愛より淡く
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朝から、炊飯器のごはんのことで、ケンカ。
ごはんがたくさんあまったので、保温のままにしておいたら、朝、炊飯器の中のご飯が乾燥して、カラカラになってしまっていた。
「水ぐらい入れておけ、このタコ」
と夫に言われたので、頭に来た。
私は関西人なので、タコといわれると、異様に腹が立つ。
アホといわれる一万五千六百×8万倍くらい腹が立つのだ。
あまりに腹が立ったので、「タコ言うな!!」
と、思わず夫の前頭部を叩いてしまった。
手加減したつもりだったけれど、思いっきり入ったようだ。
痛い、なにすんねん
と夫に突き飛ばされて、よろけてしまった。
でも私はひるまなかった。
「タコ言うな、タコだけ言うなっていうとるやろが!!!」
そこらじゅうに響き渡るドスのきいた声で、言い返したった。ビビっとった。
「痛いなあ。頭だけは叩いたらあかんぞ。頭だけは・・・」
「タコなんていうからや。タコなんか言うたバチや!!タコって言うな。タコだけは言うな。」
中略
そんなにきつく叩いたつもりはなかったけど、そんなに痛かったのだろうか?
ちょっと反省。
反省しても、私は、あやまらない。絶対あやまらない。
タコだけは言うな。
タコだけは言うな。
タコだけは、タコだけは、絶対言われたくない。
大阪人にタコというのは、最大の侮辱だ。(ってほんまかいな?)
というわけで、私は、タコと言われるのがホンマに嫌いだ。
逆鱗に触れまくるのだった。
そんな感じで、毎日争いが尽きない我が家だった。
争ってばかりで嫌になる。
しかしタコだけは許せん。
タコだけは許せないのだ。
タコと言われると、私の全身の血が逆流して全て頭に上り、頭が大噴火するのだった。
世界の中心で叫んだっていい!!
タコっていうな〜。
。。
。。。
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