ふつうっぽい日記
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今日は、英会話のレッスンの日だった。 オーストラリア出身の女性講師は、来週の月曜には故郷へ帰っている。 諸事情があり、どうしても、帰国せねばならなくなったのだ。 専属講師という訳ではなくて、講師のほとんどがアルバイトのような感じであり、1年続くのも珍しいと言う中、14ヶ月、つまり、1年と3ヶ月この講師の元でレッスンを受けた。 なので、結構、別れは、辛かった。
事務係の女性(「おばあ」と私は呼んでいる)によると、レッスンが始まるギリギリまで彼女(講師)は、泣いたり、感情的になったり、大変だったらしい。いろんなものがこみ上げたのだろう。
先週、英会話のレッスンパートナーさんが、美顔のお客さんでいらした時に、「私はクレアさん(先生)に、自分で染めたショールを渡そうと思ってるの」と聞いていた。 私も何か、贈り物がしたいと考えていて、土曜日にあるものを買った。 それは、作業が伴う。 その作業を昨日の深夜と、今日の午前中を使って終わらせた。
レッスン1時間の内、45分がテキストや世間話であり、15分が「おばあ」が用意してくれたお茶と和菓子でティータイムを楽しんだ。 最後の貴重な。
私にできることは?と考え、デジカメを持って行った。 最後のレッスンの時に写真を撮ろうというのは、先週、レッスンパートナーとも言っていたのだ。 「おばあ」も一緒に映るとなると、三脚がいるな、とか、タイマーはどうやって使うんだろう?とか、綿密に撮影の練習をしていった。 しかし、実際は、「おばあ」は写真には映らす、カメラマンになってくれた。三脚は、カバンの中で出番を待っていたが、話題になることもなく、そのまま持ち帰ることになった。(許して、三脚) ティータイムの時に、プレゼント贈呈の儀があり、先ず、レッスンパートナーが例のモノを渡した。和紙で、可愛らしくラッピングされていた。 プレゼントを贈られた彼女は、嬉しそうに、開封し、それを身にまとっていた。私も、話題には出ていたが、染め物というのがどんなものか、分かっていなくて、素晴らしい仕上がりで、思わずその姿を写真におさめた。
さて、私の番。 ラッピングは、透明の袋に入れただけであり、丸見え。 2005年のカレンダーをあげたのだ。 それも、自作の。 自作といっても、カレンダー作成キットを利用したので、オリジナルといえば、写真とレイアウトくらいだけど。 「Oho!!〜」と彼女が驚きの声をあげている時に、「このカレンダーで使われている写真は、私が撮ったんだよ」というのを伝えた。 まぁ、表紙に私のすました顔が載っているし、既製品にしては、ちょっと不器用な印刷で、彼女にはもしかしたらそれが何だかすぐには分かってなかったのかもしれない。やはり、嬉しそうに開封して、カレンダーに目を通す。 レッスンパートナーさんも、「わー」とか言いながら見ていた。 カレンダーに使った写真は、今までに撮った中からの選択であり、そのために撮影した訳ではなかったので申し訳なかったが、それでも、4月には京都の桜や、5月には奈良の心地よい空と法隆寺周辺の景色、8月には伊勢・志摩の夫婦岩など、日本らしい風景に感動してくれた。また、「ココ、2日前に行った!」などとも言ってくれた。(もちろん英語で)
メールアドレスも交換したので、今後の交流も楽しみでもある。 オーストラリア(ケアンズ)に行く時は、連絡してとのことで、レッスンパートナーと私は目を輝かさずにはおれなかった。 本当に、会えるんだ!と思ったからだ。 前任も、同じようにアドレスを教えてくれた。 同じように、オーストラリア(シドニー)に行く時は…と、言ってくれた。でも、悪いが、前任よりも、おそらく、関わった月日の長さかもしれないけど、今回の講師の方が、情が深い。 半年くらいは、バタバタして、ケアンズにはいないと言っていた。 来年、再来年の内に、行くのが夢かな。
幸い、後任の講師は、ちゃんと聞いてくれる、やさしい女性だということだ。そして、オーストラリア出身。
*-* 出会いがあれば別れがある。 自分にとって、よい出会いかどうかは、別れの時に分かるんだね。。。
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