日記病者

For God so loved the world that He gave His only begotten Son,
that whoever believes in Him should not perish but have everlasting life.
John 3:16




2002年02月04日(月) ゆとりが出来ました。

明日からお休みなので、久々に日記を書く。
風邪引いてからどうも怠け癖が出来てしまって、日記書きが億劫になっていた。
いけないねぇ。

何故こんな時に休みかといえば、中学入試だからです。
真面目な小学生の皆様が必死でカリカリやってる間、あたしらは呑気に休日。
ごめんね、小学生諸君。
友人Sは、東京に行くらしい。家族で。羨ましいったら。
あたしはひたすらお家でダラダラネット、或いは読書かビデオ鑑賞か。
自転車でお散歩も良いなぁ。最近してないからね。

そんなこんなで、入試準備の為に今日は早く帰られたので、
レンタルビデオ屋などにも行ってみた。
ちょっと探し物があったのだが、それは無かった。実に残念。
代わりに『キッズ・リターン』を借りてみた。
北野作品、安藤政信氏などが出ている。
まだ若いの、安藤ちゃん。ビデオケースの表紙を見て、ちょっとドキドキしてしまったさ。
うーん、若いということは、それだけで価値があるものだね。
しかし10代のあたしが言う事ではない。

何だったか、日記を書いていないここ数日、色々と書きたいことがあったのだ。
でもいざこうしてパソコンに向かうと、忘れてしまって思い出せない。
何だっけね。イメージの問題がどうこう、とか考えてウズウズしてた気がする。
どうもあたしは忘れっぽくていけない。

ああ、まだ色々と書いていたけれど、消してしまいました。
あんまりこういうことは、日記に書くものではない、と思って。
まだ自分の中で決着のつかないことは、人前に晒すものじゃない。
そうすると、あたしの中にはまだまだたくさんのことが消化されぬまま蟠っている。
この残骸を早く何とかしたいのだけれど、いま少し、成長出来ない。
先日ゆっくり思い返してみたが、昨年のことさえまだ自分の中でかたが付かない。
後輩に委員長の仕事やら心構えなぞを引き継ぎながら、まだ少し胸の奥が痛い。
ちょっとリアリストぶってる癖に、その実、途方も無い理想家だった自分を発見した。
それも、無限と思われた失望の果ての絶望に到達して、漸く見つけ出したのだ。
皮肉な話だね、滑稽極まりない。
生徒が生徒に失望するなんて、滑稽な響きだけれど、とても痛いことだ。
でももっと情けないのは、浅はかで無能な自分にも腹が立っていたこと。
この1年間、ひょっとしてあたしは、自ら進んで矢面に立ち過ぎたのかなぁ……。
それだけの責任がある立場なのだと、思っていた。
他の委員が受けるべき恨み言も、正式な場ではあたしが受けなければならないのだと思っていた。
今になって、「そんなに一人で背負い込まなくても良いよ」と言って下さった
先生の言葉がすんなりと理解出来る。
そんなに責任感に潰されそうな程、真面目に頑張らなくても良かったのかも知れない。
走りすぎるところがあたしの欠点だ。
ただいつも思ってたのは、
生徒のみんなにとって、良い学校生活や学校行事が送れたら良いな、
そんな単純な一つのことだけだったんだけど。
あたしがもっと利口で器用なイインチョウだったら、もっと素敵な1年になっていたのかしら。
……こういう自虐的な考え方が、我ながらネガティブで嫌だわ。
ああ、やだやだ、違うの。違うのよ、こういうのはあたしのカラーじゃないのっ。
あたしはもっと、呑気で気楽な天下泰平極楽とんぼのような人間なんです。
……まぁ、いずれこの1年のことも、良い思い出に収まる日が来るんでしょう。
血小板がきちんと固まって、形成されたかさぶたが剥がれるように。
擦りむいた日から暫くは、痛くても当たり前なのよ。
痛さを無理矢理我慢するようなことだけは、しないようにしよう。
痛いのが、きっと自然なことなのだから。


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東風 [MAIL]

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