---□□草原で独り言□□---

2002年09月15日(日) 演奏会を聴きにいった

部活の先生が歌うということで、聴きにいってきました。

「先生チケット売ってくださーいっ。聴きに行く!」
と言ったら、
「あー。いいよ、やるよ。もってけもってけ。」
と言ってくれましたし♪

何気なく私は先生をめちゃくちゃ尊敬しています。
人間的にも素晴らしい人格の持ち主で
部活のみんなからも慕われているし、
担当しているクラスの生徒からも好かれています。
別に金八先生みたいな先生というわけではなくて、気取らない先生です。
もちろん、私も大好きなのです。
あ゛。この日記をみてるかも知れない私の学校友さん。
非常に恥ずかしいからこのこと言わないように(笑)

まず、駅でゆーちゃんと待ち合わせ。
それが5:30。
ちょうどその時刻に出ていた市の周回バスにのって、
6時ちょい前に会場付近へつきました。
演奏会は7時からホールだったのですが、
ホールがどこだかわからなくて迷っていたら、事務室のおじさんが
「あっちだよ」
と指差して教えてくれました。控え室のほうへ迷い込んでたのでした。

さて、指差された方へ歩いていくと、
なんと、ホールのすぐわきの外にあるベンチに先生たちが座ってました。
ちなみに先生の伴奏をしたのも、同じく学校の国語先生で、
二人で一緒にくつろいでいたらしいです。

迷ってしまったことやら、時計を忘れて困っていることやらを話しているうちに発覚。
近くにあったローソンで夕飯を買おうと思っていたのに、つぶれてしまったらしい。

周りを見渡せば、近くにあるのは「薬屋」だけ。
しょうがくなく、私達は途方にくれて店をさがしながら道を歩いていたら・・・
「ゆーちゃん!あれ見て!!」
そう、希望の光が。
「本当だ!!あれは・・・」
「「 ジャスコ!! 」」
というわけで、店発見。
マクドナルドで夕飯を調達。安くて嬉しい。

あと、
「ねぇねぇ、先生に差し入れ何もってく?」
「やっぱ、ここはのど飴だよね!」と話していたので、
100円ののど飴をふたつ買ってまた会場にもどりました。

夕飯食べていたら、部活の何人かと出会ったので話して、会場入り。
すでに席がいっぱいになっていて、すごく驚きました。
誰もかれもとにかく上手くて上手くて、すごかった。
ソプラノ歌手の声に圧倒されました。
どうしたらあの高い声がでるんだろう。
私もあんな声が出せたら、嬉しくてしょうがない。

先生ももちろん上手かった。
いつもはいつもの先生だけれど、
ちゃんとステージに立つとやっぱり音楽家なんだと思う。
国立の声楽家を出て、オペラにも出て、私の憧れとする道を歩んでいる先生。
先生はやっぱりすごい。

演奏会が終ったのは9時。
部活の先輩やみんなといたら、国語の先生がでてきました。
「せーんせ〜〜〜」といって近寄ってしゃべっていたら、
今度は先生が会場からでてきました。
「お、そうだ。のど飴べりーぐーだったよ。
ちょうど、のど飴が切れてどうしようかと思ってたし、うまかった」
といってくださいました。
心から喜んで下さったようで、
私もゆーちゃんもちょい照れくさかったですがすごい嬉しかった。
そして、いつもだったら「べりーぐー」なんて言葉つかわないから、
先生もちょっとお礼をいうのに照れくさかったようだ(笑

先生とみんなと別れをつげて、駅へ。
駅に行ったら、部活の先輩がいたので一緒に帰りました。
3年生の近頃我が部に入部した元男バレーの先輩で、
大学は環境系の学部を目指しておられる先輩です。
そういえばこの先輩も、非常によい方です。
分け隔てなく私達に接してくれるし、面白い上にしっかりしているし。
おまけに目指す学部が同じとなれば、ここはもう色々聞くしかあるまい!!
ということで、電車の中でずっと大学やら勉強やらの話してました。
私もちょうど、再び3年時での文理選択とか、科目選択で悩んでいますから。
あはは、本当にどうしようか・・・。
あと、なんと化学雑誌「ニュートン」とか「エルニーニョ」の話まで(笑
同じものを志す人と話をすることが、こんなにも楽しいだなんて初めて知りました。
初めて一緒に帰る人と、言葉が一回も詰まらずに会話ができたなんて
私にとってはすごいことです。

将来の職業の話もしました。
「私は気象予報士なんて・・・と考えてますけど・・・」
「あーなるほど。
俺は、なれるかどうかなんてわからないけど、環境測量士になりたいんだよね。
ほら、こう、町の水質調べるとか」

何気なく頭をこだまする「なれるかどうかなんてわからないけど」。
勉強もできて、しっかりした人、そんな人でもやはりそう思うんだ。
やっぱり誰でも不安なんだ。

うーん、すごく収穫の多い一日だった。


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S.Soraka [MAIL]