





はっきり言い切れないのが僕の弱さなら

唾を飛ばして叱るのがあんた方の強さか?





僕はここで活きていていいはず。





眼を背けるな。前を向け。くるっと回って 僕を見ろ。





青の藍より蒼いあお。






オーバードライブ。雲を越え風を切れ。





今 ヴィジョンが啓けて僕を飲み込むテレヴィジョン。





デジャヴュの憂鬱。

手首と剃刀のシチュエーション。

麻縄と鎖骨のデュエット。

アスファルトと揃えた靴のコンビネーション。






そしておはよう。さようなら。

2002年12月07日(土)

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■ 存在証明1章






僕の存在を証明するモノ

免許電波名前精子戸籍売女

イイコトを教えてあげる

僕の存在はコイツラみたいな

薄っぺらに証明させられてるんだよ?








2002年12月06日(金)

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■ 死亡中






基本的に僕は死んでいる

基本的に僕は死んでいる

基本的に僕は死んでいる

例外的に誰かが僕を生き返す

だけどやっぱり

僕は死んでいる。






2002年12月05日(木)

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■ 無題






同情でもらい泣き

寛容の心に潜む欺瞞偽善

薄情なピエロ達

早く姿を消さないと

俺が姿を消すぜ?

荒縄の感触

鎖骨に捻り込んだ

キスの痕

手首に食い込む

ペーパーナイフ

痕何回で俺は死ねる?

後何回で

俺は死ねる?




2002年12月04日(水)

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■ イイ女紹介しようか?






ハイエナで恋しよう

誰だって見向きもしないけど

お零れにはありつけるぜ?






2002年12月03日(火)

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■ 道化






道化のままで

路上で踊れば

不審の目

道化のままで

キミの掌で踊れば

不信の目。






2002年12月02日(月)

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■ 当然。







「当たり前が当たり前でないことだった」






…気づいたとき築いたモノが傷だらけ。






2002年12月01日(日)
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