原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2001年11月20日(火) Affirmation / 相対音感 / 音楽2題

★1・Affirmation
★2・相対音感
★3・「キリンジ」
★4・ラヴェルは「T's」?!



★1・Affirmation
『今日一日のアファメーション』(西尾和美・著、ヘルスワーク協会)より

以下引用--------------------------

自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。


11月20日 過去のつらい経験から学ぶ

 共依存の人やACの人の中には、ハラハラする生活や人間から少し離れると、心の痛みやつらかったことなどをすぐ忘れてしまう人がいます。あれほどなぐられたり怒鳴られたりして、みじめな生活をしていたのに、楽しかったことや相手の良い点ばかりが思い出されます。

 このような人たちは、相手が少しやさしくしてくると、あわれんで過去のひどい言動をすぐ許してしまいます。何度も許して、また一緒にくっついたりしますが、その都度同じ虐待や、みじめな人間関係を繰り返します。過去のつらい経験から学ぷことができず、違った行動ができないのです。

 過去の経験から学ぷために、ジャーナル(日記)をつけて、相手のひどい言動や、そのときの悲しさなど自分の心の動きを記録にとっておくとよいでしょう。相手にまた、ひきつけられそうになったら、このジャーナルを取り出して読み返してみましょう。

以上引用--------------------------


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★2・相対音感

私「絶対音感」あるかも。
ううん、ないけど、二つの音があれば必ず、
その二つの音の関係=和音(度数)はわかります。
だから、私も「二つ以上の音楽をいっぺんに聞かされる」のはダメ。
だって、それぞれに音楽としての秩序ある和音(他にリズムとかメロディーとか)で
成り立っているのに、二つが混ざり合ったら、新しい、しかも無秩序な……というより
「無数の秩序がある」音になってしまって、
とっても大変なんだもん。
和音、っていうか二つの音を「度数」という関係性でいつも捉えてしまうことなく、
それぞれの音をそこにあるがままに受け止めることができれば……

って、↑これ、「音」を「心」や「人格」に置き換えたら、
まるで人間関係についてのお話みたい。

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★3・「キリンジ」

NHKのポップス番組で「キリンジ」というバンドを紹介していた。
なんとなく聞くともなく音を聞くと、昔……25年ほど前かな?……
私がよく聞いていた「ティン・パン・アレイ」というのを思い出した。
その時代には、一部では割と話題になっていた……
「はっぴいえんど」のメンバーだった細野晴臣(タイタニックに唯一乗船していた日本人の孫)とか鈴木茂とか、
あとユーミン(旧姓・荒井由美)のダンナさんのマンタこと松任谷正隆とか、
80年代にアレンジや作曲で有名になったベーシスト・後藤次利とか、
ボーカルに南佳孝とか……
なんかすごいメンバーだったのだ。
音楽性は、「歌謡曲」「フォーク」「ロック」ぐらいしかなかったジャンルに合わない、
まさしく「ポップス」だった。
あの頃は、今思うと不思議といえば不思議だけれど、「ふつうのポップス」は「少数派」だった。

「キリンジ」、ああ、なんだか懐かしい音。

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★4・ラヴェルは「T's」?!

また「NHK−FM」ネタ。
番組の名前がわからない(←って調べりゃいいじゃん(^^;)けれど、
さっきからずうっと、作曲家ラヴェルの曲を紹介している。
けれど、ラヴェルの人となりを紹介している出演者が言うには……
「ラヴェルって背が小さかったらしいし、服装にも拘っていて、
アメリカ公演の時にはパジャマを20着ぐらい持っていったらしいし……」
他、なんかお人形さんを集めるのが好きだったとか(?)、ちょっと覚えてないけど
そんなことを言っていた。

……って、じゃあ、ラヴェルって……「T's」傾向があったの?

わあ、わかるぅ…… ぜんぜん唐突に聞こえないよ、そういうのって……

だって、ラヴェルの曲から聞こえてくる世界って、
まるで少女漫画みたいにキラキラしてるんだもん。

よく「音楽家はT'sがかっている人が多い」みたいなことを言われるけれど……
あ、違うな、「男性音楽家は女性的な人が多い」って言われるんだ……
女性音楽家が男性的、ってあんまり聞いたことない……
職業として「男性」音楽家が多いのは、「職業」だからだよね……

それに、私じゃなくても「T'sの感性」を音楽に託そうとする「男性」って
多いと思う……

あらら、ダメだ、番組の中でおしゃべりしている解説が、
みんなT'sと絡めて聞こえてしまう……

(あらら、文体がほとんど「……」で終わる文になってしまっているわ)

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