◇日記◇
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ねこぞーから「鍵を下さい」と言われる。もちろん寝言。
「鍵を下さい、お願いします」と何度もお願いされる。
寝言でも気になって
「なんの鍵?」と聞くと
「家の鍵です」と礼儀正しく答えられる。 脱力する。
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ねこぞーのワイシャツを、またなくした。これは夢ではない。
ねこぞーには、まだ言っていない。
オーックスフォード地の青の半袖ボタンダウンです、首まわりは、38。
見つけた方は、私まで。
冬物にも、長袖のなかにもまぎれこんでいない。
去年の夏にはあったのだが。それ以来見ていないことに気がついた。
クリアケースにも、タンスの引き出しの下にも落ちてなかった。
今度はどこから出てくるのか。
……出てくるのかなぁ。
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昨日の毎日新聞夕刊から。
新潟の地震被災地から、猫の姿が消えている、という。
野良猫を含めると、柏崎市内には、一万匹の猫がいる模様だが
エサの豊富な避難所周辺でも、猫が歩く姿が見られないらしい。
単独行動でエサを取ることのできる猫は、犬に比べ、野性的な本能を
残していると考えられるので、地震に際して敏感に危機回避行動をとり
安全な場所に、身を隠しているのでは、と考えられる。
かっこいいな、ねこ。
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この数日、暑い暑い、とだれだれ、ばてばて気味だったが、
突然今朝から、体が軽くなった。
暑さに慣れたか、と喜んだのもつかのま、
今日は、気温が低い日なのでした。
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本州のねこは偉いな、とつくづく思う。
夏でも毛皮だ。
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暑い。
またしても、朝4時に目覚める。
仕方ないので、窓ふきをする。
朝ご飯を食べ、洗濯をし、
掃除機をかけようかと思ったところで睡魔に襲われる。
8時から9時、熟睡。
10時プール。
かろうじて、今日までは学校があるので、まだコドモがいない。
疲れている体を水に浸し、歩いたり、泳いだり。
すごくお腹が空いて帰宅。おやつ。
こうゆう生活をしているからだろうか、このところ、体重が増加中。
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それにしても、おば様方の水着は、スゴイ。
色といい、デザインといい。
半ズボンにベスト、という私なぞかわいいものだと思う。
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暑い。
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現代にも、しゃりばりは必要かも。
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しゃりばりって、なに? という質問に、もうちゃんと答えられない自分に驚愕。
・フランス中世史で、出てきた。 ・大騒ぎ、と日本語訳されるけど、単なる祭り騒ぎではない。
・年齢差の大きい結婚など、共同体の存続を危機に陥れるような場面で行われた。 ・たとえば、その結婚式の夜、新婚夫婦の家のまわりで、どんちゃん騒ぎをし、共同体としては、お前らの結婚は喜んではいないんだぞ、と示す、というように。 ・なぜ、年齢差の大きい結婚か、というと、コドモに恵まれない確率が高いから。 ・人口の減少は、すなわち、その地域共同体(=ブールか?)の衰退である。
・おそらく、年齢差のある結婚以外でも、共同体の規範を逸脱した行為や者に対して加えられる制裁なのだろう、と、これは私の推測。
・フランス史でしか出てこなかった(てゆうか、フランス史しかやってない)けど、たぶん当時のヨーロッパでは広く、似たようなことは行われていたのでは、と誰かが言ってたような気がする。
・ちなみに、北海道だけで売ってる雑誌『しゃりばり』の名前は、これに由来しているらしい。
・ウチになぜか山のようにあるこの雑誌ではあるが、本のなかに埋もれて、今、私には取り出せない。
以上。
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寒い。フリースを着ていても寒い。
7月20日といえば、夏まっさかり。
扇風機を出して、スイカのひとつも食べようか、という季節なのに、
「今日の夜は、豚汁ね」「嬉しいな、豚汁」
という会話を交わすほど、寒い。
ねこぞー父と私の両親は、夜は小さなハロゲンヒーターを焚いているらしい。
みんな70代だから、風邪をひかれたら困るので、
どんどん焚いて、と言っておいた。
送れるものなら、この寒さこそ、新潟に送ってあげたい。
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やたらと悲劇的な夢を見た。
内容はよく覚えていない。
パン粉を求めて走り回っていたことだけ。
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久しぶりに会った友達に、変わったね、と言われた。
どう変わったの?と尋ねると
丈夫そうになった、と。
確かに。
飛ばしすぎずに、現状維持でぼちぼちいこう。
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いろんな人に、いろんな形でいっぱい愛されて、
私って贅沢だなぁと思う。
私も、いろんな人をいろんな形でいっぱい愛していこう。
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ほとんどのことは、どうでもいいことが多いのだけれど、
どうでもよくないことって、ひとそれぞれあるものだろう。
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10日にいっぺんしか帰ってこない配偶者を待つ、ということは
辛いのではないか、と思う。
辛い、と言わないところが、私には、切なく感じる。
子どもがいるから(絆はある、大丈夫)、と言うけれど、3歳のムスメに
10日に一回しか会いに帰らない夫に、ストレスを溜めているのではないかと
心配になる。
10日に一回。わずか1時間半の距離なのに。
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ひとりでプールに通っていると、顔なじみができる。
先日も、またひとり、おじいちゃん(推定年齢75歳)のお友達ができた。
なぜか、おじいちゃんばかり。
おばあちゃんたちは、みな友達同士でプールに来ている。
おじいちゃんは、それぞれひとり。
私もひとり。
ということで、お友達になるのは、おじいちゃんばかり。
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ねこぞーは、私の秘密をかぎつける能力にたけている。
眠っているすきに、何かをたべようとしたり
眠っているすきに、こっそり大○に買い物に行こうとしたり
眠っているすきに、ひとりで楽しいコトしようとしたりすると
間違いなく、起きてくる。
普段は、起こしても起こしても、起きないのに。
とゆうことで、
今日は、起こさずに、
朝からひとりでゆったり音楽を聴きながらお化粧なぞして
楽しいこといっぱーい、風味を醸し出していたら
まんまと、起きてきた。
私の勝ち。
でも、パールのピアスを買ってみせびらかすように付けても
一向に気がつかないんだよね。
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肌寒い。
とゆうか、寒い。フリース、着用中。
一過性の寒さだとわかってはいても、
今年も夏は終わったか、とゆう気分になるのは、なぜ?
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さきほど、ねこぞーがころころっと私の方に転がってきて、私の腕に頭を乗せ、
そのとたんに、非常に驚いて、うわぁぁ、って感じで逃げ帰ったのは、なに?
私の睡眠を邪魔したら怒られると知っているからか。
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昨日は、プールに行った。
歩いたり、泳いだり、バタ足の練習したり。
クロールができないので、私は、平泳ぎで泳ぐ。
といっても、たぶん、ホンモノの平泳ぎとは、ほど遠い。
昨日は、初めて、25メートルを泳いだ。
高校の授業で泳いで以来である。
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今日は、乳ガンの検診の日。
せっかくの休みなので、ねこぞーに車で送ってもらう、という
選択肢を考えていたのだが
いま眠りについたねこぞーには、たぶん(絶対)無理。
自転車で行くか。
自転車でも30分くらい。幸い、ほどよい曇りだし。
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眠い眠い、月曜日。
昨夜は11時に眠ったのだが。
旅にあこがれる。
私も毎日、旅をしているけれど。
内界への旅。
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天気がいい。
気分がいい。
楽しい、嬉しい、上機嫌。
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今日は、ミニバラの植え替えをする予定。
クッションカバーも縫おうかな。
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友達とそのお母さんに、偶然会う。
あー、元気?などと言い合う。
「子宮筋腫がみつかっちゃって」と私。
友達は、数年前に、筋腫で子宮を摘出している。
「二センチならまだ大丈夫だね」と言われる。
「でも、もう閉経するから、大きくならないよね?」
との私の発言に、友達のお母さんが
「あら、まだまだよ、閉経までは、まだかなりあるわよ」
とおっしゃる。続いて
「まだ妊娠する人もいる年齢だし」
「筋腫、大きくならなければいいけれども」
との発言には、がっくりくる。
婦人科の医師も、まだまだ、って言ったが(あまり信じていなかった)
経験者である友達の母親の言葉には、真実味があり、怖くなった。
まだまだ、生理があるのかー。いったいいつまでだよー、と思う。
筋腫育ててどうするよ。
そんなもん、育てたくないよ。
というようなことを、私は自分の母親とは決して語ることはない。
語ることができない。
そこまで自分を母にさらすことが、できない、したくない。
母に対しては、徹底的に閉じている私である。
最近は、もういいや、とも思っている。
閉じたまんまで生きていく。
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つくづく、20世紀生まれの私。
不正出血があって、しかも、どうも排卵してないみたいってことになり、
久しぶりに基礎体温をつけることにした。
あれの何が面倒って、測った体温を“記録”すること。
なので、自動的に記録される、といううたい文句の体温計を買ってきた。
それは、なんとも素晴らしいスグレモノで、
なんたらをなんたらしたら、パソコンであなたの体温のデータの管理が
できるのです、という機能までついている。
しかし。なんだかそれも、うまくできず。
結局、グラフを買ってきて、手書きで日付を入れ、体温を記している。
なんだかなぁ。
ま、いいか。
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疲れているときは、マグロだろう、と今日もマグロを買ってきた。
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なんだか、とても疲れている。
精神的疲労。
身体的疲労。
今週は、予定をなるべく入れずにのんびりしよう。
とは思うものの、もう、今、ねこぞーのお迎えのためにスタンバッている私。
お腹空いた。
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ねこぞーが、ちゃんとしよう、と決意したらしく
目覚ましをたくさんかけて眠っている。
さっきから、五分ごとに鳴る。鳴っては止まり、鳴っては止まり。
ウルサクてかなわない。
もちろん、ねこぞーは起きてこない。
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