愛より淡く
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2003年03月04日(火) 愛情のカケラで

☆ 愛情のカケラで


愛情のカケラをジグソーパズルのように
つなぎ合わせて愛情のカタチを復元しようと
思いたった。

コナゴナになってはいるが
消失したカケラは一枚もないので

拾い集めて繋ぎ合わせてゆけば
元の愛情のカタチに復元されるはずだった。


しかし
物の見事にコナゴナなので
もしかしたらこれは
一万ピースのジグソーパスルを
完成させるより
難しい作業になるかもしれない。


でもやっぱり
今日は、とってもよい天気なので
そんな気の遠くなる作業は
後回しにして






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ありがとうございました






☆ 元美人妻A子の場合



その昔、まだ新婚だったA子は、近所でも評判の美人妻だった。

当時、彼女の夫は、昼間ひとりきりの妻を置いておくのが心配で、こっそり会社まで連れて行き、自分の社用車の中で待たせていた。

外回りの夫は、妻といっしょに営業に回った。毎日が夢ごこちだった。

たまに取引き先の営業マンや同僚に目撃された。

彼女の夫が、事情を説明するとみんなにひやかされた。というか、あきれられた。


光陰矢のごとし


あれから何年たったのだろう?


もはやA子に当時の面影はどこにもない。新妻だった頃の初々しさや愛らしさのかけらも、ない。

彼女がかつて巷で評判だった美人妻A子だったなんて、いったい誰が信じるだろう?


それくらい時が経ってしまった。ああ無常!!



さっき、夕飯の支度をしていたA子のところに電話があった。夫からだった。


「もしもし俺だ。今日、部下のMとKを家に連れてくるからおまえは、押入れに隠れておくように」

なんやねんそれ?どういう意味や?恥ずかしいて見せられへんてか?失礼なやっちゃ!!!!


ぶつぶつ言いながらも押入れに隠れる今も昔も、変わらずに、夫に従順なA子なのであった。



そこで一句


どこに出しても恥ずかしい妻(サラリーマンKさんの某雑誌川柳入選作)









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テキスト庵さん