ふつうっぽい日記
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2002年06月27日(木) |
A,Bともに「頑張れよ」 |
今日は久々にCDをレンタルした。行きつけの本屋の一角にレンタルコーナーがあるのだ。7月いっぱい有効の500円クーポンがあったので、思いきって今日使った(笑)
毎週、木曜は本屋に行っている。今日はお店の人の様子を観察してしまった。というか、嫌でも目に入るというか耳に入るというか…さて、何があったというのか。
体格のいいキャリアのありそうな店員Aが、まだ新入りと思われるひょろひょろした店員Bを教育していた。(バイトかもしれない) 店員Aの言葉「分からないことは“分からへん”って言わんと分からへん。知ったかぶりすんな。お客さまに対しても失礼だろ?よく分かりもしない状態で待たせるのは。な?」そういうことを言っていた。お昼の12時過ぎの話だ。店員Bは反発するでなく、うなだれていた。そんな姿を少しだけ気にしつつも私はCD選びの世界に旅立った(笑)
小1時間くらいたって、ようやくレンタルするCDを選び主人からの依頼の漫画雑誌も一緒にレジへ。なんと、店員Aはまだ店員Bを「教育」していた。12時過ぎに聞いた言葉と、同じような感じ。余裕があったので店員Bの表情を観察した。耳を真っ赤にして今にも泣きそうな顔で「違います!」と店員Aに訴えていた。何か誤解されていたのかもしれない。
私にも同じような経験がある。どっちの立場にもなったことがある。「もう少し大きな声を出しなさい。返事をしなさい!」と言われ泣きそうだった。吐きそうになりながらも、私は見返した。「あなたがいないと困っちゃう」と言われるようになって思いっきり後ろ髪を引かれつつ辞めることができた。そして、教育係という肩書きはなかったが「私が言わなきゃ誰が言う」という状態になり、思いっきり怒鳴った。怒鳴るのと教育するのとは違うが、若さも手伝って正義感を貫きたかったんだと思う。自分を守りたかったというのもあっただろう。でも、何よりも後輩を信じていたからこそ悔しかったのだった。「教育」の仕方は、いろいろある。だまって気付かせたり、窮地に立たされたその時にズバッと我に返らせて実践の大切さを身体で知ってもらうとか、こそっと別室に呼んでネチネチ言ってみるとか。
帰りの道すがら、あれからあのひょろひょろしたB君はどうなっただろう?なんて気にしつつ、A,Bともに「頑張れよ」とココロで応援した。
頑張れ若者!!(私も含む。)
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