愛より淡く
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2006年12月24日(日) |
センチメンタル大全開の夜 |
「クリスマスの約束」という小田和正さんのコンサートをテレビで見ながら、いろいろと、昔のこととか思い出したりして、感慨に浸ってしまった。
最初に出会った頃のこととか。
最初に手紙を出した頃のこととか。
私は、どんなにどんなに小さなことでも
しっかり覚えているけど。
そんな昔のとるにたらないようなことは、
きっとみんな忘れてしまっているのだろうな、って思ったら、さみしくなった。
ちょうど「さっちゃん」の歌に出てくる「ボク」みたいな心境。
忘れられてしまうということは、本当にさみしくてやるせないことだけど、
どうしようもないこと。
忘れられてしまっているんだから、思い出してももらえない。
などなどあれこれ考えながら、テレビから流れる小田さんの歌声を耳にしているうちに、涙があふれてきて、どうしようもなかった。
そんなふうにセンチメンタル大全開の夜は更けていった。
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