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嫌いな食べ物「キュウリ」


2001年11月08日(木) 11月8日11時34分

 先ずは、一言。「サイトが出来た。」
 嗚呼、やっとの思いで。というのは実は嘘だ。ずっと前から考案していたにも関わらず、殆ど私の手は進むことが無かった。そうして今日(或いは昨日)某サイトの管理人様とお話していて、途端にやる気になった。下らない、そして単純な精神の構造の一部だった。
 サイトの始めた日付は、今は未だ見ない11月21日と記されている。此れは随分前に書き込んだものだった。さあ、この日は何だ?知るかい?知っているかい?嗚呼、知るわけが無いだろう、貴方は。(大体誰に向かって喋っているのかすら知りもし無いのに、私が!)そりゃそうだ、だってこの日は私の産まれた日付であるから。
 子供染みている、と笑うかい。笑いたければ勝手に笑え。
 精神鑑定を、と薦めるかい。嗚呼、行ってあげようじゃないの?貴方がお金を出してくれさえすれば。

 嗚呼、其れから。彼の決意は完全に消えた。何処かへと消えた。其れは酷く脆く、酷く簡単に崩れ去った。毎晩私を呼び出すメエルが入ってくる。何て可愛そうな人!自分だけは他の人とは違うのだと、そう言っていたのに。そして、私も其の言葉を信じていたことも確かなのにね?けれど相反して常に貴方を試す気持ちがあった。まるで何時ものように、試していた。そうしたら、結果が、こうだ。
 可愛そうに、可愛そうに。早く彼女でも見つけなさい。毎晩私を考えているってね?笑わせないで。本当に、馬鹿な人。私は貴方を、友人としか見ていないと、言ったでしょう。愛していないし、また、貴方も私を愛してない筈だ、と。
 判ったら、身体だけ残して消えて。
 私には体温が必要なだけ、そして、私の身体の価値を調べる「物」が。必要なだけ。…多分。

 嗚呼、何時になったら私の身体の価値は確実に判るのだろうか。

 一生このまま、判らないままなのだろうか。

 今、知っている「愛」は、家族しか持っていない。



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11月8日14時9分

 馬鹿か。死んでしまえ。もう、如何でも良くなった、今は。そうして、今日は、何時も行かなければいけない、場所へは、今日は。行かない。行けない。何があっても、私は此処に、篭るしか手段を失った。
 何があった訳でもない、何があった訳でもない。唯、私の精神が落ち込んでしまった。唯其れだけ。

 生きている理由は?

 自分に価値があるからかい。
 其れなら、答えは?

 Non!

 生活が、楽しいからかい。
 其れなら、答えは?

 Non!

 …愛する人が、居るからかい。
 其れなら、答えは。


 …Oui…?

 たった此れだけ、此れだけじゃぁないか!何て陳腐なんだろう。もう、思春期は終わった筈だろう。私の神様も、会ったらそれなりに世界に順応してるじゃないの。其れなのに。
 ずるいよ、ずるいよ、貴方。私は、狂ったのに、狂わされたのに、多分。或いはたまに、可笑しくなるのに。何故、貴方には其のことが判らないの。
 私を愛している、って言った言葉を忘れたの。どんな男が私を愛していても、一番愛しているのは自分だと、覚えてお出で、と言ったのを忘れたの。

 人生は、螺旋する。

 回って回って、次の瞬間にはこんなこと考えてないと知っても。


 また、何時かは戻って此処に落ち着くのだろうね。



 11月8日14時16分。



 此処に、この、時間に。


さくま