愛より淡く
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まんてんは、やはり陽平さんと結婚することになった。
すっごい急展開。いやきっと知らず知らずに
二人の間に愛が芽生えて育っていったのだろう。そりゃあ同じ屋根の下で暮らしていて、同じ夢を持っていれば、なおさら。
エイジさんがなんとなくかわいそう。
彼がまんてんをあきらめる時に放ったセリフが印象的だった。
「恋人同士の時は、お互いがお互いを見ていればそれでよか じゃばってん、結婚となると、お互いが同じ方向を向いてないと うまくいかんとよ」
うちの夫は、エイジさんがかわいそうでかわいそうで仕方ないと言っていた。
「二年以上も待たされて、待たされて、結局なんもなしで、別れるなんて そりゃあ、あんまりだ。かわいそすぎる。ひどすぎる。せめて・・・」
というようなこと。
なるほど。
お互い同じ方向か。
夫に言わせると、私は、まんてんに似ているらしい。 なんも考えずに思いつきで行動してしまうところとか、天真爛漫なところとか、がさつでそそっかしいところとか。知らず知らずのうちにまわりに迷惑をかけてしまうところとか。などなど。
この人は、私のことをそんなふうにとらえていたのかと、興味深かった。
少なくとも、自分では、天真爛漫とは、全然思わないけど。
でもまわりのみんなにもよくそう言われる。
なんでだろう?
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