愛より淡く
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寝つけない夜に、またまた「愛情論」を読む。(愛情論については、以前の日記をご参照いただければ幸いです。)
夫がえんぴつで線を引いていたところが目に止まる。
情熱は不安や苦しみによって燃え上がり、この不安や苦しみがなくなれば、色あせるものです。
結婚は、情熱を殺す。やはり、好きで好きでどうしようもない人とは、いっしょにならないほうがいいのね。なっとく。
「こうしてみると、姦通こそが、あらゆる情熱のなかで、もっとも強いものではないのでしょうか、あらゆる恋愛のうちでもっとも不安や苦しみを伴うものだからです。姦通の持つ罪の意識や、薄氷のように心もとないふたりの関係は、彼らの暗い情熱を密かに、しかしいっそう激しく燃え上がらせずにはいられないからです」
ふむふむ。
ということは、不倫の恋は、不倫でなくなってしまった時点で、色あせてつまらないものになるのね。姦通願望がなくなってしまうから。
まああたりまえのことなのかもしれませんね。
多かれ少なかれ全ての女性には、姦通願望が潜在的にあるとも書いてあった。でも世間一般の道徳的な女性は、理性でそれを押さえられるから、表面には出ない。本人も気づかない場合もある。 「まさか私はそんなイケナイこと考えたこともないわ」と思っている清廉潔白?な女性でも潜在的に欲望はある。というようなことも書いてあった。
でもそのような表面的にも潜在的にも姦通願望の全くない女性も存在するらしいです。
ただし、2パターンだけ。
それは、大聖女とひどいカマトト。ということです。
ありがとうございましたゥ
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