---□□草原で独り言□□---

2006年02月05日(日) 不思議な美学

私は恋の話を限られた友人としかしない。今までに私は付き合った人が一人いるけれど、それを知っているのは今でも仲のいい高校部活の仲間4人と、もう1人友人、そして母だけだ。他には誰にも話していない。
もし今、本当に好きだと言い張れる恋人がいて「彼氏はいるの?」って聞かれたら「う〜んまぁ」くらいには言えると思う。
けれど当時は、私の中に不思議な美学があって「何も知らない美しい自分」で在りたかった。
その美学を意識したのは、今までただ一緒にバカしてた一番の私の友達が、ある男性と体の関係を結んだことを聞いた時だ。その友達の彼は私も知っていた人で、けれど私にとっては「人」というよりは「オトコ」という感じで少々気持ち悪いと思っていた。そのせいもあってか、正直に言って「美しくない」と思った。その瞬間、恋人ができるということはいつか汚れることなのかと、恋は美しいものだっていう思い込みが壊れた。まるで「汚れる」なんていうとマンガかよって感じだけど、経験のない私には未だそれは、考えても考えても、腹というか胸というかがむかむかしてきて、とうてい「綺麗なこと」には思えない。
きっと私はまだ子供なんだろう。けれど、何も知らなかった頃に誰かが好きでたまらなかったことが、もっとも綺麗だった。
しかし、友達がだんだん大人になっていくにつれて、綺麗だけが美しいんじゃないと思えるようになってきている私もいる。色んな面があって「恋愛」なのかなぁと思う。


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S.Soraka [MAIL]