ふつうっぽい日記
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1週間前から、今日のことはドキドキしていた。いったい何のことなのか?
今日はお隣の奥様を我が家の福岡ナンバーの車の助手席に乗せて、美容院にご一緒したのだった。昨日、ゼンリンの地図ソフトを起動し、大きめに地図を出力し、時間ギリギリまで「シュミレーション」をしていた。運転するのは、何ヶ月ぶりだろう。大阪に来てからも数えるくらいしか乗ってない。美容院での髪型のオーダーよりも、運転することに集中していた。「人にだけはぶつけるな」「左側をずっと行け」「右折する時は余裕もって車線変更をすること」と主人から言われていた。
さて、時間通りに車は軽快に滑り出した…と思ったらいきなり渋滞に巻き込まれた。珍しいな〜とも思いつつ、大型車も多いし、これが普通なのか…と流れにそって走る(というか、ノロノロ)1キロほど走ったところだっただろうか、多数の右側の車が左側に車線変更していた。何だ?と思ったら1台の車が止まっていて、前の部分が“へしゃげて”いたのだった。前の車に突っ込んだのかもしれない。警察車両も1台駆け付けていた模様だった。行き掛けに嫌なモノを見ちゃった…と動揺しつつも、車を進めた。すると、前方にバスが停車していた。車線変更したほうがいいか、このまま待つか、少し考えてバスを避けて右側に移動することにした。充分に車間距離があったので、スムースに移動できた。と、安心していたら、なんとバスは発車し、短い距離で同じく右側に移動してきた。そして、信号が赤になった。前がバスなもんだから、前方の信号は見えない。まさか…と、嫌な予感が少しだけした。そう、バスは右にウィンカーを出していたのだ。主人によれば、「右側にいてもいいけど、右折車が前にいたらイライラするよ、待てればそれでいいけど」と言っていた。別に、イライラしなかったのでバスが右折してから、直進しよう!と思っていたら、私がいた車線は右折帯だったらしい…さらに「右折可」の信号が誇らし気に点灯していた。後ろの車も右折したいサインを出していたので、しょうがなく、右折することになった。走り慣れてる主人だったら強引に左車線の先頭の前に入りこんだだろうが、私はもうドキドキのほぼペーパーさんなので、流れにそって行くしかなかったのだった。右折をしてから、どうするか?と5秒くらい考えて、お隣の奥様に「駅からだったら分かるよね?」と尋ねる。急な進路変更で動揺しつつも、「たしか、コッチよ!」と駅の方に車を進めた…が、ロータリーになっていて、戻るしかなかった(笑)そこで、軌道修正を試みた。間違って右折したポイントまで戻って来れたので、そこから進むべき道に出た。それからは、シュミレーション通りに現地に着くことができた。
カットが終わってから、お隣の奥様のご好意でエステ体験をさせてもらうことになった。時計は12時半をさしていたので、お昼を食べてからということになった。歩いてでも行けるが駐車場も広いから車で行くといいですよ、とファミレスまでの地図を描いていただたいたので車にて移動。レストランまでは分かりやすかった。駐車場は…というと、ちょうどお昼のゴールデンタイムとあって、車の数の多いこと。さらに、思ったより駐車スペースは狭くて一回りして、1ケ所駐車エリアを見つけた。駐車しようとするエリアの向いには縦列駐車で車が止まっているし、両サイドの車もかなり隣接してて、切り返し切り返し苦戦していたら右隣のオレンジ色の軽トラック(ガス会社だか電力会社だか)の持ち主のグループが食事を終えて戻ってきたのだった。30秒くらい、彼等はうさん臭そうに(?)早く出してねぇ〜的な感じで私の車を見ていたら、泣きそうになっていた(?)運転手、助手席ともに女性の表情を受け止めてくれて「よかったら誘導しましょか?」と言ってくださったのである!「是非是非お願いします!!」と言って、3人くらいのお兄さんの誘導付きで無事に駐車することができたのだった。さて、車から降りよう!と思ったら右側の軽トラの車が出庫するのに苦戦していた(^^;)誘導してもらってお礼に今度はコチラが誘導しましょうか?なんていう自信はもちろんなかったので降りれる幅ができた時にドアを開け、鍵を閉めた。まあ、お兄さんたちは4人ぐらいのグループだったので、彼等には「どうも、ありがとう」「すみません」という声と頭を下げて私達は食事へと急いだのだった。
エステの気持ちよさもさることながら、もたつく駐車に助けの声をかけてもらったことは、「女でよかった〜」と思わずにはいられなかった。この調子で頑張ろう(笑)
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