ふつうっぽい日記
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2002年07月03日(水) |
久々に浄水器系の電話が |
今日の夕方、久々に浄水器系の電話があった。「結構ですので〜」と言っても相手は引かず、「無料キャンペーン」を表に出して訴えていた。
「無料」の言葉にはたしかに弱い時期があった。無料なんだから、お試しなんだからちゃんと断ればお試し期間はラッキーなんだしと。しかし…現実、そうとうに気合いを入れてサバサバと応対せねば大変なことになる。断ったとしてもなにか自分が悪いことをしたんじゃないか?とか愉快ではない、なにか妙なけだるさといったものが残るのだ。
今日の電話は無理強いするわけではなく、後々電話でコンタクトをとったり、訪問してきたりすることもなく、“簡単に取り外しができるモノ”なので客の方で処分してくれて構わないという。そのあたりは引き際はよさそうとは思うのだけど、設置の時の立ち会いが私のシュミレーションではだるいのであった。これは今までの私の体験(青かったもので…)がそう思いこませるのだ。
「無料」という言葉にあまり警戒心を抱かなかった頃、設置係の方を1時間以上滞在させてしまったのは私の弱さなのだが、どさくさにまぎれて設置係は私の手を握り(最悪;軽めだが)ニタニタしてちゃっかり人の家のタオルで手を拭いて去って行った…ということがあったのだ。さらに、設置係は胃を悪くしてある方らしく少し口臭が気になったし。また、ある設置係はお決まりの「水の実験」をやり、資料を見せ、環境悪化について延々と語り「奥さん、水もろてええですか」としっかり水を飲んで帰ったし。無料設置期間が終わって、器具を撤収に来た時は別の少し怖い系(でも、自分で「自分コワイ人ちゃいますよ。そう言われるんですが」とツッコミをしていたので“素”は凡人なのだろう)のお兄さんがきて、悲しそうな表情で去って行った。(←同情はするが、その理由でモノは買わないように自分に言い聞かせた)
どれもサバサバと対応してればラッキーなひとときなのだろうけど、“主婦らしからぬ”私にとっては、やはりそれがいかにこれからブームとか口コミで広がっていくモノであっても説明されればされるだけ警戒心は大きくなる。
今日の電話の人は「私も同じ主婦なので」と言っていた。でも、私はあなたじゃない。“普通こうしますよ”と言われて「では、私も」と簡単になびかないように自分で自分をコントロールできるように頑張ってる。見えない相手に、そう簡単に住所を教えたりしていた「無料」の言葉に負けていた自分を思い出すとすごく怖い。相手もおバカではないので「突然のお電話で警戒されるのごもっとも」→「急に訪問したりせず、事前に連絡さしあげてから伺うシステムです」→「白状します。実は電話番号を順番にかけているんですよ。」→「○○市を明日までキャンペーンしてまして、今日の分はもう埋まってしまったので明日の午前からの配付なんですよ」→「えっと〜○○市のどちらになります?何丁目?」との誘導でつい「3丁目」と言ってしまった( ̄○ ̄;)!しかし、その瞬間。コラ!と自分の中の何かが警戒し「やっぱり、結構ですわ〜すみませんね。他の方に回してやってください」なんて切り返した。私にしては、上等な対応だった。電話の人は何か、まだ、ブツブツと言っていたようだけど、自分の中では“完”の札が出ていたので(笑)ゆっくりと受話器を下ろしたのだった。
電話の人もお仕事でやっているだろう。頑張れ!でも、私は私のやり方で便利なモノとか気になるモノは入手していく。
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