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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2008年09月19日(金)
不注意、好んで、不祥事。


擬人化という意味、御存知でしょうか。まぁこのようなところに御足労下さる皆々様におかれましてはそうした属性の方々であろうと認知しております故わざわざ説明不要でしょうが敢て例題を挙げるのならば、あんぱん進化ー! でアソパソマソです。
で、動物を擬人化した際、拘る方は結構拘ります。例えば獣耳は元になった動物のよう目の上辺りではなく、我々の耳の位置から生やすであるとか、鳥人の際天使型じゃ気持ち悪い役割を考えたら腕が翼になる不恰好さこそ真理とか、そういう拘り。因みに自分は例題二つともどちらのパターンでも美味しく頂けます(聞いてないからね)。
しかし、先日我が脳内にぱっとその疑問は舞い降りてきました。それはこれまで、確かに獣人カテゴリで見た事の無い、しかし拘るポイントとなるべきではないのかと思える点。
四足歩行動物に於ける人間との明確な差である、習性や食習慣はそれをミックスさせ取り入れる方も多いですし、牙や爪などの武器或いは毛皮などの防具としての具象化はワイルドハーフや聖剣を始め目にします。
が。
乳が複数あるのは嘗てこの目に写した事がありません。
ん、え、あれ、当然? まぁね想像上だけでも結構微妙ではありますが、例えば鼠人の場合沢山子供が生まれる習性を残すなら、授乳だって沢山出来るよう進化していて然りだと思うんですが。
視覚的な萌えだけに頼っていてはならない! 生き残る為に必要な手段ならばえぐくても残していかなければ!
いや、見たくは無いんですけどね。


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