アルの日記
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2002年01月23日(水) 人間味

う〜ん・・・今日は手紙とか書いてた。
はっきりいって今まで手紙を書いたことなんてほとんどない。
携帯やe-mailが普及してからデジタルな物なら書いていたが、アナログな手紙を書いた記憶なんてほとんどない。
年賀状とか暑中お見舞いは除いてね。

長野に引越した友人Mに宛てて書いたのだが、彼は自然の中でなるべくデジタルなものから離れてアナログな生活をしたいと考えているためパソコンも携帯メールもないので連絡手段は手紙に限られてきてしまうのだ(まあ一応、携帯電話もゲットしたらしいのだが電話するのもなんなので手紙という手段を選んだ。)
俺は字がめちゃくちゃ汚いのであまり手紙を書くのは嫌なのだが、この前もらった年賀状や温泉の水のお礼としてアル編集によるCDを3枚送ってあげるついでにちょこっと書いてみた。
まあ字も何も気にしないような親しい友人なのでいいか〜と思い、開き直って一気に書き上げた。

う〜ん・・・手紙とか文章ってやっぱり難しいなぁ〜って思った。
何ていうんだろう・・・これは手紙とかに限らず「表現」って、本当に表現したいことがちゃんとあって、しかも本気で魂込めないと伝えたいことは伝わらないし、人の心を動かすなんてことは絶対不可能なんだなぁ〜って考えてしまった。
まあただ近況報告やCDの内容に対する俺の熱い思いを綴っただけなんだけど(笑)、それだけ書くのにもやっぱり俺の個性みたいのがあって、何ていうんだろう・・・Mのことを思い浮かべながら対話しているような感じ・・・つまりジョークとかもMのツボにはまるような感じを想定して書いている自分に気付いた。
しかも手書きなので俺のいいかげんさとかそういう「文面」以外の情報がたくさん出てしまっている、笑。
う〜ん・・・こういう電子メールとかだとそういう情報まで伝わらないと思うんだけど、何ていうんだろう・・・・・例えば音楽で言えば、機械で生み出したリズムだと人間が生み出す微妙な揺らぎのニュアンスが殺されてしまっていて(つまり手書きの手紙のような味が殺されてしまっていて)どうしたもんかなぁ〜なんて思ってしまった。
まあ、どちらにも長所、短所があるので何とも言えないけど、機械と人間味ってやっぱり相反するような気がする。
別に今の科学文明を否定するわけではないけど、人間味とか魂とかってやっぱり自分にとってはかなり重要なものなのでこれを失わないで大事に育ててなんとかこの世の中を渡り歩いていけんものかなぁ〜とか考えてしまっている、笑。
音楽とかも打ち込み主体で商業的目的が色濃く出てしまっているものってたまに良いのはあってもすぐ飽きてしまうのに対して、人間が表現力を極限まで高めて放ったものってやっぱり一生聞けるようなものが多いし。

う〜ん・・・こんなこと考えてしまう俺ってやっぱりこの今の利益重視の競争化社会では生き難いタイプなのだろうなぁ〜、笑。
まあでも似たような人はたくさんいるし俺のような人間でも生きていく術は必ずあるはずだし・・・・・これからは精神的な豊かさも重視してくれるような世の中に変わってって欲しいよなぁ〜なんて思ってみたり・・・笑。
少しでも自分がそういうことに貢献できるようになりたいなぁ〜・・・とも思ってみたり・・・笑。

ふぅ〜・・・長〜〜〜い独り言でした、笑。
ではでは。


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