---□□草原で独り言□□---

2006年01月22日(日) この二年間

友達が通う専門学校のファッションショーを見に行ってきた。
高校からの友達だ。思考がネガティブなんだか明るいんだか少し変わった友達で、暗い話をたくさんするんだけど、根はイイ奴な空気を漂わせてる(笑)出会いのせいかもしれない。彼女は同じクラスで、私の前の机にいた。すさんだ空気を漂わせていて、声は少々かけにくかった。けれど、入学初日、つい今先生が説明したばっかりなのに「え、どこに書くの、サンダルの名前」って、いきなりタメ口でそんな間抜けな質問されたら、可笑しくって何か妙に親近感を覚えた。私は人見知りでその時、誰に対しても敬語しか使えなかったから羨ましかったな。
「人見知りをしないネガティブ」って感じ??よく話したし、「ホントヤダ」「死ね」とかそんな言葉をよく言うくせに、人とよくしゃべるし、大笑いもする、友達の良いところに沢山気付いてた。親を嫌ってたかな…。黒い言葉を吐いてたのは、今思えば自分の親に対してだけだった気がしてくる。よく一緒に電車で帰りながらしゃべった。
けれど、気付いたら彼女の空気が温かみを含むようになっていた。私は部活にのめり込んでて、いつから変わったのか分からないけど、でも、もしかして「服」かなと思う。「服を作りたい」ってよく言っていて、もしかしたら、やりたいことが見つかったのかなって。
今日ステージにおどり出た服は、彼女がデザインも製作もしたものだった。それはまぎれもなく服で、どこにも不満などないキレイなドレス、プロが作ったドレス。きっと店に飾ったなら気に入った誰かが買って、着るんだ。本当に服だ。彼女は高校を卒業して、この二年間で服を作れるようになったんだ。縫製のバイトもして。そして、その腕で縫い物の職をつかんだ。やりたいことを、本当にできるようになったんだ。

…私は何ができるようになったかな。


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S.Soraka [MAIL]