ふつうっぽい日記
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2002年07月02日(火) 夫婦で芝居見物

6月30日(日)劇団四季のミュージカル『キャッツ』を観に行った。ちょうど3ヶ月前の私の誕生日にチケットを福岡の友だち(“3バカトリオ”と呼ばれている)からプレゼントされたのだった。なにやら私たち夫婦が猫が好きらしいということと、芝居好き(私は演劇部経験者)であることと、ちょうど大阪であっているということと、3バカトリオの中の1人が四季の会というのに入っていることからおそらく、コレになったのだと思う。

嫁いで3年。なんと大阪で芝居を観に行ったことは一度もなかったりする。芝居の鑑賞は帰省した時に何度かやっていたりする私だ。今回は初の大阪観劇、そして、主人と一緒に観に行くという大イベントだった(笑)コンサートの類いも主人とは行ったことはない(独身時代も含めて)

私は演劇やミュージカルは観てきているので(頻度は少なくても)果たして主人はどんな感じだろう?と少し観察したいところだったのだ(例えば数分で寝てしまうとか…)

私たちの席は2階の後ろの方(C席というお手ごろなお席)だった。前日まで私は「2階I列」(正:2階I列(←アルファベットで「アイ」列)というのを「2階の一列目」だと思い込んでいたのだった(^^;)主人からのツッコミが入るまで私はそれを信じていたと思う。後ろの席とはいえ、結果、迫力満点、舞台との一体感アリで吸い込まれるほどであった。

劇団四季のお芝居は過去に2度(『美女と野獣』、『壁抜け男』)観たことがある。今回の『キャッツ』は、高校時代に福岡でたしかあっていた作品で、気になっていた芝居の一つだった。

さて、開場は予定よりも15分ほど早くて、余裕もって席についた。1時開演の12時15分くらいには着席していた状態で1番乗りで着席した私達。主人は「少ないんじゃないの?前の方空いていそうだね」なんて言っていた。私はココロの中で「そうか?いやいや、満席になるぞ、きっと」と思っていた。私の予想通りに開演に近付くにつれて席は埋まっていった。開演は1時ちょうどだったのだけど、ダラダラ着席する人間などの関係で5分くらい時間は押した(怒)オープニングはキラキラするような、絵本に吸い込まれるような雰囲気で2階席の部分にも役者(猫姿)がチョロチョロっと上がってきて、感動した。何度か2階部分まで猫達はやってきた。目を合わせることも可能なくらいに。主人も暗転になった時は睡魔と格闘していたようだけど、拍手をするところではしていたし、手拍子もしていたし、笑うところでは笑っていた。20分の中休みがあることに驚いており、その時間は私も一緒に喫煙ゾーンにつきあった(*私は禁煙。というか吸わない)彼は禁煙タイムで気持ちを落ち着かせたようで後半は特に楽しんでいたようだ。なぜ、落ち着かなかったかというと、空腹でシ〜ンとしている時にお腹が鳴らないように気を使っていたのだった。これは私も同じ(笑)休憩含め2時間半くらいで芝居は終わった。プロゆえ、まったりとした役者紹介などはないけど、アンコールの拍手が鳴ると舞台に照明が付き、猫達が集まってきた姿がなんだかよかった(4〜5回くらい彼等は舞台に戻ってきた!)

これをきっかけに、これからもタイミングをみつけて夫婦で芝居見物(←こう書くとなんか歌舞伎とかっぽいが)に行きたいなと思った。たまには壮大なスケールでわざとらしく現実逃避するのもいいものだ。


KAZU |MAIL