愛より淡く
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☆正解者には「女体盛り」
新しく始まった古館伊知郎氏司会のクイズ番組に出場していた。
ルールも何もわからないままに気がついたら出場していた。
いろんな色のワインの入ったワイングラスが飛んできて、それをクイズの参加者が必死で受けとめていた。
わけのわからないままに私も、マスカット色のワインの入ったワイングラスをキャッチしていた。
「あのこのあとどうすればいいんですか?」
と、となりにいた、派手な巻き髪の50代の女の人に尋ねてみた。
「さあ私もようわかりませんねん」
と言われてしまった。なんじゃらほい。
そうこうしているうちに古館伊知郎氏がクイズを読み上げた。
答えがさっぱりわからなかった。
向かいのバイオレット色のワインの入ったグラスを持った金髪が全然似合っていない40代の女の人が叫んだ。
「女体盛り!!」
間髪入れずに古館伊知郎氏が叫んだ!!
「大正解!!!」
するとどこからろもなく巨大な「さしみ盛りの船」が運ばれてきて、見るとその船の上にはさしみではなく、ビキニ姿のぴちぴちギャルが乗っていた。
「正解者のあなたにはもれなくこの女体盛りを差し上げます。ご自由にご賞味ください」
古館伊知郎氏がハイテンションで叫んでいた。
なんなんだろうこのクイズ!ととまどっていると、すでにもう次の問題が読まれてしまっていた。
「その昔大ヒットした、毎回家族がお月見をしながら言い争いになって終わる究極のホームドラマ月はなんでもお見通しの主人公を演じた俳優の名前は?」
斜め向かいのごっつ厚化粧の30代女の人が叫んだ。
「田中健!」
「おしーーでも違う。田中健さんは、主人公の弟でした」
と、思いっきりオーバーに残念がる古館氏。
何を血迷ったのか次の瞬間、私は叫んでいた。
「ガッツ石松!!」
すかさず古館氏も叫ぶ!!
「大正解!!」
するとどこからともなく森の石松に扮したガッツ石松氏が現れた。
「正解者のあなたにはもれなくガッツ石松さんを差し上げます。おめでとうございます」
☆それでも妻は牛乳を買わない
ボクが仕事から疲れて帰ってくると
妻は
「おかえりなさい」
の代わりに
「牛乳は?」
と たずねる
ボクは我が家の牛乳係
毎日牛乳2パック
毎日牛乳2パック
買って帰るのが役目
うっかり忘れてこようものなら
妻の発作が起きる。
「牛乳!牛乳!」と叫びながら走る
家の周りを三周半
その後何事も無かったように
落ち着きを取り戻すけれど
夜になると
「あたしは牛乳がないと生きてゆけない、生きてゆけない」
そう寝言でぶつぶつくり返す。
ボクは我が家の牛乳係
毎日牛乳2パック
毎日牛乳2パック
買って帰るのが役目
時々ボクは思う。
ああ妻よ。
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ありがとうございましたゥ
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