壁紙：しろくろねこの家さん
もうひとつの浪漫｜
| 2002年07月30日(火) | 体内 |
囀り（さえずり）は優しく
耳元を擽って（くすぐって）
心臓の鼓動が激しくなって
アドレナリンが迸る（ほとばしる）
その囀りを永遠に閉じ込めて
わたしだけのものにしてしまおう
心の中と 脳の中
| 2002年07月29日(月) | 言い訳 |
かけないときは かけないモノ
しょーがないよなぁ
浮かばないんですもの
| 2002年07月21日(日) | 確信 |
抱擁
そして・・・
くちづけ
鼓動
恐らくは同じ気持ち
・・・言葉はいらない
体温があれば
| 2002年07月18日(木) | 再生法 |
虚ろな瞳には
何も
映っていない
深く入り込みすぎたようだ
少し
遠慮したほうがいいね
壊れた気持ち
元に戻す方法
キミ
知ってるかい？
| 2002年07月16日(火) | 掌 |
掌が丸い乳房を包む
溶けてゆく
迷宮の快感
言葉はない
音もない
ただ
体温だけが
上昇する
| 2002年07月14日(日) | ３０メートルの風 |
風が吹き飛ばしてくれる
何もかも
何もかも
せつなさも
さびしさも
かなしみも
よろこびも
この風が・・・
| 2002年07月13日(土) | 天気予報 |
淋しくなる周期ってもしかして同じ？
かまいたくなる
かまわれたくなる
気持ちが通じたみたいで
ひとり にんまり
雨だけど
ココロは
晴れの土曜日
| 2002年07月09日(火) | 雲 |
向日葵が笑う
明るすぎる日差し
目を細めての運転
サングラス 役に立たない
雲が
大きくせり出して
一気に夏
むせかえるようなこの匂い
１７の夏
蘇る
| 2002年07月07日(日) | 昼下がり |
背中で捕らえる
快感
廻す腕
微かに衣擦れの音
照れ笑い
惰眠
傍で読む小説
紫煙が揺れ
部屋に広がる香り
・・・・それでも
満たされはしない
| 2002年07月04日(木) | 七夕 |
年に一度の逢瀬なら
どんな危険を冒してでも
逢いにいってみようかと
そんなこと
ぼんやりと思ふ
そう
たとえ
雨が降って
川に
水が溢れていたとしても
| 2002年07月03日(水) | 「小説」から |
プライドがそうする？
知るよりも自分が壊れることのほうが
つらいから？
わたしもそうね・・・きっと
過干渉はイヤ
でも
放置もイヤ
我儘な女なの
あなたの何がそこまで
無関心でいさせるの？
いっそ
「サヨウナラ」
云える
相手であってほしかった
| 2002年07月02日(火) | ルール |
車から見える景色は
もやがかかってる
わたしの心も
いいえ
あなたの気持ちも
肝心なところはぼやかし
干渉はしないでおきましょう
いたずらに
かき乱しても
イイコトはひとつもないから
穏やかな微笑の下の
本当は悲しい顔
瞼はもう
腫らさない
| 2002年07月01日(月) | ヒミツのナンバー |
少しずつ復讐が始まっているの
こうみえて
執念深いのよ・・・
敵に回したあなたが悪い
覚悟しなさい・・・・・
