って言っても中居君じゃないの。 わたくしは加藤剛派なの。 もしかしてもしかするといらっしゃるかもしれない、 この日記をかなり昔より読んで下さってる奇特な方ならもうお分かりかも知れないが、 わたくし、幼稚園以来の加藤剛ファンです。 キンキキッヅ大好き歴とか、山崎まさよし大好き歴とか、もう遠く及ばないのです。 じぃちゃま、ばぁちゃまと小さい頃から仲良くTBSの時代劇を見ていたが、 中でも西郷輝彦氏の「江戸を斬る」と、 故、西村晃氏の「水戸黄門」と、 他ならぬ加藤剛様の「大岡越前」が大好きだったのです。 ああ、思い出しただけでも幸せね。 しかも「大岡越前」はテーマ曲が好きだった。 哀愁漂うメロディー。うっかりするとちょっと面白い、女性のハミング。 それから上品な越前守のお母様と、厳格なお父様(私は荒井注と間違えていたが)。 綺麗な奥方と、越前守の友人、伊織先生。 ……自分でもよく覚えてんなぁ、と思うが、まぁそれほど大好きだったのだ。 残りの二作品にも触れたいところだが、それこそ収拾つかんことになるので控える。
そんで、小さい頃はずっと 「加藤剛のお嫁さんになりたい!」 と言うておりました。おませさん……で片付けていいのだろうか。 今でも変わらず加藤剛さんが大好きなのでありますが、 その加藤剛さんの名作「砂の器」の噂は数年前から聞いてはいた。 「あれはよかったよ」 と珍しく母も推薦した。 ……ただ母に関しては、松本清張が好きだっただけかも知れないが。 そして見よう見ようと思いつつ、忘れて数年。 ドラマで中居君が和賀英良役に挑戦するとかで、また話題沸騰に。 お陰で私も思い出し、やっとこさビデオ屋さんに行くと、借りられてるし。 何度か通って、ようやく拝見しました。 サングラス、微妙だけど……だけどやっぱり格好いいよ!! いや、それより何より、話に感動しました。 涙無しには見られませんな。 でもドラマの方、ちょっとだけ見かけたけど、ストーリー変わってたよね。 本作(って言っても本は読んでないけど)の方は、らい病が原因だったのに、 ドラマは犯罪を犯したことになっているではないですか。 犯罪を犯した理由に関しては見てないから知らないが、 私は映画を見てらい病を扱うことが話の肝だと思った。 なのに、いくら時代との折り合いを考えても、そこ変えたら意味ないんでないかい。 それにまだらい病の暗黒時代を身に受けられた方はご存命だし、 先日もホテルの宿泊拒否の問題とかがあったではないか。 病気は違えど、理不尽な差別問題は依然として残っている。 敢えてテーマはそのまま、挑戦して欲しかったものだなぁ。
んで、昨日最終回だったんだっけ? ちょっとだけまた見たんだけれど、謙さん扮する刑事の会議での一人語りのところ。 本編では丹波哲郎氏があの刑事役でびっくりしたんだが(でも似合ってた)、 あれはやっぱり、和賀さんの演奏とシンクロさせて欲しかったー。 演出でも脚本でも、私は映画の方が断然好きだのぅ。 幼少時代の回想の場面も、オケとびっくりするくらい合ってたから感動したのに。 ただ、映画の方は時間が短いから展開早すぎるのが難ではあるが。
そういえば今度、稲垣の吾郎ちゃんが「犬神家の一族」やるんだって? 「犬神家の一族」も好きだったなぁ。古谷一行氏が金田一役のやつ。 湖で逆仁王立ちのまま死んでるのが印象深かったです。怖かったわー。 しかしやっぱり金田一というと、どうしてもツヨシさんの金田一少年が……。 またビデオ借りてこよう。 あれは可愛かった。ほんと可愛かった。 細いとか太いとか、ツヨシさんの肉付きの問題だけではない! 可愛かったんだって……。 いや、今でも時折可愛いけどね。時折とはいえ、可愛いけどね。 やっぱり金田一少年は可愛いんだわ。 制服? 制服だからなのか? 確かにあの制服は可愛かったけれど。言及はやめておこう。
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