私的正論。

2002年09月30日(月) ビリーヴ。

スプリンターズステークスの勝ち馬の名前。

実は先日急逝したサンデーサイレンスの産駒であり。
かの偉大な亡き父に、死角と言われたスプリントのGIを贈った孝行娘だ。


この馬券。
穴党の桜木は外した。
ワイドは当てたが。



信じる気持ちを忘れてたんか。

て。

カッコヨスギか?

けど。この馬券は、あんまりキレイに決まったんでびっくりした。
競馬の世界では、時々こういうことが起こるんだよな。



ピリーヴ。
大切なことだ。


疑心暗鬼という言葉がある。
疑う心が暗がりに鬼を見るか。



百歩譲って。
もしも本当に鬼が居て斬りかかって来たからって、何だってんだ。
こちらから鬼を見て斬りかかるよりゃマシ。

こちらから居もしねェ鬼を見て。
わけもなく敵視してクソを投げつけるよりゃマシだ。



みっともねェとこも有りながら生きている。
けど。

自分を信じる。
自分を信じろ。



鞍上の痩せた豪傑と一頭の馬が。
桜木の萎えた横ッ面を張っていったよ。


信じる心を忘れて。

すまなかった。


風に舞う馬券より物悲しいのは、安全な道を行こうとしたてめえの訳知り顔。


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桜木



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