*-* こころ *-*
もくじこれまでこの後


2002年07月21日(日) 複雑

宴会が終わってから出発したNobuは
事故渋滞(?)のため大幅に遅れて到着した

1ヶ月ぶりに見るNobuの顔
やっぱり少し怒ってる


側に寄って恐る恐る背中に手を回してみる
けど、抱しめてくれる事も無く違うところを見てる


『どうする?』

「お腹すいてないの?」
『中途半端に空いてるかな!?』
「じゃ、どこか食べに行こうか!」


Nobuの後ろを付いて行きながら
やっぱりこなきゃ良かったかなと思ってた

良くわからないNobuの本音



ファミレスに到着して
ワインとつまみを注文して
たわいも無い話を始める

笑わないNobu


いつもの事なんだけど



どうしてNobuって感情表現が下手なのかな?
言葉でも表情でも



ボトルを1本空けて店を出る
お互い全然酔う事も無く
しらふのまま


ホテルを探す前に
コンビニに寄る
お酒を手に入れるために




2人で居るときには必ずお酒がついてまわる
酔わないと本音が出せない2人


日本酒と酎ハイを買い込み
宿探し
2台の大きな車
近曜の夜


グルグル回ってようやく見つけた


部屋に入りまた飲み直し




少し酔ってきたNobu
全然酔わない私



酔うと妙にテンションが高くなるNobuは
ちっとも酔わない私に不満が有ったのか
口移しに日本酒をダバダバ飲ませる


一瞬で酔いつぶれた私
その後何が起こったのかもわからない
泣きながらNobuに何か話したような気はするけれど


ホテルのモーニングコールで目が覚め時は
しっかりNobuの腕枕にしがみついてた




いい歳の男と女が
ホテルで一夜を過ごし


お風呂に入り


その後は眠るだけ


何も着ず
素のままの2人なのに


何も起こらない夜


朝目が覚めて
少しじゃれあいながらも

何もせず

時間だねと言って服を着る



そういうことがさりげなく出来るNobuだから

やっぱり好きなんだと思う




男と女の間に

心のつながりと
身体のつながりと

どちらも大切だと思う


でも、惰性でつながる事に嫌悪を抱く私には


今日抱かれなかった事を
素直にうれしいと感じる



お互いに望んだときにこそ
愛を感じるものだと思ってるから









連れ合いとは一方的なつながりで

私は風俗嬢かダッチワイフかと感じてた


悲しみも、怒りも通り越して
何も感じられない人形になってた



隣で寝ることを恐れ
身体に触れられる事を恐れ



眠れない日々を過ごしてきた




愛されてる事を感じられないまま








Nobuと逢った日から自宅に帰るのをやめた
今は連れ合いと同じ屋根の下で夜を過ごせない


それはNobuがいるというからではなく
自分の気持ちの限界を超えたから


Nobuと知り合うずっと前から抱いていた気持ち






世間では別居と言うそうだけどね








これからどうなるのかな












心 |オタヨリ


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エンピツ