ふつうっぽい日記
もくじ過去未来


2002年07月09日(火) 今日はちょっぴりオセンチ

夕食と明日の弁当などの準備を8割くらい済ませて今、PCに向かっている。何気に過去の日記を手にしてしまった。高校1年の7月6日〜7月22日までの日記だ。毎日なんて書いてない。その日記は親友Rとの交換日記(1冊単位)でもあり、客観的に表現しようと努力はしたいたのだろうけど、今見るとめちゃめちゃ字は雑だし、日によって文字のスタイルは違っていた。交換日記とは言っていたけどお互いが書いたことに関するツッコミをしている訳でなく、ただ、自分ではない誰かに自分の気持ちを知っていてほしい、自分の気持ちを整理したいという目的で綴っていたように思う。自分が書いた「ノート」は結婚した時に自分の手元に渡るシステムで、Rは結婚が私よりも3年くらい(たしか…)早かった。まだ教師魂が少し残っていたので渡すノートの最後に(20冊くらいはあっただろうか)絵日記を見た先生のように赤いペンでメッセージを書いた。私のノートはRは子育て真っ最中だったし、引越しを伴う結婚だったのでバタバタして引き取りに行った気がする。
そんなノート達の中の言葉は、多感な少女時代を小さいながら生きていることを実感しながら何かと闘っている様子を浮き彫りにしていた。

「○○君には彼女がいる」とか「○ちゃんも暗くなって落ち込んでいた」とか「国語の先生に質問しに行ったら髪の毛に白髪がたくさん」とか「今、委員会改選中」とか「○○委員に立候補したけど、男子の立候補はなかった」とか「なんか気がかり。なんだろ。胸騒ぎ〜」とか。

時間よ、戻れ!なんて思わない。でも、これから先も、何かに敏感でいたいし、いろいろと迷いたいし、悩みたいと思った。今日はちょっぴりオセンチだ。


KAZU |MAIL