2002年02月08日(金) |
案外真理はそんなところに。 |
帰り道、愛チャリをむっつり漕いでいたら、 なんとも無謀な小学生達があたしの眼前に広がって歩行しなさった。 いっつもならそんな無謀な人は譬えオコサマだろうと 「こんにゃろっ、轢いたろか」と思ってみたりもするのだが、 今日のあたしはそんな末恐ろしいことは思いもしなかったのさ。 さて、それは何故でしょう。 ……それはコドモたちがね、とても懐かしいことを言っていたからなのだよ。 彼らは奇妙なしりとりをしていて、 「黄色、って言ったら駄目よ。……の、反対の反対の反対っ!」 そんなことを言って、男の子1名と女の子2名がじゃれあっているものだから、 なんだかほんのりノスタルジックな心持ちがしたのだよ。
昔は男の子とよく意地を張り合って、 「〜の反対の反対の反対の反対の……の反対っ!」と何度も言っている内に、 一体これはもうどっちの『反対』だったか自分でも分からなくなってしまうことがよくあった。 コドモたちのそういう阿呆さが、所謂『無垢』であったり、『純粋』であったりするのだろうか。 気が付けばそれからまだ10年くらいしか経っていないのに、 両手があれば足りるだけの年数だというのに、 あたしはなかなか合理的なニンゲンになってしまっていた。 それなりに生き易いけれど、やっぱりあの阿呆さは貴重だなぁ。 今でも阿呆は阿呆だが、決して他人様から 「純粋な心を持ってる人だよ」と言われる阿呆さではない。 強いて言うならば、 「あの人、ちょっと……変態(または変人)だよね」と言われる阿呆さ。 でもコレだって、それなりに楽しいんだから。放っといて頂戴。
どうでも良いことだが、『ニンゲン』ってカタカナで書くと『ニンジン』に似ている。滑稽だ。
Mステ見てると、松浦亜弥ちゃんが出ていた。 最近良く見かけるね、彼女。CMもよく流れてるし。 あたしはあの子、なんだか好きです。可愛いの、憎めないというか。ロリ心を擽るのかね。 あの鬱陶しいくらいのアイドル臭さが、寧ろ堪らんのだな。 何というのだろう、味の濃い食べ物も、一口食べて二口目に入れば舌に馴染んでしまうような。 そんな感じです、彼女の魅力。つんく♂氏ってすげぇー。 ……こんなこと言うてると、インチキ臭いアイドル評論家みたいで嫌だ。 ロリ心とか言ってる辺り、あたしはやはりオッサン臭い。 だから某アイドル(笑)の堂本剛さんは、あたしのオヤジ心を擽るのだ。 いや、もう、ほんまにヤバイ。ある意味、犯罪者の一歩手前だよな。 女子中高生とか見て、 「若いねぇ、ピチピチしてるねぇ。へへへっ」とニヤつくオジサンに近いものがある。 そんな訳で、あんまり光一さんのオヤジな部分を非難出来んのだよなぁ……。 あたしだってきっと、剛さんと一緒にエレベーター乗ったら、ケツ触ってしまうわ。 堂本光一ったら、男前で高収入なだけじゃなく、何て羨ましい男なの。 ああ、ほらほら、やっぱり相当キテいる。 光一さん、いつかあなたの剛さんに対するセクハラの数々を綴った手記を発表して下さいませんか。
……何てこった、落ち着いて考えてみると、ちょっとこれは間違えている。 剛さんが擽るのは、確かにあたしのオヤジ心もだけれど、 それよりもサド心を擽る方が大きいのだったわ。 うっかり、うっかり。 サディズムはあたしの永遠のテーマです。 いつか誰かとしみじみサディズムとマゾヒズムのメカニズムについて語り合いたい。
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