ふつうっぽい日記
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2003年06月24日(火) カムバック理数系脳みそ!

「クラスに何人か、文集作成とかに燃える人っておるやん」
「…いますよね(私やんか)」

私は、文集を作ったり、旅行誌を作ったりするのが好きなタイプだ。
上の会話は二十代、勤めている時に先輩と私の台詞である。
悪気もなく、スッと私にこの話題を振りかけるということは、私はそのようなタイプには見えなかったということだろう。
別の内容の会話でも「よくこういう時に○○する人っておるっちゃんね〜」とか言われる時、今にも私は○○しようとしていたりして、ぎりぎりセーフ(^^;)ということが何度かある。 

“ふつう”好き好んでやるもんじゃないだろう…ってことに、生き甲斐を感じていたりするのだ。そのくせ、違う角度から、ツッコミを入れられると場合によっては容易くひるんでしまう。最近は「こういうのって苦じゃなかったりするんだ」と主張をしているけど、言えなかった、あっさり引き下がったという時もあった。とても、大切なことなのに。

たま〜に、思い出し、「もし、あの時、ああしていたら」「信念を曲げずに、突き進んでいたら」と夢見ることがある。

私は小学校の時から“単純に”先生という仕事に憧れていた。いや、単純なんて言えないか。「黒板に字を書くのが好きだから」(←板書の字は下手くそだけど)「学級通信を書きたいから」「先生の机の近くの棚にはいろんな色の画用紙が入っているから」「惜しみなく色紙が使えそうだから」「オルガン(ピアノ)を弾くのが好きだから」「テストの採点がしたいから」「全校集会でグランドピアノで校歌を伴奏してみたいから」「実験が好きだから」「生徒(児童)に配布物を配る先生の姿がカッコよかったから」「家庭訪問をしてみたいから」「体育の時に笛を吹く姿がなんかカッコよさそうだから」…いっちょまえの理由とは言い難いが、母親が教師になりたかったと告白してきてから、強引でもそれに近付きたいと思う様になったようだった。問題は、何の先生になるかというところだ。小学校の時点では中学校や高校のことなんて分からないので先生といえば、幼稚園か小学校だ。幼稚園に関しては、いい想い出がほとんどないという意識があったので「保母さんになりたい」とかいう友達の気持ちはあまり分からなかった。もしかしたら、保育園だったら保母さんになりたいとか思ったのかもしれないけど。

中学校に入っても「先生」への職業への憧れは残っていた。でも、中学校の先生のように専門科目を極めたスタイルも、気になっていた。
それは、勉強すること自体が面白くなって、とくに、理科系の科目の成績が上がり、問題を解けた感動も大きかったが、その過程(数学であれば、数直線やグラフを書いて数値を代入したら答が導き出されること。理科であれば、実験をしていろんな発見をすること、考察すること。)が好きだった。苦痛ではなかった。とくに、理科に関しては女性の先生で、真っ赤なスポーツカーに乗りながらも授業は真っ白の白衣で登場するというギャップが素敵だった。

でも、進路相談で、「将来の職業」「進むべき学校を決める」という時、「小学校の先生になるならKAZUは文系だな」と中学3年の時の担任に言われたのだった。「文系、理系」というのも、実はよく分かっていなかったりした。(その時は)また、周りの人間よりも自分は具体的に指示を受けたという満足感というか特別感みたいなのが私の中に心地よく残ったようだった。
そのようにして、小学校の先生になるためには文系に行かねばならぬという条件が、義務が、その時、悲しくも容易く私の中に浸透してしまったのだった。さらに、「文系に進むには、国語や社会をもっと頑張らないといけないぞ」と指摘を受け、大好きな理系タイムは掘り下げられることなく、苦手文系教科の克服に時間を費やしたのだった。

そして、普通科の高校で、文系に進み、大学を選ぶという時になって…
小学校の教員免許も取得でき、かつ、専門教科(数学、理科etc)の中学教員免許も取得できる学科コースがあることを知ったのだった…
このことを中学の時に知っていたら…
高校は理数科とはいかなくても、理系コースに進んでいただろうし、理系の大学(教育学部でも専攻は化学とか数学とか)に挑んでいただろうに。


まあ、私にも安易なところがあった。「中学校とか高校の先生だったら校内暴力にあって殴られたり蹴られたりするかもしれないよ!」と、母親に言われて「だったら、やっぱり、小学校かな」って。

実際には、浪人も留年もせず、卒業と同時に小学校の教員免許と幼稚園免許(5000円で幼稚園課程の講義が受けられるとかそんな理由で…結果、形になったけど)を手にしたが、二回の採用試験不合格であっさりと“企業”で働くことを選んだ。


かなり、衰えてきた理数系の知識。今は、とっても恋しい。
カムバック理数系脳みそ!

これも、私の生き様の1ページだ。


KAZU |MAIL