日記病者

For God so loved the world that He gave His only begotten Son,
that whoever believes in Him should not perish but have everlasting life.
John 3:16




2002年02月01日(金) 雪の降る町

雪が降った日だったので、漂う空気にも冷気が浸透していた。
あったかい飲み物が欲しくなって、
1時間目と2時間目の間に一人のろのろと売店に歩いていたら、
1階の中学校舎と高校校舎の間の渡り廊下に出た途端、冬の匂いがいっぱいだった。
冬ってどうしてこんなに匂うんだか。
夏の匂いとか、秋の匂いとか言っても大してピンとこないのに、
冬は嗅覚にやってくる。
甘いような、幽かな、寂しい匂い。
冷凍庫を開けた時の匂いにも近いかも知れないな、分かり易く言うと。
雪とか氷とかの匂いが、冬の匂いを成しているんだろうか。

でも風邪は万病の元だから、皆さん気を付けなくてはなりません。
あたしはうっかり引いてしまって、それがなんだか治らずに、ここしばらく愚図愚図している。
インフルエンザもご一緒に流行していて、気が付けばクラスで5人近くが欠席している。
あたしも休んだり登校したり遅刻したりをだらしなく繰り返していて、
なんだか嫌な心持ちだった。
熱も特に無いから丸1日、家で寝てれば気分良いのだが、
学校で、あの教室の悪い空気の中にいると、忽ち体調が崩れる。
駄目っ子だわー。
でもね、やっぱり人間、体が弱ってると生きる力も漲らないので、馬鹿には出来ませんよ。
うがい、手洗いの実践あるのみ。
でもあたしはやっていない。(これを自業自得というのだな)

小論文が返って来て、辛口なコメントも無かったのはありがたかったが、
戴いた講評を見てから読み返してみると、起承転結の起と結が少しぶっ飛んでいてびっくりしたさ。
自分でも何書いてるんだか分からなくなったので、先生に直接伺いに上がったら、
色々褒めて(この場合は慰めというのが適切だ)戴きつつ、
どうやら承転が知識に留まってて、事例を挙げていないのが良くなかったらしいことが判明した。
そうそう、それを伺いながら、あーやっぱりなぁーと再びしみじみと。
やっぱり経験が伴わないから、知識だけって薄っぺらい。
あたしはまだまだ、何て薄っぺらい人間なのかしらと思った。
色々なことをじっくり考えたい時、右脳が腐っているあたしは、
表面上の理論でしか組み立てることが出来ない。
それはとっても虚しいことだと、自分でも分かっているのだ。
経験が足りないので、心情的なイメイジングが足りないのね。
だから常に、何かを考えた後には妙なもどかしさだけが残る。
それが漸く何だか分かったかも知れない。
結局どんなにいきがってみたところで、まだ17年しか生きてないんだな、あたしは。
そもそも地球から見れば人間の一生なんてあっという間で、
その地球の歴史も宇宙全体から見れば、塵に等しい。
塵よりも僅かな自分の一生を、大切にすることはとても難しい。


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東風 [MAIL]

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