ふつうっぽい日記
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「私、ジャンケン弱いの〜」「勝負に強い」なんてよく言う。ジャンケン、されどジャンケン。私はどちらかというと、勝負運なんてものがあるとしたら弱い方だと思う。しかし、昨日近所のCDレンタルショップのイベントでジャンケンに買ってCDシングル3枚を獲得できた。小さな幸せ。さて、ジャンケンにはいくつか想い出がある。今日はそのことについて。 会社勤め時代、あることでほとんど毎日ジャンケンをしていた。ある取引先の対応。受領書を受け取るというただそれだけのことだったが、それだけのためだからこそ、であった、朝礼が終わってから「じゃあ、今日の当番、決めようか」とお決まりのジャンケンが5〜6人で行われる。取引先の方もまさかジャンケンで対応する人間が変わっているなんて思わなかっただろう。私は何度も対応した。そう、何度も負け続けていたのだ。ある週は負けっぱなしで「それって才能なんじゃない?」とか言われていた。1発負けもよくあった。しかし、ジャンケンには心理的なルールがあることを学習した。誰から教わったのか?それは主人である。「いいか、この順番で明日ジャンケンしてみぃ。絶対、勝つはず!」と。本当か?と思いつつ、信じて彼からの教え通りにジャンケンに挑んだ。結果は1発勝ちだった。私も周りも驚いていた。それからは、負けても5連敗なんてことはなくなったのだ。今でも迷ったら、主人の言葉を信じることにしている。 しかし、極端なこともあるのだ。友人の結婚二次会で「ジャンケン負けたらコレあげるゲーム」的なイベントがあった。ジャンケンして勝った方は負けた方に100円玉を渡すというものだ。最後に負け残った(?)人が王者というちょっと変わったものだ。さて、そこで…まあ、気楽なイベントだったけど、あのルールにのっとってジャンケンをした。負けた、次も負けた、その次も負けた。30〜40人いたのだろうか、忘れたが新婦の父親にも負け、ベスト3に負け残った。私のテーブルの周りは私に期待する。もしも、めでたく、コインをゲットしたらそのお金で三次会にくり出そう!なんて声もあがっていた。女三人が残った。結果は、三回のあいこの後、惜しくも勝利。つまり、王者にはなれなかったのだ。なんだか複雑な心境でテーブルに戻ったのは言うまでもない。 たかが、ジャンケン、されど、ジャンケン(笑)
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