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嫌いな食べ物「キュウリ」


2001年10月10日(水) 10月10日1時49分

 愛の中に存在する残酷さが好き。私が彼女を見放したのも、彼女から離れたのも、隙を突いて彼女を奪ったのも、或いは彼と肌を重ね、彼をあざけ笑ったのも、其れは全て愛だったね。自分の性に対する全てに悩む振りをして、実際悩んでいたり、自分の全てに混乱が生じていることも、愛かもしれなかったし、実際そうだったろうし、そうだろう。或いは何かの話に突然流れる涙も。
 愛とは何て素敵なことだろう、残酷とは綺麗でなくてはならない。全てこの世界は、良い悪いの判断ではない。私の美的感覚に見合ったものは全て素晴らしく、(一般的に)綺麗だと思われるものでも美しくなければ唯の屑でしかない。其れは私の中の世界でしかなく、他の人が如何だとかそんなことではないが、私の中で美しいと判断されないものに携わりたいとは全く思わない。実際は全くそんなことはありえないのだろうが。
 「貴方は全て美しいかどうかで判断しているね」
 其の言葉は正しい。


さくま