2004年05月16日(日) |
妊娠思い出話 2/破水しちゃったです |
第一弾が妊娠中の食べ物の嗜好だったのに いきなり破水の話かよ。 がはは
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そうなんです。
私の出産は破水で始まりました。
知り合いが二人目のとき、上のお子さんと公園で遊んでいたら 破水してびしょ濡れになり、急いで家に帰って着替えて 病院に行ったっていう話を聞いて、 なんてすごい状況だ・・とびびっていた私。
破水はしませんように・・・
と神様への祈りも(がはは)むなしく、 夜中に破水して、そのまま入院→出産への道をまっしぐらでした。
破水したのは夜中の2時頃で、 当然臨月妊婦の私は寝ていて、はっと目が覚めたら、 なんかパンツがぬれているような気がして、 まっさきに思ったのは、
「これは破水じゃない」。
なんでこう思ったかって言うと、 破水だと認めたくなかったから。わはは
で、気のせいだと思い込もうとして、 なんとそのまま寝ようと思ったんですが、 やはり、一応確認せにゃまずかろうと思いなおし、 ゆっくり起きてトイレに行くと、 やはりぬれていて、 それでも、尿もれかも・・・なんて思おうとした私。
そんなに破水がイヤだったのか。
ていうか、イレギュラーな状況に遭遇せずに 順調に出産したかったんですもん。 ま、その時点で10日前に入院っていう、 超イレギュラーがあったんですが、 それはまた後日。
で、その時点ではもう破水は止まっていて・・ってわけじゃないのもしれませんが じゃあじゃあ流れるとかいうのはなかったんですが、 とりあえずパットをあてて・・・って、このときあてたのが、
新生児用おむつ。
わはははっはは。
だってね、妊娠中だから生理はないわけで、 生理用のナプキンなんてないし、 でも、ティッシュとかじゃ心もとないし、 脱脂綿とかカーゼってのもなんかなって思ったら、 赤ちゃん用品の中に燦然と輝く高分子吸収体が・・・
そう、生まれてくる赤ちゃんのために買っておいた 小さいおむつがあるのに気づき、 なんのためらいもなくそれ使いました。 わはは
で、病院に電話(*)して、「すぐ来てください」といわれたので、 タクシー(*)呼んで、入院用品一式持って(*)病院に直行。 そのまま入院、そして出産へとなったわけです。
あら、結構ドラマじゃん。
さて、プレママの皆さん。 ここでポイントがいくつか・・・。
上記の*。 これ、実は妊婦本にも書いてあるし、 病院からも指導されるんですが、
*病院の電話番号のメモを電話のそばにはっておく *夜中でもすぐに呼べるタクシー会社を調べて同じように番号をはっておく *臨月に入ったら、入院用品一式をボストンバックに詰めて玄関近くに置いておく
なんかね、指導受けたときも本読んだときも、 「そんなことまでせんでも」って私は思っていたんですよ。
病院の番号は診察券に書いてあるし、 タクシーだって実家のアドレス帳にあるし、 荷物なんて、入院の前日くらいまでにそろえておけばさぁぁ・・ なんて結構なめていたんですが、 それでも、暇だし一応やっとくか・・みたいなのりで 準備していたら、あーーーた。
いちいち全部役に立ちましたわよ。
確かに、破水なんてして、ちょっとパニクっているから、 なんでも すぐそこにある っていう状態が非常に助かったし、 夜中のタクシーなんて、いちいちその場で調べてらんないし、 荷物にいたっては、そのままがっとバッグ持てばいいって言う状態の ありがたさといったら・・・
そう、あまり断言ってことをしない私ですが、 少なくとも上記の3点は、臨月にはいったら、 あるいは、その前でもいいから、 絶対に絶対にやっておきましょう。
穏やかな流れで入院する場合にはそうでもないでしょうけど、 それでも軽い陣痛が始まったらっていう状態で、 荷物整理なんてやっぱねぇ。 それに、外にいて、何かあって病院に行くことになった場合にも、 「あれとこれとそれとどれを持ってきて」 じゃあ、絶対忘れものとかあるし、 「玄関のわきにある、緑のトランク持ってきて!」っていえれば、 ご主人にだって、お母さんにだって、友達にだって頼めますもんねぇ。
あまり役に立つこと言わない私ですが、 これだけはきっとお役に立てると思います。
あでも、外国で出産なさる方は、違うかもしれないので 対応考えてください・・ってすごい限定されたメッセージだ。 わはは
で、破水の原因ですが、 それは、たぶん前日の夜の馬鹿笑い。
テレビを見ていて、何がそんなにおかしかったのかわかりませんが、 本当に馬鹿笑いを連発していて、実家の母に、
「そげん笑いよったら、陣痛が起こるかもしれんよ」 (そんなに笑っていたら、陣痛が起こるかもしれないわよ・・がはは)
と博多弁でたしなめられる始末。 そうしたら、破水したっていう・・・・ 馬鹿笑い出産と今名づけました。
破水すると、普通は陣痛が起こってくるらしいんですが、 私の場合、夜中に入院して、朝になっても陣痛の気配がなく、 お昼近くになってもないので、 午後になっても陣痛が起こらなかったら、促進剤を使いましょうといわれ、 「ええええ」と思ったことを、今思い出しました。
で、午後になっても陣痛起こらなかったんですが、 促進剤をあまり使いたがらない医師だったので、 もう少し待とうということになり、 そのまま夕方5時ごろに軽〜い腰の痛みを感じるまで結局何もせずに すみました。
そうだ、それで、破水なんていうことに遭遇して 興奮して寝ずにいたら、看護婦さんに、 「まだ時間があるから、寝ていてくださいね」って言われて、 でも、寝られないし、眠くないからいいやって、 陣痛記録なんかとりながら、寝ないでいたんです。
が、しかし。
そのあと、公式記録7時間、私的には10時間以上の陣痛に苦しみ、 ろくろく寝てられないばかりか、 出産後なんと4年間、 夜泣き等々で3時間以上継続して寝られなかったことを思うと、 あの貴重な半日に、何故寝なかったのか・・・と、 後悔した私でございました。
これから出産を迎える皆様、 入院してからも、寝られるときにはくれぐれもゆっくり寝てください。
追記
そうそう、病院に入ったときか、その直後に、 夫に連絡ってのがありました。 里帰り出産だったので、離れ離れだったんですもん。 翌日の夜中に生まれたので、 無事立会いに間に合い、 陣痛のフォローもしてくれ、 よかったです。 立会いにもいろいろあるんでしょうが、 陣痛中もご主人が同席できる(?)場合には、 ご主人にも呼吸法等々仕込んでおきましょう・・・ていうか、 仕込んでおくと、助かります。 この話はまた後日。
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