ふつうっぽい日記
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2004年06月14日(月) 週末日記(その1)

先週、金曜から今週月曜まで福岡に帰省した。
単身帰省である。

いくつか、目的があり、重なったというかスケジュールを重ねたのだ。
月1回とか定期的に帰るのはできないので、とくに、単身帰省とする時はなるべくスケジュールを詰めるようにしている。

11日(金)
午前10時40分伊丹発の飛行機。
久々の飛行機での帰省だ。
自動チェックインシステムの座席指定をする時に考え過ぎて(いや、根拠のない自信に突き動かされて?)、中央列の中央というかなり潔い席を取ってしまった。にもかかわらず、乗り込む時には「中央列」としか頭に残っておらず、平気で「中央列」の「通路側」に当たり前の様に着席した私だった。
「あのう…」と半券を見せてたたずむ男性会社員に声をかけられるまで私はその椅子に座り続けたのだった(泣)
でも、私にしては珍しく「んなっ。あーごめんなさいねー」と言って、席をずれた(ちゃんと「中央列」の「中央」に着席。右に男性会社員、左に男性会社員:ちょっと年齢高め。両手に何?花じゃない。)
台風の影響も少しあって、上空では多少揺れた。よって、ドリンクサービスは変更され、キャンディが配られた。

ほぼ定刻に、福岡空港に到着。
出発地の大阪は、雨が降っていたが、福岡は雨の後もなく、夏日に近かった。預けた荷物を受け取り、地下鉄乗り場へ急いだ。
福岡空港駅から博多駅まで行き、“いつものラーメン屋”に向かった。少し、土地勘が狂っていて、逆走してしまい、案内図を見て、正しい方向をつかんだ。“いつものラーメン屋”は、少し並んでいた。旅行バッグを店内のロッカーに預け、順番を待った。
1人なので、気楽だった。
予定通り、替え玉(半分の量:半替)をして、にんにくも少し入れて、秘伝のたれも基本量、ねぎは白ねぎ、チャーシュー入り、麺は「かためん」。
隣の席とは仕切りがあるし、接客する店員とも長いのれんがあるので目を合わさずに麺を食べるのに集中できるあのシステムの店だ。
ほのかににんにくの匂いを降りまきながら、化粧室でうがいをして、軽く化粧直し。
JRで実家のある町まで20分弱。
平日ということもあり、家の人間は迎えに来れず、暑い中、雨傘と帽子をかぶり、家まで20分弱歩いた。
実家で、荷物の整理をして、ふたたび福岡市内に向かった。

博多駅からバスで1時間、牧場も近いらしいというある場所。
博多ー天神ー六本松(九大キャンパスがある学生の多い町)を抜けて、静かな住宅街を目指す。彼女とはメールで連絡を取り合った。
彼女とは、かつて同じ職場だった。
携帯メールにバス停からの行き方が書かれてあり、文末に「遠いけど覚悟してきてね)とあり、バス停からどれくらい歩かされるのか、かなり想像した(笑)覚悟する遠さというのは、博多からの所要時間だったようだ。
関西で移動に1時間というのは、そんなに苦ではないと私は思っているので、その感覚だと、「楽勝」の域だと思うのだ。バス停からは、ほんの5分くらいだった。それに、道も単純。
「居酒屋を左に曲がって突き当たりの茶色のマンション」
迷うどころではなかった(笑)
彼女には2歳くらいの男の子がいて、昼寝をしている時間なので、ピンポンは鳴らさず電話をするように言われていた。
電話をしたら、10秒くらいでマンションのメイン玄関に現れた。
賃貸の3階建てだが、セキュリティはしっかりしていた。

部屋に案内されて、「ここにチビがいるの」とその部屋を覗くと、動いていた(笑)お目覚めだった様子。
軽くお茶を飲み、せっかくだからということで美顔用カルテを記入していただいた。私が美顔活動(ビューティーアドバイザー)をしているということは、あらかじめ伝えていて、ちょっとした資料も送っておいた。
3年くらい前の私とちょっと似た“眉のコンプレックス”を持っていたのだった。
化粧品を買っている店や美容院でサービス眉カットをしてもらうが、なんかスゴイことになり、苦笑いしながら帰宅というあの納得のいかない自分の眉のカタチ。もう、いいや!と彼女は1年くらい眉は野放しにしていると言った。アドバイザー経験もまだ2年くらいの、それも4年ぶりに会う私に眉を差し出してくれたが、きっと、不安でいっぱいだっただろうな、と思った。
残念ながら(幸い?)、私はシャキーン☆と眉をカットするような勢いがあるタイプの美容部員ではない。
警戒心も、たっぷりある。(もう少し自信持とう!:自分への励まし)
今回はそのあたりが彼女の緊張を解いたようだ。
繋がっていた部分と、不要な箇所と、少し長さが目立った部分をカットしただけ。自分で眉のお手入れはしてほしいと考える私は簡単に「これからの眉の対処」みたいなのを告げた。
何度も何度も、彼女は鏡を見ていた。
軽く、化粧直しまでして、お茶タイム第二弾。
あっという間に時計は午後6時を回っていた。
チビちゃんのドアップとマンションの写真を撮り、バス停へ向かった。

次は午後7時半からの実家家族との食事会である。
博多駅近くの中華料理店を妹が予約していてくれた。
妹と博多駅筑紫口で落ち合い、母を待つか店に向かうか3分くらい考え、店に向かうことにした。予約していた席は個室で、10分くらいして母が汗をかきかき、描いた眉をにじませながら登場。
父はパーティのはしごをしてくるとかで、1時間くらいしてから登場した。
実家一族はほどよく飲むほうであり、今回は焼酎の五合瓶を思いきってオーダー。残ったら持ち帰りができるとあったし。
まぁ、結局、父も飲んだので、五合瓶はいい感じに空いた。
帰宅してから、父と妹はダウンした。
私と母はヘロヘロしていたが、なんかいろいろとしゃべった。

翌日、土曜日。
昼までゆっくりと過ごした。
やった事といえば、処分物の選り分け。
何十年前のだ?というホコリにまみれたぬいぐるみを一掃した。(袋詰め)
いろいろ、思い出もある品もあったが、きりがないのでどかーんと処分するっていうのは必要な作業だ。まだまだ、処分できそうなモノはある。
少しずつ、どかーんと作業をしていきたいと思った。
土曜日はミニ同窓会が夕方6時から実施され、その後、仲良し4人組で二次会。4人は福岡県あちこちに散らばって住んでいるため、腰を据えて過ごすためには宿泊付きが有意義なのだ。今回も、博多駅前のシティホテル(父の紹介)を予約しておいた。
二次会を共にする仲間4人中2人は土曜日も勤務なのでチェックインは、一次会が終わってからとなる。
私と北九州方面に住むMは、先発隊ということで、4時半くらいにチェックインをして、二次会の買い出し。二次会はシティホテルの部屋(和室)で実施した。

ミニ同窓会は、20人くらいの規模で、とくに自己紹介タイムがある訳でなく、会費を払い、運ばれてきた料理を食べ、飲みたい飲み物(飲み放題枠の)を注文し、仲の良かったメンバーでしゃべって終了した。
卒業して、9年だけど、そんなに大きな違いはなく、グループ重視の会話を楽しんだ。独身?既婚?では、子どもは?というのは、やはり基本らしかったが、適当にかわしておいた。「ウチ、旦那がオッサンやからー」とか言うと、「○○ちゃんのところは、38歳だってよー。オッサンなんて…」と、
“そんなこと言わなくていいのに”的なストレートな視線が来たが、笑ってごまかしておいた。仲良し4人以外のミニ同窓会のメンバーとは、おそらく、5年、10年スタンスくらいの面会になるだろうから、私は結構気楽に会話を楽しんだ。何人かは、「KAZUさんは、大阪に嫁いで、なんかキャラ変わったよね…」と思ったかもしれない。無責任かもしれないが、受け売り台詞かもしれないが、「知るか!」と思った。多分、それは、「結婚して5年なのに子どもいないのぉ?」という質問をされることへの守りのようなもんだと思う。ま、そういう微妙な時期っていうのは、同窓会系、クラス会系にはつきものらしいし。

さて、二次会。
私以外の3人は、部屋着に着替え始めた。私は部屋備え付けの浴衣でいいと思っていたので、先にシャワーを浴びさせてもらい浴衣に着替えた。
テレビではお笑い系の番組があっていて、芸能人の話など女性っぽい話題で盛り上がり、11時過ぎ、CMのない番組で放映される「○のソナタ」にチャンネルは変えられた。私は「○ソナ(略名)」は、初めて見た。
韓国ドラマだというそれは、吹き替え版であり、「ね?笑えるところもあるやろ?」と結構見ているという私を除く3名は私の反応を観察していたようだった。この3名とは演劇サークルも一緒だったので「これはわざとらしい演技だよね〜」なんて声もあった。
その番組が終わってから、エンドレスなおしゃべりタイム。
8月にも、このメンバーに東京の人間を加え、宿泊付き観劇(宝塚)企画を予定しているのだが、その時に向けての結束会をしようと思っていたが、いやはや女である。それも、独身。
いつしか雑談のテーマは出会い、恋愛、結婚への道のように変わっていった。

「KAZUが結婚して5年か…」「わーーー。5年の間、何してきたんだろう?」「親から勧められる見合いって嫌だわ。ちゃんと恋愛をしたい」「そもそも、好きってどういうこと?」「本当に好きな人には、そのままでいてほしいって思うから、近付いてきてほしくないって思うのよね」「出会いっていうけど、そこらへんに歩いている人に声かけるわけにはいかないしねぇ…」「友達の友達っていうのもあるけど」「職場での出会いは考えられないわ」

何度も、このメンバーとはいろいろしゃべる機会はこれまでにあった。
しかし、どこまで踏み込んで自分のことをしゃべるか?というのは、考えながら気を使いながらなところが私にはあった。
唯一、このメンバーでは、既婚者なので、語る場面は多かったが、それでも、「ここまでしゃべると、引いてしまうだろうなー」というラインがあった。しかし、今回、私は酒の力も、三十路であることの力(?)も借りて、ちょっと濃厚な敏感な話もした。
「KAZUが結婚するっていうのも、驚きだったんだよ」と誰かがいい、残りの2人も頷きあっていた。

私の中では流れがあり、“普通”であり、周りにもそのように映っていると思っていた。その流れも、伝わっているだろう、と。
私が頑張って恋愛を進めていったことを語れたことで、3名との友情がまた一歩深まったようにも思えた。
十代、二十代とは違い、三十路の恋愛となると、やはり、結婚がどうしても延長にあり、考え過ぎるあまり、石橋を叩き壊してしまってしまうというのも分かる(本当には分からないが)
それぞれがどんな恋愛のカタチを刻んでいくかは分からないけど、友人としては見守っていきたいと思った。


KAZU |MAIL