ふつうっぽい日記
もくじ|過去|未来
2002年02月18日(月) |
鬼ごっこ『りんごが3つ』編 |
最近の子どもは鬼ごっこをして遊んでいるのだろうか?最近は近所からワイワイ騒ぐ声がしないような気がする。寒いからか?それとも、ここがそういう場所だからか?まあ、私達の住むマンションは子どもはいるけど、日中は幼稚園に行っているだろうし、小学生でも別の場所で遊んでいても別に変ではないが。
あるHPで「山下清」さんのことが日記に書かれていて、絵で存在感をアピールできるって素晴らしい才能〜だとか掲示板につぶやいた。ふと、その時に思い出したシーンがあった。それは、鉄棒を使った鬼ごっこで「りんごが3つ」とたしか呼んでいた。今の私の大人の頭で考えると「なんちゅう遊びをしよったんじゃ…」と思うのだが、当時は一生懸命だったのだ。
「りんごが3つ」の遊び方を簡単に説明する。鬼は一人で鬼ではない者に対して「りんごが3つ」という。「りんご」でなくても「3つ」でなくてもよいのだが、分かりやすく説明するために「りんごが3つ」にしておく。すると、鬼ではない者は鉄棒下の地面に木の棒とか石で「りんごの絵」を「3つ」描くのだ。その間に、鬼は鉄棒ゾーンを3周する。小学校の校庭にある鉄棒だから、横に6〜10個くらい並んでいただろうか、それらの鉄棒の周りを自分が命令した数だけ走るのだ。そして、必要な数だけ走って定位置に戻ってきた時にまだ地面に絵を描いている人間がいたら、タッチする。そのタッチされた人間が次の鬼になるのだった。鬼はちゃんと「りんごが3つ」描かれてあるか、チェックするのだが、だいたい「じゃー次は、ねー」と潔く、相手の絵を認め、難題を投げかけることに夢中になるのだ。ある時誰かが言った「学校が3つ!」なぐり描きで思い思いの学校を3つ描くのだが…さすがに、鬼も「えーー?これ、学校?分からん!」と疑いを主張して、仕方なくその中で学校に似てない人が鬼に立候補する形となって(?)鬼ごっこは再開し、10分くらいすると飽きてしまって「次はブランコで“ねこどん”しよう!」と場所が移動するのであった。
さて、この「りんごが3つ」知っている人っているんだろうか…
次回は「ねこどん」について書こうと思う。
|